熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

込められた想いが伝わる時。ミゲル・ガーレイロ君の来日とエステーのCMの妙。

2011年07月23日 07時24分25秒 | 我思う
写真の少年をご存知だろうか?

名前はミゲル・ガーレイロ君

そうこの人だ。↓



エステー株式会社の「消臭力」のCM。

美声にあの素敵な笑顔

あまりにも印象的で頭にこびりつく。

(最近、うちの娘たちまでも良く口ずさんでいる。笑)

現在、来日中だとか。

、、、

でも、初めて見たときに、ふと、後ろの美しい景色を注目した方も多いと思う。

どこだろう?と。

小生もその一人。

さっそく調べてみると、、、驚くべき制作者の意図に触れた。

そう。

もうご存知の方も多いだろう。

このCMは、震災後に急遽製作されたそうだ。

バックに映るポルトガルのリスボンは1755年に地震と津波で6万人が亡くなった街。

美しく復興した街並みは日本の未来への熱いメッセージなのだそうだ。

このことを知った時、久しぶりにおおっ!とうなった

、、、

説明的ではなく、わかりやすい映像、でも、少し

???と思わせ、

!!!となった時、

それも、

その想いに人への思いやりや不幸にあった人たちへの心遣いがあれば、

ほとんどの人たちが感動せざるを得ないと思う

そういう意味でこのCMを作った人たちはすごいと思った

、、、

ちなみに、うちの娘たち、最初にミゲル君が

「♪ らーらーらら、らららーらら」と、

最後の「しょうーしゅーうりーきー」以外歌詞を歌わないのCMを見て、

「歌詞歌えよ、手抜きしないで」なんて突っ込んでもいたのだが、

その数日後には、日本語の歌詞をしっかり歌うミゲル君のCMが流されていた。

つまり両方撮っていて、最初にらーらーらバージョンを流し、後に歌詞付きバージョンを

流していたのだ。

これも人の興味をひきつけて、深く脳裏に刻む方法かも知れない。

そして、事実、このCMの意図を知った人たちがネットで大いにこのCMを賞賛している。

商品名は今まで以上に(今までもユニークなCMだったが)、認知され、好感されたと思う。

深読みかも知れないが、このすべてに対して、はじめから、

被災地に対しての熱いエール(想い)と広告としての計算が両立

しているのなら、本当にすごいことだ。

学ぶべきことは多い

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