南十字星の軌道  “SOUTHERN CROSS ORBIT”

サッカー日本代表と浦和レッズのサポーターで料理する事、映画鑑賞、スポーツする事が好きな45歳の子持ちのオッサンの独り言

京劇を観ました・・・

2005年06月05日 14時44分07秒 | 文化・芸術・美術
 昨日、池袋にある東京芸術劇場中ホールにて、京劇『水滸伝「野猪林」』を観賞してきました。勤務先の社員会の文化イベントとしての観劇でした。芝居を観るのは好きな方で、小劇団の小さな舞台も歌舞伎なんかも好きです。一度宝塚も見てみたいな、と思っているんですがどうも一人で行きづらいんですよね。オペラもみたいんですよ、本場のオペラ座で(オペラ座の怪人は映画でみましたが・・・)。でも着て行く服が無いんですよね。だから行かれないんです。(行く機会は何度かあったんですが・・・?)

 京劇は以前から観たいと思っていたので非常に楽しみにしていたのですが、京劇独特の衣装・メイクまた踊りや殺陣等楽しめましたし、ストーリーも判りやすくとても楽しい舞台でした。
 本場中国の「北京京劇院」という劇団の舞台ですから当然台詞は中国語(多分北京語でしょう)ですが、舞台の上手と下手に字幕が出る電光掲示板があり翻訳された台詞が表示されるので助かりました。
また、この字幕が比較的短い簡単な言葉で端的に表示されていたので、「字幕を読んでたら芝居が観れなかった」と言うこともなく、とても観易い舞台でした。

 ストーリーは、後々梁山泊に集まる英雄“林沖”が「なぜ梁山泊に行くことになるのか」と言う話であり、水滸伝の逸話の一部分を演じたものでした。
水滸伝と言えば中国文学の中でもかなり読み応えのある長編文学で、日本の「南総里見八犬伝」の元になったとも言われている物で、実は私は学生時代に一度読破しようと挑戦したのですが敗れ去った作品でもあります。
 しかし、今回の観劇をきっかけに再度挑戦してみようか、と決心しました。ダヴィンチコードも読み終わり、なにを読もうかと思っていたところでしたので、いい機会だと思っています。