ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

発熱

2007-03-20 07:24:51 | その他
日曜日の夕方から突如発熱し、インフルエンザと認定されました。
今年の冬は一度も風邪をひくことなく過ごしていたので、もう大丈夫
と思ってましたけど、油断しました、、。

それにしても。まず、私がインフルエンザと判明した時点で、
妻が速やかに行動し、私の布団を2階の誰も使ってない部屋に移動、
扉を密閉しました(こういうとき、女性は優先順位が明確_(^^;)ゞ
長男にはパパが寝ているところに行ってはいけないと厳命したようです。

それでも長男は気になるらしく、私が寝ていると、ガバっと扉が開き、
ピョイと何かが投げ入れられた様子。私は39度の熱が出ているので
動けないのですが、しばらくして見てみると、半分溶けたアイスが
布団の上に、、、(涙)。お見舞いのつもりだったのでしょうか。

それにしても。39度も熱が出ると、脳が全く働かないものですね。
最初のうちは、卒論関係資料なども持ち込んで読もうと思っていたの
ですが、全く資料を読むどころではありません。

ほとんど何も出来ない状態なんですよ。39度も発熱していると。

しかし、何もしないのもシャクなので、テレビでCNNをつけて
一日中聞いていることにしました。

そうすると結構面白くて、インドでは2秒に一人赤ん坊が産まれている、
地球上で産まれる赤ん坊の20%はインド人であること、インドでは
2/3の人口が一日2ドル以下で生活していること、などがわかりました。
特に印象深かったのは、デリーのカフェでお洒落に過ごす16歳の女子高生
へのインタビューで、「農村の貧困を知っているか」との問いかけに対し、
彼女が「もちろん知ってます。テレビの番組でも見るし、教科書にものって
ますから。行ったことは無いけど」と応えます。その後に農村で実際に
取材するのですが、その部分で、

Poverty is not an academic lesson, but a daily reality.
貧困は学習することではなく、日々の現実なのだ、と。

そこでは、同じ16歳でありながら、水牛の世話をするために学校を
やめた少年が登場します。将来のことなど考えることもなく、日々の
食費を稼ぐために毎日働いているのです。彼のお父さんの稼ぎは一日
50セントだそうです。

かたや日本の高校生と同様にショッピングやカフェを楽しむ16歳。
かたや農村で水牛の世話をし、日々の食費を稼ぐ16歳。
いろいろと考えさせられますね。

そのほかのニュースでは、イラク戦争が開戦してから5年目に入った
ことでその関連のニュース、それから面白かったのは、
bonehead to Jesus イエスのアホ と書いたパンフを学校で配布した
少年が学校から懲戒されたことに関して、合衆国憲法修正1条の
表現の自由との関係で連邦最高裁まであがっている話など。

普段はほとんどテレビを見ないソムタムですけど、ほぼ一日中CNNを
聞いていると、いろいろと勉強になるものです_(^^;)ゞ