行ってきました!
ラジャアンパットに続いて第2弾!スペシャルクルーズは
マレーシアのボルネオ島の北西300㎞、南シナ海にある絶海の孤島。
ラヤンラヤン環礁
ダイバーの間では昔から有名なラヤンラヤンはモンスーンの影響を
強く受けるため3月頃~8月頃までの期間限定でしか潜ることしか出来ません。
さらにGW期間中は日本人ダイバーが100人近く訪れるため、島内唯一の
宿泊&ダイビング施設は大混雑&かなり前からの予約が必至。
今回そんなラヤンラヤンに7年前からクルーズを実施してる
ダイブマスター号をチャーターして潜ってきました。
日本を出発して(僕はプーケットからでしたけど)クアラルンプールを経由してラブアン島へ。
その日はホテルに泊まって、出港時間(午後3時)まで自由時間。
美味しい中華を食べに行ったり、ショッピングを楽しんだりと皆それぞれの時間を過ごした。
ラブアンは免税特区なので、お酒やタバコがめちゃめちゃ安い!
乗船後ボートブリーフィングをしていざラヤンラヤンへ!(16時間の船旅です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f6/91310d0f66307199fa24fa9c85d993fa.jpg)
ラヤンラヤンは環礁の周りにいくつかポイントがあるけど、そのほとんどが
2000メートルを超えるドロップオフ。
中でもメインとなるポイントは環礁の東側と西側に集中している。
今回のクルーズで一番多く潜った東側のメインポイント【THE POINT】
もちろん狙うはハンマーヘッドシャークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/30/031b9e675928a60a6d6b44a1dbdc40ed.jpg)
リーフ内でエントリー、沖へと泳いでいく。
ドロップオフに沿って深度を下げていく。
さらに沖へと泳いでいくと、目の前に広がるブルーの世界。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b6/300d356a950fa1f7d82564a97a81b331.jpg)
リーフの見えない沖まで泳ぎ、ハンマー待ち。
ゲストは水深20mの位置で待機。
ガイド陣はさらにその下30m付近でハンマーを探す。
ハンマーがいればライトを照らして上にいるゲストに合図を送る。
ラヤンのハンマーはとても敏感でタンクの音やカメラのストロボで
あっという間に深海へと姿を消してしまう。
360度水の空間&水深30mという環境で方向感覚が無くなりそうになる。
神経を集中してハンマーの影を探す。
いた!ガイドの合図に上で待機していたゲストたちが急降下してくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a9/d3738c0fc06fe2c885d3e781731c1e91.jpg)
単体で現れる個体はほとんどが雄らしい。
しかし、その周りには雌の群れがいるはずだ。
ハンマーリバーと呼ばれている、今回のクルーズでのお目当てだ。
突然冷たい水が下の方から流れてきた。
来た!ハンマーだ目の前を3匹のハンマーが悠然と泳いでいく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/42/35b30ae7c4de32cb232177b58292d951.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/85/94a21f4ea02a3a719c575594a2cef743.jpg)
ガイドがさらにその下を指差した。
50匹以上の群れ、ハンマーリバーだ!
日本では夏の神子元や冬の与那国、海外ではガラパゴスやココ島などが
ハンマーリバーに出会える場所として有名だが、いずれも潮流が速く、水温も冷たい。
水温28度、さほど流れもなく、サーパン&ラッシュでハンマーを見れる海は
ここラヤンラヤン以外ではそうはないだろう。
ハンマー以外にも見どころいっぱいのラヤンラヤン。
潮が当たる場所ではウメイロモドキがリーフ内に流れてきて大きな群れをつくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e9/2ab600d064d8dca25b9a4917347a38d5.jpg)
その群れを狙って集まる回遊魚たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9a/40bec4fb55202b004794f2e17416f9fc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/36/f526fae347583ddfe1c5d1f314fb67ff.jpg)
【THE POINT】の北側にある【GORGONIAN 】もハンマー遭遇率の高いポイント。
ドロップオフの棚沿いにはポイント名の由来と思われる大きなウミウチワがびっしり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2a/4605541ee6f0036587abde2d9909bce0.jpg)
潮の当たる棚の深場ではギンガメアジの群れがトルネードになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/43/15e533903c69640b738765e8dde539d5.jpg)
体長2m近いイソマグロが何度も回ってきた。
ギンガメ玉に突っ込むかと期待したが、そのまま泳ぎ去ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/36/bb1b73443a76576208a5c97d270a1863.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d3/5d425d5778308450844d4606e020c255.jpg)
ラヤンに多いカイメンの仲間。
隙間に潜むピンクスクワットロブスターを見つけて喜んでいたのは僕だけだった。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/eb/63302b587a91fe3fbb85e9c7da0ba670.jpg)
環礁の西側にあるメインポイント【Vallay】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/6a/4e2858a175bdd54bdcd96dcfb9324da3.jpg)
ここもハンマー遭遇率の高いポイント。
残念ながら今回のクルーズではこのポイントでハンマーには出遭えなかったけど
マンタやカンムリブダイの群れなどに遭遇!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/61/913b6dd3080bb2e991520b220a9d09c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d5/9b5742ff61aa3e3d54f811e91ee4968e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/7f/0f170c45f7c17ff34dc0b031630da6e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/96/ad003e0f163152175a3aa355247e8ffb.jpg)
他にもバラクーダの群れ、ツムブリの群れ、ギンガメアジの群れ、カスミアジの群れ、スマガツオの群れ
ミカヅキツバメウオの群れ、マダラタルミ&ホホスジタルミの群れ、テングハギモドキの群れなど多様な魚たちが
集まるラヤンラヤン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/41/860730ee640b528cc3d08122bb46c43d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c3/32a051ca02ce0804ed2c5aeebd5f6871.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/36/92bdf9d53d3db91626eb7febaa78a270.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d9/c86581fb60d1c56ce8126f85e5fac171.jpg)
リーフ内では元気なサンゴとそこに集まるカラフルな魚たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cb/40650607a2b42aed564b7fe9af0801c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d6/e92e4643f292a53320dba4a40e959ab1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/3e/a6e07bded4d665ba61d8b89445271b88.jpg)
そして、今回ポイントへの移動中に何度も遊んでくれたイルカたち。
シュノーケリングだけどこんな素敵なシーンにも出会えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5a/abf8fbf413b29c499c1d1d8744887fe6.jpg)
大人気だった船上でのタイ式マッサージと美味しいタイ料理の数々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d3/0ce392fbbc1dd466560019dff2e70888.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/7a/32b91312da782852b6498fd1e83a3b47.jpg)
全員がハンマー、マンタ、イルカに出遭えた楽しいクルーズでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/96/e7c251bd736617d6380a1b68b93f88e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/27/f00e55c3e43debfb5a4ded0edcfe2a1b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/36/17c73c8129d1a1edd0804b7205926d02.jpg)
正直マクロ好きなダイバーにはお勧め出来ないけど・・・
ハンマーリバーを狙って All or Nothing ! なギャンブル的なダイブや
ドロップオフに吸い込まれそうなブルーウォーターダイブは結構楽しいかも(笑)
今回は潮もほとんど流れていなかったので、のんびりダイブだったけど
大潮の時に合わせたらもっとエキサイティングなシーンに出遭えそうな
予感のするラヤンラヤン。
来シーズンも同じ時期に企画しようと検討中なので、興味のある方はぜひお問い合わせくださいね。
ラジャアンパットに続いて第2弾!スペシャルクルーズは
マレーシアのボルネオ島の北西300㎞、南シナ海にある絶海の孤島。
ラヤンラヤン環礁
ダイバーの間では昔から有名なラヤンラヤンはモンスーンの影響を
強く受けるため3月頃~8月頃までの期間限定でしか潜ることしか出来ません。
さらにGW期間中は日本人ダイバーが100人近く訪れるため、島内唯一の
宿泊&ダイビング施設は大混雑&かなり前からの予約が必至。
今回そんなラヤンラヤンに7年前からクルーズを実施してる
ダイブマスター号をチャーターして潜ってきました。
日本を出発して(僕はプーケットからでしたけど)クアラルンプールを経由してラブアン島へ。
その日はホテルに泊まって、出港時間(午後3時)まで自由時間。
美味しい中華を食べに行ったり、ショッピングを楽しんだりと皆それぞれの時間を過ごした。
ラブアンは免税特区なので、お酒やタバコがめちゃめちゃ安い!
乗船後ボートブリーフィングをしていざラヤンラヤンへ!(16時間の船旅です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f6/91310d0f66307199fa24fa9c85d993fa.jpg)
ラヤンラヤンは環礁の周りにいくつかポイントがあるけど、そのほとんどが
2000メートルを超えるドロップオフ。
中でもメインとなるポイントは環礁の東側と西側に集中している。
今回のクルーズで一番多く潜った東側のメインポイント【THE POINT】
もちろん狙うはハンマーヘッドシャークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/30/031b9e675928a60a6d6b44a1dbdc40ed.jpg)
リーフ内でエントリー、沖へと泳いでいく。
ドロップオフに沿って深度を下げていく。
さらに沖へと泳いでいくと、目の前に広がるブルーの世界。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b6/300d356a950fa1f7d82564a97a81b331.jpg)
リーフの見えない沖まで泳ぎ、ハンマー待ち。
ゲストは水深20mの位置で待機。
ガイド陣はさらにその下30m付近でハンマーを探す。
ハンマーがいればライトを照らして上にいるゲストに合図を送る。
ラヤンのハンマーはとても敏感でタンクの音やカメラのストロボで
あっという間に深海へと姿を消してしまう。
360度水の空間&水深30mという環境で方向感覚が無くなりそうになる。
神経を集中してハンマーの影を探す。
いた!ガイドの合図に上で待機していたゲストたちが急降下してくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a9/d3738c0fc06fe2c885d3e781731c1e91.jpg)
単体で現れる個体はほとんどが雄らしい。
しかし、その周りには雌の群れがいるはずだ。
ハンマーリバーと呼ばれている、今回のクルーズでのお目当てだ。
突然冷たい水が下の方から流れてきた。
来た!ハンマーだ目の前を3匹のハンマーが悠然と泳いでいく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/42/35b30ae7c4de32cb232177b58292d951.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/85/94a21f4ea02a3a719c575594a2cef743.jpg)
ガイドがさらにその下を指差した。
50匹以上の群れ、ハンマーリバーだ!
日本では夏の神子元や冬の与那国、海外ではガラパゴスやココ島などが
ハンマーリバーに出会える場所として有名だが、いずれも潮流が速く、水温も冷たい。
水温28度、さほど流れもなく、サーパン&ラッシュでハンマーを見れる海は
ここラヤンラヤン以外ではそうはないだろう。
ハンマー以外にも見どころいっぱいのラヤンラヤン。
潮が当たる場所ではウメイロモドキがリーフ内に流れてきて大きな群れをつくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e9/2ab600d064d8dca25b9a4917347a38d5.jpg)
その群れを狙って集まる回遊魚たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9a/40bec4fb55202b004794f2e17416f9fc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/36/f526fae347583ddfe1c5d1f314fb67ff.jpg)
【THE POINT】の北側にある【GORGONIAN 】もハンマー遭遇率の高いポイント。
ドロップオフの棚沿いにはポイント名の由来と思われる大きなウミウチワがびっしり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2a/4605541ee6f0036587abde2d9909bce0.jpg)
潮の当たる棚の深場ではギンガメアジの群れがトルネードになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/43/15e533903c69640b738765e8dde539d5.jpg)
体長2m近いイソマグロが何度も回ってきた。
ギンガメ玉に突っ込むかと期待したが、そのまま泳ぎ去ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/36/bb1b73443a76576208a5c97d270a1863.jpg)
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ラヤンに多いカイメンの仲間。
隙間に潜むピンクスクワットロブスターを見つけて喜んでいたのは僕だけだった。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/eb/63302b587a91fe3fbb85e9c7da0ba670.jpg)
環礁の西側にあるメインポイント【Vallay】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/6a/4e2858a175bdd54bdcd96dcfb9324da3.jpg)
ここもハンマー遭遇率の高いポイント。
残念ながら今回のクルーズではこのポイントでハンマーには出遭えなかったけど
マンタやカンムリブダイの群れなどに遭遇!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/61/913b6dd3080bb2e991520b220a9d09c7.jpg)
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他にもバラクーダの群れ、ツムブリの群れ、ギンガメアジの群れ、カスミアジの群れ、スマガツオの群れ
ミカヅキツバメウオの群れ、マダラタルミ&ホホスジタルミの群れ、テングハギモドキの群れなど多様な魚たちが
集まるラヤンラヤン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/41/860730ee640b528cc3d08122bb46c43d.jpg)
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リーフ内では元気なサンゴとそこに集まるカラフルな魚たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cb/40650607a2b42aed564b7fe9af0801c0.jpg)
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そして、今回ポイントへの移動中に何度も遊んでくれたイルカたち。
シュノーケリングだけどこんな素敵なシーンにも出会えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5a/abf8fbf413b29c499c1d1d8744887fe6.jpg)
大人気だった船上でのタイ式マッサージと美味しいタイ料理の数々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d3/0ce392fbbc1dd466560019dff2e70888.jpg)
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全員がハンマー、マンタ、イルカに出遭えた楽しいクルーズでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/96/e7c251bd736617d6380a1b68b93f88e8.jpg)
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正直マクロ好きなダイバーにはお勧め出来ないけど・・・
ハンマーリバーを狙って All or Nothing ! なギャンブル的なダイブや
ドロップオフに吸い込まれそうなブルーウォーターダイブは結構楽しいかも(笑)
今回は潮もほとんど流れていなかったので、のんびりダイブだったけど
大潮の時に合わせたらもっとエキサイティングなシーンに出遭えそうな
予感のするラヤンラヤン。
来シーズンも同じ時期に企画しようと検討中なので、興味のある方はぜひお問い合わせくださいね。