４年に一度の同窓会。今回は福岡。

土日。福岡に行ってきた。

いつもは福岡は仕事をする場。

今回は完全プライベート。

大学の同窓会。
４年に一度、オリンピックイヤーに開催している。

今まで、東京（９６）、神戸（００）、愛知（０４）、そして今回が福岡。

幹事を務めた人が次回の開催地を指名できる。

で、次回は２０１２年、京都に決まった。

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行って良かった。
やっぱり友はいい。

４年間、本当に苦楽をともにした仲間たちだ。

笑い、泣き、怒鳴り、殴ったり、殴られたり（笑）。

それなりに勉強もし、世の中の本質や将来の夢について、何度も徹夜で語り

合ったりもした。

当時でも珍しいくらい、濃い、濃い、付き合いをしたと思う。

そしてその過程で培った友情を心から誇りに思っている。

そんな素敵な友だが、みんな四十の大台を超えて、頭髪もお腹周りも円熟味を

増していた（笑）。

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実は、半数以上が経営者。

そして経営者じゃない人もほとんどは、各企業や組織で重要ポジションに

ついていた。

当然かもしれないが、立場が立場だけに、皆、責任感と情熱、そして危機感にも

溢れていた。

数年前までは調子が良かった人も、今はそうではない。

一人残らず、各業界で必死になって戦っていた。

みんな底抜けに明るかったが、安穏としている人は一人もいなかった。

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学生時代の濃い付き合い、そして今、大人になって真剣勝負をする友だからこそ、

話せることも多かった。

バカ話、昔話も当然したが（笑）、トップに共通する悩みや組織運営について

も話し合った。

（それにしても、仕事好きな奴が多い。いやせざるをえないからか？（笑））

みんなそれぞれの使命感を胸に実直に、真面目に仕事に取り組んでいた。

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その中で、皆の口から頻繁に出てきた言葉。

「現場」、「リーダーシップ」

新しく飲食店を始めた友人は、（どこかの映画の真似をして）

「事件は現場で起きている」、「現場でしか起きない」

と自分に言い聞かせるように、しきりに言っていた（笑）。

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小生、理事長に就任してからもずっと現場にいる。

まだ歳が若いのと、現場感覚を失いたくないことなどが理由だが、最近、

あらためてこの現場での自分の仕事について考えさせられている。

ちょうどそんな時に、同窓会でこの言葉を何度も聞くとは思わなかった。

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やみくもな精神論ではなく、考え方ってやっぱり大事だ。

リーダーシップに絶対はないと思う。

本質は共通する部分も多いが、

具体的には、

その企業や組織が置かれた状況によって、大きく変わると思う。

現状を踏まえた、最適なリーダーシップ。

途方もなく難しいことだが、これは本を読んでも、外部の人の意見を聴いても、

実は解は見つけられない。

感謝の気持ちを持って、人の意見を受け止めながらも、結局は

自分で見極め、決めるしかない。

何度も何度も、頭と心で、真剣に反芻しながら。

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「現場」、「現場」、「現場」、、、。

単なる偶然か、天の啓示か、それとも自分で引き寄せているのか？

本を読んでも、テレビをつけても、人に会っても、最近驚くくらいにこの言葉

を良く聴く。

（ふと、神様はやっぱりいるんじゃないか、と思うくらい）

うちの学校の現状に合った、現場でのリーダーシップの執り方。

いろんな人たちの意見を真摯に聴くことによって、そして自分の心の中で何度も

自問自答することによって、少しずつ見えてきた。

大ーーーいなる、反省とともに。

あとは行動あるのみ。

そして、常に、行動→振り返り→行動。

これしかない。

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幸いにして、小生には内外ともに

本当に暖かい助言、苦言を呈してくれる人がいる。

これこそ最大の財産。

覚悟を決めて、仲間を信じて、今、最適だと思う現場でのリーダーシップを

執ろう。

そして、また４年後、今度は京都で、成長した姿を友人たち見せたい。