夕空ノート

管理人、天野空流の日々を書き綴る場所です。出かけた際の写真などを中心に書いていこうと思います。

数字とアルファベットによる組み合わせの暗号はどれだけ強いのか?

2007-11-30 23:59:32 | 日記
柔道の授業で、乱取りの最中、相手の柔道着をつかんだまではよかったのですが、その際に爪がひっかかり先端3分の1ほどがやってしまいました。
そのときも痛いのですが、後になればなるほど痛くなってくるという(^^;)
保健室でも、この段階で切ってしまうと、かなりの深爪になってしまうので、底を保護して放置しろといわれました・・・。


さてさて、携帯電話などで、他人になかを見られないようにナンバーロックがかけられる機能がありますが、任意の4桁の数字でロックするものだと、なんと、ちょっとした解析ソフトなどを通すと、1分で解析が終了してしまうそうです。
・・・という話をずいぶん前に聞いたことを思い出したのですが、任意の4桁ということは、0~9の10個の数字、それが4桁分なので、1万通りを0000からはじめていけば、1分で9999までのすべてが調べられてしまうわけです。
ようはあの4桁ロックは暗号技術を扱う人々にとっては、無防備に等しいともいえるわけです。

ところが、別の場所で読んだ本にのっていたことなのですが、これが4桁ではなく8桁、さらに数字だけでなくアルファベットが加わると途端にややこしくなり、もはや解析が不可能だそうです。
どういうことなのか、実際に計算。


まず0~9で10個。アルファベットがA~Zで26個。計36個。
これが8桁分あるので、36の8乗。
36^8 = 2 821 109 907 456

表記を変えると、2兆8211億990万7456通りの組み合わせができることになります。
これだけでも結構おそろしい。

これをさきほど1万桁の解析で1分かかると述べましたので、1万で割るとかかる時間(分)がでてきます。

2821109907456÷10000=282110990.7・・・

約282 110 991分。
これをあとはわかりやすい単位に変換です。
まずは1440分(1日)で割り日数を。
すると結果は195910.41日で終了。
最後に1年365日で割って・・・。
536.740849年という結果に。


つまり、解析には、536年270日9時間50分24秒必要ということになりました。

一体何世代にわたって計算が必要なんですか・・・(^^;)
ただ、考えなければいけないのは、うえの時間はすべての通りにアタックした場合の時間なので、たとえば、設定したパスが始めのほうで出現してしまえば、もっとはやく終わることになります。
また解析に使うコンピューターがどの程度のものかにもよります。

・・・だとしても、誰かが席をはずしたすきに暗証番号を盗みとろうと解析しても、500年では無理ですね(^^;)


最新の画像もっと見る