三休の坊さんブログ NO1

ブログ人にて開設していた「三休の坊さんブログ」
サーバー会社の都合にてこちらに引越ししました。
過去の記録です。

円宗院のお助け地蔵

2006-12-04 05:21:13 | 水子地蔵

円宗院にあるお助け地蔵の新年用よだれかけを奉納して下さいました。Ca320020_2

お寺の庭先にお祀りしておりますので、水子供養にお参りの方が、そっと手を合わせて帰られる時によだれかけのお話をしております。

どうしてお地蔵様によだれかけがあると思いますか?

水子地蔵に代表されるように、亡くなった子供は賽の河原で鬼にいじめられます。

そんなところへ地蔵菩薩が助けに言って下さるのです。

賽の河原にはたくさんの子供たちがいます。どうか我が子がお地蔵様にめぐりあいお救い下さるように、我が子の使っていたよだれかけを目印にします。

また、まだ目の見えぬ我が子が母を感ずる「母ののにおい」がついたよだれかけ、地蔵様と巡り会いますように・・・。と親の切なる願いがこもっています。

円宗院に参拝されたときにはどうぞお参り下さい。

日立製作所より移された「お助け地蔵」きっとあなたをお助け下さることでしょう。


仙台で水子供養

2006-12-04 05:06:27 | 水子供養のお寺

仙台で別のお寺を紹介します。

仙台に伺ってメトロポリタンというすばらしいホテルに泊めていただきました。

窓から山手を見ると、大きな観音様がおいでになるではありませんか、

まるで仙台全体を見守っていて下さるような大きな観音様です。Ca320082_1

大観密寺Ca320083_2

平成3年に新しく建立されたお寺で、とても近代的なお寺です。

まず、本堂にて参拝し、その後、観音様の胎内に・・・

受付で、僧籍の方は拝観料は無料ですと言われ、その心配りにうれしくなりました。

まず、1階には賽の河原があります。ここでは、水子観音を奉安し、水子供養をなさっておられます。Ca320080_2 料金もちゃんと表示されており、現代的で親切なお寺です。

エレベーターに乗って100mほど一気に昇ります。

観音様の胸当たりから眺める景色は、とてもすばらく、仙台全体が見渡せます。(ちょっと感動しました)

帰りは、階段で下りようと挑戦しましたが、各階ごとに仏さまがたくさんおられます。

3階分ぐらいおりただけでダウンしてしましました。螺旋階段になっているのですが、あまりの高さに体力と気力が付いてこなくてエレベーターでおりました。

それだけすごい仏さまの数です。

とてもきれいにされておられましたが、掃除だけでも大変な事です。

また、仙台に伺ったときにはゆっくりとお参りしたいと思いました。


円宗院朝粥の会

2006-12-04 04:40:29 | 朝粥の会

円宗院朝粥の会です。

毎年12月には、いつも同じ法話をさせていただいておりますが、またこのお話をさせていただくと思うと、一年がとても早く感じます。

10年ほど前でしょうか?長野のおっしゃんという禅僧が日本経営合理化協会の講師としてお見えになっており、終了後、食事を一緒にさせていただく機会がありました。

その席で「はきものをそろえると心もそろう」よ。とお話を頂きました。

うーん。簡単なようで深い言葉である。

それから、毎日自分の履き物をそろえるたびに「履き物をそろえると心もそろう」

とまるで念仏のように心で唱えて参りました。

そうですね。履き物をそろえるというは、心のリセットボタンなんですね。

後ろを振り返り、自分の歩んできた道は間違ってなかったか?横道にそれていないか?

そして今立っている場所を確認し、リセットボタンを押す。

そしてその履き物を脱ぎ捨てて新しい第1歩を歩み出す。

何度失敗したっていい。リセットボタンを押せば良いんですね。

様々な自分に背負っているものを脱ぎ捨てて、裸足で駆け出せばよい。

何度でも良いんです。何度でも。リセットボタンを押せばよい。

年末に当たり、心のリセットボタンを押して、新しい年を迎えましょう。

さて、今日のお米は千葉県 本橋さんから 

おつけものは、水子供養の信者さんから頂戴しました。

べったら、すぐき、ごぼう、山芋桜漬け、等々漬け物のオンパレードです。

月に一度早起きして、一緒に朝のお勤めを致しましょう。

勤行の後、へたくそな法話をさせていただき、その後みなさんと共に朝粥を頂戴します。参加は無料です。どなたでも参加できます。

予約の必要はございません。第1日曜日7時までにお越し下さい。

近所の奥様方が接待して下さいますよ。

この食は、仏の恵み感謝して心静かに頂きます。

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