熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

師の教え忘れまじ。師匠の研究生活30周年記念パーティーに出席して。

2007年12月13日 08時24分39秒 | 我思う
更新をさぼりすぎていたので、またバックデイト。

11月30日(金)。

小生が大学院時代にお世話になった師匠、S先生の研究生活30周年記念

パーティーに出席した。

研究生活30周年とともに、先生は還暦を迎えられた。

、、、

小生も実はこの会の発起人の一人。

(なんといっても、小生、S研究室のたった一人の一期生。準備はすべて

後輩に任せてしまったが。笑)

先生のお人柄か、M大学の学長先生、出版関係者の方々、他大学の先生たち、そし

て本当に大勢のOB、OG、在学生たちが出席した。

、、、


写真はM大学で有名なマンドリンクラブの演奏。

先生のパーティーらしく、きどらず、かざらず、それでいて、感謝の気持ち

を前面に表す演出がされていた。

、、、

先生、全然変わっていなかった。

いやむしろ、さらに若返られた?とも思えるくらいのパワフルぶり。

「70歳まではアメリカに行って研究し、70歳からはヨーロッパに居を構えて
80歳までヨーロッパの研究をしたい!」

と熱く、楽しそうに夢を語ってらっしゃった。

(いやおそらく夢ではない。この先生のことだからきっとやると思う。)

じーんとした。

40代前半で、数々の学会で大活躍されていた先生。

初めて迎えた弟子がなんと小生のような不勉強極まりない愚弟子。

さぞかし、その不運を嘆いてらっしゃったことだろう(苦笑)。

ただ、先生について、二人っきりで日本の企業集団(研究テーマ)について

熱く語った日々が走馬灯のように頭をよぎった。

、、、

社会、民衆への愛情。
揺るがぬ研究者哲学。
大いなる夢、情熱。
なんのために?を常に問う研究姿勢。
理屈よりも実践と行動。、、、etc。

、、、

学問は本当に不勉強だったが、先生から学んだことははかりしれない。

今でも小生の大切な考え方のベースになっている。

、、、

5月24日の日記にも書いたが)

先生から言われた忘れられない言葉。

シチュエーションは電車内。

車内で疲れて寝ているサラリーマンを見ながら、先生はこうおっしゃった。

「song20君。僕たちはこの人たちを幸せにするために学問をするんだ。
そうじゃないなら、研究者をする意味がない。今すぐやめなさい。」

まさに、なんのために?を徹底して問う厳しいお言葉だった。

、、、

小生、運がいい。

心からそう思っているが、

もっとも良いと思うのが、師匠運。

人生の場面場面で、本当にすごい師に恵まれている(本当ーーーに)。

、、、

そろそろ恩返しがしたい。

ほんの少しでも。

百の言葉ではなく、一つの行動、実績で。

師の教え、忘れまじ。

小生には、迷ったら、自分を見失いそうになったら、帰る教えがある。

師の教え、原点に帰るのだ。

小生も40歳。

さあ、そろそろ恩返しをするぞ!

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2 コメント

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大将☆さん、師に恩返しします! (song20)
2007-12-14 08:32:35
大将☆さん、コメントありがとうございます(^^)。

まだ40歳、ですね、確かに(笑)。
でも、そろそろ本当に恩返しを始めないと間に合わない歳になってきました。
自分の欲、例えば消費欲なんてものを満たすための人生なんてむなしいだけですね。
少しでも、社会に役に立った、貢献した、新しい価値を生み出したと言われる人生を歩みたいです。

頑張ります!

ありがとうございました
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まだ40歳^^ (大将☆)
2007-12-13 17:29:26
この人達を幸せにするための学問・・・うん、そうですよね。
自分の欲のためより、万人が喜んでもらえるのは、自分の幸せになる。
我が師匠も写真で、万人の心を幸せにした。
うん、利益より損をして徳をとれだと思う。
特に陰徳だね。
今日の文からsong20さんの師匠の想いが伝わったし、一つ自分がやっている事がプラスの方向だとも確信できた。
ありがとうございます。
今後とも、人の心を幸せにする絵(写真)を描きます^^
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