6月28日から7月13日
千葉県流山「ギャラリーよし」にてつちぼとけ展が始まりました。
初日は遠くからたくさんの方がお越しくださいました。ありがとうございます。
こちらで毎年開催させていただいておりますが、「1年間楽しみに待っていました」とお話いただくとうれしくなります。
6月25日 今日は、サンライフカルチャー相模原教室です。
毎年6月と12月には、土仏師の試験を行っております。
今回相模原教室の申請者は3名。
みなさん、頭をかかえながら試験に取り込んでおられます。
この試験では、仏の基本的なことの筆記試験とともに、土仏師として今後の思いを書いていただいております。
本日、見学に見えた男性の方が、「仏さんだから、1体ならいいんだが、たくさんあっても困るんだよな。」とおっしゃっておられました。
多くの方は、「かわいい」とか「たのしい」として作り始められます。
つちぼとけの場合は、毎月完成させますので、年間で考えると数十体の仏様が出来ます。
しかし、皆さんに聞くと、ほとんど手元に残っていないそうです。
一生懸命作っていると、友人知人から希望されて差し上げているそうです。
つちぼとけでは「救世利人」の精神でもって造仏をお願いしています。自分の幸せを願う仏様ではなく、人のために作らせていただく。その心が広がっていくことを願っています。
土仏師に合格されました方々には、「修行」としての仏様を造仏され、ますますのご精進を心より祈念申し上げます。
6月20日 今日は、専門学校での授業です。
前回に製作した、つちぼとけを配ると、生徒さんたちはとても喜んでくれました。
初めてだというのにとても上手に作陶し、それぞれの思いのこもった仏様ができました。
「私が地獄に落ちたら、この地蔵さんが迎えに来てくれるのかな?」と生徒さんたちの声が聞こえてきます。中には、ご供養のために・・・とすばらしい仏様ができました。
6月28日に開眼法要を行います。(希望の方だけ)
学校の先生をするのも今年で、5年目。それでも、まだまだ緊張しています。
色即是空 空即是色 こだわるな! と教えながら、こだわっている自分に反省しています。
教えるって本当に難しいものですが、一番の勉強になります。
90分を2回 180分間話し続けます。さすがにヘトヘトになります。内容が仏教に関する事ですので、「ねむーく」なります。
私も、学生時代は学校に寝に行っていましたからその気持ちはよくわかります。
しかし、ちゃんと勉強しないと私のように今頃になっても大学へ勉強に行くことになってしまいます。
授業は、いかに楽しく。そして関心をこちらに向けるか?
眠らせない。雑談させない。それが先生のテクニックでもあります。責任重大ですね。
生徒さんたちが、社会に出てすばらしい活躍を心より心より期待しています。
5月28日 京王百貨店 1週間続きました「つちぼとけ展」が無事終了いたしました。
たくさんのご来場 誠にありがとうございました。
各地から生徒さんもお越しいただき、それぞれの活動のお話をお聞きしました。
一人の生徒さんは、菩提寺にお堂を建立し、千体のお地蔵様を奉納されるそうです。
最近、やっとその千体が完成したということですが、お話を聞くと、2500体ほど作られたとか・・・。割れたり、かけたり、失敗したり・・・
一つの完成にはその何倍もの努力と失敗が隠されているのですね。
加えて、お堂まで建立される。・・・すばらしい。きっと千体のつちぼとけは、いつまでもお寺に安置され、たくさんの方々をお導きくださることでしょう。
10月ごろに完成だそうですので、楽しみです。
また、お茶の先生も来てくださり、今年のつちぼとけを連れてお帰りになりました。
毎年、つちぼとけさんをお迎えし、そして子供や孫たちに差し上げているそうです。
不思議と病気もせず、家庭も仕事もすごくよくなり、これもお地蔵様のおかげです。
と言ってくださいました。うれしいですね。
また、家にはつちぼとけだらけでもう置くところがないので見せていただくだけ・・・
といっていた方が、私の作った「マイ豆地蔵」 1cmほどの小さいお地蔵様をみてポケットにいれてお連れくださいました。
今年から、ポッケやかばんに入れて持ち運べる自分の持念仏にと小さいお地蔵様を作らせていただいております。
いつもそばに仏さんがいてくださる。
地蔵さんは、いつもニコニコ見てござる。
つちぼとけの展示会に見えた方より手紙を頂戴しました。
「孫が突然死。今まであんなに楽しく明るく希望に満ちた家庭が一変して暗闇の中に。
つらくて、苦しくて、悲しくて・・・そんな時にデパートでつちぼとけに出会うことが出来ました。
自宅につちぼとけ様をお迎えし、まるで孫が帰ってきたみたいです。少しづつではありますが明るい家庭に戻ってきています。いただいたつちぼとけ本を1ページ1ページかみしめながら仏さんと向き合っています。ありがとうございました」
この様なお便りをいただくと、悲しいことですが、仏さんの慈悲が少しでも伝わったことに、うれしく感じます。
つちぼとけの教室や展示会では、様々な悲しみを抱えた方とお話しします。その中でも一番悲しくつらいのは、子供との別れです。
小さな子供が、ちゃんと極楽にいけたでしょうか?と聞かれ手をつかまれることもしばしばです。ふさわしい言葉は私にはかけられません。そんなときは、だまって小さな握り地蔵を握ります。そう、仏さんに任すしかない。そんなご縁の仏さまを作らせていただいています。
あの世この世と分けなくとも、いつもそばにいてくださる。目には見えないが、姿かたちを変えて声なき声で見守っていてくださる。
いつも いつも おかげさん。
20年5月27日10時 今日は、サンライフ 相模原教室です。
今日の参加者は、大ベテランから初めての方までお集まりくださいました。
1年ぶりの相模原だったので、こちらも楽しくなってきました。
ベテランさんは、それぞれで個展をされたり、出展の計画を立てられたり・・・とすばらしいですね。
つちぼとけの慈悲の輪がどんどん広がっていきます。
私の一番好きな仏さま。「どうしたの地蔵」
両手を耳に当てて、仏さんが聞き耳を立てていてくださる。
ほとんどの場合は、涙涙の暗い部屋です。
しかしながら、みなさんキャーキャー言いながら、大声で笑い話しながら仏さまが生まれていきます。不思議な雰囲気です。
もっとも参加者はそれぞれに悲しみを抱えておられる方が多く、供養のためにと涙を流して作られる方もあります。
6月25日・7月17日とあと2回続けて行ないます。
5月22日 新宿京王百貨店にてつちぼとけ展が始まりました。
初日は、たくさんの方々がお越しくださいました。ありがとうございます。
今年は、10周年ということもあり、10体のみの「花祭り地蔵」が展示されています。
お地蔵様が花を持っていてくださる姿です。
みなさんにとても好評です。
かわいい仏さまばかりではなく、ちゃんとした仏像も展示しています。
手間隙かかることから費用もちょっと高めの仏さまです。
ひょこんと立ち寄った会社員の方が、一目で気に入ったと求めてくださいました。
うれしいですね。
まさに仏さまとのご縁がつながったようです。
また、家庭の相談、お墓・仏壇の相談、などなど 展示会がいつものごとく「相談会」にかわってきます。そんな人とのご縁をたのしみながら1週間の展示会。
今年はどんなことがあるだろうか・・・わくわくします。
5月22日~28日まで 新宿京王百貨店6階 美術画廊ににて「第7回 つちぼとけ展」を開催します。
どうぞ、お立ち寄りください。
7年も続けてやると、違った楽しみがあります。
準備をしている中で、店員さんが集まってきてくださって、「今年はいいね」とか「かわいい」などほめてくださいます。
「しかし、やっぱり私のつちぼとけさんの方がいいね」と
そう、店員さんがたくさん買いに来てくださるのです。
毎日様々な展示会をされているのもかかわらず、店員さんが寄ってきて求めてくださる。
こんなうれしいことはありません。
ちなみに、展示販売をしております。無料で差し上げたいのが本音なのですが、デパートで行うかぎりそれは出来ません。また、無料のほうがもらった方がこまります。
自分の作品を自慢するための展示会でもありません。一人でも多くの方につちぼとけを・・・と考え、販売しています。
しかし、すべて安価です。3千円程度のものばかりです。
美術画廊に置かれる作品は、数十万の立派なものですので、それと比べるとびっくりするほど安くしております。
ですから、たくさんの数が売れていきます。すべて一点ものの手作りですので、表情がすべて違います。初日は、それを知っている方々でにぎあうことも楽しみのひとつです。
京王百貨店では、さまざま方と出会いました。佐伯チヅさんもこちらで出会い、そして講談社の本に紹介してくださいました。
運が良くなった。子供が授かった。病気が治った。退院したなど、御礼を言われることも多々あります。
お地蔵様の慈悲がどんどんと広がり、皆さんが安心して幸せな日々をおくられることを強く願っております。どうか良いご縁がありますように・・・・
4月29日 今日は木更津つちぼとけ教室です。
生徒さんは約40名ほど。
まず最初に仏教について法話 ちょっと調子に乗ってしゃべりすぎたようです。
みなさん一生懸命に造仏されています。ご主人をなくしたのでその供養に・・・
水子の供養をしていないのでその水子供養のために・・・
想いはそれぞれです。ちなみに私は、生徒さんのペット「チビ号」が亡くなったと聞かされ、その供養のために小さな地蔵さんを作りました。
http://www.celmo.co.jp/news/movie/080429.htm
つちぼとけの様子は動画にて配信しています。
つちぼとけ教室を開講してから10年 お陰様で感謝の本が出来ましたとお話ししたところ、みなさん「早いもんですね。あれから5年過ぎたんですね」と返ってきました。
私の愚息が本にでており、それをみながら、「そうですね。この子が生まれる前から教室に通っているんですから6年以上になりますね」愚息は今年1年生です。
そう、北千住教室の生徒さんは古株の方が多く、83回目の受講の方もあります。
毎月毎月83回 1回に2から3体の仏様。その方だけで300体ほどの仏様を作られました。
しかし、ほとんど手元にない方が多いのです。友人の供養のために・・・
新築祝いに・・・先祖供養・水子供養・ペット供養など供養ごと
受験合格・商売繁盛など人のために作り続けたけっか、みなさんのもとに仏様がいっているのです。
「忘己利他」人のために人のためにと作り続けています。
今月から男性の方が1名仲間が増えました。
これで北千住教室は男性2名です。
今日もまた仏様が産まれました。