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2011年12月31日【土】ユーロ、10年半ぶりに100円割れ 欧州債務危機で資金逃避加速

2011-12-31 20:27:31 | 日記
2011年12月31日【土】
大晦日!。私の今年、三大ニュース!
1. 巨人が不愉快なゲーム運びで、優勝を逃した????。
2. 東日本大震災!経験の無い。大きな揺れと、津波の映像を、見せられた。
 原発事故で悲惨なニュースを毎日の様に見せられた。
3.民主党の期待外れで、事故対応も、景気対策も、復興も、思うようにならず、
見え透いた、政府の発表を聞かされた。??本当に気分が悪い!。
一年間お世話になりました。巨人戦とその日のニュースを貼り付けて来ました。
キープして頂、後日記憶を辿る時のお役にたてて頂ければ?願います。
来年は巨人の優勝!景気上昇!更に、復興と皆様の幸福をお祈り申し上げます。

1.「年末ジャンボ宝くじ」当せん番号決定
オリコン 12月31日(土)13時31分配信

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年末ジャンボ宝くじ発売時の様子【11月24日午前8時30分の東京・西銀座チャンスセンター】 (C)ORICON DD inc.
 1等・前後賞合わせて3億円が当たる年末ジャンボ宝くじの抽せん会が12月31日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、当せん番号が決定した。支払い期間は2012年1月5日から2013年1月4日まで。

【ランキング表】宝くじ、いくら当たったら退社する?

 今年は、1等2億円の当せん本数が132本(66ユニットの場合)と、昨年の74本より大幅に増えているのが特徴。賞金は1等2億円のほか、2等が1億円、1等の前後賞が5000万円。

当せん番号は以下の通り。

【1等 2億円】52組 124980/42組 163770
【1等の前後賞 5000万円】1等の前後の番号
【1等の組違い賞 10万円】1等の組違い同番号
【2等 1億円】37組 101799
【3等 100万円】組下1ケタ0組 148793/147297
【4等 50万円】各組共通 185170
【5等 1万円】下3ケタ 330
【6等 3000円】下2ケタ 84
【7等 300円】下1ケタ 9



2.所得の多い層に課税強化…民主税調の改革原案
読売新聞 12月30日(金)12時22分配信

読売新聞
 民主党税制調査会などの合同総会は29日、社会保障・税一体改革をめぐり、焦点となった消費税以外にも、所得税や相続税などの見直しの方向性を示した。

 消費税部分とともに、政府・与党の一体改革の素案に盛り込まれる。所得の多い層に負担増を求める内容が多く、消費増税に対する不満をかわす狙いもあるとみられる。

 ◆所得税・住民税

 民主党税調は一体改革の原案で、個人の所得に対する税について「特に所得の高い富裕層に絞った形で一定の負担を求める方策を講ずる」と明記し、高所得層への課税を強化する方針を示した。

 具体的には、所得税と個人住民税でサラリーマンの必要経費を概算して収入から差し引く「給与所得控除」への上限額の設定を盛り込んだ。政府が2011年度税制改正で盛り込んだが、野党の反対で法案が成立せず、引き続き検討することにしたものだ。

 政府税制調査会は、一体改革で所得税の最高税率を45%に引き上げる方針だ。民主党も合同総会で最高税率の引き上げを了承しており、政府・与党としてまとめる一体改革大綱に明記する見通しだ。

 毎年の個人住民税は、その前年の所得に対して課税され、現在の1年間の所得に課税される所得税より1年遅れている。これを所得税と同じ年にそろえ、その年の所得に応じた負担を求めやすくすることも検討する。

 一方、民主党が09年衆院選のマニフェスト(政権公約)で打ち出した、専業主婦などを対象にした「配偶者控除」の見直しは、主婦層の反発が強いため、踏み込まず、検討を先送りした。

 ◆相続税など

 相続税は、政府税調の方針と同様に課税強化を盛り込んだ。最高税率の引き上げや、相続財産額から差し引いて税金を安くする「基礎控除」の縮小を図る。贈与税も、孫に対する贈与の税負担を下げ、若い世代への資産移転を促す。

 石油石炭税への課税を強化する「地球温暖化対策税(環境税)」も12年度税制改正で導入するとした。増税分はガソリンなどの小売価格に転嫁され、値上げにつながる可能性が高い。
3.企業復興、届かぬ支援…条件厳しく申請もできず
読売新聞 12月30日(金)18時8分配信
 東日本大震災の被災地で再建を目指す中小企業に、公的な支援が届かない。

 返済の必要がなく、事業者に最も有利な「中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業」(グループ補助金)(3次)は27日に交付先が決まったが、交付を受けられる事業者は6割程度。公的支援を受けられる条件が実情に合っていないため、申請さえできない事業者もいる。

 福島県浪江町の請戸(うけど)漁港近くの「鈴木酒造店」は11月下旬、山形県長井市に移って酒造りを再開した。

 酒蔵も商品も津波で流され、経営者の鈴木大介さん(38)の自宅は全壊。福島県内では一時的な再建場所を見つけられず、「いつかは浪江で」との決意を胸に、長井市の酒蔵を買い取ることにした。酒蔵の改修や貯蔵用タンクの購入も含めて1億円強かかる。
4.【レコ大】最優秀新人賞はFairies 平均年齢13歳の現役中学生グループ
オリコン 12月30日(金)19時53分配信

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『最優秀新人賞』を受賞したFairies (C)ORICON DD.inc
 年末恒例の音楽賞『第53回日本レコード大賞』の最終選考会が30日行われ、今年9月にメジャーデビューした、7人組ガールズグループ・Fairiesが最優秀新人賞を受賞した。平均年齢13歳、メンバー全員が現役中学生として話題を呼び、群雄割拠の次世代アイドル戦線を制した。メンバーの伊藤萌々香は「この賞に恥ずかしくないよう頑張っていきたいです!」と涙ぐみながらに語った。

『第53回 輝く!日本レコード大賞』受賞者一覧

 Fairiesは、安室奈美恵、SPEEDを先輩に持つ、歌って踊れるアイドルグループとしてデビュー。平均年齢13歳とは思えない完成されたパフォーマンスでデビュー前から注目度が高かった。日本テレビ系情報番組『スッキリ!』のスペシャル企画でグループ名を公募。多数の応募が寄せられ、“妖精達が舞っているかのような踊り”のイメージから「Fairies」(フェアリーズ)と名付けられた7人。番組では日々過酷なレッスンに取り組む姿にも密着するなど、着実にファンを拡大させていった。

 先ごろメンバーの藤田みりあが右足首骨折の骨折の大怪我を負ったが、この日のステージでは怪我を感じさせない完璧なパフォーマンスを披露し、中学生とは思えないプロ根性を見せつけた。
5.ユーロ、10年半ぶりに100円割れ 欧州債務危機で資金逃避加速
産経新聞 12月30日(金)20時12分配信
 30日のロンドン外国為替市場で、欧州債務危機に対する不安が改めて強まり、ユーロ売りが加速、一時1ユーロ=99円97銭を付け、2001年6月以来10年半ぶりに100円を割り込んだ。欧州債務危機への警戒感が根強く、ユーロを売って、相対的に「安全資産」と見なされた円に資金を移す動きが強まった。

 欧州では年明けから各国の巨額の国債償還が集中するのに加え、フランスの格下げ懸念も強まっており、金融市場の緊張が続く。

 欧州連合(EU)は(来年)1月末に臨時首脳会議を開催し、対応策を改めて協議するが、「債務問題の根本的な解決策が出ない限りユーロ安の傾向は変わらない」(市場関係者)との見解。
6.【座談会】どうなる?2012年のスマートフォン……ジョブズなき後のアップルと復権を期すWindows
RBB TODAY 12月30日(金)14時15分配信

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GALAXY S II LTE SC-03Dを紹介するNTTドコモの山田隆持社長
 ドコモのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応端末の登場、タブレットの普及、auとソフトバンクのiPhone販売合戦など話題が尽きなかった2011年。ジョブズなき後のアップル、モバイルOSの復権を期すマイクロソフト、そして苦境に立たされる国内メーカー勢はどう巻き返しを図るのか。

2011年のスマートフォンを写真で見る

 2011年のスマートフォン市場総括と、2012年の予測について、スタッフで座談会を開催。参加したのは、RBB TODAY 小板謙次編集長、同編集部 北島友和、ITライターの日高彰氏、椿山和雄氏。

■LTE、WiMAXなど次世代通信サービスが本格化した2011年

北島:2011年を見ると、WiMAXが100万契約を超え、ドコモの「Xi(クロッシィ)」対応端末が次々に登場するなど、次世代のモバイルブロードバンド本格化への準備が着実に進んだという印象がありました。

日高:今後ドコモ以外の各社もLTEを用意してくるかと思いますが、ただ回線速度が速いとかじゃなく、ユーザーレベルでアプリに合わせた回線切り替えとか、そういった部分までネットワークの作り込みが重要になってくるかと思います。

北島:我々のようにスマートフォンを複数台持ち歩くギークというかヘビーユーザーは、通信品質の部分をどうしても気にしてしまいますが、全体としてキャリアでサービスを選ぶ人びとはどれくらいいるのでしょうか。

小板:かなりいるでしょうね。親がソフトバンクだったら、新規で購入する家族はソフトバンクにするでしょ?

北島:それは家族割りが利くからという料金の理由ですよね。

小板:料金以外になにがあるの? 生活していく上では月々の電話料金が1万5000円とかって普通の人は大変だと思うけど。

日高:通話エリアについていえば、年齢が上にいくほどドコモ信仰がありますよね。ドコモで繋がらないと「しょうがないか……」となるのが、同じところでソフトバンクが繋がらないと「なんでつながらないんだ!(怒)」というのがありますよね。

椿山:そんなに通信の品質って違うもの?

北島:ソフトバンクだけを使っている人には気にならないと思いますが、複数のキャリアで端末を併用していると、差を感じてしまう場面がやはりあります。ソフトバンクは発表会で他の2つのキャリアと同程度の通信品質を実現したと言っていますが…。


■ドコモからiPhone発売はあるのか?

小板:12月に入って、ドコモがiPhoneを発売するって話があったよね。

椿山:とある媒体が「ドコモから夏にiPad、秋にiPhoneが出る」とする記事を出しました。

北島:たとえ交渉が進んでいるとしても、キャリアからしてみれば「確定はしていない」ことなのだから言えないに決まっている。もちろん他の端末メーカーへの配慮もあるでしょうけれど。

日高:その記事の書き方を見ても、アップルがドコモにLTE対応を要求したってあるんですけど、通信方式に対応するのは端末の方なので、書き方的にどうなのかな、という疑念はあります。 ドコモも直ぐに否定の発表をしているので、auの時とはちょっと違うのかなという印象です。ただ次世代iPhoneが仮にLTE対応であった場合、まともにLTEサービスを提供しているのはドコモだけなので、構造的にはあり得る話ではあるのですが。

北島:これまでのアップルをみると、iPhoneに限って言えば通信規格の対応についてはかなり慎重でしたよね。初代iPhoneが登場した時はGSMのみでしたし、3Gに対応したのも後発でした。最大の市場である北米でのLTEインフラ整備がなかなか進んでいない中で、次の世代で採用する可能性は高くないと思えるのですが。


[2011年12月30日(金)]
7.【プロ野球】2011年「10大ニュース」

中日を4勝3敗で下し、8年ぶりの日本一に輝いたソフトバンク。
 2011年3月11日に起こった東日本大震災によって、プロ野球界も特別な1年となった。開幕を延期して始まったペナントレース、そして交流戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズと白熱した戦いが続き、記憶に残る名シーン、記録に残る大記録が生まれた。スポルティーバ編集部が選定した「2011年プロ野球10大ニュース」で激動の1年を振り返ってみたい。
1位 ソフトバンク8年ぶりの日本一
 2003年の日本一以来、7年間で3度もリーグ優勝を果たしながらクライマックスシリーズ(CS)で涙を呑んできたソフトバンクホークス。しかし今シーズンは2位の日本ハムに17.5ゲーム差をつけるなど圧倒的な力でペナントを勝ち上がり、”鬼門”であったCSを7度目の挑戦にして初めて突破し、8年ぶりの日本シリーズに進出した。中日との日本シリーズでは本拠地で連敗するというまさかのスタートを切るも、秋山幸二監督の大胆な采配が功を奏した。3戦目から松田宣浩に代えて小久保裕紀を4番に起用。さらに1、2戦とリリーフに失敗した守護神・馬原孝浩に代え、ファルケンボーグ、攝津正をクローザーに回すなど、短期決戦での戦いに徹した。結局、敵地で3連勝を果たし勢いに乗ったソフトバンクが4勝3敗で中日を破り、ぶりの日本一に輝いた。MVPには小久保が選ばれ、40歳での受賞は日本シリーズ最年長記録となった。


2位 統一球導入で投高打低に
 2011年から導入された統一球(低反発球)は、予想通り投高打低という結果をもたらした。6年連続3割以上をマークしていた青木宣親(ヤクルト)が打率.292で終わったのをはじめ、小笠原道大(巨人)、森野将彦、和田一浩(ともに中日)、鉄平(楽天)といった実績のある打者たちが打撃不振に陥った。また本塁打数でも、2010年の本塁打王、ラミレス(巨人)が23本(前年49本)、T-岡田(オリックス)が16本(前年33本)と大苦戦。トータルでも前年の1605本から939本に減少するなど、打者にとっては厳しいシーズンとなった。逆に投手陣は、セ・リーグの平均防御率が前年の4.13から3.06に、パ・リーグは4.10から2.85と大きく数字を伸ばした。さらに、セ・パの審判が統合されたことも、打者から「ストライクゾーンがボール1個分広がった」との声が上がるなど、投手優位に拍車をかけた。
3位 東日本大震災による開幕延期
 3月11日に発生した東日本大震災は、プロ野球界にも大きな影響を及ぼした。当初はセ・パともに3月25日に開幕する予定だったが、パ・リーグは被災地・仙台を本拠地としている楽天に配慮して、早々と4月12日に開幕延期を決定。しかしセ・リーグは、巨人の渡邊恒雄球団会長が「セはやらない理由がない。パ・リーグが延期するなら勝手にすればいい」と主張し、あくまで25日開幕にこだわった。その後、世論の反発や文部科学省の「節電地域でのナイターは慎むように」の申し入れを受けて3月29日への延期を決定。だが、高木義明文科相から東北電力と東京電力管内での4月中のナイター自粛を求められたことや日本プロ野球選手会(新井貴浩会長)からのセ・パ同時開幕の要請を受け、最終的に4月12日に同時開幕を迎えることで落着した。これと同時に東京・東北電力管内の6球団は、4月中のナイターおよびドーム球場での試合を自粛し、3時間30分を超えて新しいイニングに入らないなどの節電ルールも設けられ、ようやく2011年のプロ野球がスタートした。
4位 落合監督退任も中日がリーグ連覇
5位 統一球も関係なし。中村剛也が断トツでホームラン王に輝く
6位 ダルビッシュを筆頭に続々とメジャー挑戦
7位 横浜DeNAベイスターズ誕生
8位 日本ハムのドラフト1位・菅野智之が入団拒否
9位 田中将大×斎藤佑樹、5年ぶりの再戦
10位 内川聖一、史上2人目の両リーグ首位打者
重大ニュース番外編
 1位から10位には入らなかったが、球界に起こった印象的なトピックスはまだまだあった。
 まずは4月15日の阪神×中日戦では、代打で登場した金本知憲(阪神)が一塁走者の盗塁死で打席を完了できず、1998年7月10日以来続いていた連続試合出場記録が1766でストップした。記録といえば、プロ15年目の小笠原道大(巨人)が5月5日の阪神戦で史上38人目の2000本安打を達成。ちなみに1736試合での達成は、川上哲治、長嶋茂雄、張本勲に次ぎ、歴代4番目のスピード記録だった。また、中日の守護神・岩瀬仁紀が9月3日の広島戦でセーブを挙げ、プロ野球史上初の通算300セーブをマークした。
 7年連続パ・リーグのチームが優勝していた交流戦は、今年もソフトバンクが18勝4敗2分という圧倒的な強さで交流戦3度目の優勝を果した。セ・パの対戦成績もパが78勝57敗9分で大きく勝ち越し、今年も“実力のパ”を証明した。交流戦を制したソフトバンクは勢いそのままにシーズンでも2位に17.5ゲーム差をつけ、ぶっちぎりで優勝を果たした。ソフトバンクとは対照的に、昨年、シーズン3位から日本一を果たし史上最大の下克上を完成させたロッテは、金泰均が「自信がなくなった」と退団を申し出るなど、最後まで投打がかみ合わず、歓喜からわずか1年で最下位へと転落した。
 またシーズン終盤からオフにかけて、話題の中心だったのは巨人。日本シリーズ前日の11月11日、巨人軍の清武英利球団代表兼GM(当時)が会見を開き、コーチ人事に関して渡邊恒雄会長の不当な鶴のひと声があったとして、同会長を名指しで批判。内紛が表面化した。同18日、巨人は清武代表が独断で会見を開いて会社を混乱させたことや誤った事実で読売新聞グループの名誉、信用を傷つけたことなどを理由に解任を発表した。その後、巨人は清武前代表が続けてきた育成路線に代わって、杉内俊哉(ソフトバンク)、村田修一(横浜)をFAで獲得。さらに今季パ・リーグ最多勝のホールトン(ソフトバンク)も獲得するなどかつての大型補強を復活させ、チームづくりでも“清武色”の一掃に乗り出した。
 そして今年も球界に多くの悲しいニュースが飛び込んできた。2月28日に中日、巨人でプレイし、中日の監督も務め、プロ野球殿堂入りも果たした与那嶺要氏が前立腺がんのためハワイ州ホノルル市で死去(享年85歳)。また、7月には伊良部秀輝氏の自殺というショッキングなニュースが飛び込んできた。あまりにも突然の出来事に球界関係者も言葉を失った。さらに11月25日、阪急、近鉄の監督として8度のリーグ優勝を果たすも、日本シリーズでは一度も勝つことのできなかった“悲運の名将”西本幸雄氏も心不全のため死去した(享年91歳)。
 心よりご冥福をお祈りいたします。
8.首相、内閣改造を検討…一川・山岡氏交代へ
読売新聞 12月31日(土)3時5分配信
 野田首相は、問責決議が参院で可決された一川防衛相、山岡消費者相の交代を含む内閣改造・民主党役員人事の検討に入った。

 複数の民主党幹部が30日、明らかにした。人事の時期は、復興庁発足で閣僚を1人増員する2月上旬に断行する案が有力だ。通常国会召集に先立って1月中旬に行う案もある。首相は年明け以降、輿石幹事長ら党執行部と協議し、最終判断する。

 輿石氏に近い民主党参院議員は「内閣改造はするだろう。復興庁発足にあわせて、一川、山岡両氏をすぱっと代えればいい」と語った。

 自民、公明両党は一川、山岡両氏が続投した場合、通常国会で2人が関連する国会審議に応じないとしており、与党内では、消費税の増税を巡る与野党協議を進めるためにも、国会審議が本格化する時期までに2閣僚の交代はやむを得ないとの声が強まっている。

9.市中のお札84兆円!…金融緩和とたんす預金
読売新聞 12月30日(金)22時27分配信
 2011年末に人々の財布や企業の金庫の中などに保有されたまま、年を越す日本銀行券(お札)の総額は、前年末より2%多い83兆9968億円となり、2年連続で過去最高を更新した。

 日銀が30日発表した。

 日銀が市場に多くのお金を供給する金融緩和策を拡大する一方で、一般家庭では、超低金利のため現金を銀行などに預けずに家で保管する「たんす預金」が増えているためとみられる。

 景気の先行きが不透明で、企業が急な出費に備え、手元に置くお金を増やしていることも理由のようだ。
10.避難33万5000人 仮設住宅や親類宅で越年
産経新聞 12月31日(土)7時55分配信

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福島県内の沿岸部では県警による今年最後となる行方不明者の一斉捜索が行われた=30日、福島県南相馬市 (早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)
 東日本大震災の被災者のうち、約33万5千人が新年を避難・転居先で迎える。東日本大震災復興対策本部の15日現在のまとめでは、大半が民間や仮設の住宅などに入居している一方、学校などの避難所に身を寄せている人も約680人いる。仮設住宅も設備面で万全でなく、厳しい年越しになりそうだ。

 避難・転居者の総数は33万4786人。前回(1日)に比べて約2100人増えた。内訳は、民間や仮設などの住宅(病院も含む)に移った人が31万6642人、親類や知人宅などが1万7130人、避難所が678人、旅館・ホテルが336人。

 避難所にいる人が最も多い都道府県は埼玉県の648人。また、県外への避難・転居者は福島からが5万9933人で最も多い。避難・転居者数は11月以降、転居先の確認が進んだことで、それ以前に比べて大幅に増えている。

10.<福島原発事故>「日本は終わりかと考えた」陸自前司令官
毎日新聞 12月31日(土)9時37分配信

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原発事故対応にあたった当時の状況を語る宮島さん=福岡市博多区で、矢頭智剛撮影
 東日本大震災で、東京電力福島第1原発事故の対応を指揮した陸上自衛隊中央即応集団の宮島俊信・前司令官(58)が、毎日新聞の単独インタビューに応じた。深刻さを増す原発、見えない放射線の恐怖の中で、「最悪の事態を想定し、避難区域を原発から100~200キロに広げるシミュレーションを重ねた。状況によっては関東も汚染されるので、日本は終わりかと考えたこともあった」と緊迫した状況を明かした。










2011年12月30日【金】14年4月8%、15年10月10%=消費増税、半年先送り―修正案を了承・民主

2011-12-30 17:26:18 | 日記
2011年12月30日【金】
#、為替、77.59円。77.62円。77.56円。ユーロ、100.56円。
#、ダウ、12287.04。+135.63ドル。ナスダック、2613.74。+23.76。
#、前場、8425.76円。+216.87円。後場、8455.35円。+56.46円。
1.14年4月8%、15年10月10%=消費増税、半年先送り―修正案を了承・民主
時事通信 12月30日(金)0時0分配信
 民主党は29日、税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会を開き、最大の懸案である消費増税を協議した。総会では野田佳彦首相が、反対派に配慮して税率の引き上げ時期をこれまでの案より半年先送りし、2014年4月に8%、15年10月に10%とする修正案を提示、了承された。政府は税制調査会を30日に開き、この民主党案を基に政府・与党の一体改革素案づくりを進める見通し。
 この日の総会に首相は途中から出席し、消費増税を含む一体改革について「これ以上、結論を先延ばしできない」と強調。「政治家として集大成の気持ちで皆さんに訴える。国の将来のために避けて通れないこのテーマ。われわれが背負い込んで結論を出そう」と協力を呼び掛けた。
 首相は国民の理解を得るため、政治改革や行政改革に取り組む姿勢も示した。
 民主党案は消費税の引き上げ時期や率のほか、経済状況が著しく悪化した場合に増税を停止する「景気条項」などを明記。また、低所得者ほど負担が重くなる「逆進性」対策としては、消費税相当額を所得税額から引いたり、現金で渡したりする「給付付き税額控除」の導入も検討することを盛り込んだ。 
#、何の為に先送り?全く分からない?単なる批判を交わす為?半年の間に、何かを
する?出来る?単なる先送りなら、反対した議員?離党した議員は何の為????.

2.中国鉄道事故報告書「簡単すぎる」遺族ら訴訟も
読売新聞 12月29日(木)21時37分配信
 【上海=角谷志保美】中国浙江省温州で今年7月に起きた高速鉄道事故で中国政府が公表した事故原因の調査報告書について29日、犠牲者の遺族らからは「簡単すぎる」などと批判の声が上がった。

 福建省の遺族代表の男性(41)は、「他の遺族と共に報告書の内容を精査し、責任追及の訴訟を起こすことも検討したい」としている。

 男性は事故で妻の兄(当時38歳)を亡くしたが、公表された報告書の内容について「事故の経緯や処分対象となる一人一人の責任について具体的な記述が少ない」と不満を漏らし、「年明けに他の遺族と集まって今後の対応を検討したい」と述べた。

 インターネット上でも、「処分が軽すぎて再発防止にならない」「鉄道事業にかかわる人間一人一人が責任感を持たないことには何も変わらない」などと批判が相次いだ。
3.【オリックス】金子千が困惑…沢村の質問
日刊スポーツ 12月29日(木)19時21分配信

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金子千は絵馬に来季の目標をしたためた(撮影・山崎安昭)
 オリックス金子千尋投手(28)が巨人沢村拓一投手(23)の質問に困惑!? 29日、長野市内で行われた「信州人・プロ野球選手チャリティートークショー」に楽天の聖沢諒外野手(26)と3選手で登場した。トークショーで沢村から「オフの過ごし方は」と質問されたが「僕に聞かない方が…。シーズン中に集中してやりたいので、オフは最低限しかやらないようにしています。ほとんど練習していないから、役に立たないと思います」と苦笑いした。
4.統合に向け4部会設置 東証・大証の準備委が初会合
産経新聞 12月30日(金)1時8分配信
 東京証券取引所と大阪証券取引所は29日、統合準備委員会の初会合を、大阪市中央区の大証で開き、システムなど4分野で専門部会を設置することを決めた。統合で、国内シェアが高まるため、公正取引委員会の審査をスムーズに進めるため、金融庁に産業活力再生法の適用を申請する方針も示した。

 両社は株式公開買い付け(TOB)を経て平成25年1月にも合併し、「日本取引所グループ」設立で合意している。統合準備委は東証の斉藤惇社長と大証の米田道生社長を共同委員長とし、原則として1カ月に1回程度、東京と大阪で交互に開く。初会合では、「市場運営」「システム」「清算機能」「自主規制」の各専門部会設置を決めた。

 終了後の記者会見で、米田社長は、「必要に応じて上場企業から聞き取りしていく」と述べ、上場企業の声を統合に反映させる方針を明らかにした。
5.米株式:ダウ上昇、予想上回る景気指数を好感
1時13分配信 フィスコ
29日の米株式市場でダウ平均は上昇。取引開始後に発表された12月シカゴ購買部協会景気指数と11月中古住宅販売成約指数が共に市場予想を上回り、欧州債務危機の影響が懸念される中で景気回復の足取りがしっかりしていることを示したことが好感されている。

また1月6日に12月雇用統計の発表を控えて関心の高まる週間新規失業保険申請件数は予想以上に増加したが、より変動の少ない4週平均が3年ぶりの低い水準となり、雇用情勢の先行きにはやや楽観的な見方が広がっている。

注目されたイタリア長期国債入札は発行額が目標上限に達しなかった。しかし、平均落札利回りが前回入札水準を下回ったことで入札後の同国利回りは急伸後に上昇幅が縮小しており、入札結果に対する市場の反応はまちまちとなっている。

寄り付き段階のセクター動向は小売りを除いて全面高。とりわけ銀行・各種金融、自動車・同部品やエネルギーの上昇が目立っている。

投資判断の変更などでは、メディア大手のニューズ・コープ(NWSA)がRBCキャピタルマーケッツの買い推奨を受けて2.2%上昇。ビジネス向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のリンクトイン(LNKD)はCollins Stewartが新規に「買い」としたことで1.3%高となっている。一方、インターネット小売り最大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN)はゴールドマンが10-12月期売上高に対して慎重な見方を示したことで1.4%下落している。
6.ジョブズはすごかった、で終わらせないための組織論
誠 Biz.ID 12月29日(木)11時37分配信


 2011年を振り返ると、実にさまざまなことが起きた。言うまでもなく東日本大震災、原発事故がもっとも大きなインパクトがあり、1月にグルーポンのおせち騒動が起きたことが、とても昔のことにように思えてくる。そして、IT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏である。



 彼の功績については、その死後からこれまでで語られ尽くした感がある。パーソナルコンピュータ、コンピューターグラフィック、そしてスマートフォンなど、30年以上にわたってあらゆる分野で革新を起こし続けたことに対して「偉大」という言葉では足りない。多くの人がそうであるように、私自身もそのニュースを聞き、自らのコンピューター史を振り返り、心にぽっかりと穴が開いたような思いにとらわれた。

 その喪失感から落ち着きを取り戻したいま、1つ気になることがある。それは彼の功績を「すごかった」で終わらせてしまって良いのかという点だ。感動的なスピーチ、見事なプレゼンテーションの印象も相まって、得てして「優れたビジョンとパッションを持ち合わせた巨人」のごとく語られることも多いジョブズ氏だが、特にiモードとiPhoneの歴史を重ね合わせて振り返ると、ものづくりに賭ける情熱以上に、極めて冷徹な優れた戦略を見て取ることができる。

 その経緯とてん末、つまり日本のIT勢から見れば一種の「敗戦」から何を学びとるか――がこれからの日本のITの行く末にも大きく影響すると筆者は考えている。このタイミングで、その要点を整理しておきたい。

●僕たちはジョブズ氏に敗れた

 ウォークマンを生んだソニーやiモードを生み出したNTTドコモは、なぜiPhoneのようなイノベーションを起こすことが出来なかったのだろうか?

 1999年に登場し「携帯電話でインターネットを利用する」という新しいライフスタイルを定着させたiモード。そのサービス、コンテンツを提供するサードパーティと収益を分け合うそのビジネスモデルは、2000年代前半の日本を、世界をリードするモバイル先進国せしめた。

 その先進性は、スマートフォンシフトが進む現在においても「おサイフケータイ」「ワンセグ」といった機能が、海外ではいまだ十分には立ち上がっていないことからも明らかだ。iモードに端を発する日本の携帯電話は、単にインターネット接続を統合した段階から、決済システムや、放送といったインフラにその領域を拡げていったのだ。

 端末メーカー各社も、競って新機能を開発、搭載し、ハードウェアの面でも世界トップレベルを走っていたことは間違いない。ところが2008年のiPhone日本上陸をきっかけに、携帯電話市場は海外製スマートフォンへの転換が進むことになる。2002年ごろからは、iモード自体の海外展開も図られたにも関わらず、だ。

 この間、国内端末メーカーは携帯電話開発から撤退、あるいは他社との合併を選んだ。功成り名遂げたCP(コンテンツプロバイダ)の多くが、事業売却や縮小を行ったのも記憶に新しいところだ。

●なぜ、トレンドが転換してしまったのか?

 筆者は「iモードの生みの親」の1人である元NTTドコモ執行役員の夏野剛氏に、この点を繰り返し取材している。また、氏の刊行した書籍『iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな!』にも解説を寄せているが、夏野氏はその中で以下の2点を変化の理由として挙げている。

・海外展開が拡がらなかった理由:AT&Tワイヤレス(後にシンギュラーワイヤレスによって買収)など、海外キャリアへの出資が小規模なものに留まった。iモードに適した料金体系やサードパーティとのエコシステムを構築するには、経営権そのものを獲得する必要があったが、当時の経営陣はそこまでのリスクを取らなかった。
・スマートフォンへの移行が進んだ理由:携帯電話の国民への普及がほぼ100%となり、市場の伸びが鈍化したところに、総務省がモバイルビジネス研究会の提言を受け、端末への補助金(販売奨励金)の廃止の方針を打ち出した。これによって端末の価格が上がり、販売数が約30%落ち込んだところに、iPhoneをはじめとする相対的に安価な海外製スマートフォンが上陸した。

 詳しくは書籍を参照してほしいが、海外キャリアへの出資を低く抑えるという経営方針(内部要因)と、国による販売奨励金の廃止(外部要因)によって、フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」は海外に展開することなく、国内でも急速に勢いを失っていった。

 そしてこの間、スティーブ・ジョブズ氏率いるAppleでは、iモードのサービス、端末ハードウェアの綿密な研究が進んでいたことが関係者の証言によって明らかになりつつある。電話にインターネットをアドオンした形で進化を続けたガラケーに対して、スレート型コンピューターの進化の1つの形として登場したiPhoneは「電話としては使いづらい」と揶揄(やゆ)されながらも、支持を拡げていった。

 その経緯は、かつて太平洋戦争の開戦当初、圧倒的優位を誇った零戦を徹底的に研究し尽くし、その弱点(機動性は良いが装甲が弱かった)を突いた戦闘機(F6Fヘルキャット)を開発した米空軍とも重ね合う。つまり、日本のIT勢はパーソナルコンピュータ以降、もしかすると世界を席巻できたかもしれないこの分野で再び敗れたのだ。その歴史を知ると「iPhoneやそれを生み出したApple、そしてジョブズ氏は素晴らしい」と単純に褒めそやす気持ちに果たしてなれるだろうか。

●天才の真似はできない

 「Stay hungry, Stay foolish」というフレーズは、ジョブズ氏のスピーチの一節として余りにも有名になった。だが、iPhoneが生まれるまでの経緯、その投入タイミングを見るにも、ハングリーであったとしても決して愚かではないことが良く分かる。(余談だが彼に限らず、著名人のコメントは自らの本質を隠す方向で表出することも多いので、注意が必要だ)

 ジョブズ氏率いるアップルを支え、後継者となったティム・クック氏にも注目しなければならない。ジョブズ氏復帰後のアップルも、必ずしも全ての商品が大ヒットとなった訳ではない。よく言えば意欲作、悪く言えばファンも首をひねるような失敗作も出している。

 それでも、経営が傾くことがなかったのは、クック氏の優れた流通施策が貢献しているところが大きい。「これ」と決めれば独断で、自らの信念を信じて製品をまとめ上げるジョブズ氏と、その生産数から部品調達、流通販売網に至るまで計算し尽くしてそれを世に送り出すクック氏の二人三脚が近年のAppleの屋台骨を支えた。(さらに余談だが、Apple創業からの“もう一人のスティーブ”であるウォズニアック氏の功績もなぜか語られることが少ないのは不思議だ。ジョブズ氏はイノベーターをプロモートすることにその本質があるのではないか、とすら思えるのだが)

 その結果、Apple製品はかつて高級品であったにも関わらず、現在ではWindows陣営を下回る価格で魅力的な製品を提供することにも成功している。徹底した製品ラインの絞り込みと部品の大量調達は、歩留まりの良さを生み、価格面でも十分すぎるほどの競争力をAppleにもたらした。

 さて、ここでよく語られるのが、日本にもジョブズ氏のような天才が生まれるべき、という意見だ。筆者の周囲でも、氏のプレゼンテーションスタイルを真似たり、スピーチのフレーズを座右の銘に挙げる人も多いが、果たしてかくも偉大(という言葉でも足らない程の)な人物の表層を真似るだけで、その本質に到達できるものかという点にも甚だ疑問を感じている。

 既に、氏の追悼記事などで繰り返し言及されているように、Appleを創設後、自ら招き入れた経営陣によって一度は追放され、コンピューターグラフィック分野(ピクサー)で成功し、それを原資として再びAppleに返り咲いたジョブズ氏。その内面には単なる成功者では獲得できない複雑な経験と資質が蓄積されている。その結果だけを真似るのは常人にはとても不可能だし、むしろ不健全だと筆者には思えてしまう。

●ソニーはなぜiPhoneを生めなかったのか?

 100年に一度とも言える「天才」再来への待望は、個人の趣味であればさておき、産業全体として考えたときには確率が低すぎる。では、一般的な組織では彼のようなイノベーションを生み出すことは出来ないのだろうか?例えば、よく例に挙げられるのが、ウォークマンで音楽プレイヤー市場を席巻しながら、iPhoneを生み出せなかったソニーへの疑問だ。

 筆者は、1995年から2005年までソニーの経営を執った出井伸之氏の手法をやはりこのタイミングで振り返っておく必要があると考えている。氏がソニーの舵取りをしていた時期は、奇しくも先ほど触れたiモードが躍進した時期とほぼ一致する。日本が、モバイルコンピューティングで世界をリードしていたタイミングだ。

 代表取締役に就任し“Digital Dream Kids”をコーポレートスローガンに挙げた出井氏は、それによって機能や役割が重複する製品が出てくることも厭わず自社製品のデジタル・インターネットシフトを強力に唱え、推進した。PC事業に再参入し、VAIOブランドを立ち上げ、マイクロソフトと業務提携するなど、ハードウェアからソフトウェアに事業の軸足を移そうとする試みも氏の号令のもと数多く行われた。2003年のBMG、2005年のMGM買収はコンテンツと自社製品・サービスとのシナジーを狙ったものだ。

 ソニーの「ものづくり」を弱体化させた、という批判も根強いが、その後のAppleの躍進と比較しても、出井氏のアプローチは大枠では間違ったものではなかった。ファブレス(自社工場を持たずに、その都度最適な生産拠点で製品を製造する)であり、iTune Storeというサービスとハードウェアを密接に連係させ、コンテンツホルダーからの作品獲得に努めるAppleの方法論をむしろ先取りしたものであったと言える。

 それではなぜ? という最初の質問に立ち戻らざるを得ない。筆者の取材した限りでは、組織とリーダーシップにその理由を求める声が多い。出井氏が社長に就任する直前、前任の大賀典雄氏が行った組織改編によって、ソニーは8つのグループに分社化し、カンパニー制を取っている。各カンパニーのボード(経営陣)に大幅に権限を委譲することで、組織間調整に囚われず、革新的な商品を生み出すことを狙ったものだった。

 実際、各カンパニーの強みを生かしたユニークな製品も生まれた。しかし一方で、例えば似た機能を持つ録画機が3機種(スゴ録・コクーン・PSX)ほぼ同時期に発売されるなど、販売現場では混乱も見られた。システムとしての分社化は、一時他社にも拡がりを見せるなどもてはやされたが、ソニーはその後その弊害を修正すべく、組織変更を繰り返さざるを得なくなる。

 「システムとしての分社化」と言ったことにご注意いただきたい。ソニーを創業した井深大氏、そして芸術家でもあった大賀氏に対し、出井氏は大学教授の父を持つ家に生まれ、ソニーでも海外営業が多く、いわゆる「事業家肌」ではなかったと評される。そんな出井氏は、大賀氏からの遺産でもあるカンパニー制を「システム」として企業統治に活用したように、いまジョブズ氏の統治の在り方と比較すると感じられる。

 ゲーム事業を進めていた久夛良木健氏が、任天堂との協業を取りやめ、当時は途方もないチャレンジにも思われた独自ゲームプラットフォーム事業を、当時社長の大賀氏に提案したとき、大賀氏は周囲の反対を押し切り「実現できるかどうか、証明してみろ!Do It!」と言って、それを認めたという有名な逸話がある。氏のセンスとカリスマが遺憾なく発揮された瞬間でもあっただろう。

 繰り返しになるが、このプレイステーションの立ち上げや、いくつかの意欲的な製品群の登場からも「分社化」そのもののアプローチは大枠では間違っていなかった。ジョブズ氏のような一人の巨人の登場を待たずとも、ある分野で特定の才能とモチベーションを持つ人物をリーダーに据え、それを資金や管理部門などリソースの共有で支える、ということは可能なのだ。サッカーでも日本を特徴付ける「組織力での戦い方」とも言えるだろう。

 ただし、そこには欠くことのできない1つの要素がある。大賀氏×久夛良木氏の逸話によく現れているように、強力にそれを支持し、また組織間のコンフリクトのリスクをとれるトップの存在だ。大手メーカーの経営陣の多くは、オーナーシップを持たず、四半期ごとにその成果を問われ、自然、短期的に分かりやすい成果が出しやすい安全策を選択しがちだ。ホールディング側の経営トップも、口ではイノベーションを求めながら、その実、リスクを恐れその芽を摘んでいることも多いのが実情だ。

 その力学を覆し、時には懐が痛むこともいとわずイノベーションを「組織で」生むためには、グループ会社の経営を担う彼ら、いわば経営初学者を支えるトップに高い能力が求められるだろう。ジョブズ氏のように製品そのものに深い理解と、強いこだわりを持つ必要はないが、短期的には業績にマイナスとなるようなイノベーションの芽を摘まずに耐えることができる胆力と、そのヘッジを他の事業で支える手腕(一言で言えば統治能力)が求められるとも言える。

 このことはベンチャー投資に対しても言えるだろう。ベンチャーキャピタルだけでなく、若い起業家にとってのメンターとなりうる経営者出身の投資家、いわゆるエンジェルの不足がよく指摘されることにも通じる。


8.抵当権放棄、ローン減免 住宅機構が集団移転を支援
河北新報 12月30日(金)6時10分配信
 住宅金融支援機構が、東日本大震災で自治体の集団移転に参加する住宅ローン契約者を対象に、被災した土地などの抵当権放棄と返済の減免の検討に入ったことが29日までに、分かった。まず仙台市の集団移転参加者を対象に実施。他の被災地の契約者にも拡大を検討する考え。
 実現すれば、住宅再建を目指す被災者にとって二重ローンの回避につながり、集団移転を大きく後押ししそうだ。
 集団移転では、自治体が被災者から土地を買い取り、移転先に宅地を整備する形が基本となる。ただ、多くの土地は震災後、評価額が震災前より大幅に目減りしており、被災者が土地を売却してもローンを完済できない事態が想定される。抵当権が住宅機構に残ることも、移転の障壁になっており、仙台市が住宅機構に対応を要請していた。
 仙台市の集団移転に参加するローン契約者について検討されている案は、契約者が市に土地を売却し、代金を返済に充てることを条件に住宅機構が抵当権を抹消。残債は、個人債務者向けの私的整理ガイドラインに沿って減免する、などが柱。
 被災者にとっては、自己破産をせずに住宅再建が可能になるなどのメリットがある。仙台市では200~300世帯程度が対象となる見通し。同市は銀行などにも支援策の検討を要請する予定。
 仙台市は若林、宮城野両区の沿岸部を災害危険区域に指定。住宅の新築や増築を禁じ、約2千世帯を内陸に移転させる方針を固めている。


9.<広島から>原爆耐えた樹木の種子を世界へ
毎日新聞 12月30日(金)16時31分配信
 広島の原爆に耐えた被爆樹木の種子や苗を海外に送る取り組みを、広島市に事務所を置く「国連訓練調査研究所」(ユニタール、本部・スイス)と同市のNPO法人などが始める。平和記念公園(広島市中区)のアオギリのほか、クスノキや柿などの種を来年1月からオランダやロシアなどに試験的に送り、来夏以降、ユニタールのネットワークを生かして本格的に展開する予定。命の大切さや廃虚から立ち上がった広島の歩みに思いを寄せてもらうのが狙いだ。

 ユニタールと国際平和活動を続けるNPO法人「ANT-Hiroshima」が中心の「Green Legacy Hiroshima(緑の遺産ヒロシマ)」という活動で、ユニタール特別上級顧問のナスリーン・アジミ広島事務所前所長が発案した。被爆樹木の世話をする樹木医や、海外との種子交換などで実績がある広島市植物公園、国内外5000超の都市が加盟する「平和市長会議」の事務局(財団法人広島平和文化センター)、広島大などが協力する。

 同市によると、爆心から約2キロ以内の55カ所に約170本の被爆樹木が現存する。メンバーらは11月以降、クスノキや柿、イチョウなどの実を採取し、種を取り出して保管してきた。市提供のアオギリの種と合わせてパック詰めし、検疫手続きを経て海外に送る。イラクやアフガニスタンは、在東京大使館に苗を届けて庭に植えてもらう予定。受け取った側からは生育状況の報告などをしてもらう。

 「ANT-Hiroshima」の渡部朋子代表は「命の尊厳を意識しながら生きていくと、人間は暴発しないと思う。種や苗木を送ることは広島からの平和のメッセージだ」と話している。【加藤小夜】



2011年12月29日【木】.<サッカー>天皇杯決勝は初のJ2対決に FC東京VS京都

2011-12-29 20:07:32 | 日記
2011年12月29日【木】
#、為替、77.68円。ユーロ、100.46円。
#、日経、
#、前場、後場、8398.89円。-24.73円。

2.<サッカー>天皇杯決勝は初のJ2対決に FC東京VS京都
毎日新聞 12月29日(木)17時33分配信
 サッカーの天皇杯全日本選手権は29日、準決勝2試合があり、ともにJ2所属のFC東京と京都サンガが決勝進出を決めた。Jリーグが2部制を敷いた99年以降、J2勢の決勝進出は初めて。J2勢同士の顔合わせとなる決勝は1日、東京・国立競技場で行われる。

 大阪・長居陸上競技場ではFC東京とセレッソ大阪が対戦。FC東京は後半32分、MF谷沢の右足シュートで先制。そのまま逃げ切った。

 国立競技場でのもう1試合は、京都サンガが延長戦の末、4-2で横浜Fマリノスに競り勝った。京都は1点リードの後半ロスタイムに横浜マの大黒に同点弾を許したが、延長後半、久保のシュートなどで再び突き放した。
3.原監督、亀井に猛ゲキ!村田加入に奮起せよ
デイリースポーツ 12月29日(木)7時41分配信
 巨人・原辰徳監督(53)が28日、亀井義行内野手(29)に“猛ゲキ”をかっ飛ばした。今季は三塁に挑戦したがFAで三塁手の村田が加入。置かれた立場は厳しいが、「かかってこい、そういう気持ちでいると思いますよ。それがジャイアンツの選手」とハッパをかけた。

 これも亀井に大きな期待をしているからこそだ。三塁、一塁、外野もこなす万能選手。「安定したバッティングですね。これがあれば、復活すれば大きな存在ですよ」と明言した。

 だからこそし烈な競争に勝ち抜いて、レギュラーをつかみ取ってほしい。「プロの世界というのは弱肉強食の競争というものが出る。そういう気持ちを持ってジャイアンツの選手は戦っているはずですよ」。指揮官は、闘争心を持ってライバルに立ち向かう亀井に期待した。
4.法相、死刑執行ゼロ説明避ける…遺族は憤りの声
読売新聞 12月29日(木)3時7分配信

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読売新聞
 19年ぶりの「死刑執行ゼロ」が確定した28日、平岡法相は記者会見で、年内に執行しなかった理由について明言を避けた。

 法務省の勉強会で議論が続く中、裁判員裁判では今年も死刑判決が相次ぎ、確定死刑囚の数は戦後最多の129人にまで膨らんだ。被害者遺族からは「執行を進めないのは責任放棄だ」と憤りの声が上がっている。

 「私から申し上げるわけにはいかない」。平岡法相は28日午前の記者会見で、年内の執行を命じなかった理由を繰り返し問われたが、「様々な要因がある」などと、具体的な説明を避けた。

 省内では平岡法相について「死刑廃止論者ではなく、執行に踏み切る可能性はある」との見方がある。それでも年内の執行に踏み切らなかった理由に挙げられるのは、死刑制度の存廃を巡る省内の勉強会の存在だ。

5.なぜ多い?年末の離党劇や新党結成
読売新聞 12月29日(木)9時41分配信
 年末に離党劇や新党結成が繰り返されるのは、政党交付金の確保が目的という一面もある。

 政党助成法は、各党に配分する政党交付金の金額を1月1日を基準日として算定している。具体的には、国が、基準日の翌日から15日以内(今回は来年1月16日まで)に総務相に届け出た政党に対し、議員数や得票数に応じて政党交付金を交付する仕組みとなっている。

 また、政治資金規正法は、政党に対し、「所属議員5人以上」などの要件を満たしていることを設立翌日から7日以内に総務相に届け出るよう義務付けている。今回民主党に離党届を提出した議員が1月1日に新党を設立した場合、間に日曜日と祝日をはさむため、1月10日までに届け出を終える必要がある。
6.民主党集団離党、慰留せず 「きちんと対応を」と野田首相指示
産経新聞 12月29日(木)17時43分配信
 民主党の輿石東幹事長と樽床伸二幹事長代行は29日、公邸で野田佳彦首相に内山晃衆院議員ら11人が離党届を出したことについて報告し、本人の意志が固いことを理由に慰留はせず、党としての処分を来年1月24日の常任幹事会で決めると伝えた。首相は「きちんと対応してほしい」と指示した。

 内山氏らの離党届提出について、岡田克也前幹事長は29日の文化放送の番組で「党税制調査会に出てきて消費税反対を切々と訴えたという記憶はない。党内のしかるべきところで発言していない」と批判した。
7.【2012年世界市場の見通し】理想的な環境で世界的な株高が期待できる!
【今回のまとめ】
1.2012年は世界の株式にとって良い年になる
2.新興国株式が先進国株式より上昇する
3.相場の上昇は上半期に集中する
4.配当利回り3%以上、5%以下の銘柄を狙え






2011年12月28日【水】野田政権に大打撃 民主、若手9人が離党届を提出

2011-12-29 16:48:18 | 日記
2011年12月28日【水】
#、為替、77.86円。77.79円。77.77円。ユーロ、101.72円。
#、ダウ、12291.35。-2.65ドル。ナスダック、2625.20。+6.56。
#、前場、8436.24円。+4.32円。後場、8423.62円。―16.94円。
コンピユ-ターの調子が悪くて、発信が出来ませんでした。
1.野田政権に大打撃 民主、若手9人が離党届を提出
産経新聞 12月28日(水)10時28分配信
 野田佳彦首相が目指す消費税増税などに反発する民主党の内山晃衆院議員(57)=千葉7区=ら9人が28日午前、国会内で樽床伸二幹事長代行に離党届を提出した。内山氏らは、すでに党除籍(除名)となっている松木謙公衆院議員(52)=北海道12区=と年明けの新党結成に向けて連携する意向で、野田政権にとって大きな打撃となる。

 離党届を提出したのは、内山氏のほか、渡辺浩一郎(67)=比例東京▽豊田潤多郎(62)=比例近畿、斎藤恭紀(42)=宮城2区▽中後淳(41)=比例南関東▽石田三示(59)=比例南関東▽三輪信昭(69)=比例東海▽小林正枝(40)=比例東海▽渡辺義彦(55)=比例近畿の各衆院議員。9人は午後に国会内で記者会見する。

 党執行部は離党をとどまるよう慰留に務める方針。1月下旬に開かれる党常任幹事会で正式に対応を決める。

2.ブラジル、英国抜き世界6位の経済大国へ
読売新聞 12月27日(火)17時57分配信
 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】2011年の国内総生産(GDP)で、新興国ブラジルが英国を抜き、世界6位の経済大国になる見通しとなった。

 英BBC放送などが26日、英民間調査機関CEBRの分析として報じた。ブラジルは20年までに、GDPで独仏も追い越す見通しだという。

 ブラジルのマンテガ財務相は26日、「ブラジルの成長ペースが他の経済大国を上回る傾向は当分続く」とする談話を発表し、さらなる経済発展に自信を見せた。
3.<放射性セシウム>「花粉吸引による被ばく心配なし」林野庁
毎日新聞 12月27日(火)14時0分配信
 来春の花粉シーズンを前に福島県など16都県でスギ花粉に含まれる放射性セシウムの濃度調査を行っている林野庁は27日、福島県内の調査地点のうち87カ所分のデータを中間報告として公表した。87カ所の最大値をもとに試算したところ、花粉の吸引で受ける放射線量は毎時0.000192マイクロシーベルト程度で、同庁は「花粉の吸引による被ばくを心配する必要はない」としている。

 同庁は、東京電力福島第1原発事故による森林汚染の問題化や、花粉が数百キロ飛ぶこともあることから「関心が高い」として調査した。

 福島など東日本約180カ所で、花粉を出すスギの雄花を採取し、うち福島県内の原発に近い地域を中心に中間報告をまとめた。

 87カ所のうち、最も雄花のセシウム濃度が高かったのは浪江町内のスギで1キロあたり25万3000ベクレルだった。ただ、スギ花粉は1個あたりが非常に軽く、データのある過去9年間で最大だった08年3月の飛散量(1立方メートルあたり花粉2200個)をもとに試算しても、1時間で受ける放射線量は成人で0.000192マイクロシーベルト程度との結果が出た。

 また、首都大学東京大学院の福士政広教授(放射線安全管理学)も11月に独自で調査を行い、東京都奥多摩町で採取したスギの雄花を分析したところ、1キロあたり93ベクレルだった。福士教授は「人体への影響を心配しなくていい数値だ。それでも気になる人は花粉用のマスクやゴーグルの着用で、セシウムが付着した花粉防止の効果が期待できる」としている。【曽田拓】
4.消費税、2015年10%提示へ=年内の意見集約目指す―民主
時事通信 12月27日(火)19時34分配信
 民主党は27日、税制調査会と社会保障と税の一体改革調査会の28日の合同総会で、消費増税に関し、税率を現行の5%から段階的に引き上げ、2015年に10%とする案を提示する方針を固めた。野田佳彦首相の指示に従い、年内に党の意見を集約することを目指す。
#、素案提出?粗末な安ですか?。増税が必要!少子高齢化で国民は誰でも承知しています。問題とされる、公務員の優遇?政局のみを考える、議員削減!もっとも大事な
景気対策を優先するべき!。収入より支出が重要です。稼いでも、節約無しでは、無駄でしょう。手当て??より自分の生活費は、働いてつくり出してこそ、幸せを感じます。

5.橋下市長「御堂筋を緑化、カジノも」再生策次々
読売新聞 12月27日(火)17時40分配信
 大阪府と大阪市の広域行政を一体化する取り組みが動き出した。

 「まったく同じ価値観のトップ2人がいることで、物事を迅速に決めることができる。これを制度化するのが大阪都構想だ」。

 大阪府咲洲(さきしま)庁舎50階で開かれた府市統合本部の初会合後、橋下徹市長は記者会見で、大阪再生に向けた活性化策を次々に打ち出した。

 まず、大阪のメーンストリート・御堂筋の緑化や車両規制に言及。「御堂筋のオフィス街が10年、20年、30年先まで続くわけない。オフィス街は別の所に持っていってもいい。御堂筋を抜本的に変える」と述べた。また、カジノなどのエンターテインメント都市構想についても、府市統合のチームを作る方針を打ち出した。

 初会合の冒頭、統合本部の発足式では、事務局長に就任した山口信彦・府大都市制度室長に対して橋下市長が、事務局次長の京極務・市大都市制度改革監に対して松井一郎知事が、それぞれ「府市併任」の辞令を交付した。

 橋下市長は「(大阪都構想の)中身がないと言われたが、我々は一つずつ実践し、積み重ねる」と訓示。松井知事も「府庁か市役所かは関係ない。英知を振り絞ってほしい」と激励した。

 職員も高揚感に包まれた。京極次長は「府市職員です」と自己紹介し、「30年余りの公務員生活で最も理想の高い業務。大阪湾のように、垣根のない府市の仕組みをつくりたい」と語った。特別顧問に就任した堺屋太一・元経済企画庁長官は「これは明治維新みたいなもの。国に頼るのではなく、自分たちで日本をつくるという自信を持ってほしい」と注文した。

6.<南海トラフ>震源域を2倍に拡大 内閣府検討会
毎日新聞 12月27日(火)13時25分配信
 西日本の太平洋沖に延びる「南海トラフ」で発生する巨大地震と津波について、内閣府の検討会は27日、想定する震源域と波源域を最大で従来の約2倍に拡大する中間とりまとめを公表した。東海、東南海、南海の3地震に加え、宮崎県沖の日向灘南部なども連動する恐れがあると想定。地震の規模は暫定値でマグニチュード(M)9.0とした。同検討会は今後、想定津波高などの検討を進めるが、防災対策の大幅見直しを迫られそうだ。【八田浩輔、池田知広、神保圭作】

 国はこれまで、南海トラフで想定する巨大地震の震源域を、駿河湾から高知県沖にかけての約6万平方キロ、規模は最大M8.7と想定していた。今回の見直しで、規模は3倍近くになり、震源域は東日本大震災よりも広い約11万平方キロになる。

 同検討会は「あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大地震・津波を検討する」との考えに基づいて検討。古文書や津波堆積(たいせき)物から過去の津波高などを調査した最新の研究成果を反映させた。

 その結果、南海トラフで繰り返し起きる巨大地震のうち、300~500年に1回は津波が特に大きくなると分析。こうした地震が最後に起きたのは、1707年の宝永地震だった。また、高知県内の堆積物の分析から、約2000年前に発生した津波が最大級の可能性があるとした。

 震源域と波源域については、宮崎県内の調査で宝永地震などによる堆積物が見つかったことから、西端を日向灘南部まで拡大。国の地震調査研究推進本部が東海地震と富士川河口断層帯(静岡県)が連動する可能性を指摘したため、東端は同断層帯まで延ばした。

 北側の震源域については従来、深さ30キロまでのプレート(岩板)境界面を想定。より深い領域の地震活動の調査から、最大同約40キロ付近まで拡大した。

 さらに、南側については、南海トラフから深さ約10キロまでの浅い領域を新たな波源域として設定した。これにより、津波高は従来想定の2倍程度になる地点も出る可能性がある。同検討会は来春までに、震度分布や津波高を推計して公表。国はこれを基に、来秋までには被害想定をまとめる方針。

 ★南海トラフ 駿河湾から九州沖にかけて延びる浅い海溝。ここでフィリピン海プレート(岩板)がユーラシアプレートの下に沈み込んでいる。過去100~150年間隔でマグニチュード8級の巨大地震と津波を繰り返しており、国は近い将来に発生が想定される東海、東南海、南海地震の対策を進めてきた。1707年の宝永地震は、この3地震が連動して起きたと考えられている。
7.2011年間ドラマ視聴率TOP10 1位は『ミタ』が圧勝  4年ぶりに民放ドラマが首位返り咲き
オリコン 12月27日(火)10時0分配信

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2011年間ドラマ視聴率TOP10が決定
 10月~12月期の主要な連続ドラマが最終回を終え、2011年の年間ドラマ視聴率TOP10が出揃った。1位は、女優の松嶋菜々子が主演を務め、社会現象を巻き起こした『家政婦のミタ』(日本テレビ系)最終回(12月21日)で記録した40.0%が圧勝。2位は人気シリーズの続編となる『JIN-仁-』(TBS系)最終回(6月26日)の26.1%。3位には子役の芦田愛菜、鈴木福が大ブレイクを果たした『マルモのおきて』(フジテレビ系)最終回(7月3日)の23.9%。今年のTOP10を振り返ると、改めてドラマ“豊作の年”だったことがうかがえる結果となった。

年間ドラマ視聴率TOP10ランキング表

 1位の『家政婦のミタ』は、松嶋演じる無表情な家政婦・三田灯が派遣先の阿須田家での家族トラブルを、想像できない型破りなアプローチで解決していく異色のホームドラマ。初回を19.5%と好発進し、その後も肩上がりで伸び続け常に20%台をキープ。30%の“大台”を期待される中で迎えた最終回は、予想を大幅に上回る40.0%という結果で世間を驚かせた。同数字は一般劇として(NHK大河&朝の連続テレビ小説除く ※1977年9月26日以降に放送された番組)、歴代同率3位に入る快挙を成し遂げ、名実共に今年を代表する作品に。ここ数年、年間ドラマ視聴率1位の座はNHK大河作品が“定位置”となっていたが、2007年放送の『華麗なる一族』(最終回・30.4%)以来、4年ぶりに民放作品が首位に返り咲くこととなった。

 2位の『JIN-仁-』は、現代から幕末の日本にタイムスリップした脳外科医・南方仁(大沢たかお)が、医療器具も満足に無い時代に江戸の町人たちを救おうとする歴史SF。09年に放送されたパート1が大ヒットを記録し、同年の民放ドラマ最高視聴率を記録。続編であり、完結編となった今シリーズでも高視聴率をキープ。26.1%という数字は、全シリーズを通じて最高平均視聴率となり、有終の美を飾る結果となった。

 3位の、阿部サダヲと芦田愛菜&鈴木福が出演した『マルモ~』は、まさにダークホースとなった。主人公・高木護(阿部)とひとつ屋根の下で暮らす双子の姉弟・薫と友樹の微笑ましい“家族の日常”は、涙をホロリと誘うアットホームな作品で、初回平均11.6%ながらも最終回で23.9%という高視聴率を獲得。同時刻の裏番組として『JIN-仁-』が放送されていたにも関わらず、双方が食い合いにならず、互いに高視聴率を記録したのも特出すべき点だろう。劇中歌として芦田&鈴木が歌う「マル・マル・モリ・モリ!」も大ヒット、大みそかの『第62回紅白歌合戦』(NHK総合)にも出場を決めるなど、まだまだ“マルモ余波”は続きそうだ。

 今年のドラマの傾向としては、やはり東日本大震災が大きな影響を及ぼしていることがうかがえる。1位の『ミタ』では、崩壊寸前の家族が徐々に“絆”を取り戻していく姿が描かれ、2位の『マルモ』や6位『連続テレビ小説・おひさま』、8位『24時間テレビドラマスペシャル・生きてるだけでなんくるないさ』でも、ひたむきな“家族愛”をそれぞれのアプローチで表現した。また同率8位の『南極大陸』(TBS系)を筆頭に、“復興”というテーマでの作品も多く見られた。

 『ミタ』の驚異的な高視聴率で幕を閉じたといっても過言ではない、今年のランキング。近年は視聴者離れや海外ドラマの台頭により元気の無い印象が強かった日本ドラマだが、良質な脚本、出演者たちの熱気さえあれば、ドラマ史に名を残す名作を創り出せることを改めて実証した。来年も、今年以上の良質な作品群に期待したい。

 同ランキングは、ビデオリサーチ社(関東地区)による12月26日現在のデータで、連続ドラマは最高視聴率をもとにランキング化。
8.東通原発1次評価報告 津波15メートルでも事故防止
河北新報 12月28日(水)6時10分配信
 東北電力は27日、東通原発1号機(青森県東通村)のストレステスト(耐性評価)の1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。想定した基準地震動(450ガル)の2倍の揺れの地震や、想定(8.8メートル)を上回る高さ15メートルの津波が発生しても、核燃料損傷など重大な事故を防げるとした。
 1次評価の結果報告は、原発の再稼働の前提となり、東北電は報告に対する国の審議結果が出るのを待って再稼働時期などを検討したい考え。
 報告書は地震被害について、900ガル相当の揺れが起きた場合でも、水蒸気を逃がす原子炉建屋の安全弁が機能し、非常用電源で原子炉などを冷却できると評価。敷地の高さ(13メートル)を超える15メートルの津波被害に関しては、一部機器が浸水しても原子炉建屋内の冷却系機能を維持できるとした。
 保安院に報告書を提出した東北電の井上茂常務は「現状の設備でも、地震や津波に十分な裕度があると評価できた。中長期計画で安全性をさらに向上させたい」と強調。再稼働については「時期を語れる状況ではない。地元の皆さんに十分に説明したい」と述べた。
 東通原発の1次評価は大地震で外部からの電源を失った事態などを想定し、約500の設備の設計上の許容値を基に、原子炉や使用済み燃料プールを冷却する複数の手段をシミュレーションするなどしてコンピューター解析した。
 また東北電は同日、東通原発の耐震安全性評価(バックチェック)の一環で進める東日本大震災とほぼ同規模の地震の揺れを想定した安全性評価の国への報告時期を、当初の年内の予定から来年2月に延期すると発表した。国などで震災の揺れに関する科学的議論が続いており、最新の議論内容を報告に反映させるためとしている。

9.13年8%、15年10%提示=消費税、反対強く調整難航も―民主
時事通信 12月28日(水)10時42分配信
 民主党は28日午前、税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会を開き、両調査会の幹部が消費税率を2013年10月に8%、15年4月に10%に2段階で引き上げる案を提示した。野田佳彦首相が年内に党内の意見を集約するよう指示しており、幹部は同日の総会で了承を得たい考えだ。しかし、党内には反対論も強く、調整は難航しそうだ。
 民主党内の消費増税論議は大詰めを迎えているが、28日午前には内山晃氏ら衆院議員9人が首相の増税方針に反発し離党届を提出するなど迷走している。意見集約の進め方によっては、首相の政権運営に大きな打撃を与えかねない状況だ。
10.大田を8番に指名!原監督、将来の4番に育て上げる!
スポーツ報知 12月28日(水)8時2分配信

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10年11月19日、ロングティーで笑顔を見せる大田(12月28日付のスポーツ報知紙面から)
 巨人の原辰徳監督(53)が27日、大田泰示内野手(21)を来季の8番打者に指名した。外野手はレギュラー当確の長野を筆頭に高橋由、谷、鈴木、亀井、矢野、橋本らがひしめく最激戦区だが、村田らの加入で戦力アップが見込め、「8番」を育成枠にすることが可能。「そうなると、大田をそのあたりで使える状況になる」。まずはレギュラーに定着させ、将来の4番に育て上げる考えだ。

 来季の構想を思案する原監督は、4年目を迎える未完の大器・大田に対し、「8番・左翼」での育成プランを明かした。「着実に伸びている。守備が外野に変わって、水を得た魚のごとく野球をやっている。守備力に不安がなくなった。あとは打撃力と精神的な強さだ」。成長を感じとった上で、将来の4番候補に期待をかけた。

 「8番・大田」実現の背景には、大補強があった。横浜の4番、村田のFA移籍が決まり、メジャー外野手のジョン・ボーカー(28)も契約合意に向けて調査を進めている。指揮官はすでに「3番・長野、4番・阿部、5番・村田」のクリーンアップを明言。6、7番も小笠原や高橋由、谷らが座る強力打線が完成すれば、「8番」を育成枠として固定できると考えている。今季は序盤に8番に抜てきした4年目の藤村が、2番打者として頭角を現した。大田も同様にステップアップする姿を頭に描いている。

 もちろん、無条件で用意するわけではない。鈴木、矢野、亀井ら中堅陣、同期入団の橋本と、ライバルは多い。キャンプの紅白戦、オープン戦で結果を残すことが大前提となる。「我々は勝負師であって侍だから、斬るか斬られるかの心構えで、野球をやっていかなければならない。ビニール製の日本刀で斬り合っているようではね」と独特の表現で若武者を鼓舞した。

 今季、大田は5月18日の楽天戦(Kスタ宮城)でプロ初安打を放ったが、12試合で打率1割5分4厘に終わった。「来年は腹をくくって野球をやる」と覚悟を決めた。来年1月は阿部に志願し、グアムで自主トレを行う。

 1軍に定着することは簡単ではないが、目指すべきところは、もっと先にある。「『1軍に残ることが目標です』と言っているようでは話にならない。本当の意味で大志を抱き、勝負に挑まなければならない」と指揮官。背番号55に、後戻りは許されない。
11.杉原輝雄さん死去 74歳、前立腺がん
デイリースポーツ 12月28日(水)15時14分配信

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前立腺がんで亡くなった杉原輝男さん
 「日本プロゴルフ界のドン」の異名を持つプロゴルファーの杉原輝雄さんが28日朝、前立腺がんのため死去した。74歳だった。

 大阪府出身の杉原さんは、キャディーのアルバイトでゴルフと出合い、1957年にプロ入り。通算62勝している。1973年のツアー制施行後の28勝で、日本に8人しかいない永久シード選手となった。

 1997年に前立腺がんの告知を受けたが、その後も治療をしながらツアーへの出場を続けた。2007年のつるやオープンでは68歳10カ月と世界最年長でレギュラーツアーの予選を突破。また昨年の中日クラウンズで同一大会連続出場世界記録(51回)を達成した。




2011年12月27日【火】民主 複数若手議員が離党で調整へ

2011-12-27 17:01:31 | 日記
2011年12月27日【火】
#、為替、77.95円。77.91円。ユーロ、101.80。
#、ダウ、休み。ナスダック、休み
#、前場、8440.81円。-38.53円。後場、8440.56円。-38.78円。


1.民主 複数若手議員が離党で調整へ

民主党の複数の若手議員が、野田政権が消費税率の引き上げを目指していることは政権公約に反しており、容認できないとして、新党の結成を目指し、28日にも離党届を提出する方向で最終調整を進めることになりました。
民主党の小沢元代表や鳩山元総理大臣に近い若手の3人の衆議院議員は、26日夜、先に民主党を離れた松木謙公元農林水産政務官と会談しました。出席者によりますと、会談では、野田政権が、社会保障と税の一体改革で、消費税率の引き上げを目指していることは、先の衆議院選挙の政権公約に反しており、容認できないという認識で一致しました。そして、3人の議員は、松木氏とともに新党を結成することを目指し、28日にも離党届を提出する方向で最終調整を進めることになりました。3人は、民主党内のほかの若手議員にも離党を呼びかけており、10人程度で、新党を発足させたい考えです。民主党では、24日に、群馬県連の会長代行を務める中島政希衆議院議員が、野田政権が群馬県の八ッ場ダムの建設継続を決めたことに反発し、離党届を提出しています。

2.<トヨタ>小型HV「アクア」発売 世界最高水準の低燃費 169万円から
毎日新聞 12月26日(月)16時7分配信

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アクアS(シルバーメタリック)〈オプション装着車〉=トヨタ自動車提供
 トヨタ自動車は26日、小型ハイブリッド車(HV)「アクア」を発売した。アクアの燃費は、実際の走行に近い新基準でガソリン1リットル当たり約35キロ(旧基準では約40キロ)と世界最高水準を誇る。価格は169万円から185万円と低価格を実現した。

【写真特集】車体カラーも内装もいろいろ…アクアの写真多数掲載

 アクアは、小型・軽量・高効率化した最新のハイブリッドシステムを搭載し、低燃費を実現。ゆったりとしたサイズのフロントシートの採用や、リアシートのひざ周りに余裕を持たせるなどして室内空間を快適にしたほか、ハイブリッドバッテリーを小型化し、リアシートの下に配置することで、容量305リットルの広い荷室空間を持たせた。
3.新幹線、新規着工を決定=北海道、北陸、九州の3区間―国交省
時事通信 12月26日(月)19時44分配信
 国土交通省は26日、整備新幹線の未着工3区間(北海道、北陸、九州)について、前田武志国交相ら政務三役による検討会議を開き、建設を認める方針を決めた。新規着工の条件として提示している、地元自治体の同意など五つの基準が満たされたことを確認した上で正式に認可する。2012年度中の3区間同時着工を目指す。
 建設方針が決まったのは、北海道新幹線の札幌―新函館間、北陸新幹線の金沢―敦賀間、九州新幹線の諫早―長崎間。正式認可されれば、08年3月の九州新幹線・武雄温泉―諫早間以来となる。
 前田国交相は同日記者会見し、「東日本大震災を機に幹線交通の多重性の重要性が認識された。3区間はそういった面でも大きく寄与する」と述べた。

4.ソフトB小久保は3億円でサイン「一生忘れることないシーズン」
デイリースポーツ 12月26日(月)14時50分配信
 ソフトバンクの小久保裕紀内野手が26日、ヤフードームで契約更改に臨み、現状維持の3億円でサインした。

 今季は開幕戦で右手親指を骨折するなど、ケガに苦しみ、98試合で打率・269、10本塁打、48打点。しかし日本シリーズではMVPを獲得し、8年ぶりの日本一に貢献した。

 「(球団から)日本一に対するねぎらいの言葉をもらいました。一生忘れることのないシーズン」と波瀾万丈の1年を振り返った。
5.防衛省、環境評価書を郵送=反対派抵抗で混乱回避―27日に沖縄県庁に
時事通信 12月26日(月)21時17分配信
 防衛省沖縄防衛局は26日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の環境影響評価書を沖縄県宛てに郵送した。27日に県庁に届く見通し。政府関係者が明らかにした。当初は評価書を直接県側に手渡す方針で調整していたが、移設に反対する市民団体などが提出を阻止しようと県庁を取り囲み、混乱を避けた方がいいと判断した。
 沖縄県庁周辺は26日早朝から移設反対派の市民団体などが集結。県庁の入り口で沖縄防衛局職員の出入りを見張ったり、提出先の4階の環境政策課の周辺にも約100人が集まったりして、提出阻止に動いた。沖縄防衛局職員が同日、こうした県庁周辺の状況を確認。評価書は約7000ページの膨大な量で、政府は市民団体の抵抗を受ければ、直接県側に手渡すことは困難とみて、郵送で対応することにした。 

6.巨人、久保が開幕アウト…大補強も守護神不在
サンケイスポーツ 12月27日(火)7時51分配信

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手術の影響で来季の開幕構想から外れる巨人・久保(写真:サンケイスポーツ)
 今季抑えに定着し、11月下旬に右股関節の手術を受けた巨人・久保裕也投手(31)が、来季の開幕構想から外れていることが26日、わかった。川口和久投手総合コーチ(52)が明言した。代役には新外国人のスコット・マシソン投手(27)=前フィリーズ=や山口鉄也投手(28)らを競わせる方針だが、いずれも未知数。大型補強の原巨人に守護神不在という思わぬ死角が表面化した。

【写真で見る】実力は未知数…巨人が獲得したマシソン

 やっぱり、抑えが…。今オフ、大型補強でストーブリーグの主役となっている原巨人。3年ぶりのV奪回へ戦力は盤石かと思いきや、来季は開幕から不安がつきまとうことになった。

 「裕也(久保)には『決して無理はしないように』と言いました。(シーズン)中盤から後半にかけて力になってくれればいい」。川口投手総合コーチが、久保に“開幕待った”をかけた。

 今季20セーブを挙げた守護神は、シーズン中から痛めていた右股関節を11月に手術。松葉づえをつきながらも「開幕に間に合えば一番良い」と12月は、ほぼ無休でリハビリを続けてきた。

 復帰へ急ピッチの久保に対し、勝負どころの夏場以降にフル回転してほしい-というのが川口コーチの考え。あえて開幕構想から外した。久保も納得し、「しっかり治すことが大事。焦って悪化してもいけないですから」と、回り道をすることを選択した。

 今オフ原巨人は、ソフトバンクから杉内、ホールトン、横浜から村田を獲得。先発陣、打線の厚みは増し、戦力を整えた。そんな中、久保の離脱によって、ここ数年のチームの課題である守護神の確立は、また遠のくことに。川口コーチは「越智なのか、マシソンなのか、山口なのか」。代役候補に3投手を挙げたが、現状ではいずれも計算できない。

 年明けからプールでのリハビリトレを始める予定の久保は「焦らないでしっかり治します」と話すが…。G党の心配のタネは尽きない。
7.イチロー「心折れた」11年を振り返る


インタビューに答えるマリナーズのイチロー(共同)
 マリナーズ・イチロー外野手(38)が苦しんだ11年を振り返った。メジャー11年目で200安打に初めて届かなかった今季を「分かりやすく難しいシーズン」と表現。「心が折れる」とも口にし、精神的なストレスが相当なものであったことをうかがわせた。プレーについては、手応えがないのに結果が出た4月の好スタートで逆にその後の軌道修正が遅れたと分析。加齢による心身の変化を認めながらも、それがプレーの衰えにつながっているとの指摘には必死に抵抗する姿勢を見せた。
 2011年、イチローが10年にわたって続けてきた200安打が途切れた。衰え知らず、「安定感」の象徴のような存在に訪れた異変。いったい、イチローに何があったのか。苦闘のシーズンをいま、静かに振り返る。
 -厳しいシーズンだった
 イチロー 厳しくないシーズンなどないですけどね。ただ、その中でも分かりやすく難しいシーズンだったことは確かです。心が折れることなんて、めったにないことですから。
 -4月は自己最多タイ、リーグ単独トップの39安打。11年間で最高の滑り出しだった
 イチロー 手応えがあったわけでもないのに、結果が出る。最も危険なスタートだったと言えるでしょう。
 イチローにとって開幕からの約1カ月間は大切だ。微妙な打撃感覚や体調、相手の配球傾向などを総合し、そのシーズンの基本的な打撃フォームをつくり上げていく。
 だが、11年はなかなか確かな形をつかめない。そこでの足踏みが中盤のかつてない不振につながっていった。
 -これまでも、オープン戦と公式戦とは全くの別物と繰り返し口にしてきた
 イチロー 毎年のことですが、4月の難しさはスプリングトレーニングから自分がやってきたことが正解かどうか、分かりにくいことです。(11年の場合は)結果が出ていることで、正解と判断しました。実際には不正解だったのですが、それに気付くことができるのは、時間がたってからです。
 -課題を見つけるのが遅れるほど、修正が難しくなる
 イチロー 4月は結果と感触のギャップがこれまでで最も大きかったと言えるでしょう。結果が出ているときに「これは不正解」という判断が必要になるわけですが、そんなことは、僕には不可能に近いです。
 -「体は元気で心が折れる」。レギュラーシーズンの最終戦後に語った言葉が印象的だった
 イチロー 肉体のストレスなんか大したことないんです。要はメンタルのストレスで疲れは決まる。毎日2本、3本とヒットが出れば、疲れるはずなどない。1時間のマッサージより、1本のヒットがストレスを解放してくれるものです。
 ゴールドグラブ賞受賞、オールスター戦出場も10年連続でストップ。周囲からは「年齢からくる衰え」というささやきが聞かれるようになった。
 衰えとは無縁。そんなイメージがイチローにはあった。10年は162試合すべてに出場し、オールスター戦にも選ばれた。36歳のシーズンで200安打に届いたのは、メジャー歴代1位の通算4256安打を誇るピート・ローズ(レッズなど)ら数人しかいない。その翌年の不振が衰えの一言で結論付けられるのだろうか。
 -年齢からくる衰えを指摘する人たちがいる
 イチロー 確かに紅白歌合戦を見ていると演歌の方が気持ち良くなってきたり、テレビに出ている人の言葉の使い方がやたら気になったり、肌が乾燥しやすくなったりもしている。自分も年を重ねてきたのかなあと実感することはあります。
 だが、イチローはそういった現象と野球のプレー内容は別物という感覚を抱いている。
 -ひとくくりに衰えと決めつけたがる人たちに笑って返す余裕がある
 イチロー 生命体が誕生した瞬間からの定め(老化)で片付けてしまうのは、つまらない人たちだなあと思います。だいたい、そういう発想の人たちって、話していて面白みも深みもない、自己管理もできない残念な人だったりするんですよ。あっ、こうやってムキになっている僕は、やっぱりちょっと年取ったってことなんだと、いま思いました。
 -この空気を変えるには
 イチロー それなら結果を出すことで(あれこれ)言われる方がよっぽどいいなと思いました。当たり前のことですが、プロと呼ばれる世界では結果を残すしかないのです。
 新たな戦いはもう始まっている。イチローは再び10年までのように特別な結果をもぎ取るのか。そのために何を考え、いかに動くのか。
 -最終戦以降の練習は
 イチロー (自宅で特注の器具を使っての)トレーニングは翌日から、走り始めたのが10日後くらいで、今は週に2回ほど。
 週2度の「走る」は、自宅近くのロードワークを指す。約10キロのコース途中には、片道2キロに及ぶ急勾配の坂がある。この難所を、スピードを落とさずにぐんぐんと駆け上っていく。
 -坂道のランニングは、これまでのオフにはなかった。
 イチロー 自分がやりたくなったらやるというスタンスです。自宅でのトレーニングや坂のランニングは、腹が減ったから飯を食うという感じでしょうか。何か気持ちを奮い立たすためにやるということは、今のところありません。
 苦難のメジャー11年目を終えても、イチローの自信は揺らがない。

8.規制値超のコメ、全量買い上げ制度創設へ
読売新聞 12月27日(火)11時22分配信
 福島県産のコメから国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが相次いで検出された問題を受け、農林水産省は27日、来年からの新規制値となる1キロ・グラム当たり100ベクレルを超えたコメについて、同省所管の業界団体が全量を買い上げる制度を創設すると発表した。

 対象は、暫定規制値を超えたため出荷制限がかかった福島市など3市8地区で生産したコメのほか、県の調査で新規制値を上回ることが判明したコメ。総量は、今年生産分で約4000トン、計約10億円に上る見込み。

 買い上げにより市場への流通を防ぐとともに、生産者にかかる負担を軽減するのが狙い。買い上げたコメは廃棄し、買い上げ費用は、団体側が一括して東京電力に賠償請求を行う。

9.<中央防災会議>国の防災基本計画を改定 津波対策を新設
毎日新聞 12月27日(火)10時58分配信
 政府は27日、中央防災会議(会長・野田佳彦首相)を開催し、国の防災基本計画を改定した。東日本大震災の教訓を踏まえた改定。「津波災害対策編」を新設したほか、事前の対策で被害の最小化を目指す「減災」の考え方を基本方針に据えるなど、全16編にわたって大幅に修正した。これを受け、自治体の地域防災計画や省庁などの防災業務計画も改定が必要になり、防災対策は一新される。

 防災基本計画に新たな対策編が設けられるのは、原子力災害対策や雪害対策など9編が追加された97年以来で14年ぶり。津波対策は「震災対策編」の1項目に過ぎなかったが、同編を揺れの対策に特化した「地震災害対策編」と「津波災害対策編」に分け、2ページだった津波に関する記述を約60ページに増やした。

 津波災害対策編では、地震発生から短時間で津波の到達が予想される地域について、約5分で住民が避難できるまちづくりをするよう明記。公共機関や避難場所は浸水する危険性の低い場所へ整備することや、携帯電話やワンセグなどを用いた情報伝達手段の多様化なども求めた。

 計画全体の総則では「災害を完全に防ぐことは不可能だが、さまざまな対策を組み合わせ備えなければならない」と、「減災」の基本方針を示した。他の対策編でも新たに▽広域的な応援体制の構築▽帰宅困難者対策の推進▽救助にあたる機関での惨事ストレス対策推進▽避難場所での女性への配慮▽復旧・復興事業からの暴力団排除--などを盛り込んだ。

 政府は今後も見直しを進め、来年3月をめどに「原子力災害対策編」を大幅に見直す。同時に多種の災害が起こる複合災害への対応も検討する。

 平野達男防災担当相は記者会見し「自治体の防災計画見直しを支援していきたい」と話した。【池田知広】
10.不満げな吉見 倍額の2億4000万円「最低ライン 先発の評価低いのかな」
スポニチアネックス 12月27日(火)12時55分配信
 中日の吉見一起投手(27)が27日、2度目の契約更改交渉に臨んだ。

 前回は1億1000万円増の2億3000万円を保留。今回は1000万円上積みの倍額となる2億4000万円の1年契約でサインした。
#、三年目の田中が3億2000万円で、優勝の牽引者が2億4000万円???
· 岩瀬4億5000万円、浅尾、2億6000万円、不満!は理解できる。
11.小久保が杉内にエール「巨人では成績残し続けないと」…ソフトバンク
スポーツ報知 12月27日(火)8時1分配信

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現状維持で契約更改し報道陣の質問に答える小久保。杉内に辛口エールを送った
 ソフトバンク・小久保裕紀内野手(40)が26日、巨人にFA移籍した杉内俊哉投手(31)に“激辛エール”を送った。ヤフーD内で契約更改交渉を行い、現状維持となる年俸3億円の単年契約でサイン。自身の経験をもとに、後輩に忠告した。

 「歴代のジャイアンツのすごい人たちの終わり方を見てきた。成績を残し続けないと、思い描いたような幕切れはない」。小久保は名前こそ明かさなかったが、鳴り物入りで老舗球団に入団した選手でも、思うような成績を残せなかったケースがあると指摘。杉内にもイバラの道を進む覚悟を求めた。

 自身もソフトバンクの前身のダイエー時代、球団フロントとの確執などがあり全盛期の03年オフに無償トレードで巨人に移籍。ソフトバンクにFA移籍するまでの3年間を過ごした。注目が集まる人気球団で1年目の04年に打率3割1分4厘、41本塁打、96打点と文句なしの成績を残しただけに言葉には重みがある。

 「ジャイアンツの背番号18は特別で、プレッシャーもあるだろうが、18のイメージが俊哉のものになるぐらいに頑張ってほしい。自分もファンに認められたいという思いでプレーした。早く溶け込んで、支持してもらえるように」と愛される選手になることも願った。「電話をもらった時にも、そういう話をした」と、既に本人にも伝えたという。現在の心境、立場を誰よりも理解できる男の金言だけに、杉内も身に染みたはずだ。

 残り38本に迫る自身の2000安打は、5月中に達成すると宣言。5月19、20日には巨人との交流戦(東京D)が組まれている。メモリアル安打を懸けてのドラマチックな激突となる可能性もあるだけに、来季の対決に注目が集まる。
12.保安院・菅前首相の対応が混乱助長…事故調
読売新聞 12月27日(火)15時19分配信

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読売新聞
 東京電力福島第一原子力発電所事故に関する政府の事故調査・検証委員会の中間報告は、経済産業省原子力安全・保安院などの政府機関が危機への対応力や互いの連携を欠いたまま、事故対応にあたっていた姿を浮かび上がらせた。

 来年4月の原子力安全庁(仮称)発足に向け、教訓とすべき点も多い。

 「能動的に対応して情報を収集・把握するという自覚と問題意識に欠けていた」。報告書は今回の事故で、保安院が監督官庁としての機能をほとんど発揮できなかった点を厳しく指摘した。

 事故後、官邸に設置された原子力災害対策本部の事務局を務めたのが保安院だ。現地や東電からの情報収集の中核となるはずだった。

 ところが、事故発生当初、保安院が専ら頼りにしたのは、派遣されてきた東電社員が携帯電話で本店から聞き取る情報だった。本店はテレビ会議システムを通じ、同原発の対策本部とリアルタイムで情報を共有していた。だが保安院は約600メートル離れた東電本店に職員を差し向けもしなかった。

 保安院が満足に状況を把握できなかったことが、官邸が直接、東電幹部や同原発と連絡を取り合う一因となったとみられ、指揮系統の乱れを招いた。

 原発のお目付け役となる保安院の原子力保安検査官も危機に対処する気概を欠いていたと言わざるを得ない。事故当時、同原発には検査官が4人いたが3月12日午前5時頃、一度退避した。翌朝、原発に戻ったが、14日昼前に3号機の水素爆発があったため、同日夕に再び原発を離れた。

 保安院の東電への指示についても、報告書は、そのほとんどが「正確な情報を早く上げてほしい」というもので、「現場の意思決定に影響を与えることはほとんどなかった」と辛辣(しんらつ)な評価を加えた。

 保安院の原子力発電検査課長だった西脇由弘東大客員教授は「過酷事故に対しては、広範囲にわたる十分な知識がないと対応できないが、保安院が日頃行っている安全規制は、過酷事故を防止するための規制が主体で、緊急時に対応できる人材や知識が不足していた」と話す。報告書は保安院を引き継ぐ形で発足する原子力安全庁の課題として、「緊急時における助言・指導ができる専門能力」の育成を挙げた。

 報告書が次に強調したのは、菅首相(当時)が関係機関とのコミュニケーションを欠いたまま重要な判断を行い、混乱を助長したことだ。

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