4月13日
さて、楽しい楽しい先生の時間です。
わたしは、学校法人 鶴嶺学園というところで「仏教と葬儀」という講義をしております。
今期はじめての教室です。
私の担当する時間は、1時20分から4時30分まで 90分を2回連続で行います。
じつのところ、とてもやりにくい時間です。
お昼を食べてから、ぽかぽかあったかくなって眠くなります。
はじめが肝心!!と最初にボーンとかましてやります。
「眠い人は寝て下さい。止めることはしません。怒ることもしません。
しかし、騒いだり、授業のじゃまをする人は出ていって下さい。
ここは、専門学校です。意欲のある者しか勉強する必要はありません」
といっても眠いものはねむい。特に仏教の授業は私も一番退屈で、寝る時間でした。
私が大正大学で学んでいるときに多田教授が、おまえは机で勉強するより町に出てナンパしたり働いてこい。そこに仏教がある。
その時は喜んでさぼっておりましたが、今となっては心に響いた言葉です。
仏教は学ぶだけでなく、生活に密着している。
寝ても良いと宣言した反面、それで寝かせてしまっては、私の負けです。
いかに興味を持たせ、寝かせることなく勉強させるのも教師のつとめです。
よーし、がんばるぞ・・・