ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

誤診?療育の成果?とにかく素晴らしい出来事

2019-12-06 | 発達性協調運動障害児

昨日は、ダイスケ君(5歳)のレッスンでした。

3歳の頃から ひと月に1回程、リトミックや指先の訓練をしてきましたが、

今月から、本格的なピアノのレッスンを始めたのです。

 

昨日は、右手で「ドレミ~♪」と弾く練習をしました。

ダイスケ君は左利きなので、

右手では弾きににくいだろうな~とは思っていたのです。

想像通り、最初は少々もたついたのですが、

少し練習したら、難なく弾けるようになりました

 

次に、「ドレミ~♪」と弾いた後で、

3の指(中指)を使って、

「ミミミ~ ミミミ~♪」と弾かせました。

そう、「ジングルベル」の最初のフレーズです

ダイスケ君は、とても喜んで、

何度も何度も弾いてくれました。

 

次に、先週指導した「レドレ~♪」を使って、まねっこ遊びをしました。

「先生の真似してね。」と言って、

私は まず最初に、大きな音で「レドレ~♪」と弾きました。

するとダイスケ君は、大きな音で「レドレ~♪」と弾きました。

 

そして次に、私は 小さな音で「レドレ~♪」と弾きました。

するとダイスケ君は、小さな音で「レドレ~♪」と弾きました。

 

凄いピアノを始めたばかりなのに、

しかも、利き手ではない右手で、

ちゃんと、指先のコントロールが出来ているのです

 

実はダイスケ君は、

「発達性協調運動障害」の診断を受けています。

あの有名な天才・佐藤和音君と同じ障害です。

https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/e/9714cc2c95a399796eb14b44365f6c83?fm=entry_awp

確かに、体幹が弱いのは感じていましたし、

鉛筆を持ったりすることは、今でも苦手の様です。

 

しかし、ここ数回のレッスンでは、そんな病名を忘れる程の素晴らしさです。

もしかしたら、誤診だったのかしら?と思う程なのです。

注意欠陥の要素もある~と伺っていましたが、

昨日のレッスンでは、30分間、ずっと集中力を保つことができました。

5歳児にしては、素晴らしい集中力だと思います。

 

ダイスケ君は、診断を受けてから 毎週多くの療育を受けています。

3歳から熱心に療育を受けていますので、

もしかしたら、それが功を奏しているのかもしれません。

 

ただ言えることは。。。

ダイスケ君は、これからグ~ンと伸びるであろうと云うこと。

可能性を見つけ、充分に伸ばせば、

きっと、素晴らしい未来が待っているんじゃないかな。

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