南十字星の軌道  “SOUTHERN CROSS ORBIT”

サッカー日本代表と浦和レッズのサポーターで料理する事、映画鑑賞、スポーツする事が好きな45歳の子持ちのオッサンの独り言

家族内体育会系

2005年11月08日 22時26分33秒 | 家族の事
 私は中学校でサッカー部に所属しゴールキーパーでレギュラーでした。
高校ではラグビー部でスクラムハーフでレギュラー、副主将でした。
大学では1年生の時、体育会ラグビー部(怪我により退部)その後4年間(?)体育会ボウリング部で4年間レギュラー副主将とゲームキャプテンを3年の時務めました。
要するに、典型的な体育会系の中、学生時代を過ごして来ました。

 妻は中学3年間バレーボール部でやはりレギュラーだったそうです。
やっぱり体育会の血が流れています。

 そのためか、家族3人の中に体育会系の縦社会がはっきりと存在しています。
妻は年上なので、とりあえず1番上、次が私、当然娘は最下位のポジションです。

 現役時代のように、何言われても絶対服従と言う事はないです。でも当然娘には、「口答え等したら相当きつく叱る」とか、「言われた事に対しての返事は「はい」以外認めない」とか、「挨拶は相手に聞こえる様はっきり」と、等当り前といえば当り前の事をはっきり上下関係として教えています。

 当然娘は不満そうですが、「下がいないんだから仕方ないでしょう」「パパやママより先に生まれれば良かったんだけどね」と言って納得させます。

 しかし、私は娘に「自分が他人からされて嫌な事は絶対人にしてはいけない。自分がされて嫌かどうかを何時も考えなさい」としか、言わない事にしています。
この物差し以外は、自分で作った物差しで考えさせています。

 でも体育会的上下関係は、その考え方の根本の発想なのでそこだけは決して揺らがないでしょう。
 体育会的上下関係って、中にいる時は「冗談じゃないよな、先輩だからってでかい顔してよ」って思ってましたが、今になって考えると「人間形成に役立っているじゃないか(少なくとも私には)」と感じています。

 娘も来年は中学生です。
好むと好まざるに拘わらず、そういった上下関係の中に入って行く訳で、その予行演習が家庭で行なわれている感じですね。
そうなった時少しでも、親の顔が浮かんでくれたらな、と思います。