『斬(ざん)』

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生きてるうちが花だよね?

2007年04月03日 | 想った事、感じた事
hasenkaのメモ - ブックマークされる記事が良い記事と勘違いしていませんか
誰にも読まれない記事を書く技術というものはありうる。しかしそういうものはあっても金にならんし自尊心もあまりくすぐらないので当然廃れる。しかしブックマークされなくても百年後二百年後に読まれればいいじゃないかと思ってみるもネットがそんなに持続しているか定かでない。
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 この記事からの触発。

 自分の作品について、

 ・晩年もしくは亡くなった後に高く評価され、その知名度が広がることのほうがいい
 ・今、この瞬間瞬間に、ある程度評価され、亡くなって暫くすれば、世間から忘れ去られるほうがいい

 どっちがいいんだろうか?もちろん、これはその人の考え方次第なんだろうけど、思うに、ほとんどの場合は生きてるうちに評価されたいんじゃないだろうか。だって、死んじゃったら自分で確認する術はないわけだし。まぁ、子孫が居れば少しはその役に立てるけれど、実際、豊臣秀吉の子孫だからとか言われても、「ふーん」で終わりなよーな気もするわけで。短期的(孫ひ孫くらいまで)なら、その恩恵も十分受けられるからいいんだろうけど(そうすると、約100年位なもんか)、結局、血のつながりより個人だよなって思うんですよね。

ちゅーか、生きてるうちが花なのよ、死んだらそれまでよ。
まさに死んで花実が咲くものか。

なんだよね。

 歴史に名を残す偉業や発明などって、志す気持ちとして凄く大切だと思うし、その気持ちで実践していくほうが遥かに創造性が高くなるようにも思えるから役には立つのだろう。でもその結果、時代の先を行き過ぎてしまい、生前評価されずに後になって評価されるのって、なんだか腑に落ちないんだよね。

 まぁ、凡人じゃないから歴史に名を残せるわけで、そーゆー人はこんな小さなことには拘らずに、自分の目指した道をただひたすら走り続けた結果、そうなるんだと思うんですけどね。

 でも、生前にちゃんと評価されていれば、もっと凄いものが残せたかもしれないってのを考えると複雑だったりしませんか?

 ただ、そんなこととは、ほとんど関係ないであろうオレが考えるのもおかしな話ではあるんだが。


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