リリー・フランキーの『東京タワー』を読んだ。
今まで名前くらいは聞いていたが、書店に行っても手に取ることがなかった。
(小生、経営書以外、いわゆる「流行本」にはあまり手を出さないタチだ。)
学校でコラボさせていただいている熱き音楽バンド「ウェルテル」のヴォーカル宮崎さんから
紹介されて読むことにしたのだ。
(ウェルテルさんはこのブログのブックマークにも貼ってあるが、お奨めアーティ
ストだ。バンド名のウェルテルとは、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』から)
読んでみて、やっぱり食わず嫌いはいけない、と思った。
、、、
泣けた、、、。
猛烈に泣けた、、、。
本を読んでこんなに涙が流れたのは何年ぶりだろう?
いわゆるお涙ちょうだい、の類の本じゃない。
かわいそうな家族を描いた本でもない。
幸せについて、家族について、とても前向きな姿勢で書かれた本だ。
そして、筆者の筆力もすごく、かなりぐっと来た。
昨日、読み終えて、いろんなことが頭をよぎり、なかなか眠れなかった。
母親のこと、父親のこと、兄弟のこと、自分が持つ家族のこと、仲間のこと、、、。
、、、
今日は、家に帰って、家族みんなでドラマ『1リットルの涙』(第10話)を観た。
泣けた、、、。
娘が二人いる。
だから、尚更、この実話に基づいたドラマに毎回、感情移入してしまう。
このドラマもお涙頂戴ではなく(確かに泣かせる演出はあると思うが)、超が付く
ほど、生きることの意味、家族の絆、前向に生きる姿勢の美しさを感じさせるい
いドラマだと思う。
(日本のテレビも捨てたもんじゃない。)
、、、
家族って何だろう?
親ってなんだろう?
、、、
さて、今日、なぜ、こんな話をブログに書いているか、実は意味がある。
今日、夕方の会議を一つ欠席し、早退した。
(先生、職員の皆さん、本当にごめんなさい)
娘の通う学校で先生たちと話をして、すぐに家に帰ってきた。
娘が学校で少し問題を起こした。
ただのやんちゃなら、正直、そんなに残念がったり、怒ったりもしない。
でも、まだ芽は小さいものの看過できないことをやってしまった。
もちろん、本人はまだ幼くて、悪気もなく、ほんの悪戯、ゲームだったかも知れ
ない。
(ここまで小生や妻が真剣に話すことに本人が一番驚いたかも知れない。)
でも、娘への強い愛情があるからこそ、看過できない。
それが人の心を傷つける行為だったから。
、、、
子供たちには今までこう言ってきた。
一生懸命頑張ったなら、成績なんて気にしなくていい、とにかく友達を大切にし
なさい、先生を敬いなさい、ケンカはしてもいい、でも卑怯なことは絶対にす
るな、、、。
、、、
すべて親の責任だ。
かっこつけて言っているのではなく、子供の人格形成上、保護者が持つ責任は世
間で言われる以上に大きいと思う。
特に小さい頃は、なお更そうだ。
、、、
仕事ばかりに明け暮れていたからだろうか?と反省し、今日は何をさておいて
も、娘と話がしたくて、真剣な家族会議を開いた。
一般論として、子供は決して何もわからないわけではない、いや実は大人が考え
るよりも、ずっと、ずっと頭がいい。
こういうときは中途半端な対応は絶対に駄目だ、そう思って目をまっすぐ見て、
本当に真剣に話し合った。
怒鳴りつけるわけではない。
でも真剣に、妥協せず、わかってもらえるようにしっかりと話した。
娘たちは、二人とも涙を流しながら真剣に聞いてくれた。
反省の言葉はもちろん、大切な気づきの言葉もしっかり口から出た。
そうだよ、そこに気づかないと人ってずっと変われないんだ、わかってくれてあ
りがとう、、、
想いを込めて話し、この件に関する話合いはここで、終わり。
(こういう問題はどう締めるかも大事だと思う。ずるずる引きずるのは良く
ない。)
後は、日々の生活の中で、二度とこういうことが起きないよう親としての務め、
コミュニケーションを図って行こう。
今回の件、実は小生に大切なことを気づかせてくれたかも知れない。
、、、
正直、この立場の仕事だから、当然、普通の人よりは仕事は忙しい。
(365日仕事のことを考えていて当然の立場だから)
家族と一緒にいる時間も決して多いとはいえないだろう。
でも、そんなことは言い訳にならない。
まったくならない。
なぜなら、
世の中にはもっと、もっと激務をこなしながら、家族を大切にする人なんていく
らでもいる。
そういう意味では、雨降って地固まる、というか、チャンスだ。
そう考えることにした。
そして、学校の先生たちの迅速で誠実な対応にも感謝の至りだ。
本当に良い学校に娘を預けている。
あらためてそう感じだ。
、、、
リリー・フランキーの『東京タワー』に『1リットルの涙』、そして今回の娘の
問題、、、。
家族を大切にしよう。
時間じゃない。
想いだ。
そしてどう真剣に向き合うかだ。
俺にはこれが欠けていた、仕事を理由に手を抜いていた、妻に任せっぱなしでい
た、、、と心から反省した。
何よりも家族の協力があって、仕事も存分に出来る。
決して言い訳することなく、「すべての責任は我に有り」の精神で向き合って行
こう。
小生は、、、
親としても、、、
社会人としても、、、
まだまだ、全然、まったくもって、、、、、、
、、、
未熟者だ!
そう気づかせてくれた今回の出来事に感謝だ。
(やや強引だが心からそう思うことにする。笑)
今まで名前くらいは聞いていたが、書店に行っても手に取ることがなかった。
(小生、経営書以外、いわゆる「流行本」にはあまり手を出さないタチだ。)
学校でコラボさせていただいている熱き音楽バンド「ウェルテル」のヴォーカル宮崎さんから
紹介されて読むことにしたのだ。
(ウェルテルさんはこのブログのブックマークにも貼ってあるが、お奨めアーティ
ストだ。バンド名のウェルテルとは、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』から)
読んでみて、やっぱり食わず嫌いはいけない、と思った。
、、、
泣けた、、、。
猛烈に泣けた、、、。
本を読んでこんなに涙が流れたのは何年ぶりだろう?
いわゆるお涙ちょうだい、の類の本じゃない。
かわいそうな家族を描いた本でもない。
幸せについて、家族について、とても前向きな姿勢で書かれた本だ。
そして、筆者の筆力もすごく、かなりぐっと来た。
昨日、読み終えて、いろんなことが頭をよぎり、なかなか眠れなかった。
母親のこと、父親のこと、兄弟のこと、自分が持つ家族のこと、仲間のこと、、、。
、、、
今日は、家に帰って、家族みんなでドラマ『1リットルの涙』(第10話)を観た。
泣けた、、、。
娘が二人いる。
だから、尚更、この実話に基づいたドラマに毎回、感情移入してしまう。
このドラマもお涙頂戴ではなく(確かに泣かせる演出はあると思うが)、超が付く
ほど、生きることの意味、家族の絆、前向に生きる姿勢の美しさを感じさせるい
いドラマだと思う。
(日本のテレビも捨てたもんじゃない。)
、、、
家族って何だろう?
親ってなんだろう?
、、、
さて、今日、なぜ、こんな話をブログに書いているか、実は意味がある。
今日、夕方の会議を一つ欠席し、早退した。
(先生、職員の皆さん、本当にごめんなさい)
娘の通う学校で先生たちと話をして、すぐに家に帰ってきた。
娘が学校で少し問題を起こした。
ただのやんちゃなら、正直、そんなに残念がったり、怒ったりもしない。
でも、まだ芽は小さいものの看過できないことをやってしまった。
もちろん、本人はまだ幼くて、悪気もなく、ほんの悪戯、ゲームだったかも知れ
ない。
(ここまで小生や妻が真剣に話すことに本人が一番驚いたかも知れない。)
でも、娘への強い愛情があるからこそ、看過できない。
それが人の心を傷つける行為だったから。
、、、
子供たちには今までこう言ってきた。
一生懸命頑張ったなら、成績なんて気にしなくていい、とにかく友達を大切にし
なさい、先生を敬いなさい、ケンカはしてもいい、でも卑怯なことは絶対にす
るな、、、。
、、、
すべて親の責任だ。
かっこつけて言っているのではなく、子供の人格形成上、保護者が持つ責任は世
間で言われる以上に大きいと思う。
特に小さい頃は、なお更そうだ。
、、、
仕事ばかりに明け暮れていたからだろうか?と反省し、今日は何をさておいて
も、娘と話がしたくて、真剣な家族会議を開いた。
一般論として、子供は決して何もわからないわけではない、いや実は大人が考え
るよりも、ずっと、ずっと頭がいい。
こういうときは中途半端な対応は絶対に駄目だ、そう思って目をまっすぐ見て、
本当に真剣に話し合った。
怒鳴りつけるわけではない。
でも真剣に、妥協せず、わかってもらえるようにしっかりと話した。
娘たちは、二人とも涙を流しながら真剣に聞いてくれた。
反省の言葉はもちろん、大切な気づきの言葉もしっかり口から出た。
そうだよ、そこに気づかないと人ってずっと変われないんだ、わかってくれてあ
りがとう、、、
想いを込めて話し、この件に関する話合いはここで、終わり。
(こういう問題はどう締めるかも大事だと思う。ずるずる引きずるのは良く
ない。)
後は、日々の生活の中で、二度とこういうことが起きないよう親としての務め、
コミュニケーションを図って行こう。
今回の件、実は小生に大切なことを気づかせてくれたかも知れない。
、、、
正直、この立場の仕事だから、当然、普通の人よりは仕事は忙しい。
(365日仕事のことを考えていて当然の立場だから)
家族と一緒にいる時間も決して多いとはいえないだろう。
でも、そんなことは言い訳にならない。
まったくならない。
なぜなら、
世の中にはもっと、もっと激務をこなしながら、家族を大切にする人なんていく
らでもいる。
そういう意味では、雨降って地固まる、というか、チャンスだ。
そう考えることにした。
そして、学校の先生たちの迅速で誠実な対応にも感謝の至りだ。
本当に良い学校に娘を預けている。
あらためてそう感じだ。
、、、
リリー・フランキーの『東京タワー』に『1リットルの涙』、そして今回の娘の
問題、、、。
家族を大切にしよう。
時間じゃない。
想いだ。
そしてどう真剣に向き合うかだ。
俺にはこれが欠けていた、仕事を理由に手を抜いていた、妻に任せっぱなしでい
た、、、と心から反省した。
何よりも家族の協力があって、仕事も存分に出来る。
決して言い訳することなく、「すべての責任は我に有り」の精神で向き合って行
こう。
小生は、、、
親としても、、、
社会人としても、、、
まだまだ、全然、まったくもって、、、、、、
、、、
未熟者だ!
そう気づかせてくれた今回の出来事に感謝だ。
(やや強引だが心からそう思うことにする。笑)
自分がいちばん恐れていることが、起ころうとして、起こった。
「おかーちゃん!」と叫びたい気持ちになりすね。
よおく、わかりました。
Song20さんと全く同じです。
実は、私の息子が大きな交通事故に遭い、九死に一生を得ました。息子本人から、それを知らされて、自分が恐れていたことのひとつがいま起こり、いま、息子が私に知らせてきました。
私は、ホッとしました。
これで、息子に対して、ひそかに恐れていたことが起こり、厄は落ちた…と。
リリーさんの東京タワーを息子もちょうど、読んで泣いていました。
Song20さん、ほんとうに、何か一連の「流れ」を感じました。
ありがとうございました、そして失礼しました。
家族との絆造りよかったですね
『東京タワー』は誰もが感情移入出来る問題を扱っていると思います。
それに加えてあの筆力。
その掛け値ない「愛情」に共感し、感動するのだと思います。
私にも身内で思い当たる節があります。
いまだ両親は健在ですが、何度かそういうことがありました。
人にとっての最初で最大の他者への愛情が家族愛ですね。
ありがとうございました。
『東京タワー』お奨めです。
経営書から古典、こういった小説に至るまでバランス良く、幅広く読んで行きたいですね。
うちのスタッフに読んで欲しいと思いました。
ある経営者の一言。
「家族を愛せない者に、同僚も、お客様も愛せる人はいない」
そういう意味でも、いろんなことを考えさせられました。
なんせ、家族って無条件の愛情ですよね。
ありがとうございました。
本当に感動しますよね。
お盆に母が東京の方に遊びに来たので、
2人で初めて東京タワーに行きましたよ。
リリーさんと同じように以外とお墓が多いんだなぁって思いました。
この本を読んで、いろんな人たちを大切にしなくちゃって思いました。
『東京タワー』本当に良い本でした。
お母様を東京タワーに連れて行かれたんですね。
素晴らしい!
僕も真似して、今度母を連れ出そうかな?
ユッキーさんの言う、本の感想、まったくもって同感&共感です。
人は一人で生きているわけではない。
こんな当たり前のことが忘れがちになるので、常に自分に言い聞かせて、仕事も、家族も大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。
また気軽にコメント寄せてください。
J-WAVEのラジオを毎週 聞いてます
単なるエロオヤジ話が多いのですが
おもしろいですね
本は 相当良いみたいですね
評判は 良く聴きます
今度 読んで見ます !!
リリーさんはいろんな顔を持つ不思議な人ですね。
『東京タワー』は、本当にいいですよ。
こういった本をうがった目で読まず、いつまでも素直な目で読む自分でありたいです(笑)。
神川さんの歌もホント、心にぐっと来ます(本心から)。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします