昨日は、ダイスケ君(5歳)のレッスンでした。
3歳の頃から ひと月に1回程、リトミックや指先の訓練をしてきましたが、
今月から、本格的なピアノのレッスンを始めたのです。
昨日は、右手で「ドレミ~♪」と弾く練習をしました。
ダイスケ君は左利きなので、
右手では弾きににくいだろうな~とは思っていたのです。
想像通り、最初は少々もたついたのですが、
少し練習したら、難なく弾けるようになりました
次に、「ドレミ~♪」と弾いた後で、
3の指(中指)を使って、
「ミミミ~ ミミミ~♪」と弾かせました。
そう、「ジングルベル」の最初のフレーズです
ダイスケ君は、とても喜んで、
何度も何度も弾いてくれました。
次に、先週指導した「レドレ~♪」を使って、まねっこ遊びをしました。
「先生の真似してね。」と言って、
私は まず最初に、大きな音で「レドレ~♪」と弾きました。
するとダイスケ君は、大きな音で「レドレ~♪」と弾きました。
そして次に、私は 小さな音で「レドレ~♪」と弾きました。
するとダイスケ君は、小さな音で「レドレ~♪」と弾きました。
凄いピアノを始めたばかりなのに、
しかも、利き手ではない右手で、
ちゃんと、指先のコントロールが出来ているのです
実はダイスケ君は、
「発達性協調運動障害」の診断を受けています。
あの有名な天才・佐藤和音君と同じ障害です。
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/e/9714cc2c95a399796eb14b44365f6c83?fm=entry_awp
確かに、体幹が弱いのは感じていましたし、
鉛筆を持ったりすることは、今でも苦手の様です。
しかし、ここ数回のレッスンでは、そんな病名を忘れる程の素晴らしさです。
もしかしたら、誤診だったのかしら?と思う程なのです。
注意欠陥の要素もある~と伺っていましたが、
昨日のレッスンでは、30分間、ずっと集中力を保つことができました。
5歳児にしては、素晴らしい集中力だと思います。
ダイスケ君は、診断を受けてから 毎週多くの療育を受けています。
3歳から熱心に療育を受けていますので、
もしかしたら、それが功を奏しているのかもしれません。
ただ言えることは。。。
ダイスケ君は、これからグ~ンと伸びるであろうと云うこと。
可能性を見つけ、充分に伸ばせば、
きっと、素晴らしい未来が待っているんじゃないかな。