スクーリングについて

さて、夏季スクの申し込みをしなければならない。

田舎に住む私、早期に送付しないと締め切りまでに届かないのだ。
いつ休めるか全くわからない。まるまる1週間どうする？？

何とかスクーリングを受講したいな。
これまでに受講したものの印象など書いてみよう。

民法総則（渡辺先生）　「民法渡辺道場」の道場主でもある先生。
通学課程と同じレジュメを使って分かりやすく講義していただいた。
レベルは全然違うが法科大学院でも教鞭を採られるし、弁護士としても
ご活躍だ。とても紳士的な態度で丁寧な授業はとても良かった。

民法物権（小川先生）　他大学で教鞭をとられる先生。トムハンクスを
無理やり日本人にしたような風貌だ。分厚いレジュメを基にきちんと
最後まで授業される。試験問題範囲も事実上、教えすぎじゃないか？
と思えるほど相当絞って頂いた。

民法債権総論（高田先生）　これまた人気の先生。授業もとても分かり
やすい。図を沢山使って複雑な権利関係の処理を明快に解説される。
試験はレジュメも持ち込み可。試験問題も事前に教えられる。
ただし、その代わり試験の採点は厳しく感じた
（単に私の成績がひどかっただけ？）

刑法総論（只木先生）　間違いなく最高の先生。本当に受講してよかった。
講義の分かりやすさ、ロースクール形式の参加型授業、最新のトピック、
刑法学者としての先生の法律論などなど、超充実！
これまで、幼稚園から大学院まで含めると２３年間も学生をしていた経験が
ある私ですが（学生長すぎ？）これほど授業に引き込まれる先生は初めて！
刑法各論も只木先生で受講したい！！！

刑法総論（立石先生）　オンデマンド授業のコンテンツのみ視聴。
只木先生とは全く異なるタイプだけど、伝統的な行為無価値の立場に立ち、
とても格調高い講義をされる。教科書は難解だったけど、講義はとても
分かりやすかった。

憲法（佐藤先生）　オンデマンド受講。人権中心で統治は司法との橋渡しのみ。
でも脂が乗った第１線の研究者らしく、歯切れ良くテンポの良い授業で
好感度大。

労働法１（近藤先生）　オンデマンド受講。とにかく熱く労働基本権としての
労働者の権利確立を主張される。通教の教科書執筆者であり、これを受講すると
教科書での先生の主張が良くわかる。オヤジギャク的な部分は、まあご愛嬌。
レポ課題の要点も解説していただける。

行政法１（中西先生）　オンデマンド受講。行政法についてしっかりと予習して
から受講しないといけない。さらっと聞いただけでは、頭に何も残らない可能性あり。レジュメはちょっと分かりにくい。
でも、行政救済法の判例の流れと、最新の法改正を踏まえた講義はとても勉強になった。やはり、こういうところが第1線の先生の講義を受ける醍醐味だ。
ちなみに中西先生も中大ロースクールの先生だ。

以上、これまで受講した先生の印象を書いてみた。
いずれにしても、受講して良かったと思える先生ばかりだ。

これほど充実した授業が受けられるのだから、やはり中大通教は最高です。