イーダイブ スペシャルトリップ報告☆

ediveオペレートのインドネシア・コモドクルーズ、インド領アンダマン諸島クルーズのSPクルーズ報告!

2015.1.18-26 第7回ラジャアンパットクルーズ報告!

2015-01-28 | 2015/1 ラジャアンパットクルーズ
1月17日から26日ラジャアンパットクルーズ報告!

いよいよ始まりました!2015年第1回目のediveラジャアンパットクルーズです!
1月17日から2日がかり、長い移動の後、18日ソロン空港に到着です!青い空広がる田舎空港。ガイドのワヤンが出迎え、そして、乗船!ゲストは、edive率いる日本人10名(女性4名+男性6名)+大学の研究者さんとコンピューターエンジニアの香港人2名、年齢不詳(?)のオランダ人男性2名、アメリカ人3名(陽気なハワイ人カップルとニューヨークの女性ライター)の国際色豊かな合計18名。edive引率スタッフはHigashi & Akiのゴールデンコンビ(?)、ボートリーダーはイケメン(?)スペイン人の若いアルベルト、ガイド陣は、情熱スペイン女性モンセ、そして、インドネシア人のケトゥ、ワヤン、アドナン、そして、ビデオカメラマンのアイダホ出身アレックス。ボートブリーフィングの後、南部ミソールへ向けて出発!

1月19日。ミソール地区へ到着!天候もよく、海況もべた凪!恵まれました!ブリーフィングの後、早速ダイビングです!

1本目は、ホワイトロック。透明度は17~8m程度。流れは少し。ウォールには色鮮やかな何色ものウミウチワが多数群生、珊瑚の中にタカサゴの大きな群れが突入!1mの大型ナポレオン、ブラックチップ!ウチワの中を覗いてみると、可愛いデニスピグミーシーホース、バギバンディピグミーシーホースなどピグミーシーホースが多数!テイルスポットブレニーなどラジャアンパットの固有種も生息。後半、浅場に入ると、光が入り、ソフトコーラルの群生も映えます!最後には水面の光に向かって泳ぐカメも出現!



1本目終了後はマーメードの陽気なボートクルーの紹介です。


2本目は、ヌディロック。エントリーしてすぐに潮上に出ると、クマザサハナムロ、ウメイロモドキの群れに、ピンジャロスナッパーの群れ、ブラックフィンバラクーダーの群れ、ブラックチップシャークが出現!その後、ウォール沿いに回り込むと、ウミウチワの見事な群生!デニスピグミーシーホース、そして、サンタクロースピグミーシーホースも登場。浅場にはハードコーラルとソフトコーラルのコンビネーション!ケラマハナダイが乱舞!イナズマヤッコ、スパインチークアネモネフィッシュなども生息しています。




3本目は、ジャムールブー。エントリー時に、2箇所のスイムスルー(通り抜け口)。光が差し込み神秘的です。その後、ウミウチワ、ヤギなど様々なソフトコーラルが群生する中を泳ぐと、ウミウチワにはデニスピグミーシーホース、サンタクロースピグミーシーホース。浅場には素晴らしいソフトコーラルが群生。その上を青く光るゴールドベリーダムゼルが乱舞!壁にはビッシリと色鮮やかなカイメン類。カンムリブダイ、ナポレオンの他、カイワリの群れ、ツバメウオの群れも通過!



4本目は、ナイトダイビング。ポイント名はロメオ。同じく壮麗なソフトコーラルが群生するポイント。ウミウチワ、ヤギなどがずらりと並ぶ、壁沿いを流しながら、生物探索。早速サンタクロースピグミーシーホースを発見!しばらく流していくと、珊瑚の下にラジャアンパットの固有種、エポレットウォーキングシャークを発見!その後ソフトコーラルが群生する浅場へ。そして、また珊瑚の下にまたまたエポレットウォーキングシャークを発見!そして、しばらく浅場で探索していると、今度は2m近い大きさのウォビゴンを発見!じっくりと観察。少し移動すると、またまたエポレットウォーキングシャークを発見!


1月20日。2日目。早朝船を少し移動して、1本目は、カラン・バヤンガン。流れが速く、潮上からエントリー。カレントフックをかけて群れ&大物待ち。早速夥しい数のグルクン、イエローダッシュフュージラーの群れがお出迎え!大型ロウニンアジも多数登場!さらに潮上を見ると、バラクーダーの群れ、ロウニンアジ、カスミアジ、ナポレオン、そして、グレイリーフシャークも登場!魚の群れがダイバーを取り囲み、ロウニンアジ、バラクーダーが捕食攻撃をかける。大型のナポレオンも登場。後半はソフトコーラル畑の上を、ハナダイ、スズメダイが舞う場所へ。穴の中を覗くと、ウォビゴンシャークを発見!エキサイティングなダイビング!



2本目は、アンディアモ。小さな島が2つあり、その周りと、島と島の間のリーフにソフトコーラルが群生。潮上からエントリー。早速ピックハンドルバラクーダーの群れが登場!根に群生するウチワにピグミーシーホース。クダゴンベ。キンセンフエダイの群れ!後半はソフトコーラルがビッシリと付いたハングオーバーをじっくり観察。



3本目はツートゥリーアイランド。潮上でエントリー。夥しい数の群れ、ウメイロモドキ、クマザサハナムロ、スマカツオ、バラクーダー、砂地にはヤマブキハゼ。オドリハゼも発見!浅瀬にスパインチークアネモネフィッシュ。水面近くにはツバメウオの群れ!最後安全停止に入る前に、モブラが2匹颯爽と登場!




3本目終了後は、近くのラグーンをディンギーボートに乗って観光。島が複雑に入り込む中に入ると、そこは秘境。静けさの中、鳥の鳴き声が聞こえてきます。時々飛び交う水鳥。水路を巡るジャングルクルーズ!



4本目は、ワグマグビーチにてサンセットダイビング。ウォール沿いを覆い尽くすウミウチワなどソフトコーラル!ウミシダに擬態するニシキフウライウオを発見!大型のアオウミガメも登場。ナポレオン、イナズマヤッコ、ロクセンヤッコなどなど。浅場に移動すると見事なハードコーラルが群生。そして、大型カンムリブダイの群れが出現!総勢20匹以上!珊瑚の上にはキュウセンの仲間、オールドグローリー、ラジャアンパットの固有種、ツーストライプドワーフゴビー、ネオンゴビー後半日が暮れて、ソフトコーラルの上にイソコンペイトウガニ、浅場にエポレットウォーキングシャークも発見。



夜10時間の移動の後、ペネムエイリアに到着。

1月21日。1本目は、メリッサーズガーデン。水面に2つの島が聳える海面下は、見事なサンゴ礁。エントリーしてまずは潮上で群れ狙い。次から次へ湧き出してくるクマザサハナムロの群れ!リーフに入ると最初はソフトコーラルの群生地。それから反対側に回り込むと、見事なハードコーラルの群生地が続く。大型のテーブルサンゴ、コモンシコロサンゴなどなど。リーフの上は留まることなく続くクマザサハナムロの群れ!その中を大型イソマグロが捕食攻撃!そして、2mもの大型のブラックチップシャークも登場!珊瑚の下には、ゴールドスペックジョーフィッシュ、ハナヒゲウツボの成魚。そして、ウォビゴン!その後エダサンゴ、リュウキュウキッカサンゴなどが延々と続く美しい珊瑚畑の上を遊泳!


2本目、マイリーフ。島の沖合にある隠れ根となっているリーフ。潮上でエントリー。凄まじい数のフュージラーが押し寄せる。リーフの中にはピンジャロスナッパー、イエローリボンスウィートリップスの群れ。サンゴ礁が延々と続くリーフをドリフトすると、所狭しと、湧き出てくるクマザサハナムロ、ウメイロモドキの群れ!捕食に訪れる大型イソマグロ、カスミアジ!珊瑚の下を覗いてみると、スプレンディッドドティーバック、バスズブレニー、ウォビゴンを発見。中層にはブラックフィンバラクーダー、ピックハンドルバラクーダーなどなど。


3本目は、バトゥ、ルフス。流れの中、潮上からエントリー。珊瑚の下に早速タイマイを発見!クマザサハナムロの群れ、そして、リーフ沿いにドリフトしていくと、延々と続く見事なエダサンゴ、リュウキュウキッカサンゴ畑!珊瑚の上にはメラニアンアンティアス、パープルビューティー、ホソフエダイの群れなどなど。珊瑚の間のスロープには、全く逃げないゴールドスペックジョーフィッシュ。ブラックコーラルの中に、マダラタルミの幼魚、サラサハタの幼魚。ミズガメカイメンには、ピンクスクワットロブスター。マッシュルームコーラルの中に、マッシュルームコーラルパイプフィッシュ、バブルコーラルシュリンプ。ユキンコボウシガニも発見。マクロも充実ポイント!スイムスルー、オーバーハングになっている場所にはソフトコーラルが生い茂り、真っ赤になったキンギョハナダイの群れ!ウエスタンバーヘッドダムゼルの成魚と幼魚。




3本目終了後、スナックタイムの後、またこの地区でラグーンのある場所へ上陸。380段の階段を上るとラグーンが見渡せるビューポイントへ到着。素晴らしい景色が見渡せる。その後、ラグーンの幾つもの水路をディンギーボートで巡るジャングルボートトリップを催行。




4本目は、ナイトダイビング。ポイント名はギャラクシー。ウォール沿いにゆっくりとダイビング。ソフトコーラルには珍しい甲殻類。ボブテールスクウィッドも発見!アカモンガニ。ブラックコーラルにニシキフウライウオ3匹を発見!小さなシロガヤについた、小さなポントヒピグミーシーホースを発見!その他、モクズショイ、サンゴモエビなど様々な甲殻類も。


早朝4時に移動、更に北部のケウィエリアに到着。

1月22日。1本目はブラックロック。
沖合にある珊瑚礁の根。潮上からエントリー。ドリフトしていく途中、珊瑚の下などに生息する、ウォビゴン、モンハナシャコ、イエローリボンスウィートリップスの幼魚、ハナヒゲウツボの幼魚などを観察。しばらくすると、見事なウミウチワが群生する場所へ。ウミウチワ畑をしばらく流していくと、イエローリボンスイートリップスの群れ、ヒメフエダイの群れ、クマザサハナムロの群れなどなど。後半はソフトコーラルがビッシリと生い茂る根の周りへ。流れの上に押し寄せてくる夥しい数のハギの群れ、クマザサハナムロの群れ!色鮮やかなソフトコーラルには真っ赤に染まったキンギョハナダイが乱舞!最後にゆっくり泳ぐウォビゴンも発見!



2本目は近くのイーグルロック。潮上でエントリー。激流!一旦流れに向うもあまりにも厳しいので、引き返す。大型のカンムリブダイが出現。深場にはイエローリボンスウィートリップス、ピンジャロスナッパーの群れ、中層にはウメイロモドキの群れ。マンタ狙いで待っている間、ブルースポットスティングレイ、ピンクスクワットロブスター、キイロウミウシ、ゴシキエビの幼魚、岩肌には可愛らしいマツバギンポなどを観察。後半は一面ソフトコーラルが見事に生い茂るところにはハナダイが群れ、最後に、ブラックマンタが登場!


3本目は、島沿いのポイント、エディーズブラックフォレスト。エントリーはウォールから。壁沿いにはウミウチワ、ブラックコーラルが群生。ムチカラマツにはビシャモンエビ。ドロップオフにはテイルスポットブレニー。中層にはユメウメイロの群れ。ウォール沿いを流していくと、砂地に入ると、ヤマブキハゼ、ネジリンボウ、メタリックシュリンプゴビー、オニハゼ、オレンジワームゴビー、ネイキッドヘッドシュリンプゴビーなどハゼ類が充実。砂地に散在する根には、ソフトコーラルで覆われ、スカシテンジクダイ、キンメモドキなどの小魚が取り巻き、浅場にはエダサンゴ畑が延々と続き、その上を舞うデバスズメダイ。エダサンゴの中には、マンジュウイシモチ。珊瑚の根元のがれ場にフラッシャーなど。エダサンゴ、テーブルサンゴ、リュウキュウキッカサンゴなど、元気一杯のサンゴ礁が延々と広がり、セジロクマノミ、タイマイ2匹などが生息。中層にはグルクマの大群。


4本目はナイトダイビング。ポイント名はアルボレック。漁村の桟橋近辺でのダイビング。エントリーと同時にエポレットウォーキングシャークを発見。その後コウイカの赤ちゃん、ウミウシ、そして、ポントヒピグミーシーホースを発見!そして、桟橋の近くでもウォーキングシャーク、ソメンヤドカリなども発見。満天の星空のもと終了。


1月23日。1本目。マンタ狙いでマンタサンディー。エントリーして、マンタクリーニングステーションに。しばらくマンタ待ちしていると、大型ブラックマンタが登場!クリーニングステーションをホバーリング。その後しばらくすると別の大型ブラックが登場。しばしランデブー。そして、今度はお腹の白いマンタが登場!マンタ3匹がお互い交差しながら、クリーニング。30分ほどのクリーニングの後、3枚の大型マンタが退場した後、中型のブラックマンタが登場!延々とクリーニング。砂地にはウミテング。クリーニングステーションの近くの根にはポントヒピグミーシーホースが2匹。ソフトコーラルが付いた根にびっしり群れるスカシテンジクダイ、カマスの群れをみて、安全停止。




2本目はラロシ。パプア語でフュージラーという意味らしい。強い流れの中、潮上からエントリー。夥しい数のフュージラー!大型のカマスサワラが捕食に突撃!中層にはカンムリブダイ、そして、大型マンタが出現!ゆっくりドリフトしていくと、珊瑚の下にはウォビゴンシャーク。そして、またまた大きめのウォビゴン!延々と続く見事なハードコーラルの群生。



3本目は、1本目と同じく、マンタ狙いでマンタサンディー。エントリーと同時にブラックマンタが2枚登場!しばらく流れの中でマンタ待ちするもマンタは現れない…。後半ポントヒピグミーシーホースを観察中。モブラの群れが登場!9匹!颯爽とクリーニングステーションを一周!砂地のハゼ類を観察後、後半浅場の美しいハードコーラルの群生地で生物観察。



スナックタイムの後、前日ナイトダイビングをした島、アルボレック島に上陸。小さな素朴な島。無邪気に遊ぶ島の子供たち。ゆっくりとした時間が流れます。


4本目はナイトダイビング。ヤンブバジェティ。
桟橋の手前でエントリー。ハードコーラルが群生している。大きなシャコや、ウミウシ、コモンヤドカリなどを発見。


1月24日。1本目。ケイプクリ。島沿いのポイント。スロープに沿って、ドリフトダイビング。途中、グレイリーフシャーク、ホワイトチップシャーク、カンムリブダイなどが出現。深度36mの場所には、イエローリボンスウィートリップスが100匹近く固まっている場所に遭遇。浅場には様々なハードコーラル畑が群生。セグロチョウチョウウオ、アカネハナゴイなど多種チョウチョウウオ、ハナダイの他、ハナタカサゴ、クマザサハナムロなどの群れ。中層にはギンガメアジ玉や、ピックハンドルバラクーダーの群れ、ツバメウオの群れ、カマスサワラなど。



2本目は、ブルーマジック。まずは潮上でサメや回遊魚の大物待ち。カマスサワラ、大型のナポレオン、カンムリブダイなど。根にはピグミーシーホース。しばらく大物待ちするもサメは出てこない…。深度を上げると、カエルアンコウ2匹を発見!その後、浅場のマンタのクリーニングステーションでマンタ待ち。ミヤケテグリの成魚と幼魚を観察していると、タンクを鳴らす音!かなり大きなサイズのマンタが登場!頭上のすぐ近くでクリーニング。そして、その後すぐにもう一枚の巨大マンタが登場!2匹交差しつつ。クリーニング。その後2匹は中層を何度も行ったり来たり。


3本目のポイントは、サーディーンリーフ。ドリフトダイビングで、大型ロウニンアジ、イソマグロ、大型ナポレオン、グルクンの大群にカマスサワラなどに遭遇!中層にはピックハンドルバラクーダーの群れ。途中ハダカハオコゼも発見。浅場には見事な珊瑚礁!


4本目はミオスコンにてサンセットダイブ。ポントヒピグミーシーホース、ウォビゴン2匹も登場!


1月25日。最終日。1本目。チキンリーフ。激流の中、潮上からエントリー。グルクンの群れが湧き出る中、ロウニンアジが20匹ほど捕食活動!追い打ちをかけるサワラやイソマグロ!ブラックチップシャークも出現!その後珊瑚畑をドリフト。途中アオウミガメ、ナポレオン、ピックハンドルバラクーダーの群れなどが登場。浅場の美しいハードコーラル畑で安全停止をして終了。


そして、最終ダイブは、ブルーマジック。エントリーと同時に、早速大型マンタがクリーニング中!そして、別の個体が出現!何度も根の周りを泳ぎ回る!ダイバーのすぐ上をかすめ、大サービス!今回のクルーズの締めるのにふさわしい、合計4匹のマンタを最初から最後までマンタ三昧のダイビングでした!



最初から最後まで天候、海況に恵まれ、透明度はまずまずでしたが、魚影も濃く、豊かなサンゴ礁、様々な珍しい生物、群れ、大物に恵まれたクルーズでした。めでたく今回のクルーズで800本記念を迎えられた木村さん、佐々木さん、400本記念を迎えられた清沢さん、おめでとうございます、そして、今回ご参加のお客様、皆様お疲れ様&有難うございました!


report by higashi
photo by aki, Alex, higashi