緑の風&おひさま通信   

緑の風が吹く河岸段丘で草や虫を相手に畑を耕しています。自然が大好き!歌が大好き!な私のつぶやきを聞いてください。

あれから10年…

2014-10-23 10:13:15 | 緑の風&おひさま通信

10月23日(木)

今日10月23日は、新潟県中越地方に住む人々にとって忘れられない一日だ。

最大震度7の激震を観測し、たくさんの犠牲者と甚大な被害をもたらした中越地震発生から今日で10年。今日は各地で慰霊の会が計画されていてsorajijiさんも朝から長岡に出かけて行った。

10年前のあの日、珍しく家族全員が家に居て、これから夕飯という時間帯だった。突然襲った大きな揺れ、みんなで居間に集まったけれどたびたび余震が襲ってくるので車に避難。車中で眠れない一夜を過ごした。幸い家の倒壊もけが人もなく翌朝には家にもどれたが、電気は翌日のお昼過ぎにようやく復活した。ライフラインが閉ざされ避難所暮らしを余儀なくされた人たちも多く、当時勤めていた職場も避難所となった。

中学生の時、新潟地震を体験したが身近で体験したもっとも大きな地震となった。

建物や自然の被害も大きかったが、たくさんの人たちの命も奪った。幼い命もあったしこれからという若い命や働き盛りの命もあり、残された家族にとってはいまだに癒えることのない悲しみを背負っていることだろう。

その後も中越沖地震や、東日本大震災、長野県北部地震と続き、地震大国の怖さを見せつけられた。

地震だけでなくあちこちで起こっている災害、まだ記憶に新しい広島の土砂災害、御嶽山の噴火もまだ収束していない。降雪を前にして捜索を打ち切らなければならなかった関係者と家族の思いは計り知れない。

豊かな自然の中で『生かされている』事のありがたさをつくづくかみしめる。

   

           

  

 

 

 


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