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2012年11月12日10. 野田内閣の不支持率、過去最高64% 朝日新聞世論調査

2012-11-12 16:30:54 | 日記
2012年11月12日【月】
#、為替、79.40円。79.46円。79.48円。ユーロ、100.96円。101.10円。
#、ダウ、12815.39。+4.07ドル。ナスダック、2904.87。+9.29。
#、前場、8693.29円。-64.31円。後場、8676.44円。-81.16円。

スポーツ
1. 巨人・坂本がMVPに輝く「取れると思っていなかった」
スポーツナビ 11月11日(日)18時28分配信

 巨人は11日、釜山サジク運動場でラミゴ(台湾)とのアジアシリーズ決勝で6対3と勝利し、初優勝を飾った。巨人は今季、交流戦、セ・リーグ、CS、日本シリーズと合わせて5冠を達成した。大会MVPには坂本勇人が選ばれた。

 以下は坂本のコメント。
「個人的にはMVPを取れると思っていなかったので、素直に嬉しい。シーズン最後にMVPを取れて嬉しい。(釜山サジク運動場は)すごいスタンドが広いし、土の整備もしっかりしていて守りやすかったし、良い球場だと思ってプレーさせてもらった」

2. 日本は敗退…0-6から3点返すもあと一歩及ばず/フットサル
サンケイスポーツ 11月11日(日)21時56分配信

前半、攻める三浦=タイ・バンコク(撮影・山田喜貴)(写真:サンケイスポーツ)
 フットサルW杯決勝T1回戦(11日、ウクライナ6-3日本、タイ・バンコク)初の決勝トーナメントに進出した日本は、後半の反撃も及ばずウクライナに敗れた。途中出場した三浦は無得点で、今大会はノーゴールだった。

【写真で見る】悔しそうな表情で会場を後にするカズ

 日本は前半3分にカウンターから失点すると、ウクライナにゴールラッシュを許す。前半15分には稲葉がレッドカードで退場となり、フィールドプレーヤーが1人少ない時間にも失点するなど、前半で6点を奪われた。

 後半になると攻撃のペースをつかみ始め、10分に木暮のシュートを森岡がコースを変えゴールを決めた。その後も森岡、北原が立て続けに得点して3点差まで詰め寄ったが、追い付くことはできなかった。

3. 岩隈もWBC出場辞退=投手陣は国内組濃厚―プロ野球日本代表
時事通信 11月11日(日)20時13分配信

 プロ野球日本代表の山本浩二監督は11日、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を要請していた米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手が辞退したことを明らかにした。台湾でのキューバ代表視察から帰国し、羽田空港で報道陣の取材に応じた。
 台湾滞在中に、岩隈から断りの電話を受けたそうで、山本監督は「来年もメジャーで頑張ろうという、苦渋の決断だったと思う」と話した。
 大リーグの6人に出場を要請しているが、レンジャーズのダルビッシュ、マリナーズを戦力外となった川崎が既に辞退を表明。ヤンキースからフリーエージェントとなっているイチローと黒田、ブルワーズの青木はまだ返答していないが、山本監督は「黒田もそう(不参加と)なる確率が高い。投手陣はメード・イン・ジャパンで向かっていくしかない」と、厳しい表情で見通しを示した。 

4. 三浦知「素晴らしい経験」=フットサルW杯
時事通信 11月12日(月)0時8分配信

 三浦知は今大会で最も長く、約10分間にわたりコートを駆け回った。相手のシュートをゴール目前でブロックする好守を見せ、初めてパワープレーにも参加。日本が激しく追い上げた後半、必死にゴールを目指した。
 4試合で得点を挙げることはできなかったが、「やはり日本代表は重い。素晴らしい経験だった」と実感を込めて振り返る。サッカー界で知らぬ者のいないカズの存在感が、フットサルにもたらしたものは大きい。そして、45歳で日の丸と11番を背負ったという事実。その価値は本人にとってもかけがえがない。 
#、『カズの存在感が大きい』?間違った考えを持つ記者がまだ存在する??。
カズが経験を積んでも、今後の発展には絶対つながらない!。若い!伸び代が有る若い
選手に譲るべき!!。
5. ブルージェイズが松坂獲り参戦!先発補強急務、候補の1人
スポニチアネックス 11月12日(月)7時1分配信

ブルージェイズも獲得に乗り出した松坂
 レッドソックスからFAとなった松坂大輔投手(32)の獲得に、同じア・リーグ東地区のブルージェイズが参戦する可能性が浮上した。10日(日本時間11日)、米スポーツ専門局ESPN電子版が「可能性のあるFA選手」として候補に挙げた。

 地区優勝から19年間遠ざかっているブ軍にとって、先発投手は重要な補強ポイント。右肘手術から復帰した今季の松坂は1勝7敗、防御率8.28に終わったが、07.08年で計33勝を挙げ、通算50勝のうちブ軍からは球団別最多の7勝を挙げている。また、ブ軍の本拠地ロジャーズ・センターで通算7試合に登板し、敵地では最多タイの3勝と、球場とも好相性だ。

 代理人のスコット・ボラス氏は「数球団から先発のオファーは来る。12月以降に交渉が始まる」と話している。パドレス、カブスなども獲得に興味を示しており、各球団の動向を見定める。

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6. 侍ジャパン キューバ戦先発は16日大隣、18日沢村
スポニチアネックス 11月12日(月)7時1分配信

巨人・沢村拓一
 キューバとの国際強化試合2試合の侍ジャパンの先発が決まった。16日(ヤフードーム)が大隣、18日(札幌ドーム)が沢村が先発する。

 当初は沢村が16日に先発予定だったが、前日のアジアシリーズ、ロッテ(韓国)戦で127球を投げた疲労を考慮し、登板日変更となった。両先発投手について、山本監督は「キューバ相手に自分の持ち味を発揮して投げてもらいたい」と話した。

7. WBC先発候補 マエケン、杉内以外にも「牧田は非常に面白い」
スポニチアネックス 11月12日(月)7時3分配信

キューバ代表の視察を終え台湾から帰国した山本監督
 先発はメード・イン・ジャパン。来年3月開催のワールドベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの山本浩二監督(66)が11日、国内組だけで先発ローテーションを編成することを明らかにした。

 山本監督は大会を乗り切る上で、先発投手を1試合2人ずつ起用する「ダブル先発制」を敷く方針を示している。

 1次ラウンドではキューバなど3カ国と対戦。そのため6人の先発投手が必要で指揮官はその他の候補として「成瀬(ロッテ)は国際大会の経験もある。あとは内海(巨人)」と名前を挙げた。吉見、杉内の状態次第では、先発の柱となる存在となる。新戦力にも期待する。「牧田(西武)は下手で非常に面白い」とし、16、18日のキューバ戦に先発する大隣(ソフトバンク)、沢村(巨人)も好投次第で枠に入る。

 今月30日に28人の出場予定メンバーをWBCI(大会運営会社)に提出する。3月の大会直前までメンバー変更は可能だが、山本監督は「候補で呼んでおいて(最終的に)外すという形は選手の負担になる。ある程度固めた形で28人を選ぶ」と話す。現時点の構想がそのまま3月の本大会に直結する可能性は高い。

8. 山本監督「マー君は投手陣の中心」 摂津は「切り札」
スポニチアネックス 11月12日(月)7時1分配信

 侍ジャパンの山本監督は楽天・田中の起用法にも言及。「マー君は投手陣の中心だ。性格的に抑えにもいけるだろうし、前回のダルビッシュのような使い方もできる」と先発、抑えにフル回転してもらう考えを示した。

 抑えの適性について「球の速さ、それに落ちる球があるか。制球も不安定では駄目」と指揮官。田中は150キロを超える直球に加え、スプリットを武器に持っている。

9. 原巨人、史上初5冠!今季象徴“全員野球”でアジア制覇
スポニチアネックス 11月12日(月)7時1分配信

<ラミゴ・巨人>アジアシリーズを初めて制し、優勝トロフィーを掲げる原監督
 ◇アジアシリーズ決勝 巨人6-3ラミゴ(2012年11月11日 釜山)

 無敵の原巨人が12年シーズンを有終の美で飾った。ラミゴ(台湾)と決勝戦を行い、6―3で快勝。日本勢としては08年の西武以来、2大会ぶりの優勝となり、賞金5億ウォン(約3650万円)を獲得した。原辰徳監督(54)は巨人を初のアジア王者に導き、交流戦からペナントレース、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを含めて史上初の5冠を達成。また、大会MVPには全3試合で打点を挙げた坂本勇 人内野手(23)が選ばれた。

 過剰な儀式は必要なかった。胴上げも、歓喜の輪もない。原監督は充実の表情を浮かべ、ハイタッチで選手を迎えた。アジアの頂点を決める舞台でも普段通りの原野球を貫き、普段通りに勝利の喜びを分かち合った。

 「勝つことでアジア王者という称号をいただきました。この上ない12年シーズンになった。いい形で締めくくれ、私自身大変満足しております」

 前人未到の5冠。その頂点にたどり着くまで、貪欲に勝利だけを目指した。「シーズン中と全く変わらない戦い方をする」。選手に伝えた手を抜くことのないタクトにナインが躍動した。2回に石井が先制の右中間二塁打を放ち、実松が左中間へ2ラン。6回には矢野が左前適時打と今季の巨人を象徴するように、脇役たちが光った。

 4点リードの7回にも無死二塁から松本哲に送りバントをさせ、追加点を奪い「相手チームを見ながら選手起用をし、見事に応えてくれたということ」とうなずいた。故障を抱える阿部や長野も前日の予選リーグから先発起用。毎試合、ベンチ入りした野手のほとんどを使った。全員野球。「捨て駒はいない」と評する選手層の厚さをアジアの強豪に見せつけた。

10. 金刃&仲沢が楽天へ…井野&横川とトレード、近日中発表
スポーツ報知 11月12日(月)9時6分配信

 巨人・金刃憲人投手(28)、仲沢広基内野手(25)と楽天・井野卓捕手(28)、横川史学外野手(27)との2対2の交換トレードが合意に達したことが11日、分かった。近日中に両球団から発表される見込みだ。

 金刃は06年の大学生・社会人ドラフト希望枠で巨人入り。新人の07年に開幕ローテを勝ち取ると、いきなり4連勝を飾るなど前半戦だけで7勝を挙げる活躍を見せた。09年以降は主にリリーフとして奮闘。今季は1軍登板こそなかったが、140キロ台中盤の直球は健在で、ファームで21試合に登板し3勝2敗、防御率2・17と、安定した成績を残している。
11.
ニュース
1. 「がん5年生存率」検索可能に 何を見ればいいのか?
産経新聞 11月12日(月)8時0分配信

 がん患者が自分のがんの部位や進行の度合い(病期)などを入力すると、過去の治療実績による5年生存率が分かる「KapWeb(カップウェブ)」が公開された。がん専門病院の膨大な治療実績を患者が自分で検索できる仕組みは初めて。しかし、患者からは「どうやって使うのか?」「何を知ればいいのか?」など困惑の声も上がっている。(佐藤好美)

 ◆何を見ればいい?

 「KapWeb」に蓄積されているのは、「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協)に加盟するがん専門病院が治療を行った24万症例。5大がんだけでなく、食道がんや前立腺がんなど30以上の部位について、進行度、性別、年齢別に検索できるため、患者は自分に近い症例の治療実績を見ることができる。

 ホームページでは、5年生存率のページに入る前に注意点が示される。(1)データは平均で、全ての患者に当てはまるわけではない(2)医療の進歩で、今の治療成績はこの数字より向上している-など。情報を望まない人が図らずも事実と向き合うことがないように、との配慮だ。

 しかし、公開直後は閲覧しにくくなるほどアクセスが集中。一方で、患者団体には患者から「覚悟はしていたけれど、期待の持てない数値を見て、今後、どうすればいいのか分からない」「この数値をどう使えばいいのか分からない」などの声も寄せられているという。

 データを見るに当たって注意したいのは、注意書きにもあるように、5年生存率は「少し古めのデータ」になることだ。検索できるのは平成9年から16年までの治療実績。最新データでも、8年前に診断と治療を受けた患者の5年後の追跡調査になる。

 事業の主任研究者である千葉県がんセンターの三上春夫部長は「5年生存率のカーブを見ることで、引き続き慎重な経過観察が必要ながんもあるし、時間が過ぎれば、それほど心配せずに済むものもある。主治医と治療法の話をするときなどに、今は化学療法や放射線治療を組み合わせると、これよりもう少し良い治療成績になる、といった基準として使っていただけると思う」と言う。

 ◆化学・放射線療法は?

 ただ、患者団体からは「今回のデータ公開では指標が不十分だ」との声が強い。

 「性別、年齢、がんの部位、病期、手術の種類でしか検索できない。しかし、例えば、同じ胃がんでも悪性のものや良性のものがある。治療法にも手術だけでなく、放射線療法や化学療法もある。さまざまなデータをどんぶり勘定にしたため、かえって結果が分かりにくくなっている」

 「大ざっぱすぎる」という声は別の患者団体からも出る。「治療法が手術しかない。化学療法をしたのか否か。化学療法を手術前にしたのか、後にしたのか。何を使ったのかが分からないと、生存率をうのみにできない」

 これに対して、三上部長は「公開した9年から16年は、手術が可能か否かで治療の選択肢が分かれた時代。化学療法や放射線療法は手術のできない症例に行われることが多かった。その後、外来化学療法も導入され、化学療法と手術、放射線療法と手術の組み合わせで治療成績がどんどん改善していく。今の時点で数値を出すと、本来の成績よりも悪い数値となり、患者さんや治療選択をミスリードしかねない。十分な症例数が集まる数年後には、放射線や化学療法を組み合わせた治療成績についてもデータを見られるようにしていく予定です」と話す。

 ◆治療の標準化にも

 全がん協は今回、「KapWeb」と同時に、「施設別生存率」も公表した。

 いずれも、各病院が「院内がん登録」で集めたデータが基になっている。院内がん登録は、全国どこの拠点病院でも等しく質の高い治療を受けられるように集計されており、患者団体も一貫して院内がん登録の必要性と情報公開の必要性を求めてきた。

 いずれ、「KapWeb」で化学療法や放射線療法の治療結果が見られるようになり、「施設別生存率」で病期別の治療内容や実績なども示されるようになれば治療の標準化もさらに進むはずだ。

 三上部長はKapWebについて、「どのがんで治療成績が伸び悩んでおり、どこに資源を重点的に振り向けるべきかなどの政策判断にも利用できるし、ある病期から急に治療成績が低下するがんは、検診での早期発見が必要ということが分かる」と指摘する。

 5年生存率の数値に翻弄されず、病院間の比較にとどまらず、よりよい治療成績に向け、施策に反映することが求められそうだ。

2. 尼崎事件ハナもマサも「過去」語り始めた 崩壊する「美代子=恐怖ヒエラルキー」
産経新聞 11月11日(日)18時9分配信
角田美代子容疑者を乗せた車両が兵庫県警本部を出る。現場は騒然となった=8日午前、神戸市中央区(門井聡撮影)(写真:産経新聞)
 「絶対的家長」は、いつの間にか周囲から孤立していた。兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、中心人物とされる角田(すみだ)美代子容疑者(64)=死体遺棄容疑で逮捕=は、養子縁組や家庭乗っ取りなどで独自の“家族集団”を作り上げ、アメとムチで服従させてきた。恐怖に縛られ、強固な一枚岩とみられていたファミリーだが、そのつながりもまた「みせかけの結束」に過ぎなかった。美代子容疑者の最初の逮捕から1年がたち、親族らは次々と「過去」を告白する。美代子容疑者への嫌悪感もあらわにし始め、希代の家族集団のヒエラルキーが崩れ去ろうとしている。

3. 竹島予算2.7倍に=韓国
時事通信 11月11日(日)19時58分配信

 【ソウル時事】聯合ニュースによると、韓国国会の外交通商統一委員会は11日までに、島根県の竹島(韓国名・独島)の領有権強化に関連する62億2000万ウォン(約4億5400万円)を含む外交通商省の来年度予算案を可決した。今年度の関連予算23億2000万ウォンの約2.7倍で大幅な増加となる。
 同委は、竹島をめぐる日本の攻勢に対応する必要があるとして、政府が提出した予算案よりも20億ウォン増額した。広報活動の他、国際法の専門家や各国の指導層とのネットワーク作りを強化するという。 

4. 飛行中の航空機に落雷=操縦席ガラスにひび―羽田空港
時事通信 11月12日(月)1時41分配信

 11日午後10時ごろ、飛行中の北九州発羽田行きのスターフライヤー92便(乗客乗員145人)の機体に雷が落ち、コックピットの窓ガラスにひびが入った。同機は飛行を続け、午後11時1分、羽田空港に着陸した。乗客や乗員にけがはなかった。
 警視庁東京空港署などによると、窓ガラスは5層構造で、外側の1層目にひびが入っていたという。ヒーターの機能を持った2層目にショートした痕跡があり、落雷が原因の可能性があるとみて調べている。 

5. シリアに警告射撃=74年以降初めて―イスラエル
時事通信 11月12日(月)0時17分配信
【エルサレム時事】イスラエル軍は11日、同国が占領するゴラン高原で、軍施設にシリアからの迫撃砲弾が着弾したことを受け、「シリア領内に向けて警告射撃を行った」と発表した。迫撃砲弾による負傷者はなかった。イスラエル軍などによると、同国軍がシリア領内を攻撃するのは1974年に第4次中東戦争後の兵力引き離し協定が成立して以降初めて。
 シリア内戦が泥沼化する中、ゴラン高原でもシリア政府軍と反体制派の交戦が続き、流れ弾とみられる迫撃砲弾がたびたび、ゴラン高原のイスラエル側に着弾。5日にはゴラン高原のシリアとの境界付近を走行していたイスラエル軍車両がシリアから銃撃を受ける事件が発生している。
 イスラエルのバラク国防相は11日、警告射撃に先立ち、「もし砲撃があれば、われわれは反撃する」と述べ、砲弾の着弾が続けば、報復も辞さないことをシリア側に警告していた。 
6. <陸山会事件>小沢氏、控訴審も無罪…東京高裁判決
毎日新聞 11月12日(月)10時34分配信

控訴審判決のため東京高裁に入る「国民の生活が第一」の小沢一郎代表=東京都千代田区で2012年11月12日午前10時7分、宮間俊樹撮影
 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告(70)の控訴審判決で、東京高裁(小川正持<しょうじ>裁判長)は12日、1審の無罪判決を支持し、検察官役の指定弁護士の控訴を棄却した。指定弁護士側は2週間以内に上告するか否かを判断するが、憲法違反や判例違反などの要件を満たすのは困難とみられる。

7. 7─9月GDPは3期ぶりマイナス成長、内外需とも不振
ロイター 11月12日(月)9時7分配信
11月12日、内閣府が発表した7─9月期実質GDPは前期比マイナス0.9%、年率換算マイナス3.5%の大幅悪化となった。写真は都内のコンテナ港で9月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 12日 ロイター] 内閣府が12日発表した2012年7─9月期国民所得統計1次速報は、実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.9%、年率換算マイナス3.5%の大幅悪化となった。3四半期ぶりのマイナス成長となり、落ち込み幅は昨年1─3月期のマイナス2.1%以来の大きさ。夏場の景気が急激に落ち込んだことが明らかとなった。

ロイターの事前予測(前期比マイナス0.9%、年率同3.4%)をやや下回った。

エコカー補助金終了に伴い消費が落ち込むとともに、海外減速による輸出減少とそれに伴う設備投資の弱含みなど、内外需ともに不振だった。内外需寄与度が2011年1─3月期以来6四半期ぶりに、そろってマイナスとなった。

<消費が悪化、外需悪化で設備投資も落ち込み>

マイナス成長の最大の要因は外需の落ち込みだ。寄与度はマイナス0.7%となり、前期よりマイナス幅を大きく拡大した。

輸出はタイ洪水以降プラスで推移していたが、7─9月期は3期ぶりにマイナスとなった。マイナス幅は5.0%減と2011年4─6月期(マイナス6.0%)以来の大幅なマイナスとなった。

海外減速の強まりや円高進行で、欧米アジア向けすべての地域向けで輸出数量が減少したほか、タイ洪水後に米国向け自動車輸出ができなくなった反動増がはく落した要因なども重なった。

一方で輸入も、生産の弱含みを反映して減少したが、輸出の減少幅の方が大きかった。輸入のマイナスは5四半期ぶり。

輸出の悪化を受けて、企業の設備投資姿勢も慎重化した。民間設備投資は前期から一転マイナスとなった。昨年震災の影響で先送りしてきた更新投資などを中心に企業は底堅い設備投資計画を立てていたが、世界経済の減速などで慎重姿勢を強めたとみられ、前期比3.2%の大幅な落ち込みとなった。2009年4─6月期(同マイナス5.5%)以来の落ち込みで、マイナスは2期ぶり。

消費は2期連続のマイナスとなった。大震災以降は消費は底堅い動きを維持してきたが、4─6月期から低迷、7─9月期は一段と落ち込んだ。エコカー補助金の終了前の駆け込み需要も発生せず、猛暑や節電の影響もあったほか、世界景気減速に伴い消費者心理も悪化していたことから、前期比マイナス0.5%と落ち込んだ。

公的需要がかろうじてプラスに寄与した。政府最終消費支出は10期連続でプラス。公的資本形成は3期連続でプラスとなった。

<デフレータ、下落幅は縮小、需給ギャップは拡大の方向>

デフレータは前年同期比マイナス0.7%、前期比でマイナス0.0%。マイナス圏の動きだが、下落幅は縮小した。原油価格の下落で輸入デフレーターの下落幅が拡大したことが主因。

成長率がマイナスとなり需給ギャップは4─6月期から拡大したと見られ、デフレ圧力が強まることになりそうだ。

<景気後退裏付ける内容に、10─12月も悪材料並ぶ>

今回の成長率の大幅悪化は、景気がすでに景気後退に入っている公算が高いことを裏付ける内容となりそうだ。

10─12月期にプラス成長に戻るかどうかは微妙な見通しだ。消費を下押ししているエコカー補助金の終了は9月下旬で、10月以降の自動車販売の落ち込みの方が大きくなるため消費の回復は難しいと予想されている。また、日中問題悪化に伴う影響の広がりも10月以降に出てくる可能性があるため、設備投資や輸出への影響も懸念される。

「景気のけん引役は今のところ見当たらず、GDP全体でも2四半期連続のマイナス成長となる可能性は十分ある」(第一生命経済研究所)といった声も目立つ。

(ロイターニュース 中川泉 石田仁志 吉川裕子)

8. TPP「党内で議論」=09年公約を陳謝―衆院予算委で野田首相
時事通信 11月12日(月)9時57分配信

 衆院予算委員会は12日午前、野田佳彦首相と全閣僚が出席し、今国会で初めての質疑を行った。首相は環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を民主党の次期衆院選マニフェスト(政権公約)に明記する考えを示したことに関し、「代表選で公約に掲げたこと、所信表明演説で示したこととベースラインは同じだ」と説明。実際に明記するかどうかは「党の中で議論を進めることだ」と述べた。同党の細野豪志政調会長への答弁。
 TPP交渉参加について、民主党の山田正彦元農林水産相ら反対派は離党も辞さない構えで反発している。与党の衆院過半数割れが迫る中、首相としては党内論議も尊重する姿勢を示すことで、反発を和らげる狙いがあるとみられる。
 また首相は、民主党の2009年衆院選マニフェストで16.8兆円の財源が予算の組み替えで捻出できるとしていたことに関し、「見通しが甘かったことは真摯(しんし)に認めなければならない。過ちは率直におわびする」と陳謝した。 

9. 石原新党13日に立ち上げ 民主議員からも入党希望者
産経新聞 11月12日(月)14時6分配信

石原慎太郎前東京都知事(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)
 石原慎太郎前東京都知事とたちあがれ日本は12日、石原氏を代表とする新党を13日に立ち上げることを決めた。新党に参加する国会議員は、結成時にはたちあがれ所属の5人となる見込み。ただ、今年7月に民主党を離党した中津川博郷衆院議員らが近日中に合流する方針だ。たちあがれ幹部によると、ほかに民主党所属議員からも入党希望が来ている。

【特集で見る】 「石原新党」「維新」雲行き怪しい第三極連合

 新党は、次期衆院選で、数十人の候補者の擁立を目指し、自主憲法制定や国の会計の複式化などを主要政策に掲げ、官僚支配の打破と「強く、したたかな日本づくり」を訴える。同時に、橋下徹大阪市長が代表を務める日本維新の会と合併を視野に入れた連携協議を進め、15日も維新と政策協議を行う。

10. 野田内閣の不支持率、過去最高64% 朝日新聞世論調査
朝日新聞デジタル 11月12日(月)0時49分配信

 朝日新聞社が10、11日に実施した全国定例世論調査によると、野田内閣の支持率は18%、不支持率は64%だった。支持率は前回(10月20、21日)調査と変わらないが、不支持率は、過去最高だった前回59%をさらに上回った。

 近く発足する石原慎太郎前東京都知事の新党について期待するかどうかを尋ねると、「期待する」が39%で、「期待しない」の52%を下回った。

 一方、日本維新の会について「次の衆議院選挙で、国会で影響力を持つような議席を取ってほしいと思うか」と聞くと、「取ってほしい」48%、「そうは思わない」40%だった。

 次期衆院選を前に大きな焦点となっている第三極の連携については、「次の衆議院選挙で、民主党でも自民党でもない『第三極』と呼ばれる政党同士が連携するとき、政策の一致はどの程度重要か」と尋ねた。

 四つの選択肢から選んでもらうと、「大いに重要だ」29%、「ある程度重要だ」46%、「あまり重要ではない」15%、「まったく重要ではない」4%。「大いに」と「ある程度」を合わせ、政策の一致が「重要だ」という人が75%に上った。

 野田佳彦首相が交渉参加の意向を固めた環太平洋経済連携協定(TPP)の問題では、「日本は、アメリカなど太平洋周辺の国々との間で経済の自由化を進めるTPP、環太平洋経済連携協定の交渉に参加するかどうかを検討しています」と述べたうえで「日本のTPP参加問題にどの程度関心があるか」と尋ねると、「大いに関心がある」31%、「ある程度関心がある」46%、「あまり関心はない」16%、「まったく関心はない」4%。

 TPP参加の是非については、賛成48%、反対25%だった。

 関西電力大飯原発(福井県)の敷地内の断層が活断層かどうかを原子力規制委員会が調べている問題で、「調査結果が出るまで大飯原発の運転を止めた方がよいと思うか。運転を続けてよいと思うか」と尋ねると、「止めた方がよい」が58%、「運転を続けてよい」が31%だった。

     ◇

 〈調査方法〉 コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は3128件、有効回答は1611人。回答率は52%。