2012年11月7日
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スポーツ
1. 浩二監督、ダル微妙&4番不在に「困った」
サンケイスポーツ 11月6日(火)17時10分配信
メンバー発表会見の山本浩二監督=東京都港区高輪(写真:サンケイスポーツ)
日本代表「侍ジャパン」の国際強化試合キューバ戦(16、18日)に出場するメンバー29名が6日、発表された。メジャーリーガー6選手へ招集オファーを送ったものの返答も届かず、今回メンバー入りした選手はゼロ。第2回大会のエースだったダルビッシュの出場は微妙となっている。
【写真で見る】“伝説”の背番号14のユニホームを着た沢村
山本浩二監督はダルビッシュについて「困った問題だよ。電話は1回した。(ダルビッシュが)出なかったこともあるし。本人は前向きと言ってくれたが、球団はどうか。こっちも心配だよ」
また4番打者も不在だ。中村剛也(西武)が左膝手術を受けたため、来年3月の本戦出場も難しい状況。中田翔(日本ハムは)は日本シリーズで死球を受け左手甲を骨折。阿部慎之助(巨人)も右ひざ裏を痛めている。山本監督は「阿部は昨日オファーしまして、万全の状態ではありません。WBCに向けての対キューバということで、彼なりの吸収をしてほしいという気持ちでいます。(4番は)前の日の練習を見て決める」と苦しい胸の内を明かした。
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2. 阿部慎之助は高校時代、何が違った?一流が超一流に育つ条件を考える。
一瞬、何を言っているのかわからなかった。
「次は、初回からいいピッチングができるよう修正しないといけないですね」
この夏の甲子園で、プロ注目の左腕、濱田達郎を擁する愛工大名電(愛知)は、初戦で浦添商(沖縄)と対戦。序盤で濱田が5失点し、最終的に4-6で敗れた。そして試合後、濱田はまるで明日また試合があるような調子でこうコメントしたのだ。
「次」――?
初戦敗退である。しかも、高校野球はこれで最後なのだ。
だが直後、「次」というのが、プロを指しているのだと理解した。プロ志向の強かった濱田らしいといえば、実に濱田らしい言い回しだった。
それにしても、最後の夏で敗れ、聞かれてもいないのに「次」の話をした選手というのは記憶にない。高校野球は、あくまで通過点。そう、露骨に言ってしまっているわけだ。
その濱田は先のドラフト会議で、中日から2位指名を受けた。今ドラフトで、濱田とは若干ニュアンスは異なるが、同じような志向を持つ左腕がいた。
ソフトバンクから5位指名を受けた福岡工大城東(福岡)の笠原大芽だ。
「プロに行きたい」ではなく「プロに行きます」という心構え。
笠原は「プロへ行くのは、当たり前だと思っていた」と語っている。
笠原の場合、それもわからない話ではない。父・栄一は1984年にロッテからドラフト1位指名を受けた元プロ野球選手。兄・将生も4年前、福岡工大城東を経て、ドラフト5位で巨人へ入団している。つまり、正真正銘のプロ一家なのだ。
福岡工大城東の山本宗一監督も、笠原が入学したときの印象をこう話していたものだ。
「衝撃的でしたよ。プロに行きたいじゃなくて、行きます、って感じ。普通、高校生なんて、甲子園行けたらいいな、って感じじゃないですか。だから、1人だけ雰囲気がぜんぜん違った」
こうした意識の差は、後に大きな差となって表れるのではないか。
その見本が、今や球界を代表する捕手であり、打者になった巨人の阿部慎之助なのである。
安田学園(東京)の前監督で、阿部の恩師である中根康高は、しみじみとこう語っていた。
「素質的にはこれまで見てきた選手の中でも、ベスト10に入るか入らないかでしょうね。でも、高校生ぐらいだと、普通は、周りが騒ぎ始め、スカウトが見に来て、初めてプロを意識する。それで指名されて、じゃあ、行こうってなるんです。阿部はそこらへんが違った。彼の場合は、入ったときから『プロへ行く』って言っていた。そこはやはりお父さんの影響でしょうね」
阿部の父・東司は習志野高校(千葉)出身で、高校時代はあの掛布雅之(元阪神)とクリーンナップを組んでいたほどの選手だった。それだけに、「プロ」がそもそも身近にあったのだ。
<次ページへ続く>
【次ページ】 「阿部より素材のいい選手は何百人といたはずですよ」
「阿部より素材のいい選手は何百人といたはずですよ」
中根が続ける。
「人間、持って生まれたものもあるけど、阿部は、考え方ひとつでこんなにも変わるんだ、といういい見本。過去に、阿部より素材のいい選手は何百人といたはずですよ。でも、単にうまくなりたいなと思ってやってるだけのやつと、プロへ行くんだってやってるのと、日に日に差がついていく。阿部は毎日、いい加減帰ってくれと思うぐらい夜遅くまで練習してましたからね」
小さい頃からプロを意識してやるかやらないかは、一種の「プラシーボ効果」のようなものなのではないか。つまり、思い込みの力である。
『その科学が成功を決める』(文藝春秋)という本によると、砂糖を固めた錠剤と薬品で比較実験したところ、〈薬の効き目の60~90パーセントがプラシーボ効果〉だったという。薬本来の効果以上に、患者が効くはずだと信じる心が、病気を治癒の方向へ向かわせるのだ。
阿部にも、同様の効果が働いていたのではないか。
それだけに、ドラフト会議の翌日の新聞で、指名を受けた選手の「信じられない」といった種類の発言を見かけると少々心配になる。
少なくとも、濱田や笠原にそれはない。おそらく彼らは誰よりも自分がプロ野球選手になることを信じていたはずだ。これは「薬」だと信じ切って、日々の練習を積み重ねてきたことだろう。
指名順位はそれぞれ2位と5位だが、2人にはそれだけでは計れない資質を備えている可能性がある。
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3. 原巨人、釜山入り!同期トリオで初アジアVだ
サンケイスポーツ 11月7日(水)7時51分配信
大荷物を乗せたカートを押して降り立った阿部。自然と笑みがこぼれた (撮影・中鉢久美子)(写真:サンケイスポーツ)
【釜山(韓国)6日】花の20代トリオでアジアを制す!! 巨人は、8日に当地で開幕する『アジアシリーズ』に向け、空路釜山入り。予選リーグ第1戦となる9日の豪州・パース戦には小山雄輝投手(23)が先発。10日の韓国・ロッテ戦には沢村拓一投手(24)、11日の決勝に進出した場合は宮国椋丞投手(20)が先発することが濃厚だ。2011年にそろって巨人に入団した同期トリオで、アジア一の称号を手に入れる。
気温13度。Gナインは肌寒い釜山に降り立った。つい3日前まで日本一を決する激戦に身を置いていただけに、若干のお疲れムードが漂う。そんななか宮国は満点の笑顔を浮かべていた。早くも右腕がうずいている様子だ。
「フォームとかいろいろと試したい。直球で押す投球が理想。結果は気にしない」
決勝に進んだ場合の先発登板が濃厚な20歳は来季への飛躍のきっかけをつかむ覚悟だ。クライマックスシリーズ・ファイナルステージでは5回4安打3失点と苦汁をなめたが、日本シリーズでは7回3安打無失点と復調。その試合で直球があるからこそ変化球が生きることを再認識した。アジアシリーズでも直球主体の投球で、チームをアジアの頂点へと導く。
初戦の豪州・パース戦には小山、10日の韓国・ロッテ戦には沢村の先発が濃厚だ。D1位・沢村、同2位・宮国、同4位・小山と3投手は2011年ドラフトの同期トリオ。プライベートでも仲が良く、お台場などに遊びに行くこともしばしば。平均年齢22・3歳の若武者が海を渡って“3本の矢”になるときがやってきた。
「特に韓国は真っすぐに強いけど、同じく真っすぐに強い日本ハムを日本シリーズで抑えられた。やってくれるでしょう」。川口投手総合コーチも、3人に大きな期待を寄せた。今季の巨人に残された試合は最大でも3つ。敵地で有終の美を飾る。
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4. イチロー年俸4~7億円で残留 公式サイト予想
サンケイスポーツ 11月7日(水)7時51分配信
「来季もピンストライプを着るだろうか」去就が注目されるイチロー(写真:サンケイスポーツ)
【ロサンゼルス5日(日本時間6日)】米大リーグ、ヤンキースの球団公式サイトが、フリーエージェント(FA)のイチロー外野手(39)について「来季もピンストライプを着るだろうか」との記事をトップで紹介した。
【写真で見る】シーズンを終えて引きあげるヤンキース・イチロー
イチローの去就についてファンから質問され、同サイトの担当記者が答えたもの。「これから何が起こるかを話すのは、早すぎる」と前置きした上で、「500万ドル(約4億円)から900万ドル(約7億2000万円)の1年契約を受け入れれば、マッチするだろう」と言及。今季年俸の1700万ドル(約13億6000万円)からの大幅減になると予想した。
イチローの契約は侍ジャパンにとっても気になるところ。仮に他球団へ移籍となれば、新天地でのアピールが必要となりWBCどころではなくなる可能性も大。日本でも動向が注目されそうだ。
5. 絶対に失敗しない男、松本哲也。日本シリーズで見せた小兵の意地。
失敗学」という学問がある。その失敗はなぜ起こったのか、背景にはなにがあったのかなどを探るもので、第一人者は原発の事故調査・検証委員会の長を務めた。日本シリーズで、ジャイアンツの松本哲也のプレーを見て、頭に浮かんだのはこの言葉。野球における失敗の本質、野球の失敗学といったものを考えさせられた(といっても、粗雑な思いつきですが)。
完全にバントが読まれている状態で、完璧なバントを決めた松本。
松本はこのシリーズで6本の送りバントを成功させた。これは日本シリーズのタイ記録だ。失敗は一度もなかった。ジャイアンツはずいぶんしみったれた野球をしたなあとか、そういう感想もないではないが、1点が重くなる日本シリーズのような舞台で、一度も失敗なくバントを決めるのは簡単ではない。
ほとんどが一発で決めるみごとなものだったが、中でもあざやかだったのは第6戦の7回裏に決めた1本だ。
同点で先頭打者の長野久義が四球で出る。1点取れば勝ち越しどころか、日本一が大きく近づく。送りバントが確実な場面。当然相手もきびしく警戒してくる。内野がチャージをかける。投手は体の近いところに速い球を投げて、小飛球やファウルをねらう。バントを決めるにはきびしい状況。それでも松本は2ボールノーストライクから一塁側にきれいに打球を転がして走者を二塁に進めた。これが阿部慎之助の決勝タイムリーにつながった。大げさにいえばシリーズを決めたバント。
バントの成功は一種の職人芸であまり大げさに取り上げることではないかもしれない。過去にも名手はいたし。しかし、松本で感心したのは、それ以外にも見ていてうなりたくなるファインプレーが数多くあったことだ。
好捕、好走塁、適時打、盗塁……と大活躍の千手観音。
試合は負けたが、第3戦ではファイターズ金子誠の正面のライナーに飛び込んで好捕した。
中堅手の正面のライナーは判断がむずかしい。走者がいたので逸らせば確実に失点につながる。それでも大胆にダイビングして、グラブを縦にするような捕球でピンチを断った。この試合では、8回満塁の場面で三塁走者として本塁に猛スライディングを試み、捕手の一塁送球を阻んで併殺を防いだ。このプレーでジャイアンツは1点を加えることができた。
打撃でも第5戦の4回、前の打者の長野がバント失敗でチャンスが潰えたと見えたところで安打を打って出塁し、追加点につなげた。盗塁も、守備位置の好判断もあった。なんでもやってのける千手観音。
野球には、失敗を追及されるプレーと追求されないプレーがある。
野球では打者が本塁打が打てなくても失敗とはいわれない。投手が三振を奪えなくても同じ。失敗とみなされるのは特別な才能に恵まれなくてもできる、うまくゆくと思われるプレーだ。
代表が送りバントだろう。うまくできないと「高校生のほうがうまい」などと嘲笑される。フライの捕球などもうまくゆかないと失敗とみなされる。ひとつアウトをもらったも同然なのに、落とすなんてもったいないなどと実況アナウンサーや評論家に叩かれる。
投手でいえば四球、とりわけ得点したつぎのイニングの先頭を簡単に歩かせたりすると、「安打を打たれたほうがまだよかった」などと評される。ほんとうに安打のほうがよかったかは怪しい気もするが。
ともかく野球では、一見簡単そうなプレーができなかったときに失敗とみなされることが多い。われわれは野球の勝負は本塁打やタイムリー、投手の奪三振、無失点などで決まると考えがちで、それはたしかにそうなのだが、そうした失敗を追及されないプレーと同じくらい、いやそれ以上に勝敗を分けるのは失敗のあるプレーだ。ここでうまくゆくかどうかが大きく勝敗にかかわる。
失敗が許されないプレーをすべて成功させた松本。
今年の日本シリーズを見ると、松本哲也はそうしたうまくゆかなければ失敗を追及されるプレーをことごとく成功させた。
その多くは地味なものだ。
バントはもちろん、捕手の送球を邪魔するような本塁へのスライディングなども、まあ、うまかったですね、ぐらいで片づけられる。だが、それをきっちりやるかどうかで、チームの勝敗は大きく左右される。
小兵が小兵なりに考えた鉄則――「絶対に失敗しないこと」。
松本は168cm、66kgとプロの選手の中では際立って小柄だ。小兵のサンプルみたいな選手。
育成出身で新人王になったが、去年は不調で今年も出場は83試合。俊敏ではあっても特別な肉体的才能が与えられているとは思えない。そうした選手がプロで生きていくために、なにをしなければならないか。おそらく松本はそのことを考え、自分を磨いたのだろう。
失敗すればとがめられるプレーで、絶対に失敗しないこと。
これは特別な肉体的才能は必要ではなく、根気強く練習して習熟できる技である。それを磨いたのではないか。それが大舞台で生きた。
それにしても、こんなに失敗しない男が、シーズンでは80試合あまりの出場にとどまった。こういう選手がレギュラーになれないのだから、ジャイアンツの戦力の大きさがわかる。
日本一は必然だったか。
6. 「記念品には金色の真珠を!」吉田が受賞会見で“おねだり” 世界大会14連覇、次期五輪で金メダル目指す
国民栄誉賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せるレスリング女子の吉田沙保里選手=23日午後、東京都内のホテル
23日の政府閣議で、国民栄誉賞受賞が正式に決まったレスリング女子の吉田沙保里(30)=ALSOK=は同日午後、東京都内のホテルで会見し、「国民の皆さまの応援のたまもの」と感謝した。吉田は世界選手権で10連覇し、五輪と合わせて世界大会13連覇を達成した。
マイクの前に座ってしばらくは、いつになく緊張した面持ちだった。受賞の喜びとともに、責任感をかみしめていた。「世界大会14連覇、2016年五輪の金メダルなど、世界記録を更新していくことが、この賞にお応えすること」と、今後の活躍を約束した。
記念品の希望を問われたとき、初めて頬が緩んだ。「三重県出身なので(名産の)真珠を、金色で作っていただけたら、と考えています」と“おねだり”。さらに「温泉とか、ハワイとか、旅行したいですね、ゆっくりと」と、休養が欲しい胸中も明かした。
五輪3連覇の経験から、20年東京五輪への思いはひとしおだ。「五輪は素晴らしい国民行事。20年の五輪は東京で開催してほしい。子どもたちに夢を、被災地の方々には希望と勇気を与えることが大切だと思う」と訴えた。今後は招致活動の盛り上げに一役買う。
ニュース
1. オバマ大統領が勝利宣言 米大統領選
CNN.co.jp 11月7日(水)15時39分配信
(CNN) 米大統領選で再選を確実にした民主党のオバマ大統領は米東部時間7日午前(日本時間同日午後)、共和党のロムニー候補が敗北を宣言したことを受け、シカゴで勝利宣言を行った。
オバマ大統領は激戦州オハイオ州などで勝利を確実にして選挙人274人を獲得し、当選に必要な270人を突破した。
2.真紀子氏の収拾案に「話にならない」…大学怒り
読売新聞 11月6日(火)22時15分配信
3大学の不認可問題で、文科省の前川喜平官房長は6日になって、「(現在も3大学の)不認可の処分はしていない」という説明を始めた。
不認可処分の正式決定後では、3大学は申請書類の再提出が必要で来春の開学が困難になるためとみられるが、翻弄された3大学は強く反発している。
2. オバマ氏、再選へ優勢=経済運営に一定の評価―激戦州でロムニー氏に差・米大統領選
時事通信 11月7日(水)5時45分配信
【ワシントン時事】米大統領選は6日、各地で投票が行われた。再選を目指す民主党のバラク・オバマ大統領(51)が、共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に対して優勢のもよう。同日夜(日本時間7日午前)に東部各州から順次開票され、深夜(同昼すぎ)にも大勢が判明する見通し。
選挙戦は景気・雇用の本格回復に向け、どう道筋を付けるかが最大の争点になった。失業率が約3年半ぶりに8%を切るなどした最近の改善ぶりを受け、大統領の経済運営が一定の評価を得たとみられる。
3. 日本維新の会、石原新党に合流呼びかけへ
朝日新聞デジタル 11月7日(水)7時48分配信
日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、石原慎太郎前東京都知事がたちあがれ日本を母体に結成する新党に対し、日本維新への合流を呼びかける方針を決めた。維新、たちあがれ両党幹部が東京で9日に連携をめぐる政策協議をする際、「政策の一致」が必要との立場から、たちあがれ側に打診するという。
橋下氏らは次期衆院選を見据え、知名度が高く、信頼関係を築いてきた石原氏個人との連携には踏み切りたい考え。一方、平沼赳夫代表らたちあがれ所属議員に対しては、原発や憲法などの政策や理念の違いを挙げて、「カラーが違う」と、新党との連携には慎重な姿勢を示している。
ただ、石原氏は3日、京都市内で橋下氏と会談した際、政策の違いを乗り越えての連携を求めた。このため維新側も「考え方が違っても、議論して多数決で決まったことには従っていく」(橋下氏)との方針を打ち出し、石原氏やたちあがれ側も同意した。
4. 田中文科相「不認可処分にはしていない」
TBS系(JNN) 11月7日(水)12時33分配信
来年4月の開設を申請していた3つの大学について、田中真紀子文部科学大臣が開設の認可を見送った問題で、田中大臣は国会の質疑で「現時点で不認可という処分はしておらず、誤解だ」と強調しました。
「設置審議会の答申は合格だったが、大臣は認めなかった。なぜ認めなかったんですか?」(自民党 下村博文 衆院議員)
「いろいろと誤解があるようですけど、現時点で『不認可』という処分を行っているわけではない。誤解を、誤解を・・・」(田中真紀子 文科相)
衆議院の文部科学委員会で、田中大臣は、3大学の開設を見送った理由を問われ、「現時点で不認可という処分はしておらず、早急に新たな審査基準を作り、その仕組みの下で認可するか検討する」と繰り返しました。
「新しいルールのもとに3大学はエントリーしているのですから、今も不認可の処分は行っていないわけで、彼ら(3大学)にもチャンスはある」(田中真紀子 文科相)
田中大臣は先週、「残念ながら認可するわけにいかない」と発言し、これを受け、文部科学省は大学側に「『不認可』となった」と口頭で説明をしていました。これについて田中大臣は、「事務方が真意を汲み取れずに『不認可』と連絡した」と述べ、誤解だと強調しました。(07日11:28)最終更新:11月7日(水)14時17分
5. タンスに4千万円…生活保護受け病死の女性の家
読売新聞 11月7日(水)12時5分配信
札幌市南区で生活保護を受給し、今年6月に病死した女性(67)宅から現金約4000万円が見つかっていたことが7日、分かった。
女性の遺族は、受給を始めた昨年9月から10か月間分の生活保護費と医療費など約700万円を同市に返還するという。
札幌市によると、女性は2001年に夫と離婚後、約800万円の貯金と1か月あたり約6万5000円の障害基礎年金を頼りに1人で生活していた。女性は体調を崩して入退院を繰り返しており、貯金もなくなったことから11年9月に同市南区に自ら生活保護を申請、年金と合わせて1か月あたり十数万円で暮らしていた。
8月に同市に住む遺族から女性宅の引き払い作業の依頼を受けたリサイクル業者が、タンスの引き出しから紙袋に入った現金約4000万円を発見。届け出を受けた札幌厚別署は、状況から女性の現金と判断し、遺族に現金を渡した。
現金は女性が生活保護を受ける前から所有していたとみられるが、遺族は現金について女性から聞いていなかった。
同市では「申請手続きに問題はなかった。銀行への財産照会はするが、タンス預金までは把握するのは難しい」と話している。
6. 「3大学は認可」=田中文科相
時事通信 11月7日(水)17時0分配信
田中真紀子文科相は、7日の衆院文部科学委員会で「3大学の新設については諸般の事情も鑑み、現行の制度にのっとり適切に対応する」と述べた。閉会後、記者団に「3校を認可する」と述べた。
7. 都知事選 前神奈川県知事の松沢氏が出馬へ「何ができるか考える」
産経新聞 11月7日(水)12時47分配信
前神奈川県知事の松沢成文氏(54)が石原慎太郎氏(80)の辞職に伴う東京都知事選に立候補する意向を固めたことが7日、関係者の話で分かった。近く会見して明らかにする見通し。
都知事選は29日告示、12月16日投開票。松沢氏は石原氏の辞職を受け、「自分に何ができるか考えて結論を出す」などとしていた。
松沢氏は昨年の都知事選に立候補を表明していたが、引退するとみられていた石原氏の4選出馬表明を受けて、断念していた。松沢氏は松下政経塾出身で、神奈川県議や衆院議員を務め、神奈川県知事を2期務めた。
#、為替、80.16円。80.08円。79.91円。ユーロ、102.40.103.06円。
#、ダウ、13245.68。+133.24ドル。ナスダック、3011.93。+12.27。
#、前場、8965.17円。-9.98円。後場、8972.89円。-2.26円。
スポーツ
1. 浩二監督、ダル微妙&4番不在に「困った」
サンケイスポーツ 11月6日(火)17時10分配信
メンバー発表会見の山本浩二監督=東京都港区高輪(写真:サンケイスポーツ)
日本代表「侍ジャパン」の国際強化試合キューバ戦(16、18日)に出場するメンバー29名が6日、発表された。メジャーリーガー6選手へ招集オファーを送ったものの返答も届かず、今回メンバー入りした選手はゼロ。第2回大会のエースだったダルビッシュの出場は微妙となっている。
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また4番打者も不在だ。中村剛也(西武)が左膝手術を受けたため、来年3月の本戦出場も難しい状況。中田翔(日本ハムは)は日本シリーズで死球を受け左手甲を骨折。阿部慎之助(巨人)も右ひざ裏を痛めている。山本監督は「阿部は昨日オファーしまして、万全の状態ではありません。WBCに向けての対キューバということで、彼なりの吸収をしてほしいという気持ちでいます。(4番は)前の日の練習を見て決める」と苦しい胸の内を明かした。
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2. 阿部慎之助は高校時代、何が違った?一流が超一流に育つ条件を考える。
一瞬、何を言っているのかわからなかった。
「次は、初回からいいピッチングができるよう修正しないといけないですね」
この夏の甲子園で、プロ注目の左腕、濱田達郎を擁する愛工大名電(愛知)は、初戦で浦添商(沖縄)と対戦。序盤で濱田が5失点し、最終的に4-6で敗れた。そして試合後、濱田はまるで明日また試合があるような調子でこうコメントしたのだ。
「次」――?
初戦敗退である。しかも、高校野球はこれで最後なのだ。
だが直後、「次」というのが、プロを指しているのだと理解した。プロ志向の強かった濱田らしいといえば、実に濱田らしい言い回しだった。
それにしても、最後の夏で敗れ、聞かれてもいないのに「次」の話をした選手というのは記憶にない。高校野球は、あくまで通過点。そう、露骨に言ってしまっているわけだ。
その濱田は先のドラフト会議で、中日から2位指名を受けた。今ドラフトで、濱田とは若干ニュアンスは異なるが、同じような志向を持つ左腕がいた。
ソフトバンクから5位指名を受けた福岡工大城東(福岡)の笠原大芽だ。
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笠原は「プロへ行くのは、当たり前だと思っていた」と語っている。
笠原の場合、それもわからない話ではない。父・栄一は1984年にロッテからドラフト1位指名を受けた元プロ野球選手。兄・将生も4年前、福岡工大城東を経て、ドラフト5位で巨人へ入団している。つまり、正真正銘のプロ一家なのだ。
福岡工大城東の山本宗一監督も、笠原が入学したときの印象をこう話していたものだ。
「衝撃的でしたよ。プロに行きたいじゃなくて、行きます、って感じ。普通、高校生なんて、甲子園行けたらいいな、って感じじゃないですか。だから、1人だけ雰囲気がぜんぜん違った」
こうした意識の差は、後に大きな差となって表れるのではないか。
その見本が、今や球界を代表する捕手であり、打者になった巨人の阿部慎之助なのである。
安田学園(東京)の前監督で、阿部の恩師である中根康高は、しみじみとこう語っていた。
「素質的にはこれまで見てきた選手の中でも、ベスト10に入るか入らないかでしょうね。でも、高校生ぐらいだと、普通は、周りが騒ぎ始め、スカウトが見に来て、初めてプロを意識する。それで指名されて、じゃあ、行こうってなるんです。阿部はそこらへんが違った。彼の場合は、入ったときから『プロへ行く』って言っていた。そこはやはりお父さんの影響でしょうね」
阿部の父・東司は習志野高校(千葉)出身で、高校時代はあの掛布雅之(元阪神)とクリーンナップを組んでいたほどの選手だった。それだけに、「プロ」がそもそも身近にあったのだ。
<次ページへ続く>
【次ページ】 「阿部より素材のいい選手は何百人といたはずですよ」
「阿部より素材のいい選手は何百人といたはずですよ」
中根が続ける。
「人間、持って生まれたものもあるけど、阿部は、考え方ひとつでこんなにも変わるんだ、といういい見本。過去に、阿部より素材のいい選手は何百人といたはずですよ。でも、単にうまくなりたいなと思ってやってるだけのやつと、プロへ行くんだってやってるのと、日に日に差がついていく。阿部は毎日、いい加減帰ってくれと思うぐらい夜遅くまで練習してましたからね」
小さい頃からプロを意識してやるかやらないかは、一種の「プラシーボ効果」のようなものなのではないか。つまり、思い込みの力である。
『その科学が成功を決める』(文藝春秋)という本によると、砂糖を固めた錠剤と薬品で比較実験したところ、〈薬の効き目の60~90パーセントがプラシーボ効果〉だったという。薬本来の効果以上に、患者が効くはずだと信じる心が、病気を治癒の方向へ向かわせるのだ。
阿部にも、同様の効果が働いていたのではないか。
それだけに、ドラフト会議の翌日の新聞で、指名を受けた選手の「信じられない」といった種類の発言を見かけると少々心配になる。
少なくとも、濱田や笠原にそれはない。おそらく彼らは誰よりも自分がプロ野球選手になることを信じていたはずだ。これは「薬」だと信じ切って、日々の練習を積み重ねてきたことだろう。
指名順位はそれぞれ2位と5位だが、2人にはそれだけでは計れない資質を備えている可能性がある。
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3. 原巨人、釜山入り!同期トリオで初アジアVだ
サンケイスポーツ 11月7日(水)7時51分配信
大荷物を乗せたカートを押して降り立った阿部。自然と笑みがこぼれた (撮影・中鉢久美子)(写真:サンケイスポーツ)
【釜山(韓国)6日】花の20代トリオでアジアを制す!! 巨人は、8日に当地で開幕する『アジアシリーズ』に向け、空路釜山入り。予選リーグ第1戦となる9日の豪州・パース戦には小山雄輝投手(23)が先発。10日の韓国・ロッテ戦には沢村拓一投手(24)、11日の決勝に進出した場合は宮国椋丞投手(20)が先発することが濃厚だ。2011年にそろって巨人に入団した同期トリオで、アジア一の称号を手に入れる。
気温13度。Gナインは肌寒い釜山に降り立った。つい3日前まで日本一を決する激戦に身を置いていただけに、若干のお疲れムードが漂う。そんななか宮国は満点の笑顔を浮かべていた。早くも右腕がうずいている様子だ。
「フォームとかいろいろと試したい。直球で押す投球が理想。結果は気にしない」
決勝に進んだ場合の先発登板が濃厚な20歳は来季への飛躍のきっかけをつかむ覚悟だ。クライマックスシリーズ・ファイナルステージでは5回4安打3失点と苦汁をなめたが、日本シリーズでは7回3安打無失点と復調。その試合で直球があるからこそ変化球が生きることを再認識した。アジアシリーズでも直球主体の投球で、チームをアジアの頂点へと導く。
初戦の豪州・パース戦には小山、10日の韓国・ロッテ戦には沢村の先発が濃厚だ。D1位・沢村、同2位・宮国、同4位・小山と3投手は2011年ドラフトの同期トリオ。プライベートでも仲が良く、お台場などに遊びに行くこともしばしば。平均年齢22・3歳の若武者が海を渡って“3本の矢”になるときがやってきた。
「特に韓国は真っすぐに強いけど、同じく真っすぐに強い日本ハムを日本シリーズで抑えられた。やってくれるでしょう」。川口投手総合コーチも、3人に大きな期待を寄せた。今季の巨人に残された試合は最大でも3つ。敵地で有終の美を飾る。
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4. イチロー年俸4~7億円で残留 公式サイト予想
サンケイスポーツ 11月7日(水)7時51分配信
「来季もピンストライプを着るだろうか」去就が注目されるイチロー(写真:サンケイスポーツ)
【ロサンゼルス5日(日本時間6日)】米大リーグ、ヤンキースの球団公式サイトが、フリーエージェント(FA)のイチロー外野手(39)について「来季もピンストライプを着るだろうか」との記事をトップで紹介した。
【写真で見る】シーズンを終えて引きあげるヤンキース・イチロー
イチローの去就についてファンから質問され、同サイトの担当記者が答えたもの。「これから何が起こるかを話すのは、早すぎる」と前置きした上で、「500万ドル(約4億円)から900万ドル(約7億2000万円)の1年契約を受け入れれば、マッチするだろう」と言及。今季年俸の1700万ドル(約13億6000万円)からの大幅減になると予想した。
イチローの契約は侍ジャパンにとっても気になるところ。仮に他球団へ移籍となれば、新天地でのアピールが必要となりWBCどころではなくなる可能性も大。日本でも動向が注目されそうだ。
5. 絶対に失敗しない男、松本哲也。日本シリーズで見せた小兵の意地。
失敗学」という学問がある。その失敗はなぜ起こったのか、背景にはなにがあったのかなどを探るもので、第一人者は原発の事故調査・検証委員会の長を務めた。日本シリーズで、ジャイアンツの松本哲也のプレーを見て、頭に浮かんだのはこの言葉。野球における失敗の本質、野球の失敗学といったものを考えさせられた(といっても、粗雑な思いつきですが)。
完全にバントが読まれている状態で、完璧なバントを決めた松本。
松本はこのシリーズで6本の送りバントを成功させた。これは日本シリーズのタイ記録だ。失敗は一度もなかった。ジャイアンツはずいぶんしみったれた野球をしたなあとか、そういう感想もないではないが、1点が重くなる日本シリーズのような舞台で、一度も失敗なくバントを決めるのは簡単ではない。
ほとんどが一発で決めるみごとなものだったが、中でもあざやかだったのは第6戦の7回裏に決めた1本だ。
同点で先頭打者の長野久義が四球で出る。1点取れば勝ち越しどころか、日本一が大きく近づく。送りバントが確実な場面。当然相手もきびしく警戒してくる。内野がチャージをかける。投手は体の近いところに速い球を投げて、小飛球やファウルをねらう。バントを決めるにはきびしい状況。それでも松本は2ボールノーストライクから一塁側にきれいに打球を転がして走者を二塁に進めた。これが阿部慎之助の決勝タイムリーにつながった。大げさにいえばシリーズを決めたバント。
バントの成功は一種の職人芸であまり大げさに取り上げることではないかもしれない。過去にも名手はいたし。しかし、松本で感心したのは、それ以外にも見ていてうなりたくなるファインプレーが数多くあったことだ。
好捕、好走塁、適時打、盗塁……と大活躍の千手観音。
試合は負けたが、第3戦ではファイターズ金子誠の正面のライナーに飛び込んで好捕した。
中堅手の正面のライナーは判断がむずかしい。走者がいたので逸らせば確実に失点につながる。それでも大胆にダイビングして、グラブを縦にするような捕球でピンチを断った。この試合では、8回満塁の場面で三塁走者として本塁に猛スライディングを試み、捕手の一塁送球を阻んで併殺を防いだ。このプレーでジャイアンツは1点を加えることができた。
打撃でも第5戦の4回、前の打者の長野がバント失敗でチャンスが潰えたと見えたところで安打を打って出塁し、追加点につなげた。盗塁も、守備位置の好判断もあった。なんでもやってのける千手観音。
野球には、失敗を追及されるプレーと追求されないプレーがある。
野球では打者が本塁打が打てなくても失敗とはいわれない。投手が三振を奪えなくても同じ。失敗とみなされるのは特別な才能に恵まれなくてもできる、うまくゆくと思われるプレーだ。
代表が送りバントだろう。うまくできないと「高校生のほうがうまい」などと嘲笑される。フライの捕球などもうまくゆかないと失敗とみなされる。ひとつアウトをもらったも同然なのに、落とすなんてもったいないなどと実況アナウンサーや評論家に叩かれる。
投手でいえば四球、とりわけ得点したつぎのイニングの先頭を簡単に歩かせたりすると、「安打を打たれたほうがまだよかった」などと評される。ほんとうに安打のほうがよかったかは怪しい気もするが。
ともかく野球では、一見簡単そうなプレーができなかったときに失敗とみなされることが多い。われわれは野球の勝負は本塁打やタイムリー、投手の奪三振、無失点などで決まると考えがちで、それはたしかにそうなのだが、そうした失敗を追及されないプレーと同じくらい、いやそれ以上に勝敗を分けるのは失敗のあるプレーだ。ここでうまくゆくかどうかが大きく勝敗にかかわる。
失敗が許されないプレーをすべて成功させた松本。
今年の日本シリーズを見ると、松本哲也はそうしたうまくゆかなければ失敗を追及されるプレーをことごとく成功させた。
その多くは地味なものだ。
バントはもちろん、捕手の送球を邪魔するような本塁へのスライディングなども、まあ、うまかったですね、ぐらいで片づけられる。だが、それをきっちりやるかどうかで、チームの勝敗は大きく左右される。
小兵が小兵なりに考えた鉄則――「絶対に失敗しないこと」。
松本は168cm、66kgとプロの選手の中では際立って小柄だ。小兵のサンプルみたいな選手。
育成出身で新人王になったが、去年は不調で今年も出場は83試合。俊敏ではあっても特別な肉体的才能が与えられているとは思えない。そうした選手がプロで生きていくために、なにをしなければならないか。おそらく松本はそのことを考え、自分を磨いたのだろう。
失敗すればとがめられるプレーで、絶対に失敗しないこと。
これは特別な肉体的才能は必要ではなく、根気強く練習して習熟できる技である。それを磨いたのではないか。それが大舞台で生きた。
それにしても、こんなに失敗しない男が、シーズンでは80試合あまりの出場にとどまった。こういう選手がレギュラーになれないのだから、ジャイアンツの戦力の大きさがわかる。
日本一は必然だったか。
6. 「記念品には金色の真珠を!」吉田が受賞会見で“おねだり” 世界大会14連覇、次期五輪で金メダル目指す
国民栄誉賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せるレスリング女子の吉田沙保里選手=23日午後、東京都内のホテル
23日の政府閣議で、国民栄誉賞受賞が正式に決まったレスリング女子の吉田沙保里(30)=ALSOK=は同日午後、東京都内のホテルで会見し、「国民の皆さまの応援のたまもの」と感謝した。吉田は世界選手権で10連覇し、五輪と合わせて世界大会13連覇を達成した。
マイクの前に座ってしばらくは、いつになく緊張した面持ちだった。受賞の喜びとともに、責任感をかみしめていた。「世界大会14連覇、2016年五輪の金メダルなど、世界記録を更新していくことが、この賞にお応えすること」と、今後の活躍を約束した。
記念品の希望を問われたとき、初めて頬が緩んだ。「三重県出身なので(名産の)真珠を、金色で作っていただけたら、と考えています」と“おねだり”。さらに「温泉とか、ハワイとか、旅行したいですね、ゆっくりと」と、休養が欲しい胸中も明かした。
五輪3連覇の経験から、20年東京五輪への思いはひとしおだ。「五輪は素晴らしい国民行事。20年の五輪は東京で開催してほしい。子どもたちに夢を、被災地の方々には希望と勇気を与えることが大切だと思う」と訴えた。今後は招致活動の盛り上げに一役買う。
ニュース
1. オバマ大統領が勝利宣言 米大統領選
CNN.co.jp 11月7日(水)15時39分配信
(CNN) 米大統領選で再選を確実にした民主党のオバマ大統領は米東部時間7日午前(日本時間同日午後)、共和党のロムニー候補が敗北を宣言したことを受け、シカゴで勝利宣言を行った。
オバマ大統領は激戦州オハイオ州などで勝利を確実にして選挙人274人を獲得し、当選に必要な270人を突破した。
2.真紀子氏の収拾案に「話にならない」…大学怒り
読売新聞 11月6日(火)22時15分配信
3大学の不認可問題で、文科省の前川喜平官房長は6日になって、「(現在も3大学の)不認可の処分はしていない」という説明を始めた。
不認可処分の正式決定後では、3大学は申請書類の再提出が必要で来春の開学が困難になるためとみられるが、翻弄された3大学は強く反発している。
2. オバマ氏、再選へ優勢=経済運営に一定の評価―激戦州でロムニー氏に差・米大統領選
時事通信 11月7日(水)5時45分配信
【ワシントン時事】米大統領選は6日、各地で投票が行われた。再選を目指す民主党のバラク・オバマ大統領(51)が、共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に対して優勢のもよう。同日夜(日本時間7日午前)に東部各州から順次開票され、深夜(同昼すぎ)にも大勢が判明する見通し。
選挙戦は景気・雇用の本格回復に向け、どう道筋を付けるかが最大の争点になった。失業率が約3年半ぶりに8%を切るなどした最近の改善ぶりを受け、大統領の経済運営が一定の評価を得たとみられる。
3. 日本維新の会、石原新党に合流呼びかけへ
朝日新聞デジタル 11月7日(水)7時48分配信
日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、石原慎太郎前東京都知事がたちあがれ日本を母体に結成する新党に対し、日本維新への合流を呼びかける方針を決めた。維新、たちあがれ両党幹部が東京で9日に連携をめぐる政策協議をする際、「政策の一致」が必要との立場から、たちあがれ側に打診するという。
橋下氏らは次期衆院選を見据え、知名度が高く、信頼関係を築いてきた石原氏個人との連携には踏み切りたい考え。一方、平沼赳夫代表らたちあがれ所属議員に対しては、原発や憲法などの政策や理念の違いを挙げて、「カラーが違う」と、新党との連携には慎重な姿勢を示している。
ただ、石原氏は3日、京都市内で橋下氏と会談した際、政策の違いを乗り越えての連携を求めた。このため維新側も「考え方が違っても、議論して多数決で決まったことには従っていく」(橋下氏)との方針を打ち出し、石原氏やたちあがれ側も同意した。
4. 田中文科相「不認可処分にはしていない」
TBS系(JNN) 11月7日(水)12時33分配信
来年4月の開設を申請していた3つの大学について、田中真紀子文部科学大臣が開設の認可を見送った問題で、田中大臣は国会の質疑で「現時点で不認可という処分はしておらず、誤解だ」と強調しました。
「設置審議会の答申は合格だったが、大臣は認めなかった。なぜ認めなかったんですか?」(自民党 下村博文 衆院議員)
「いろいろと誤解があるようですけど、現時点で『不認可』という処分を行っているわけではない。誤解を、誤解を・・・」(田中真紀子 文科相)
衆議院の文部科学委員会で、田中大臣は、3大学の開設を見送った理由を問われ、「現時点で不認可という処分はしておらず、早急に新たな審査基準を作り、その仕組みの下で認可するか検討する」と繰り返しました。
「新しいルールのもとに3大学はエントリーしているのですから、今も不認可の処分は行っていないわけで、彼ら(3大学)にもチャンスはある」(田中真紀子 文科相)
田中大臣は先週、「残念ながら認可するわけにいかない」と発言し、これを受け、文部科学省は大学側に「『不認可』となった」と口頭で説明をしていました。これについて田中大臣は、「事務方が真意を汲み取れずに『不認可』と連絡した」と述べ、誤解だと強調しました。(07日11:28)最終更新:11月7日(水)14時17分
5. タンスに4千万円…生活保護受け病死の女性の家
読売新聞 11月7日(水)12時5分配信
札幌市南区で生活保護を受給し、今年6月に病死した女性(67)宅から現金約4000万円が見つかっていたことが7日、分かった。
女性の遺族は、受給を始めた昨年9月から10か月間分の生活保護費と医療費など約700万円を同市に返還するという。
札幌市によると、女性は2001年に夫と離婚後、約800万円の貯金と1か月あたり約6万5000円の障害基礎年金を頼りに1人で生活していた。女性は体調を崩して入退院を繰り返しており、貯金もなくなったことから11年9月に同市南区に自ら生活保護を申請、年金と合わせて1か月あたり十数万円で暮らしていた。
8月に同市に住む遺族から女性宅の引き払い作業の依頼を受けたリサイクル業者が、タンスの引き出しから紙袋に入った現金約4000万円を発見。届け出を受けた札幌厚別署は、状況から女性の現金と判断し、遺族に現金を渡した。
現金は女性が生活保護を受ける前から所有していたとみられるが、遺族は現金について女性から聞いていなかった。
同市では「申請手続きに問題はなかった。銀行への財産照会はするが、タンス預金までは把握するのは難しい」と話している。
6. 「3大学は認可」=田中文科相
時事通信 11月7日(水)17時0分配信
田中真紀子文科相は、7日の衆院文部科学委員会で「3大学の新設については諸般の事情も鑑み、現行の制度にのっとり適切に対応する」と述べた。閉会後、記者団に「3校を認可する」と述べた。
7. 都知事選 前神奈川県知事の松沢氏が出馬へ「何ができるか考える」
産経新聞 11月7日(水)12時47分配信
前神奈川県知事の松沢成文氏(54)が石原慎太郎氏(80)の辞職に伴う東京都知事選に立候補する意向を固めたことが7日、関係者の話で分かった。近く会見して明らかにする見通し。
都知事選は29日告示、12月16日投開票。松沢氏は石原氏の辞職を受け、「自分に何ができるか考えて結論を出す」などとしていた。
松沢氏は昨年の都知事選に立候補を表明していたが、引退するとみられていた石原氏の4選出馬表明を受けて、断念していた。松沢氏は松下政経塾出身で、神奈川県議や衆院議員を務め、神奈川県知事を2期務めた。