南十字星の軌道  “SOUTHERN CROSS ORBIT”

サッカー日本代表と浦和レッズのサポーターで料理する事、映画鑑賞、スポーツする事が好きな45歳の子持ちのオッサンの独り言

久しぶりの緊張感・・・

2006年05月20日 00時09分02秒 | ボウリング
 
中央区の月島と言えば「お好み焼き・もんじゃ焼き」の聖地ですが、その近く勝鬨橋のたもとにボウリング場があります。
今日そこで大会に参加してきました。

 この大会は「ハウスボール大会」といって、“マイボールの使用禁止、ボウリング場にあるボールを使って投げなければいけない”と言うユニークな大会でした。

 天気が悪かったせいか、参加者はいつもより少なかったと言う6名(私を含む)で3ゲーム投げました。

 御存知の通り、私は元プロボウラーの研修生でしたが、引退して10年経ってかつての面影は無く成績もハンデが“0”と言う事もあり最下位(だってさーハンデが30ピンもある人が210点とか出してたら敵わないよね)でした。

しかしそこで忘れていた物を思い出しました。
それは
アプローチに立ってレーンの向こうのピンに相対する。
1投づつ試行錯誤してスコアをまとめる。
私の投げるのを他の参加者が意識して見ている。
そんな中でゲームを進めていく。
そして、他人とスコアを競い合う。
やった人しか解らない「ボウリング独特の緊張感」でした。
そんな緊張感の中で久しぶりにボウリングが出来た事がとても嬉しかったです。

この緊張感は、大会の大小、レベルの高低に関係なくどんな大会でも同じです。
緊張感がゾクゾクする快感に変わり我が身を走り回りました。
この忘れていた快感、ああ何年振りだろう。
この緊張と言う快感がボウリングの醍醐味だと私は感じています。

今回は初めてと言うこともあり、少し慣れない部分もありましたが、毎月参加している方々とも仲良くなれたので来月はちょっと見返してやろうかな。

 その為には少し練習もしなくちゃいけないな。

子どもから大人、初心者から・・・

2005年10月14日 20時19分43秒 | ボウリング
先日、5家族13人で池袋にボウリングに行きました。
以前から話は出ていたのですがなかなか機会がなくやっと、と言う感じでした。

しっかり予約していたおかげで(予約料は多少かかりましたが)待つことなくゲームスタートできました。

ゲームを始める前に子ども達にはマナーを教えて「守らなかったら大変な事になるよ」と言い含めてスタートです。

13人中6人が小学生でその内1名が女の子(娘です)。
この6人は“バンパーレーン”と言ってガターの上にバンパーがあってガターに落ちないようになっているレーンでのゲームです。
これなら「1ゲームやってガター10数回で得点10ピンそこそこ」なんてことなく楽しめるんです。
中には見事な?スリークッションでストライク!何てこともありました。
大人の中にボウリングは初めてと言う方がいらっしゃいまして、その方と子ども達のスコアがいい勝負だったんです。
こうなると子ども達はとにかく「大人に勝つ」と言う目標が出来ます。
子ども達から「同点だー」とか「僕が勝ってる」なんて言われるとプレッシャーなのかミスが重なったりと、大盛り上がりでした。
子供同士も勝った負けたで一喜一憂してました。
一組だけ兄弟がいまして、この弟の方がお兄さんに負けるのが悔しいらしく、とにかく必死で取り組んでいました。
結果は兄君の勝ちで弟君は悔しそうにしてました。
あえてそっとしておいたんですが、その悔しさが上達の第一歩だと思っている私は「次回は頑張ってね」と言ってあげました。
この家族は時々ボウリング場に通っているそうで、きっと上手くなると思います。
他の子は「初めてのボウリングで100点越えた」と帰宅後両親に話が尽きないほど話したそうですし、別の子は「家に1レーン作りたいな」と言ってました。

大人Yさんが息子君に「バンパーがあるんだからその投げ方、スコアは邪道」
と言っているのを聞いて私から一言「ボウリングは結果が正しいスポーツなんです。スコアが上の人が常に正道なんです」と言ったら残念がっていました。息子君はガッツポーズだったことは言うまでもありません。

大人はそれぞれ楽しく盛り上がっていたんですが、私3ゲーム目で妻に僅差で負け(しかもハンデ無)たのがちょっと心残りでしたが、それぞれの力量、レベルで楽しく過ごせたのが何よりでした。

また、みんなで行って盛り上がりましょう。

追伸
翌日、右腕が筋肉痛で大変でした・・・。 

4月と言えば・・・

2005年03月28日 22時13分54秒 | ボウリング
 自己紹介にもある様に、25歳から私はプロボウらーの研修生として某ボウリング場で社員として勤務しながらプロテスト合格を目指しボウリング漬けの生活を送っていました。(多い日は朝10時から20時位まで練習していたんです。)大学時代にボウリング部に所属して学生では関東地区でそこそこの成績だったので、プロの世界で自分を試したいと、プロを目指す世界に飛び込みました。
 4月の第1月曜日から4日間がプロテスト第一次試験の期間なのです。だから今でもこの時期はその頃を懐かしく感じる季節なんです。
 プロテストは、1次試験4日間1日15ゲームトータル60ゲームでアベレージ190ピン以上(当時のボーダーラインです。現在は少し上がったらしい)で合格。但し2日目終了時点でアベレージ185ピン以下の受験生は3日目に進めないと言うレギュレーションでした。そして2次試験は5月の連休明けから今度は東京で1日(15ゲーム)、翌週大阪京都で2日間(各15ゲーム)、その翌週東京で1日(15ゲーム)。つまり3週間かけて東京と関西往復して60ゲーム(今度は2日目のカットはなし)でアベレージ190ピン以上でで実技合格となり、3次試験の筆記、面接と続き(ここで落ちた人の話を私は知らない)晴れてプロボウラーとなれるのです。
 1日15ゲームって想像出来ますか?朝9時開始で昼休憩をはさみ、夕方4時位までかかります。精神的にも体力的にもかなりきついですが、トーナメントではないので他の受験生の成績は関係無い為自分との戦いのみの15ゲームは一度経験すると病み付きになる程の緊張感で今でも私の体に染み付いているある種の「快感」を感じることが出来ます。
 私のテストの成績ですか?それを聞くのは野暮ってモンです。合格してたら営業マンなんてやってませんよ。でもボウリングをやってて良かったことは、今でも全国にボウリングで知り合った友達がいます。もう20年近い付き合いの連中ですが。それと最も良かったことは妻と知り合えた事ですね。私が学生時代にバイトしていたボウリング場(上記の就職した所ではない、別の所)の御客様として来ていたんです。(御客様に手を出した従業員って事は気付かないで良いですから。)
 もうすぐ、プロテストシーズンです。元受験生としてもっとボウリングがスポーツとして認知されてメジャースポーツになって欲しいと思います。なんてったって、日本で国民がもっとも多くやってるスポーツは“ボウリング”なんですから。