今回は、水子供養の地蔵尊ではなく、子育地蔵尊です。
しかし、水子の場合は、後ろめたさゆえに大っぴらに「水子地蔵」に手を合わせることも出来ず、かわって「子育地蔵」に水子供養を託した方々も多いとされています。
お地蔵様ほど、名前の多い仏様はなく、それぞれの地域の信仰と密着しています。でも名前は違っても「子供達を救う地蔵菩薩」の誓願は同じですね。
4月21日 小田原でつちぼとけ教室があり、早めに到着したことから、地域を散策しました。
徳川時代には「なとり地蔵」と伝説が数々残されています。ここでは、延命水がわき出ており、延命長寿になるとか・・・
本堂横には、子育地蔵尊が奉安されていました。
愛媛県にある子育地蔵のお話です。この子育地蔵は、たいそう子供が好きで、子供の姿になって子供達の遊び仲間に入られるので、いつも一人仲間が多くなっていると言います。そして、いつも子供達を見守ってくださるので子供の水難その他の事故死はほとんどなかったといわれ、その信仰をあつめているそうです。
子供達を見守りながら、導いてくださるお地蔵様。南無地蔵尊
円宗院の小さなお庭に花がいっぱい咲きました。
水子供養の方から頂いたきれいな花も咲きました。
どうぞ、春に誘われてお参りください。
1 諸喝采と落椿
2 しだれ梅とボケ
3 花かんざしと地蔵尊
4 出番を待つ つちぼとけ達
5 河津桜
6 片隅でも
7 新しい住人(不動君)