ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

ゲームとの戦い~受験生男子

2018-07-25 | 不登校

「ゲーム中毒みたいに、ゲームを止めないのですが、どうしたら良いですか?」

ミノ君のお母様から、そんな相談を受けました。

ミノ君(高3)は家に居て、最近は、ほぼゲームだけをしているそうです。

でも、これはお母様の話なので、
実際はミノ君も、勉強もしているだろうし、
テレビを観たり本を読んだりもしているのだろうと思います。

部活が終わって、周りが受験一色になってしまった今、
現実逃避としてのゲームは、充分考えられるのですが。

 

そんな折、ちょうどH君(大学1年)が遊びに来たので、
「H君は高3の頃、どれ位ゲームをしてた?」と聞いてみました。

H君もゲームが大好きで、その事を、H君のお母様は何時も嘆いていたのです。

「僕ですか?  親の目を盗んで、結構していました。」

「どれ位?」

「実は、高校の授業中にもやっていました。」

「えっ?授業中に?」

「はい、何度も先生に怒られて、でも、謹慎中にも またやって、何度も職員室に呼ばれました。」

「えっ? それは初耳

「予備校の時も、授業中にやる時もあったし、
カードゲームの店には、毎日必ず行っていました。」

「カードゲームのお店に行っていたことは知っていたけど。。。
どうしたら、ゲームって止められるの? 悩んでいるお母さんがいるのだけど。」

「それは、僕にも分かりません。」

「今は?」

「今はそんなにしていません。」

「独り暮らしなのに?」

「はい。飽きたのかな?  そうかも。」

 

う~ん、そうなのか。。。

H君も、ミノ君も、受験からの現実逃避でゲームをやっているのかも。

その証拠に、大学生になったH君は、ゲームに執着している感じはしません。

ミノ君は、受験まで、あと半年。

時間の配分は、自分で自覚して、コントロールしない限り難しいのかもしれません。

だからこそ、親が注意したりするのは、逆効果なのかもしれないな~と思います。

な~んて、2人の息子達の受験が既に終わった私は、客観的にこんな事を述べていますが、
渦中に居た頃は、キリキリしていたな~と、今更ながら反省中です 

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