「ゲーム中毒みたいに、ゲームを止めないのですが、どうしたら良いですか?」
ミノ君のお母様から、そんな相談を受けました。
ミノ君(高3)は家に居て、最近は、ほぼゲームだけをしているそうです。
でも、これはお母様の話なので、
実際はミノ君も、勉強もしているだろうし、
テレビを観たり本を読んだりもしているのだろうと思います。
部活が終わって、周りが受験一色になってしまった今、
現実逃避としてのゲームは、充分考えられるのですが。
そんな折、ちょうどH君(大学1年)が遊びに来たので、
「H君は高3の頃、どれ位ゲームをしてた?」と聞いてみました。
H君もゲームが大好きで、その事を、H君のお母様は何時も嘆いていたのです。
「僕ですか? 親の目を盗んで、結構していました。」
「どれ位?」
「実は、高校の授業中にもやっていました。」
「えっ?授業中に?」
「はい、何度も先生に怒られて、でも、謹慎中にも またやって、何度も職員室に呼ばれました。」
「えっ? それは初耳」
「予備校の時も、授業中にやる時もあったし、
カードゲームの店には、毎日必ず行っていました。」
「カードゲームのお店に行っていたことは知っていたけど。。。
どうしたら、ゲームって止められるの? 悩んでいるお母さんがいるのだけど。」
「それは、僕にも分かりません。」
「今は?」
「今はそんなにしていません。」
「独り暮らしなのに?」
「はい。飽きたのかな? そうかも。」
う~ん、そうなのか。。。
H君も、ミノ君も、受験からの現実逃避でゲームをやっているのかも。
その証拠に、大学生になったH君は、ゲームに執着している感じはしません。
ミノ君は、受験まで、あと半年。
時間の配分は、自分で自覚して、コントロールしない限り難しいのかもしれません。
だからこそ、親が注意したりするのは、逆効果なのかもしれないな~と思います。
な~んて、2人の息子達の受験が既に終わった私は、客観的にこんな事を述べていますが、
渦中に居た頃は、キリキリしていたな~と、今更ながら反省中です