6月24日 横浜 パシフィコ横浜にて開催されています「フューネラルビジネスフェア2008」の招待状をいただきましたので、参加してまいりました。
みなとみらいにある展示会場は、熱気むんむんでたくさんの方々がお越しになっておられました。お坊さんの姿もチラホラ。
葬儀・法事・お墓のあり方。まさしく葬送のありかたが大きく変化していることを感じます。
葬儀は、家族葬が中心となり、ネット配信される。弔電も弔メールにかわり、メールでお悔やみを述べる。
お墓は、手元供養としてダイヤモンドやお地蔵様 サッカーボールやラグビーゴルフボールに似た骨壷に。旧来のお墓は不要とされていく。
仏壇は、思い出のみ強調され、仏様はそっちのけ。
実は、最近仏壇はあっても仏様がおられない家があります。仏壇は先祖の位牌を祀るものとしての認識しかなく、仏様(仏像)を迎えることを知らない方です。
本来は、仏様が中心で先祖の位牌は脇に置かせていただくもの。
いったいこれからの葬送はどうなっていくのだろうか?
お墓や仏壇は、日々の報恩感謝の心を培うものです。それも無くなってくる。命の軽視がどんどん進んでいく。
葬儀が変わっていく。お墓が変わっていく。私たち僧侶も危機感を持ち、これからどうしていけばよいか?
とても考えさせられました。