懐かしい場所へ…

4月11日（金）

昨日の肌寒さから一転して暖かい日となった。しかし、今日は昼夜の寒暖の差が最高になるのだとか…夜になるとかなり冷え込むらしい。

あったか陽気にジッとしていられなくて懐かしい場所へ…再び

あれから4年…懐かしい校舎は今もひっそりと春を待っていた。外観は何も変わっていないけれど…。

　　　

校舎の中でも最も好きだった場所…空中にせり出した温室。管理員さんがこまめに世話をしていて一年中花が咲いていた。この場所から眺める夕陽は日本一きれいだと思った。近くに住む当時の管理員さんが今も世話をしてくれているのだ。帰り道、偶然その管理員さんにお会いし、この地の人たちの近況を聞くことが出来た。お亡くなりになった人あり、大けがをされた人あり、4年の歳月の重みを感じた。

 

この冬訪れた時、雪の重みに必死で耐えていたシンボルの白樺、残念ながら一本は折れていた。

 

帰り道わが農園にも寄ってみた。道路はまだ全部開通していないので、途中から雪の上を歩く。畑はまだ７～８０ｃｍの雪に覆われていたが日当たりのいい所は雪が消えていた。

　　

　雪が消えたところから春の恵みをいただいた。

段丘のあちらこちらで、雪下ニンジンの収穫に精を出す農家の方の姿があった。今が旬の雪下ニンジン、このおいしさを味わえるのももう少しといったところだろうか。

 

 

段丘に春耕の音が響き渡るようになるまであとわずかだ。