夕空ノート

管理人、天野空流の日々を書き綴る場所です。出かけた際の写真などを中心に書いていこうと思います。

月に向かうは、「かぐや」だけにあらず。

2007-10-22 23:28:21 | 宇宙
いつものように朝の駅を歩いていたら、突然声をかけられたので、何事かと思いきや、実行委員のOBの方でした(^^;)
なんでこんなところで。




さてさて、日本が打ち上げた月探査衛星「かぐや」は子衛星分離、観測面である月方向を常にむくようにする定常制御モードへの移行も完了し、着々と月観測へと準備がととのいつつありますが、そんななかで、前からいつ打ち上げとなるのか?と気にされていた、中国初の月探査衛星「嫦娥1号」の打ち上げ日が決定したそうです。
打ち上げ日は北京時間10月24日18時5分(日本時間19時5分)だそうで、これはどこからか情報が漏れてきたという不確かなものではなく、中国各メディアが一斉に報じたものだとか。
ちなみに打ち上げ軌道は、綿密に計算が行われたそうですが、少なからず、日本のかぐやを参考にしているとか。


中国は今、月探査を国家プロジェクトとして「嫦娥計画」を進めているそうで、このプロジェクト、周回機、着陸機、サンプルリターン機を順次月に送り込む予定で、その第一陣がこの「嫦娥1号」。
月の高度200キロの周回軌道投入後は1年間にわたって観測が行われるようです。


・・・打ち上げは中国の四川省の発射台から行われるとのことなのですが、ここからの打ち上げ実はかなりの失敗事例があり、付近の農家に落ちてるのだとか。
国家の威信がかかっているので、なんとかするのでしょうが、まず打ち上がるのかといったところが気になります。

スペースデブリで宇宙でも厄介になっている中国ですが、はたして月では大丈夫なんでしょうか・・・

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