ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

外国法研究第2課題も達者でな~

2007-03-08 23:06:44 | 外国法
外国法研究の第2課題は、どうして民主的な統制を受けない裁判所が
国民が選んだ代表が定めた制定法を憲法違反を理由に否定できるのか?
という問題です。

これは、合衆国憲法に明確な根拠規定をもたない違憲審査制が、
1803年のマーベリー対マディソン判決によって認められてから、
アメリカ司法の歴史において、常に議論されてきた問題であると
いえましょう。

それだけに奥が深く、生半可は知識ではまともな解答ができないのでは?
と思います。本当に難しい課題です。

しか~し。ここで立ち止まっては、機械的レポート作成のソムタムの
名がすたります_(^^;)ゞ ということで、とりあえずレポを作成。
やっぱり、違憲審査制を支える自然法思想やら、法の支配概念やらを
盛り込みつつ、ニューディール政策の立法に違憲判決を出しまくった時代
から、一気に合憲判決出しまくりへと転換したことやら、
さらには1960年代のウオーレンコートで進歩的判決を出しまくった
ことやらを紹介しつつ、結局、やりすぎはいかんよ、ということで、
ある程度の謙抑性の範囲内に落ち着く姿にいたるまでを整理。
その上で、解ったような解らないような結論を書くと、なんと3500字。

さてさて困ったと、一生懸命削ってやっと2500字。ここまで削ると
もう読み返しても訳がわからない_(^^;)ゞ。

でも、まあ、もう疲れました、、、。
一気に清書して、明日の朝一番で投函します。
レポ書きは根性、レポ提出は度胸です!

第2課題よ。多分、君のいく道はとてつもなく険しいとは思うが、
もしかしたら棚ボタの幸運が微笑むかもしれない。
ツライ気持ちではあるが送り出そう。

外国法研究第2課題よ、どうか達者でな~♪