ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

夏スクのこと(民法5)

2006-08-21 23:03:19 | 夏スク
夏スクで受講した野澤先生の民法5(親族、相続)。
素晴らしい授業でした。

たった11コマしかない中で、婚姻法、親子法の基本について
無理なく、順を追って基礎からしっかりと教えてくださる。
時間の都合で親族法中心だけど、話題が関連するときには併せて
相続法の説明もしてくださるので、相続法の概要はわかるよう工夫されてる。

しかも初歩的な議論だけではなくって、財産分与請求権の講義の中では、
最新の年金分割までサラッと判り易く盛り込んだ授業をされるし、民法の基礎に
ついては、総則で習ったこともしっかり復習、民法制定の沿革まで深めて
講義される。

先生の講義の一言一言に無駄が無い。効率的に組み立てられているので
スッと知識が頭に入ってくる。

通学課程学生の評価でも、野澤先生は「教え方がうまい!」って評判だけど納得!

実は、試験終了後に生協のラーメン(!)の列に並んでいるとき、
偶然、野澤先生とご一緒だった。(ちなみに先生は鳥そば塩をご注文)。

私は時々質問していたので覚えていてくださって、話になった。
私は素直に先生の素晴らしい授業に感動したことをお伝えしたら、
先生は「本当は、もっと脇道にそれた話もしたかったけど、
時間がなくってね。」とおっしゃってました。

もっと、もっと授業の中でいろんなお話、聞きたかったです。

また、「通教は、学生の幅が極端に広いので、どの層に焦点をあわせて話したら
いいのか難しいんだよねえ。」とのこと。(確かにセレブマダムから私のような
貧乏人まで、、。)

先生の授業、わかりやすさは芸術的でしたし、何より、そのトッチャン坊や
みたいな外観からは想像できないほど、熱い講義。良かったです。

さらに先生は、「法律学の勉強全体にいえるんだけど、社会人になってから学ぶと
家族法だけでなくて、債権法でも(何故私をみてその例示を?)具体的に興味が
湧くでしょう。」と話されていました。

試験は、婚姻法から1題、親子法から1題出された中から一問選択で一行問題。
授業の中で熱心に講義されたところでしたので、何とか書きました(量は)。

民法5は授業が本当に良かったので、それだけで価値があると思います。
法科大学院教授の素晴らしい4単位の授業が1週間たったの6000円だア!
(アメ横風)。

みなさん。野澤先生の民法5はとってもお勧めですよ~!

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