熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

「地獄の夏休み」から得たかけがえのないもの

2011年08月17日 08時00分02秒 | 我思う
お盆休みを終えて、今日からまた通常勤務

4日間の一斉休暇期間、少々体をいじめてみた(笑)。

おかげで今日の朝、駅の階段を降りていると、ふくらはぎがつりそうになった

、、、

筋トレもやったが、基本は炎天下でのジョグ

例えば、一昨日は午前中に10km、午後7km。

昨日は午前中に12km、午後は筋トレ。

齢44歳、そして今の体力ではこのメニューは少々きつい。

走りながら何度も心が折れそうになる

、、、

そんな時に思い浮かべる言葉がある

「それがお前の限界か!」

「根性ターボ全開!」

「あの負けた試合の悔しさを思い出せ!」

これすべて中学、高校時代、夏休みの合宿でのしごきで監督やコーチ、先輩からかけられた

言葉だ

、、、

いくらきつい、と思っても、高校時代のように、もうダメ!死ぬ!と思うくらいまで追い込んで

いるわけじゃない。

特に強制力もないなかで走るから、ちょっときついくらいで、

「歩こうかな」と軟弱な心がささやく。

最初にこの軟弱な心が現われたら、彼に向かってまずはこうつぶやく。

「歩く理由がないよ。まったくもって。」

こう思うと、大分頑張れる

、、、

それでもいよいよきつくなって来ると、上の言葉を心の中で叫びながら走る。

「地獄の夏休み」

同じサッカー部の友人たちと良くこう話していた。

当時は部活をしていない友達の夏休みが「天国」に見えた。

なぜ俺たちはこんな暑い日に、こんな血へどを吐くようなトレーニングをしているんだろう?

と良く思ったものだ。

でも、この「地獄」を乗り越えたことで得た自信やメンタル面でのタフさは

かけがえのない宝だと思う

スポーツはとてもわかりやすく、この宝を与えてくれる。

、、、

ただ、大人になって気づいたことが二つある。

一つは、自分では「地獄」だと思っていたトレーニングが、もっと上のレベルの人たちからする

と、大したトレーニングじゃないということ(苦笑)。

これは初めて代表クラスの人のトレーニングについて直接聞いた時に感じた。

まったくもってレベルが違っていた

上には上がある。

自分の努力なんて(良い意味での自負心はもっても)たいしたことはない。

よって、謙虚になろうと思う。

、、、

もう一つは、メンタル面での宝ではあっても、過信してはいけないということ。

そう、体力や体の節々の強さは当時のものではないという冷酷な現実から目をそらしては

いけない。

高校生の時は、もう倒れる、明日は起きることが出来ないと思うくらいしごかれても、次の

日にはケロッとして、炎天下で3試合こなしたり、と平気だった。

でも、今はそうはいかない。

膝、腰、ふくらはぎ、等々ケアが必要で、これを怠るとすぐに痛みが出て、走れなくなる。

、、、

がむしゃらさと冷静さのバランス。

根性と計算のバランス。

「地獄の夏休み」とその後の「社会人生活」から得た教訓。

両方とも大事。

しっかり活かして、進化、成長を目指したい

Be the best you can be!

(※元プロテニスプレーヤー杉山愛さんの好きな言葉。)


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