熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

ジャカルタ訪問記6 隣接する二つの宗教の建物と「オールナチュラルパーソンズ」

2006年07月16日 18時14分29秒 | 我思う
写真は「カテドラル」というカトリック教会。

インドネシア国民の90%はイスラム教の信者。

これに次いで多いのがカトリック信者だそうだ。

イスティクラル・モスクとこのカテドラルを見ようと思った大きな理由だが、

この二つの異なる宗教の建物は、実は、

道ひとつ挟んで建っているのだ。

ちょっと感動した。

今まで行った国では、ここまで隣接して両宗教の象徴的な建物が並んで建つ

なんて見たことがなかったからだ。

、、、

人口2億3800万人、多くの民族が住む多民族国家であり、イスラム教、プロテ

スタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教といった宗教が共存する街。

実生活で現実がどうかははかりしれないが、これっていいなーと素直に思った。

、、、

うちの学校で掲げた「信条」(社是のようなもの)の第一番目の項目にはこう書か

れている。

「オールナチュラル・パーソンズ」(all natural persons)
 私たちは、人間として生まれたすべての人は差別されず平等であるというオールナチュラルパーソンズの精神に基づいて行動する集団です。
 私たちは相手を思いやり、人として対等な立場で信頼関係を築く集団です。

、、

オールナチュラルパーソンズとは、すべての自然人は平等であり、民族、人種、

宗教、国家、年齢、性別等々、あらゆる差別を排するというものの考え方だ。

小生の師匠のK氏から教わった大事な考え方。

日本全国、そして世界各国から学生が集まる学校を運営している。

この考え方に心から共感し、「学園の信条」を新たに提示するときに、いの一番

にこれを掲げることにした。

これからも何にもまして、ずっと大切にしたい考え方だ。

この二つの建物を見学して、改めてその想いを強くした。


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