中年おじさんの散策part2-3

東京都内・海外の散策を楽しんでいる叔父さん。いろいろなところを散策し記憶として記録しています。よろしかったらご覧ください

散策(案内)25 「東京中心部北 563」 雑司が谷旧宣教師館

2021-01-20 22:21:57 | 東京中心 北

このブログは 中年おじさんの散策 の続編です。  コロナで記録が停滞し、作成した案内を紹介しています。

現在も参加者募集しています。現地集合ですので関東近郊の方は参加できます。

参加したい方はご連絡ください。090-3436-8532 ネットでカルチャー(散策・グルメ

 

雑司が谷旧宣教師館

 

旧マッケーレブ邸(雑司が谷旧宣教師館)

都指定有形文化財(建造物)  平成11年3月3日指定

 アメリカ人宣教師ジョン・ムーディー・マッケーレブ(1861-1953)は、アメリカ合衆国テネシー州で生まれ、明治2 年(1892年)に伝道のため来日しました。明治40年(1907) に雑司が谷に移り住み、昭和16年(1941)に帰国するまでの34 年間を、ここで過ごしました。青年教育のため学院を開校し、周辺には学校や自足のための菜園等もありましたが、現在では居宅であった宣教師館のみが豊島区立郷土資料館(分館)「雑司が谷旧宣教師館」として公開されています。

 旧マッケーレブ邸は木造2階建てで、3面に破風板付の切妻屋根を見せ、テラス状の開放的な玄関ポーチ、大きなガラス窓と下見板張りにペンキ塗りの外観です。意匠的には19 世紀以降にアメリカで用いられたカーペンターゴシック様式で、素朴な装飾が特徴と言えます。

旧マッケーレブ邸(雑司が谷旧宣教師館)の写真

旧マッケーレブ邸(雑司が谷旧宣教師館)

 室内は、1階・2階ともに3室ずつで、1階は食堂・居間・教会事務室に、2階は寝室に使用されていました。3室の中心に共用の暖炉を配置した合理的な造りです。また建物の3方を階段ホール及びサンルームでぐるりと囲み、明るく居心地の良い空間となっています。室内は、暖炉がアールヌーボー風の装飾タイル等で華やかに設えられているのが目を引き、また2階寝室の天井に竹の格縁を用いるなど和風の意匠も楽しめます。

 都内でも数少ない明治期の宣教師館の一つとして貴重です。
 
 
 
 
 
 
 
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