円宗院にあるお助け地蔵の新年用よだれかけを奉納して下さいました。
お寺の庭先にお祀りしておりますので、水子供養にお参りの方が、そっと手を合わせて帰られる時によだれかけのお話をしております。
どうしてお地蔵様によだれかけがあると思いますか?
水子地蔵に代表されるように、亡くなった子供は賽の河原で鬼にいじめられます。
そんなところへ地蔵菩薩が助けに言って下さるのです。
賽の河原にはたくさんの子供たちがいます。どうか我が子がお地蔵様にめぐりあいお救い下さるように、我が子の使っていたよだれかけを目印にします。
また、まだ目の見えぬ我が子が母を感ずる「母ののにおい」がついたよだれかけ、地蔵様と巡り会いますように・・・。と親の切なる願いがこもっています。
円宗院に参拝されたときにはどうぞお参り下さい。
日立製作所より移された「お助け地蔵」きっとあなたをお助け下さることでしょう。
自宅で出来るにぎり地蔵入門セット(3,150円)を作りました。
自宅で水子供養のために作仏してみませんか?
心を込めて作陶した仏さまは必ずすばらしいご供養になると信じます。
ネットでお地蔵様についてお話ししております。(自宅で般若心経を唱えることも)
土は、オーブンで焼くことが出来ます。
詳しくは、つちぼとけ公式ページへ
「水子地蔵」どうして水子供養にお地蔵様のでしょうか?
地蔵本願経の中に「我まさに六道の衆生を救済すべし、。もし重苦あらば、我代わって苦を受けん。もししからば、正覚を取らじ」
とあります。よくお寺の入り口で六地蔵が見受けられ、六体のお地蔵様がおられます。しかし、これは、六兄弟ではなく一人のお地蔵様が、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六つの世界すべてに救いに来てくださるということです。
悲しいかなこの世に生を受けることができず、供養もされず、闇から闇に葬り去られた。そこに光明を照らし、親に代わって地蔵菩薩様がかけつけ救いに行ってくださる。
あの赤いよだれかけは、我が子のにおいの付いたもの。「お地蔵様我が子のにおいはこれです。どうか見つけてお救いくださいとお地蔵様に託す。」
あの赤いよだれかけは、母のにおいが染みついたもの「赤ちゃんは母のにおいを覚えている。そのにおいでどうかお地蔵様とめぐりあいお救いくださいと・・・」
お地蔵様ほど慈悲深い仏様はおられません。自らが救いの手を指しだし、駆けつけていってくださるのです。江戸時代の仏師「木喰」は、お地蔵様をたくさん作ったそうです。
その地蔵力によって、阿弥陀の世界(極楽浄土)へ一人でも多くの子供たちを導きたいと願って造仏されていたそうです。
どうぞ、お地蔵様に出会えば、手を合わせ、合掌祈念ください。