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生命の声を聞く者

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

エネルギーは電気系に現れる

2014-09-20 21:01:22 | セッション記録

人が大きな変化をすると、家庭にある電気製品が壊れるのです




実は泰三さんが言っていた

「俺は電気が消えたり、よくするんだよ」って


泰三さんが亡くなって、すぐに3台あったパソコンが全部壊れた

データーのバックアップがあったので、無事データーを取り出せた

3台とも一斉に壊れるなんてあり得ない

泰三さんが家の中にいる場所は、殆どの時間がパソコンの前

しかも天気を動かすのが好きで、よくやっていた


葬儀の帰りは大雨

それまでは晴れ

これを涙雨というのだろう
49日をすぎても、不思議な現象は続いていた

夜中になるとパソコンの音が鳴って、タイピング

うーむ。

私はこういう仕事をしているが、実は懐疑的である

データーを集めたりしないと気がすまないし、
納得しないと信じないのだ


今日の出来事は、偶然では済まされない出来事だった

しかもこれを書いている最中にも、突然、私のパソコンだけがネットから外され
書いていたデーターの途中から大事な部分を全部消したのだ


隣のいづみのパソコンは繋がっていたので妹にラインでそのことを話していた


今日の出来事は
日本で重要なやりとりが、3ヶ月たってもまだ終わらない
私も妹も、さすがに怒ってしまった

普段は二人とも声を荒げて人に接することはないが
怒らずにはいられなかった

沢山の人に迷惑がかかっていて、早く事を進めなければならない事なのに
まだ進まない

いい加減限度ってものがある

お役所関係は常にこんな感じ・・・

それでどうしたら早く事が進むかを指示して、お願いをする必要があった

フランスから電話で、細かく提示してお願いをした

でも怒りのエネルギーは消えなかった


泰三さんに怒っていた
「あなたの後始末に、みんなが大変な思いをしている
天にいるんだから、ちゃんと動いて!!」

別に泰三さんが悪いわけでもないのだが・・・
ぶつけるところがなかった

その瞬間、wifiが切れた

あり得ない

そして空は青いのに雨が・・・・

びっくり


心を静めるために、ノートルダムの聖堂へ向かった

ノートルダムの近くに公園があり、wifiが繋がる

そこで、はやく連絡を取らなければと
妹とラインをしていた

家にいた姪っ子のいづみが
不思議なんだけど、私がいなくなったらネットに繋がったよって連絡が来た


しかも雨はすぐに止んだ

雨が降りそうな天気ではなかった

太陽が出て天気雨


そんな力は私にはない

霊が強い思いを発すると、電気が壊れると聞く

カメラが撮れず、録音できないとか・・・

これだけなら、まだ偶然で終わりにできるが

このメールを書いていたら、突然ネットが繋がらず、書いていたものが殆ど消えた

それで同じ文章は書けない

その後も不思議な現象は続いている

全部電気関係と音だ・・・

ふう

ため息


明日はイタリア
バチカンに行く

ヨーロッパは霊や不思議な出来事が沢山ある

荷造りを終え、ちょっと窮屈かもしれないけれど、泰三さんの遺骨を
割れないように、小さなお骨入れにしまい、カバンに入れた

窮屈でごめんね

でも、明日は3時半に起きるの

忘れないけど、早めにカバンにしまわせてね

片割れはいつも私の懐にあるから大丈夫





これが公園

天気をみてほしい

青空なんだ

雨は10分も降っていなかった


パリはマロニエ、プラタナス、菩提樹の樹でいっぱい

ここは菩提樹の樹々・・・

菩提樹の下でお釈迦様が悟りを得たと言われるが・・・・

本当に美しい


泰三さんの声が聞こえるようだった

「友子・・・・・・・・・・・・・・」



ピラミッドの魔法

2014-09-20 04:38:39 | セッション記録
夜のルーブル美術館のピラミッド・・・

晴れて空が青い時に一度見てみたかった


メトロはいつもの出口からは出れず、違う出口を探す

夜9時になるのを待って、ルーブルへ

アーチ型の天井の建物を抜けて、前からピラミッドが姿を現す


近くでサックスの音が聞こえ、ルーブルに隣接しているレストランではテラスで
ワインを飲む人たちが・・・・


空は青く、私は大きく息を吸った














丸い白いものは月ではなくオーヴ

すごく沢山・・・

携帯でブログを見ている方は、オーヴが見えずらいので、画像を押して拡大すると見える


噴水の水の音

空を見上げると、空からピラミッドに向かって光が下りているように見える

ここは祝福されている場所だ


ポケットから泰三さんの遺骨を出し一緒に歩く・・・

なぜなのか、すごく祝福されているのを感じる

小さなエッフェル塔の模型を売っている黒人の青年が
人懐こく、安くしてあげるから買って~と売り歩いていた

いつもの風景なのに、なぜか今日は嫌な気がしない

噴水のところに腰をかけ、空を見上げていると
カップルが写真を撮ってほしいと言ってきた

携帯によってはカメラが暗く、キレイに写らないのがあるから
必ずチェックしてもらって、2回撮るようにしている

フランスに来て思うのは、よく写真を撮ってとお願いされることだ


その後、三つ編みをいくつもした黒人の青年が、声をかけてきた
知らない人との会話は楽しい
話すとその人の人となりが分かる
そして、大抵はみんな誠実で、頑張って生きている

しばらく噴水に座り、ぐるりと一周してから帰宅した

アパートから20分もかからない場所なので
帰国するまでに何度も訪れたいと思った




空は快晴

空から光が・・・・
UFOが見れるかな・・・

今ならもう、何も怖くない


おおシャンゼリゼ

2014-09-20 02:55:15 | セッション記録
ダン・ブラウンの世界が好きで、
彼の世界は、私のビジョンやクリエイティブ性を引き出してくれる

ダビンチ・コードや天使と悪魔などに出てくる教会、美術館

イルミナティ、フリーメイソン、秘密結社、ユダヤ教、エッセネ派、スーフィズム・・・・・

過去生で、歴史書を書いていたというくらいだから
世界の人々が生きた証を書き記していたのだろう

昨日、妹が私を救ってくれたお陰で鬱も出ず、コンコルド広場に行ってきた

フランスのパリの造りはとても面白く、凱旋門を中心に12本の道路が放射状に広がっている

パリの中心がシテ島、ここにはノートルダム大聖堂がある

真っ直ぐ線を引く道がシャンゼリゼ大通り

コンコルド広場を通りその先が凱旋門に通じるようになっている

反対側にはルーブル美術館



コンコルド広場の噴水





オベリスク



コンコルド広場から広がる凱旋門までの道(シャンゼリゼ大通り)

マロニエの木が美しく、落ち葉の中に栗のようなマロニエの実が・・・(食べれない)

伝説では、マロニエの木の下で愛を誓うと、永遠の愛が継続されるとのこと
マロニエの木の下で待ってるねとかいうフレーズはここから来るものだとか・・・・

シャンゼリゼは、歌にもなった程、本当に美しい景色
コンコルド広場から、凱旋門まで、マロニエの木の下を、落ち葉を踏みながら歩いた

美しい老人がベンチに座っていた




歩きながら、泰三さんを思い出していた

おじいちゃんと、おばあちゃんになっても、ずっと手を繋いで歩くこと

老々介護が私の夢だった

泣きそうになったので、私は慌てて再び歩き出した


帰って来ていつもの公園で執筆をしていたら、おじちゃんが声をかけてきた
公園は子供がいっぱいで、ベンチは相席になることはよくあることなのだ

隣に座ってもいい?から始まったおじちゃんは、私がパソコンしている間
すっと話しかけてくる
人懐こい

僕はクリニックで仕事をしているんだ
君はイタリア人かい?日本人かい?
僕はイタリア人で、今はフランスに住んでいるんだ

又ここに来る?
僕の名前は~~~
君は?
子供が好きなのかい?

彼はフランス語とイタリア語と英語を混ぜて話しをする
私が言葉が分からない時は、彼はゆっくりとジェスチャーを加え
話をしてくれた

又公園で会ったら、話をしようよ
話をすると上達するよって・・・・
私は英語で話しをしていた

最後におじちゃんは、握手をして、颯爽と帰っていった

人間だから分からなくても、誠実さがあれば会話になるものだなと思った
さすがイタリアから来ただけある


泰三さんが亡くなって、私の中の怖いものがなくなったお陰で
言葉を話せなくても堂々とパリを一人で歩いている

肝が据わっているのは、以前からだが、
まるで泰三さんが私の中に入ったように感じる

一人ではないと魂は言うが、肉体意識は一人ぼっちを感じる

生きている間は永遠にあなたの妻なのだ


葬儀に入る前に葬儀を仕切ってくれた三村さんが私に伝えてくれた

「友子さん。パートナーが亡くなって死別するということは、生き別れと違うのです。
死別とは、永遠に結ばれるということなのです。
だからあなたも泰三さんも、もう浮気はできないのです。
これは第2の結婚式なのです・・・・」

「彼は最後にあなたを選んだのです。あなたは長谷川泰三の妻・・・・
これからもずっとそうあり続けるのです」

葬儀の時に私の傍にくっついていた泰三さんが
この言葉を聞いて、私が泰三さんをすごく愛してることが分かって
すごく照れながら喜んでいた
その喜びの感情が熱さとなって飛び込んできた
一緒にいた三村さんも、それを分かっていた

三村さんだけが、私の右側に泰三さんがいることを当てていた


喪服を着るときが一番ドキドキした

彼は生前「友子の喪服はきれいだろうな」と言っていた

色々なことを思い出すのは、辛くてできないでいる
少しずつ、頭では思い出すことができるようになるだろう

妹が私の今後の人生を後押しするかのように
色々とお世話をしてくれている
その愛の強さが、私をここへ飛ばし、私の感情をゆっくりと溶かしている


シャンゼリゼを一人で歩きながら、過去と未来と今を繋ぐ時空の中で
シャリシャリと音をたてながら、長い道のりを一人で歩いていった



奇跡の連続

2014-09-18 14:26:58 | セッション記録
私の長年の友人でもあり、いつも見守ってくれている
とある方にメールをもらった

「本当にフランスに行って良かったね~!
ともこさんのパワーがみなぎってるのがよく分かるよ!
そこは私の原点
地上に目的を持って降りた天使♪
一度はその土地に召喚される」

とても嬉しいメールだった

フランスの土地に呼ばれた
そう思うことが幾つもある

その中でも一番不思議なのが天気

フランスでは短い夏がやってきて、9月からは冬に入るとのこと
バカンスは沢山あるが、8月はたいてい天気がよく、日光浴したりするそうだ

でも今年は信じられない現象だとフランスの人たちは言っていた
あり得ないのです・・・と

8月は雨ばかり
9月はずっと晴れて晴天。夏が遅れてきた
ぶどうの収穫の時期だが、天気が悪いため、収穫ができないかも?と言っていた
フランスはワインの産地でもある

私がフランスにやってきたのは8月25日
8月の一週間はずっと雨だった

ところが9月になってから、ずっと晴天
しかも暑い
私は天気に左右される身体なので、すごくいい気持ちですごしやすい

日曜日はバチカンに行くのだが、その前に訪れていないベルサイユ宮殿を見に行ってきた

師であるゲリーに、私の今生の人生を影響している過去生の一つに、
フランスの歴史書を書いていたと言われた
その本はフランスの歴史の教科書にもなったんだ
と言われたことがある

フランス革命では痛みの記憶があるから、その時代にもいたのであろう

日本の転生が少ないと言われたが、なんとなく分かる

そこでベルサイユ宮殿は、過去の何かを思い出すかもしれないと思っていたのだ

肖像画が沢山飾られてあるが、その目を見ながら、
好きになれない
そう思っていた



鏡の間の外の庭園はいい感じ

鏡の間から眺められる庭園から見た鏡の間の外側




庭園には噴水が幾つか設置されていた


美しく手入れされている





これが鏡の間

ここで貴族のパーティーなどが行われたという



王の寝室



ここが王妃の寝室

寝室をとても大事にしていたということだった



個人的に好きなのは紋章



最後は戴冠式の大きな絵画

写真を撮りたくなかったのは、肖像画

なぜかは分からないが、目が本当に嫌な感じだった


それであまりにも早く回り、ガーデンに出た

帰ってから、ずっと頭が痛く眠くなって昼寝をして起きたら

なんと熱が出てしまった

身体が重い
首と肩が重くて痛い
呼吸困難

泰三さんが亡くなってから、私の役割は終わったと思っていたから
フランスが終わったら死ぬのかと思った

そう泰三さんにもお願いしていたし・・・

それでこのまま死んでもいいか・・・とさえ思うほどの熱で
しんどかったのだ

泰三さんとコンタクトをとったが、治してほしいとは言わなかった

妹に連絡したら、何か悪いものでもつけてきたんじゃないの?
ヒーリングはできないけど、追い出してあげる

って・・・・

その後、実はすぐに熱が引いた
びっくりしてしまった

あれほど熱があり、しんどかったのが、まるで何もなかったかのように・・・

妹の思いの力はすごい

それで動けるようになった

日々奇跡が起きている

フランス革命は思い出したくない歴史の一つなのかもしれない

それにしても泰三さんや妹が私を守ってくれているのが分かる


ゲリーが言っていた
「君がここに生きているというのは、誰かに愛されているという証なんだ」


3歳で親に捨てられ、28歳まで笑わなかった私が、この言葉を受け入れるのには何年もかかっている


「自分はどのような存在で、地上にいる目的は何か
肉体を持っている間、自分の魂に可能なビジョンにどれだけ自分を捧げるかの決意をすること」
それが大事なのだと・・・・

ゲリーからの愛だった


ゲリーと同じような言葉を泰三さんも言っていた

泰三さんはゲーテの言葉のコミットメント(献身)が好きだった



「献身を心に決めるまでは ためらいが残る

手をひく可能性もある

効果はつねに薄い

ものごとを始める行為すべてにあてまる基本的な心理が一つある

知らないと 無数のひらめきや立派な計画をだめにする

それは 人が真剣に取り組もうとはっきり決めた瞬間神の意志も動き出すということだ

そうでもなければ とても起きるはずのない様々なことが起きて助けてくれる

決意から 出来事の大きな流れが生じ

都合のよいよい方向にすすんでいく

わが身に生じるとは夢にも思わなかったような

あらゆる予期せぬ事件 出会い 物質的援助が訪れる

できそうなこと 夢見ることを とにかく始めるがいい

大胆さのなかに叡智と力と魔術がある

いま 始めるのだ」

(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
付き合ってすぐに、彼はこの言葉を送ってくれた


しなければならないことが、もしもあるのだとしたら
それは自分を奮い立たせ、力を入れ、犠牲という名の下に置かれる

真のコミットは、それ=自分、そこに境界線がなくなる
こうしなければ・・・ではなくなる

先人たちの言葉は、私たちの間をただ通りすぎるが
人生の中で、その言葉がひじょうに重要な意味を持つ時期が訪れる

その時初めて、その深い意味を知るのだ

その時まで私たちは、人生の同じところをグルグルと回る

ターニングポイントの場所に来るとそれは分かる

まるで、人生のハイライトのように感じる

転生のすべての瞬間がそこに集約されていて
そのポイントの瞬間だけが色濃く光が当てられて見える


泰三さんとの時間のすべての瞬間が私にとってのハイライトだった

彼の最期の顔、最期の涙・・・一瞬で永遠の時

体験した者だけが知る領域がある


師が弟子を早く導かない理由はここにある

「その時まで忍耐強く待っていなさい
いづれその時がくる」

熱から元気になった私は窓を全開にあけ、青空から降りる太陽の光の反射に
目を細めていた


モンサンミッシェル

2014-09-16 06:43:39 | セッション記録
今日15日は泰三さんの月命日。この日はモンサンミッシェルにいくと決めていた

泰三さんの魂は過去生、修道士としてここにいたからだ

遺骨を持ち、早朝バスでモンサンミッシェルに向かった


どうしても彼をここに連れてきたかった
いや、連れてこなければいけない衝動にかられていた

泰三さんは古代ケルトとも関わりがある

森の中で自然と共にガーディアンと呼ばれる存在たちと
彼は交信をしていた

先祖に呼ばれるというが、そういうことなのだろう

モンサンミッシェルは古代ケルト人の聖なる土地だった場所


パリから4時間半くらい

一面のトウモロコシ畑や牧草地が広がり、霧の中に朝陽が上がってきた

到着はお昼・・・モンサンミッシェルが姿を現した



すごいパワー

モンサンミッシェル自体が十字になっている
十字の交差する真ん中のてっぺんに
大天使ミカエルが姿が....




この日結婚式が行われていた
美しい花嫁さんと誠実そうな花婿さんだった



この回廊で修道士たちは瞑想したり、話をしたりするそうだ



この下は沢山の人が眠っている
いわばお墓だ





始まりと終わりを意味する




ここは大天使ミカエルが下りた場所
岩を触るとパワーを得ると言われている



ここが一番感動した場所

古代のヘブライ語なのか祈りの言葉というよりも
ひじょうに強い魔力を持った言語
神々を呼び出しているかのような祈りを聞くことができた

突然、知っているという感覚と、強く魂と肉体を突き抜けるような衝撃だった


どこの誰だか分からないが、引き寄せられるエネルギー

思わず、録画で音声を少しだけ撮った

最後はこれが出迎えてくれた


ずっとここで見えてたものは私が騎士だった時の場面




ここに来て泰三さんとずっとコンタクトをとっていた

一緒にいる時は二人の過去生は見たことがあまりない

でも今回は様々な場面が見えていた

最後、この部屋は今だに、何に使った部屋か解明されていないという部屋があった

祈りの部屋
牢獄
隠れ場所

ヴィジョンが現れては消えていった


モンサンミッシェルの階層は3つに分かれている
一番上が聖職者
次が貴族
下が貧しい人たちの祈りの場所となっている

フランスは貧富の差が激しい
バカンスが多く、日本では考えられないが、貧しい人たちのために
国からバカンス補助というのが出る


いつの時代でも、どこの国でも階級というのがあるのだろうが
泰三さんがいつも一番怒っていたのが、差別だった

偏見と差別

裕福な側にたっても、反対側にいても辛いものだ

どちらにしても、人の尊厳を無視するようなことは胸が痛む

この問題は他や国にあるのではなく
実は私たちの心の中で起きているのだ
自分への差別・・・他への差別

一人ひとりが取り組まなければならない

哀れみと愛は違う

愛は相手を尊重すること
信頼すること

「すべてを神とみなしなさい。そうすればすべてを悟る」

すべての魂は完全なるハーモニーで調和をしている

この調和波動には音がある


帰りの4時間半、私の人生の方向性への答えが
もうすぐそこまで来ていることを知った


いつでも私は私になる

その言葉が響いていた



数字の秘密

2014-09-14 05:22:54 | セッション記録
今日も晴天。でもなぜか私の心は晴れず鬱が続いている

今朝目が覚めた時、師のゲリーの夢を見たのをはっきりと覚えていた

私は特別に寵愛されていて、彼は私に頬をあて、私の悲しみを癒そうとしていた

泰三さんの49日の前日、ゲリーに会うことができた時に
ゲリーは私に近づき、愛を示してくれていた

それで夢の中のゲリーは何か探している人がいるんだろう?と言って
見つけてあげるから、その人の名前を教えて・・・と言った

日本の地図を広げ、何箇所も赤い紙で印をつけた

ゲリーには泰三さんに会いたいと心の中で言っていた


日本では今日は15日。泰三さんの月命日にあたる

携帯が時間ぴったりに光るのは知っていたが、不思議なことが起きていた

11:11

3:33という時間に光って消える

こんなことは有り得ない

見るとぞろ目

まるでこの時間を見なさいと言っているかのようだった


ゲリーが言っていた

「宇宙のすべては数で出来上がっている」

それから夢で666666・・・・

何で6なのかは分からないけれど、フランスに来た次の日にこの数字の夢を見ている

キリストを信じる人たちの間では6は悪魔の数といわれているが
宇宙の摂理の6は一体どういう意味なのかを見てみた

私は既存のデーターを読むのは好きではない
独自の直接の宇宙からの情報を下ろしたいのだ

6は繋がり、人間を意味する
調和、バランス、協調・・・・・・・

沢山ヴィジョンが出てきたので、ここで止める

私にどんな風に下りるかというと
映像と色、音、匂い、幾何学で見える

これを言葉に変換するのが難しい時があるので、イメージで説明することになるのだ


宇宙の謎解きをするのは、既存のデーターよりも、
自ら受け取る方がダントツに面白い

泰三さんが生きていたら、こんな話で盛り上がっただろう

彼は天才だったから、彼がいると私の直感もヴィジョンも
冴えるのだ

二人が一緒にいることは、お互いの能力を無限に引き出すことに等しい

ソウルメイトとは一人の力が無限になり、お互いがお互いを呼びあうことになる

よりパワーアップ、というより自らの光が増すのだ



14日、パリで一番高い丘、モンマルトルに行ってきた





「モンマルトルは、長い間、パリから独立した村だった。


モンマルトルの名は、『Mont des Martyrs(殉教者の丘)』が由来である。

紀元272年ごろ、この丘の付近で、後にフランスの守護聖人となったパリ最初の司教聖デニス(サン・ドニ)bと

二人の司祭ラスティークとエルテールの3人が首をはねられて殉教したと伝えられている。

ヤコブス・デ・ウォラギネの「黄金伝説」によれば、首をはねられたサン・ドニは、

自らの首をかかえながら北のほうに数キロ歩き、息絶えたという。

その場所がサン=ドニのサン=ドニ大聖堂になったとされる。



安いアパートやアトリエ、スケッチのできる屋外風景を求める画家達が後に続き、

19世紀末の世紀末芸術の時代にはモンマルトルは芸術家の集まる街へと変貌した。」ウィキペデア抜粋

あちこちで画家が絵を売っていたり、絵を描いたりしていた
さすが芸術の街





サクレ・クール寺院 はすごかった

ずっと座っていたい気持ちにさせられた

修道女がいてここを守っているのだろう





明日は泰三さんの月命日なので、モンサンミッシェルへ行く予定

ここは彼がとても懐かしく感じる場所だと思う


モンサンミッシェルは、もともとモン・トンブ(墓の山)と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地



アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから

「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかった。

再び同じ夢を見たが、また信じなかった。

ついに3度目には大天使はしびれを切らし、

今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、

オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。

翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、

ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりである

フランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用され、

その後荒廃していたが、ヴィクトル・ユゴーの紹介がナポレオン3世を動かし、

1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになった。

ウィキペディア参照



泰三さんは過去生、修道士だった

彼をどうしてもこの地に連れていかねばならない

遺骨を持ち、彼と共に早朝出る



夕方から夜になるのを待って、パリの私の大好きな場所あたりを歩いた







夜の20時半にようやく暗くなり始める
19時はまだ明るすぎる

美しいライトアップされたパリ

長い時間、このライトアップのパリの街を見るために
公園で待っていた

パリに来て不思議なのはグラーチェと言われることだ
それは私をイタリア人に間違えているということなのだ

面白い

セーヌ川では船が乗客を乗せて行き来している

バラの花束を持って、うろつき公園で売る人
ビールや飲み物を売る人

あちこちでミュージックが流れている

ざわついた人波の中で私は目を閉じていた

風の流れだけが私の身体の中をかけていった



詐欺

2014-09-13 03:53:19 | セッション記録
9月11日は妹の誕生日

12日との境に生まれたためなのか理由は定かでないが、戸籍では12日にしてある

私たちは同じ環境に置き去りにされ、私がはっきり記憶しているのは、
近くのアパートの階段で下りられないで泣いている妹を
どうしていいか分からないで、夕方まで一緒に階段にいる場面

今、家族を持ち、子供たちに囲まれている姿を見ることは
私にとってこの上ない喜びである

そしてこの日は9,11
様々なターニングポイントの日でもある

この日、私はなぜか、いつもの自分と違っているのに不安を感じていた
何か微妙にいつも見ている世界が違う

感じ方が違う
ズレを感じるのだ

見るものが自分の目ではない感覚

世界が変わったのか、私が変わったのか・・・

このズレている感じ・・・それは嫌な感じだった


メトロに乗ろうとメトロの定期券(NAVIGO)を機会に当てると

ブーという音と×のマークが・・・・

何度やっても、ブーという音

そのまま機会を通さないで通してもらった


行き先はエッフェル塔

50分かかる

いつもと違う線だが

メトロに乗るのは大好きなのだが、なぜかシ~ンと静まりかえったような電車の中

うーむ、何かが違う

変な感じ

エッフェル塔はすごいパワフル



駅からエッフェル塔までいく道全部に
音楽が流れているが、でもなぜか嫌な感じが消えない

なぜなのかは分からない

理由を考えても、それはとってつけたもの

私の感覚、直感が嫌な感じと言っていた


昨日までフランスが大好きだっただけに、どうしてしまったのか・・・・

エッフェル塔の前の広場で座り、しばらくボーと周りを見ていた


黒人の子供たち(青年)が物を売っていて、ポリスマンたちが自転車で追いかけまわしていた



自転車に乗ったポリスマンと彼らは

まるで追いかけっこをしているかのようだった

本気で捕まえる気はないことを示している


スリや物乞い、子供達が物を売るのは何とも自然

でも堂々と車イスや目の見えない人の団体だと言って、
サインをさせて、お金をとる行為はちょっと嫌な感じだった

Do you speak English? と声をかけている少女たち

Please

そのPleaseの声が耳に障る

素直にお金くださいと言って、電車の中で回る青年や
道路で神様~と拝んでいるおばあちゃんの方が、よっぽど人間らしくていい


ここのところパリにしては晴天が続く

夕方になっても、夜になってもこの嫌な感じは治まらなかった

生命には流れがある

姪っ子のいづみが、大ききないびきをかいていたよと教えてくれた

フランスにきて、ずっとうなされているらしい

Oh God

なんてことだ・・・

そうかぁ。今日は9.11か・・・・

何か色々なエネルギーが噴出しているのかも?と思うことにした



今朝はセーヌ川を歩いていた

目的はサントシャペル教会

昨日長蛇の列で行けなかったところだ


歩いていたら光が再び下りてきて、私は包まれていた

私はパリでも、このあたりが大好き





風の音・・・水の流れる音・・・

私は前世、このあたりをこよなく愛していた場所なのだろう


サントシャペル教会はミュージアムパスがあったので、最後に入ろうと思っていった場所なのだが
うーむ

ちょっと記憶が蘇ってしまったのか、私だけは個人的に好きじゃないかも?と思ってしまった




神がいない

確かにもちろん美しいのだが、神を感じることができなかった


怒り、悲しみ、虚無、欺瞞を感じることとなった
過去生で何かあった場所なのだろう

歴史を知らないので家に帰って調べてみると

「単なるフランドル伯がコンスタンティノープルを占領して皇位を得たり、
神聖ローマ帝国の政治が乱れていたりした時代でもあったため、
サント・シャペルからは、礼拝の場として機能だけではなく、
西キリスト教世界の中心的君主となろうという聖ルイの政治的・文化的野心も読み取れる。
コンスタンティノープルのアヤソフィアが皇帝の宮殿から個人的に行けたように、
ルイも自分の宮殿からサント・シャペルに直接通り抜けられるようになっていた」

と書かれてあった
ウィキペディア抜粋


セーヌ川に沿って歩いていくと大いなる生命体と
そして泰三さんと繋がった

「すべての流れに身を任せ、共に呼吸する
よきことも悪しきことも
すべての流れに流れと一つになった時
そこから光を放射する

これこそが自主独立の意味だ


調和・・・その言葉がおりてきた

自らの中で調和することは
それは何者も立ち入ることのできない領域に入ることであり

過去と未来の恐れを越えるには
常に今、この瞬間にいて自分自身であり続けることなのだと言っていた

禅と錬金術を得ていた時代の私からのメッセージでもあった

恐れから行動すると結果は恐れが残る
しかし、恐れを越え自らの声に従うならば
それはすべてが回りだし、そこに恐れは存在しない

恐れを越えよ

恐れを敵対するのではなく、恐れの中に入りそれを越えよ」

人は恐れを迂回するための方法を行く
それは迂回しただけで残り続ける

声を聞きながら、禅のやり方だなと思いながら、私は再びセーヌ川を歩いていった

パリでは信号が赤なのに渡る
日本人の子供が、どうして赤なのに渡るの?と言っていた
それなのにまだ、交通事故を見たことがない

フランス人は優しく、気品があり、プライドを持っている
この気質が私はとても好きだ

Merci

Au revoir

その笑顔に心が伝わる

この国は人間をとことん優しく尊重している
それがここにいると身にしみて分かる





本当はどんな人たちも、地球に・・・すべての人たちに守られている

そう私の中が、威厳に満ちた声と思いでいっぱいになった


泰三さんからの祝福

2014-09-10 22:12:48 | セッション記録
昨日から涙もろくなっている


凱旋門にあがると、空が青く天から光が降ってくるようだった

風が私の中を流れ、下を見下ろすと凱旋門に向かって真っ直ぐに道がのびている

ナポレオンは家路に着くときは必ず凱旋門を通るようにと兵士たちに言い渡したと言われている

この場所はものすごいエネルギーで、天のパワーをじかに受け取ることができるのだと
ここに立って思った

私はいつのまにか目を閉じていた
どれだけ時間がたっただろう
今と過去とを繋ぐ歴史、時空を行ったり来たりしていた





目を開けると風が吹いてきて、そこには見たこともないような
色のパリの街が広がっていた

これは過去のフランスなのか、それとも今なのか・・・




メトロ(地鉄)を乗り継ぎ、まだ見ていなかった作品を見にルーブルへ

メトロの中で、突然青年が入ってきて、大きな音楽をかけ踊りを踊りだした

メトロの中では、パフォーマンスがあちこちで繰り広げられるのは
よく見る光景だ

でも、今回のは私の目の前だった

手が触れるくらいの場所

他の乗客は見てみないふりをする人や笑っている人

様々な反応だった


私は凝視していた

青年の目は一点しか見ていなかった

踊りだしたのは、マイケルジャクソンの曲、Beat it

でもなぜか彼を見ていて、何かが私の中で動いていた

その時、私の中で声がした

「人間が好きだ」
あまりにはっきりと私の中の声が叫んだので

自分でも内なる声に驚いてしまった

この青年を見ていたら、私の心がそう叫んだのだ


電車を下りたとたん、私の中の感情が溢れ出し、涙が・・・・
止めようにも止まらない

私の中に哀れみなどなかった

この青年は一生懸命で一つの目的にしか自分を向けていなくて
完全に今にいる

誰かに何かを言われるかもとか、恥ずかしいとか
そんな領域にいない
ただ、自分であり続けている

けして裕福ではないだろう

でも彼は今を生きている

そのエネルギーが私の中の何かを動かした
彼の素朴な自分自身であり続ける生き方が、私の魂を震わせた


「自分が自分であり続けるなら、誰も否定などできない」

その声が私の内側から下りてきた

人は覚者を間違えている
本当の覚者は、私たちが思うような姿ではない

この瞬間にいて、自分自身であり続けること

そういう人に出会い、見、触れることができたなら
ただ、その場にいるだけで、何かを受け取ることになる

何かとは、自分の内なるインスプレーション、ヴィジョンであり
魂がそれに触れると、魂が目覚め、自分を知る


次の駅で下りなくてはならないため、全部見れなかったが
ずっと彼の傍で見ていたかった


あまりにも涙が止まらないので下を向きながら歩いていたら、ある紳士が私に話しかけてきた

フランス語なのに不思議と何を言っているかが、この国に来て分かる

彼は泣いているけど大丈夫?って言って私の目を見た

優しい目だった

フランス人は優しい
そしてとてもジェントルマンが多い


それからルーブルに行くために歩いていくと、メトロの中の道端でバイオリンが聞こえてきた

素人でも分かるプロ級の音楽

初めてバイオリンを美しいと思った


カノンが流れていた

その音色が本当に優しくて・・・・
再び私は道を歩きながら、涙が止まらなくなってしまった

この曲は泰三さんがワークでかける曲の一つ・・・

ワークでかける曲を聴くことは辛くてできない

でもバイオリンが奏でるカノンは悲しくなかった

それほど彼女が弾くバイオリンの音が美しく、私の何かを動かした


あちこちで音楽が流れ、ルーブルに着くころには私は声をあげて泣いていた


祝福・・・


そんな声が聞こえるようだった

泰三さんが笑って、私を優しい目で見ていた

「どうだい?俺からの贈り物は気にいったかい?」


私はルーブルに入る前の柱に隠れて涙が止まるのを待った



日本にいると感じることができない沢山のものをもらっている

人種が違う人たちと、密接に近づくことができるこの国で
私は同じ人間として、仲間として、自然に受け入れてもらっている

特別な目で見られることもなく
この国にどこかで守られているとさえ思うのだ

メトロに乗ると特にそう思う
身体が近づくから、色々な人との接触ができる

それは「純粋」
そうとしか言いようがなかった

フランスにしては珍しく青空が続いている

太陽がすべてを光らせて、色濃く見える


空には気球が・・・

いつのまにか私は

地球のすべての生命と共に、歌を歌っていた

空を飛び、ぐるっと地球を回りながら・・・


泰三さんからの愛を受け取っていた


再び見つける

2014-09-10 04:47:04 | セッション記録
泰三さんの動画を見ていた

動画はつけてもすぐに消してしまう


動画の殆どは、私が撮っていて、どういうアングルで撮れば
かっこよく映るか研究をしていた

私たちの立ち位置は決まっていて
泰三さんのお仕事の時は、殆どが私は彼の左側
ステージに立っている時も、ステージのそでは左側にある

寝る時も彼の左側

彼の左顔をずっと見ることが多かった


泰三さんの葬儀の時も、私の右側に彼はいた
はっきりと彼を肉体で感じることができた

彼の思い、感情がはっきりと伝わってきた

亡くなった人が愛する人の傍にいるというのは
本当なんだと実体験した

彼は私の右側か、又は私の身体の中に入っていた

生前、泰三さんは俺が死んだら友子の中に入る
って言っていた

そして「その後、生まれ変わって友子の前に現れるよ」
「二人でサインを決めよう」って・・・・


葬儀を終え、7月8日くらいまでは感じることができた
49日が近づくにつれ、彼の存在を感じることができなくて辛い日々が続いた

「今は彼はやることがあって、今生の振り返りをして浄化をしている最中。
再びちゃんと繋がれるよ。そしたらたぶん夢に出てくるよ」と師であるゲリーが答えてくれた

亡くなったばかりの頃、3日間は、泰三さんが色々心配して
今後どうしたらいいかを教えてくれてた

その繋がりだけが私を生かしていた

同じように愛する家族を失った方に聞くと、やはり同じように繋がりを感じると
私も右側に来たと教えてくれた


すごいと思ったのは、折原みと先生が私たちの写真を撮って帰られ
それを漫画にしたものを見た時、本当に驚いてしまった

写真をとった時はいつもと反対側にいたからだ

なのに、出来上がった二人の漫画、画像構想は私はやはり彼の左側にいるのだ

折原先生すごい!


wifiが繋がらないアパートでパソコンはできない
フランスに来る前に泰三さんの動画を沢山パソコンに入れてきたのを見ることにした

何度も挑戦するのだが、やはり途中までしか見れない
しんどくなる

気が狂いそうになる

泰三さんと繋がると悲しみでおかしくなるので、感じないように
していたのだと、たぶん思う

でも今日はほんの少しだけ
5分くらいの時間だった

彼のすべてが蘇ってきた


泰三さんの匂い

顔の傷、むくみ具合

首の線

足の向き

洋服から泰三さんの温度と匂いが伝わってくる

胸の中のあの温かさ・・・感触

トイレに行って立つ時の回転の向き

ベッドから起き上がる時の重さ

食べる音

泰三さんが私を呼ぶ声

「友子ー友子ー」

車イスを押して話す時の振り向き様の表情


記憶喪失のようになっていたことが
苦しみを避けるために、そうなっていることも分かってはいたが

やはり彼を感じられないのは辛かったのだ

肉体を持った彼との感覚を思い出し、繋がり、ボロボロと涙が・・・


泰三さんに触れたい




もう触れることはできない


葬儀の時の彼の顔

亡くなる瞬間まで傍にいて見守っていたこと

彼の頬から涙が流れていたこと


私は永遠に忘れない

転生を通り越し、何度他に転生しようとも

あなたとの短くて濃い時間、永遠の一瞬を

私はけして忘れない


覚えていて

どこにいようとも、再び私はあなたを見つけることを・・・






聖ベルナデッタの元へ

2014-09-09 22:12:33 | セッション記録
早朝、聖ベルナデッタがいるヌヴェールへ電車で向かった

まだ外は暗く、空を見るとなんと月が・・・あのスーパームーンだ

6時近かったと思うが、まだ暗い

パリは短い夏なのだそうだ

木々は枯れ葉になり、落ち葉がひらひらと風に舞っている

フランスに来たころは、いつ夜が訪れるのかと思うくらい、朝も夜も明るかったのに・・・

段々と明るくなり、窓からは霧が朝日を遮っていたが、美しい朝になった

2時間半ほどでヌベール駅へ


案内に従って坂をあがっていくと、小さな修道院が現れた


ロウソクを灯し、お祈りをしてから、ベルナデッタのいる場所へ・・・

その場所がベルナデッタがいるかどうか分からなかったが、入ったとたんに分かった

ものすごいエネルギー

入って右側を見るとベルナデッタが横たわっていた



まるで生きているかのよう

写真は撮ってはいけないということで、ポストカードを買ったので、そのお姿を公開





背が小さかったのに驚いた

しーんと静まり返った聖堂

ステンドグラスから、光がこぼれる

ステンドグラスがこんなにも美しいものだなんて・・・・



ベルナデッタの前でしばらく佇んでいた

無・・・

完全な無の状態だった

それから隣にある聖堂でしばらく座っていた


この修道院でベルナデッタも、同じように祈りを捧げたのだろうか・・・・


しばらくの沈黙と祈りの後、外に出た



これは聖堂の前にあるマリア像



帰りは近くの公園を通り、ヌベール駅を後にした


今朝はものすごく鮮明な夢で、しかも嫌な夢だった

できれば覚えていたくない夢だった

こんなにも酷い夢を見るなんて

この世で一番恐れていることの夢だった

私の恐れがはっきりした


帰りの電車で揺られながら、目を閉じていると、ファーストモーメント(始まりの瞬間)と繋がった

生命の本質を一瞬で見た

これは説明ができない






スーパームーン

2014-09-09 04:19:29 | セッション記録
日本では9月9日はもうすでに始まっている

日本時間4時25分

フランスは8日の21時25分となる

9月9日はスーパームーン

月が地球に最も近づき、月が大きく見えることから、スーパームーンとなったらしい

朝、公園に散歩に出ると、光が昨日と全然違う

枯れ葉が上から落ちてくる音
葉を箒で掃き、水が川のようになり道路を流れてくる
そのすべてが光っている

なにやら、ここ数日の感情の波は満月が近いのでは?と調べたら

スーパームーンとあった


なるほど

月はエーテル体と関係があり、感情と関係しやすい

私の中にあった感情があちこちを彷徨い、揺れていたのは、この関係もあったのか・・・・

私のデータだが、満月になるとエネルギーが落ち着く
それまでが揺さぶられる

今日はとてもいい感じ
エネルギーが澄んでいる


明日(フランスでの9日)は聖ベルナデッタに実際に会いにヌヴェールのサンジルダール修道院へ行く

遺体が腐らずに安置されていて、テレビでも以前放映されていた

聖なる遺物を持つとパワーを得るとある通り、聖ベルナデッタと会うということは、魂の何かに出会うということでもある


泰三さんはベルナデッタが大好きだと、よく話しをした

泰三さんは仏陀も好きだけど、キリストの方に心惹かれると言っていた

ちなみに分かっていると思うが、私たちは宗教を持たない


昨晩夢を見ていた

私が病気で、ある人が出てきて、癒そうとする

私はあまり長く生きたくないから、癒さないでほしいと頼んだが

なにやら、癒されてしまったようだった

アストラル界での夢でご飯を食べることは、癒し、エネルギー補給になるそうだ

でも昨日はご飯ではなく、光だった


数人の人が私を守っているといっていた


実は昨日はルーヴルで他の作品には何も感じないで通りすぎたのだが

どうしても釘付けになって足をとめたところがある

エジプトのファラオ、ラムセス2世の巨像










そしてモナリザ




後、ライオンの顔をした神さまのようなところからエネルギーをもらった




あまりエジプトは興味がないのだが、なぜかお墓、お棺はすごかったのだ

何かに出会う時、神に呼ばれる、場所に呼ばれると言う


これって夢と関連があるのかも?と今さらながら思う

フランスに来て不思議なのは、実は夢を全部鮮明に覚えている

不思議な現象だ

長い階段を上り、ノートルダムの屋上へ








ここから夕陽を見たかったのだ

明日はベルナデッタ



どんな出会いが待っているやら







泰三さんと子守唄

2014-09-07 23:03:45 | セッション記録
眠れない夜が続いている

ここのところ、私の中の悲しみと痛みは、強く私を揺さぶっていた

夜、晴れていたのでノートルダム大聖堂へ

19時半なのに明るい

しばらく佇むと太陽が夕陽になり、沈んでいこうとしている

今日は土曜日なので21時半まで開いている


夕陽が沈みかけた時、ノートルダムの鐘の音が鳴り出した

壁には沢山の聖者が・・・

中ではミサが行われていた



ろうそくの灯されたイエスキリスト像を見ながら

私は心の中で叫んでいた

私の心のざわつきを、どうか静めてください


帰ってきたが眠れず、時計は夜中の2時38分(日本時間は朝の9時38分)
時差は7時間


眠れぬ夜は映画

ビューテフルマインドを久しぶりに見た

ジョン・ナッシュ 数学者でノーベル経済学賞を受賞した実在の人物を取り上げた映画だ

この映画は何度も何度も繰り返して見ているが、泰三さんのパソコンの映画リストの中にあったので
ノートパソコンにコピーしてきた


私が好きな監督(ロン・ハワード監督)の映画だが、ロン・ハワードが作り出す世界観がいい

彼の作品にダヴィンチコードがあるが、最後の場面、ルーブル美術館のピラミッドオブジェの前で
トム・ハンクスが跪く場面がある

聖杯(イエスキリストの血統)を守るために人生をかけた十字軍の騎士が
聖母マリアの位牌にむかい、跪く場面と重なり、
彼が前世、聖杯を守ってきた騎士であることを思い出し、重なるシーンがある
シーンの撮り方・・・・

あの感性は独特のものがあり、トム・ハンクスもロン・ハワードも何とも言えない人間性と
魂の純粋さを感じる

ビューティフルマインドを見ながら、泰三さんを思い出していた

泰三さんも又、天才であり、統合失調症を患っていた

彼の苦しみと痛みを、隣でいつも感じていた

一緒にいると、私の中の創造性にインスピレーションが降りてくる

彼は自分であり続けた


ビューティフルマインドの映画の中でのジョン・ナッシュの授賞式の言葉でボロボロ泣いた

「数を信じてきました。
方程式や論理に答えを見つけた。
しかしそういう人生を経て考えた。
真の論理とは何か?
誰が答えを決めるか?
探求の旅に出て、形而界の世界へ。
妄想を経て帰ってきて
学者として最大の発見をしました。
人として最大の発見です。
愛という不思議な方程式においては、
どんな答えも見つかると・・・。
ここにいるのは君のおかげだ。
君が僕の答え。
君がすべての答えだ」


泰三さんが最期に、声にならない声で
「あいしてる」と言ってくれたあの顔を思い出す
もう声にならなかったのに・・・・



ロウソクをつけ、泰三さんの写真を見ながら
心を静めていた

泰三さんの愛が流れてきた
繊細で優しくて、もろくて・・・

言いようのない思いが私の中に入ってきた

天才であるがゆえの生きにくさ

まるでこの映画は彼の映画だ


泰三さんの通夜の時に歌った子守唄(マントラだけど)
ずっと「友子、子守唄を歌って」と私に言ってた通り
泰三さんの魂と、肉体の一つ一つの細胞に語りかけるように唱えた


もう一回歌って・・・
まるで子供のように、ねだる泰三さんの声が聞こえるようだった





逢うべき人に出会える事

2014-09-07 00:27:19 | セッション記録
フランスに来て、ルルドに行ったり、教会を訪れたりしている

普通にマーケットに行き買い物をして、料理をする


フェイスブックやブログは、妹が更新しなさいと言って、私の復帰を後押ししてくれている


できれば、誰にも会わず、一人でひっそりと暮らしたい

そう思っていたが、泰三さんがきっと喜ばないだろうな・・・・


必要なことだけフェイスブックに公開しているが、毎日、ラインで妹が心配をしてくれている

泰三さんが亡くなって、ラインを初めてしたのだが、妹とのラインは私を本当に救ってくれている


気が狂いそうに何度もなるたびに、メールや電話で妹と何でもない世間話をする

それが唯一、私の心を救っている

妹の愛は、放浪する自由人の私を地球に
くくりつけてくれる

彼女がいなければ、とっくに後追いしていた

教会やルルドを訪れて、フランスでは日本人という枠を外れ、自由でいられる

誰も私のことを知らないということが、居心地がいい

いろいろな人間模様があって・・・

でもみんな同じ人間なんだって、いろいろな人を見て考えさせられる

道端で物乞いをする人も、警察にスリで捕まっていた少年も

どこにも違いはない


どこにいても、国を問わず共に生きているんだ

いろいろな人を見ながら、その生きている背景を見ると、何とも生きるとは
感慨深いものだと思わされる


ルルドに行き、随分気持ちが楽になってきたかと思ったら、突然鬱の発作があらわれる

この頃は公園でパソコン相手にブログや執筆を行っている


師がこう言っていた

「喜びも悲しみも、同じなのだ」と

その意味が分かる

私たちは悲しみを喜びに変えなければならないと思っている
だから、嫌なことは起こりませんようにと祈るのだ

でもそれは不可能だ

生きることは、様々なことを変えることではない


泰三さんはよく言っていた

「悲しみを閉じ込めると、喜びも感じることができない。感情は、ただの感情で・・・いいとか悪いとかではない。
それは一つの帯のようになっていて、繋がっている。だから一つの感情を閉じ込めると、他の感情を感じることもできない」

彼は感情の抑圧について長年関わって、抑圧を解放するワークを行ってきた

抑圧は、自分でさえも意識していない感情だと言っていた


公園で過ごす時間が多くなった

何を見て涙がでるのか、自分でも、もうよく分からない


ただ内側で、泰三さんを深く感じたがっている

どんな時も遺骨を離さずに持っている


少しづつ、自分の色々な側面が現れる
思っても見なかった自分に出会ったとき、びっくりする

それでも、私は私

私で居続けようと思う

6日は、泰三さんの漫画発売日



折原みと先生の感性はスゴい
泰三さんの思いをそのまま映し、より浮かびあがるような世界を創りあけていく

しかも、すべての中に、丁寧さと、心を感じる
絵やストーリーが、本当に優しさで満ち溢れている

今回は、泰三さんのプロポーズ場面が見れる

二人は、出会った瞬間に恋におちた

泰三さんが、「糸」という曲を二人のテーマソングにしようと言って、スカイプでよく流したのだ
二人がまだ一緒に住んでない、出会ったばかりの頃、朝まで、スカイプでデートしていた

逢うべき人に出会える事を、人はしあわせと呼びます

縦の糸はあなた、横の糸は私

折原みと先生に、その話しをしたら、音楽を聞いて漫画に取り組まれたとか…

本当に感謝です

逢うべき人に出会える奇跡…
私は、その人に出会ったんだ
だから、いいようのない幸せだった

恋するすべての人へ
そして生きているすべての人へ

泰三さんからのメッセージ





ネルソン・マンデラとの出会い

2014-09-05 03:50:44 | セッション記録
泰三さんは映画が好きで、毎日幾つもの映画を見ていた

彼が好きだった映画は幾つかあるが、フランスで眠れない時に、泰三さんのように映画を見ようと
日本から映画をパソコンに入れて持ってきた


これは泰三さんと一緒になって、
泰三さんの映画リストに入ったもの

昨日はなぜか眠れず、映画をみていた

インビクタス/負けざる者

この映画の前に、マンデラの27年間の獄中生活の映画『マンデラの名もなき看守』を見ていたので
ぴったりのタイミングで見ることになった

獄中から出て、大統領になって民族和解、アパルトヘイト問題に取り組む様や、国を思う彼の人生をかけた生き方が
この映画に出ている


この映画では、リーダーシップの価値観とは何なのかをマンデラが若者(ラグビーのキャプテン)に問いかけながら
インスピレーションを与えていく場面がある
「我々は創造性が必要です。国をうまく築くためには、我々みんな 自身の予想を上回らなければ」

そこでインスピレーションを得た若者は、自らの枠を超え絶対無理だと思われるワールドカップ優勝に向けて自らを変化させていく

人を尊重すること、敬意を払うこと、国のため、人々のために命さえも捧げる生き方に
心を打たれた


リーダーシップとは、自らの人生を模範として見せること

簡単に言葉では綴れるが、命を捧げるということがどういうことなのか?

27年間も獄中で、どうしてそんなことができようか・・・・

マンデラの南アフリカ共和国での愛称はマディバ
マディバとは彼の先祖が誰かを象徴する氏族名であり、部族社会の影響が残る南アフリカでは単なる愛称ではなく、尊称に近いもの


いつの時代にも、本当に生きることとはどういうことなのかを
教えてくれた師がいるものだ

師の傍にいくだけで、インスピレーションを与えられ、自らが目覚める

彼らはただ・・・自分自身であり続け、痛みも悲しみも怒りも持ち、迷う人間なのだ

人間であり続けながら、自らの魂に従う


師と共に存在し、そこにいるだけで自らに目覚める
私たちはただ、見て、聞いて、触れて、味わうだけで
彼らが発する生命のエッセンスを受け取る

泰三さんもそんな一人だった

彼はいつでも彼自身であり、まことに人間らしく
迷い、怖がり、痛みを持ち、そして自分の内なる声に従って生きていた

彼といることは、私自身であり続けることであり
彼と私はいつでもダンスを踊っていた

喧嘩をする時も、共に歌う時も、ワークをする時も
私たちはすべての存在と共に踊っていた

彼の温もりが懐かしい

この頃、毎日のように泰三さんが夢に出てくる
私にインスピレーションを与えているのが分かる

執筆はなかなか進まない

でも方向は見える
ただひたすらインスピレーションが下り、書きたくなるのを待つことにしよう



これは泰三さんの携帯で知らない間に撮っていてくれた画像



結婚式の後、救急車で運ばれたとき、泰三さん、心配そうにベッドの横にいてくれた



なんだかとても古い写真



初めてのプリクラ(笑)






泰三さんが愛おしい

泰三さんに会いたい



ルルドから再びバリへ

2014-09-03 11:54:29 | セッション記録
ルルドの旅を終えた

ルルドからパリのモンパルナス駅まで六時間半近くかかる

早めに駅で待っていると、30分も早く電車が出た

姪のいづみが、標示板を見て、あわてて電車へ…
乗って8分後に、出発した

危機一髪

最後まで守られたルルドの旅だった

ルルドは温かな人が多くて心が和む

いづみは妹の長女
7人しか選ばれない奨学金を受ける事が出来たスゴい努力家

フランスのアパートに一人暮らし

今回の旅は、彼女のフランス語で、無事行く事が出来た

面白いのは、英語とフランス語を混ぜて話されたり、英語で声をかけられると、「英語は分からない」とフランス語で言うと、みんな笑うのだ








私は挨拶だけのフランス語で生活をしている

以前の私だったら、家から一歩も外に出ないで、ストレスを感じていただろう

泰三さんと一緒になって、私は大きく変わった

何かに動じなくなった

冷静では常にあるが、泰三さんが私の中にいるから、よりミックスされて、強化された感じ…

でも、やはりコミュニケーションがとれるくらいに、話しが出来るようになりたいと思った旅だった

イタリアに飛ぶのは一人…
でも、泰三さんが亡くなった痛み以上のものは、何もないと思っている

もう恐れるものは何もない


ルルド巡礼のミサで、何かが変わった
何かは説明出来ないが、少なくとも
どこに向かうのか?
魂の原点、回帰を垣間見た

いっぱいの星空を見上げながら、私は宇宙と地球の生命の母体と交信していた

なぜ、ここにいるのか?
始まりの瞬間、ファーストモーメントと繋がった

魂はなぜ地球に転生するのか?

なぜ苦しみと悲しみがあるのか?


生前、泰三さんは私と禅問答したがった
よく二人は長い時間、話しをした

毎月、八時間の金沢行きの車での道中で、私達は宇宙について、人間について話しをした

彼は自分の枠を超えたがっていた

自分が得てきた心理学の枠の中で捉える事よりも、何か、知らない世界を知りたがった

泰三さんと私は、お互いが生きてきた世界について語った
二人で話しをしていると、
新しいインスピレーション、
形が生み出されていった…

二人の生み出した新しい概念、
新しい心理学
新しいスピリチュアリティは
まだ見ぬ明かされていない分野として貢献していく事を二人は誓っていた

創造する事…
クリエイティブ性は
人の人生、世界を豊かにする

BeingとDoing

2つが交わり、クロスになる

人間とは、クロス(十字)そのもの

縁起、空の概念、実存がそれを証明してくれるだろう

私と泰三さんは、十字そのものだった

両方に天と地を備え持ち、二人が一緒にいると統合された

私達は今、天と地球に存在する

でも肉体意識は、離れている分離感で
悲しみから逃れるは出来ない