とりあえず、ゼミ発表レジュメ出来た～

悪戦苦闘の末、ゼミ発表用のレジュメが何とか形になりました～祝！

先生からの指示では、百選から判例を一つ選び、
（１）判例を理解する上で必要となる行政法上の基本的知識
（２）事実の概要
（３）判旨
（４）判例に対する評価（自分の評価ではなく、研究者による評価）
についてまとめ、1時間程度で報告できるよう準備してください、というもの。

とりあえず今回は、行政救済法から訴えの利益に関する判例をチョイス。
行政救済の分野は、例えば最近ではＣ型肝炎訴訟なんかでも注目を浴びている
けど、国民の権利救済という観点から、ダイナミックに動いている分野であり、
とても興味深かったので選択しました。

でも、今回自分がチョイスした判例は、一度最高裁まで行った後、地裁に差し戻され、さらにもう一度最高裁まで行った事例（ここで再度地裁に差し戻された）で
もう勘弁してくり～、と言いたくなるほどややこしい。

やっとこさで、さきほどレジュメ作りがひと段落。
本文でＡ４サイズで９頁ほど。参考の図をつけて１０頁。

この分量が適切なのかどうかは分からないけど、多分、１時間は何とか持つかも。
苦労した割には、出来たものは単に判例やら評釈やらをコピペしただけ。
ううむ。

理系の場合、実験やら観測やらをして、その結果をまとめるだけで発表原稿が
できあがるけど、文系の場合、全部自分の頭の中で創り出さなきゃいけないんだな、と改めて実感（今さらですが）。

レジュメ作りしてみて、つくづく感じたのは、一つの事案について深く掘っていく
作業の難しさと楽しさ。判例評釈一つとっても、どんどん世界が広がっていくので
まとめるだけでも大変だ。そして、判例をしっかり読むことの大切さと苦労も、
ほんの少しだけど実感できたことは、いい経験になりました。

ゼミのレジュメ作りだけでもこんなに大変なのに、卒論って、、、！！
ちょっと、卒論の大変さが判ってきました！

さあ、演習初日まであと2日！
どんな人達が一緒にゼミを受けるんだろ？土田先生はどんな先生なんだろ？
楽しみ～！
でもちょっと風邪気味～(;´д｀)