三休の坊さんブログ NO1

ブログ人にて開設していた「三休の坊さんブログ」
サーバー会社の都合にてこちらに引越ししました。
過去の記録です。

学校の先生

2007-05-25 15:41:49 | 日記・エッセイ・コラム

4月13日

さて、楽しい楽しい先生の時間です。

わたしは、学校法人 鶴嶺学園というところで「仏教と葬儀」という講義をしております。

今期はじめての教室です。

私の担当する時間は、1時20分から4時30分まで 90分を2回連続で行います。

じつのところ、とてもやりにくい時間です。

お昼を食べてから、ぽかぽかあったかくなって眠くなります。

はじめが肝心!!と最初にボーンとかましてやります。

「眠い人は寝て下さい。止めることはしません。怒ることもしません。

しかし、騒いだり、授業のじゃまをする人は出ていって下さい。

ここは、専門学校です。意欲のある者しか勉強する必要はありません」

といっても眠いものはねむい。特に仏教の授業は私も一番退屈で、寝る時間でした。

私が大正大学で学んでいるときに多田教授が、おまえは机で勉強するより町に出てナンパしたり働いてこい。そこに仏教がある。

その時は喜んでさぼっておりましたが、今となっては心に響いた言葉です。

仏教は学ぶだけでなく、生活に密着している。

寝ても良いと宣言した反面、それで寝かせてしまっては、私の負けです。

いかに興味を持たせ、寝かせることなく勉強させるのも教師のつとめです。

よーし、がんばるぞ・・・


大田区長選挙 公開討論会

2007-05-25 15:28:25 | 日記・エッセイ・コラム

4月11日

大田区区長選 公開討論会のお手伝いを行いました。

池上会館で行ったのですが、それまで、池上駅前でビラを配り、市民の皆さんの参加を促しておりました。しかし天候は雨!!!

これでは参加者は少ないだろうと思っていましたが、ちょうど、都知事選の終わった後もあってか、みなさんの関心は高く、たくさんの方においで頂き、候補者の話を聞いていただきました。これからの大田区が楽しみです。

大田区は、特に候補者が多く、他より注目が高かったそうです。

大田区長公開討論会の模様はこちら。


華麗なるお坊さん?

2007-03-11 04:41:12 | 日記・エッセイ・コラム

3月10日 「2代目中村錦之助襲名を祝う会」よりお誘いがあり、東京會舘に伺ってきました。

 歌舞伎俳優・中村信二郎さんが4月に東京・東銀座の歌舞伎座「四月大歌舞伎」で2代目・中村錦之助を襲名されます。

「中村錦之助」は、映画スターとして活躍し、97年に亡くなった萬屋錦之介が72年に改名するまで名乗っておられました。

私も、子供の頃から時代劇は大好きで、萬屋錦之助さんの映画もよく見ておりました。

今回襲名される中村信二郎さんのご子息と私の娘が一緒に日本舞踊の稽古をしていることからお祝いに駆けつけた次第です。今後のご活躍を楽しみにしております。

ちょっと頭が光りすぎて・・・華麗なるお坊さんになっていますか?

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本寿院の座禅会が雑誌に掲載されました。

2007-03-08 09:38:42 | 日記・エッセイ・コラム

本寿院で開催している座禅会並びに朝粥の会が、現在発売中(3月15日号)の女性セブンに紹介されました。

なにやら「華麗なる早起き族」特集ということですが、早起きは三文の得を実践されている方々の特集です。

仕事の前にちょっと座禅を組んで、心を落ち着かせる。

心の一服の時間です。本寿院では、毎月開催しております。

Jyosei Syuzai_003


焚き火道

2007-02-26 09:54:59 | 日記・エッセイ・コラム

寒空の中で焚き火にあたっています。

不思議とあったかいもんですね。

某出版社の編集長が円宗院から近くの湘南の山奥に秘密基地を造っておられます。

最近はやりのツリーハウスのようなもので、人里離れた山奥に(それも湘南の都会とは思えない)廃材をあつめて1年半かけてご自分で小屋を造られました。

電気もないランプの小屋です。子供たちは大はしゃぎです。

焚き火を眺めながら静かな夜はふけていく。

まさに男のロマンですね。Ca320125_1 Ca320127


円宗院の桜が咲きました。

2007-02-26 09:47:26 | 日記・エッセイ・コラム

円宗院の桜が咲きました。

河津桜ですから、ちょっと早めの桜で、色がとてもきれいです。

水子供養の信者さんより、6年前に頂いた苗が、あっという間に大きくなって見事な花を咲かせるようになりました。

人間の世界では、6年も経てばランドセル背負って「小学校」です。早いものですね。

人間50年 下天の内に数えてみれば、夢幻のごとくなりけり。信長が好んだ謡曲の一説。昔の人の寿命は50年だったのか?と考えるのは間違っています。

人間の50年は、下天の世界の1日に相当するそうです。

本当に人生は、瞬きのようなものですね。

とても早く咲くのは良いのですが、もう少し暖かければ・・・ござをひいて花見(宴会)が出来るのですがね。(笑)

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尺八

2007-02-25 21:10:50 | 日記・エッセイ・コラム

人間国宝の故山口五郎先生宅にて尺八を学んでおります。

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以前、ちょっとかじっておりましたが、大先生である大川豊童先生の通夜でのこと、導師が退堂後に、竹の仲間で尺八を吹いて送られました。

感動でした。

36不動など寺院を巡礼させていただいておりますが、いつかはちゃんと仏さまに献笛をしたいと考え、再度勉強を始めることになりました。

竹はいいですね。いつかは心がふるえるような竹がふけますように・・・Img_3353


裏千家 初釜

2007-01-11 05:59:59 | 日記・エッセイ・コラム

Konnniti Konniti3 1月8日 重要文化財に指定されている 京都「今日庵」にて裏千家 初釜に招待されました。

朝9時 開式という朝の静けさとギュッとした寒さの中、

シューシューと湯気を立てながら釜の水がわいています。

千 宗室家元自らがお茶をたてていただき、濃い茶を頂きます。

金剛流 宗家の謡を間近で聞かせていただき、最後には美味しい食事を頂きます。

とても上品な料理で、お正月らしさが満載です。しかし、次から次にお酒を頂戴し、ほろ酔い気分になってしまいました。

さて、最後の楽しみは、抽選会です。

今年の福は、誰に行くのか・・・

前回は、残念ながら当たらなかったんですが、なんと今年は大当たり!Ca320060_1

たくさんのおみやげを頂戴してきました。今年は良いことがありそうです。

美味しい味と文化財 すばらしいお道具にすばらしい謡い

最高の贅沢な時間を過ごしてきました。


広島書道展出展

2007-01-10 10:01:25 | 日記・エッセイ・コラム

12月31日~1月5日まで、広島三越おいて「第18回 広島県名士書道墨行展」が開催され、出展いたしました。

2・3年に一回開催されており、歴史のあ展示会です。

私は、今回で3回目の出展となりますが、いつにもまして角界の立派な方々と共に展示されているのをみて、ちょっと恥ずかしい気分です。

Hirosima Ca320020_4 Ca320018_5 Ca320014_3 隣の、千宗室家元は「松柏」 小池百合子大臣は、アラビア語で「愛」だそうです。さすがです。


写仏の本ができました

2006-11-27 11:35:22 | 日記・エッセイ・コラム

写仏の本が二見書房より出版されました。円宗院つちぼとけなど紹介されています。

全国書店で発売されており、先日鎌倉の小さな本屋さんにも置いてあり

うれしくなりました。

わたしの書いた、写仏?お絵かきも載せていただいております。Syabutu39_001

色鉛筆で、心をしずめて仏さまを描いてみて下さい。

きっと、心がスーッと落ち着くことでしょう。

先祖・水子供養のご供養にも・・・

Syabutu1

えんぴつで描ける「十三仏」。

一本一本の線を、ゆっくりと心を込めて写しとってください。仏さまの声がきこえてくるでしょう。

二見書房 1200円

画:岡田良記

監修:高木祐心


万燈会

2006-11-04 10:59:18 | 日記・エッセイ・コラム

11月3日 中野にある宝仙寺さまで行われた万燈会に参加してきました。

4時30分頃に伺ったのですが、すでに長蛇の列。

万燈会とは、灯明により自心の闇を照らし、妙なる香の薫りと空気を震わす声明の響きの中で祈りを捧げ、仏さまを供養する法要です。

参列される方々一人一人が灯明に願いを込めます。

たくさんの願いがこもった灯明がその場を照らし、声明の声と共に幽玄なせかいへ誘います。

Ca320006_6 式衆入堂です。私の大学時代の友人も出仕されています。

Ca320001_7 Housenji Ca320002_6


不動護摩供

2006-10-03 04:50:18 | 日記・エッセイ・コラム

Fudou2  9月28日 不動護摩供

今日は、お不動様の縁日です。毎月28日に本寿院にて護摩をたいております。

護摩とは、お不動様を本尊として、その前に壇を設け、様々な供物を捧げ、護摩木という特別に作られた薪をたいて、不動明王に祈る密教の秘法です。護摩の火は、不動明王のチエを象徴し、薪は煩悩をあらわします。むさぼり、いかり、おろかさという心の迷いによる煩悩を、不動明王の炎で焼き尽くし、様々な願いが大慈大悲の不動明王の法力により成就することを祈ります。

ちょうど、水子供養に見えた方がお参りになりました。一心に手を合わせ、涙を流しながら合掌されておられました。

水子供養にお見えになる方々は様々です。人工中絶をされて心から懺悔の気持ちの方。流産死産で子供がなかなか授からない方。

形は違っても水子の成仏を願う心は同じです。きっとお不動様の炎にのせてその願いは届いていることでしょう。