2013年12月30日
#、為替、105.35円。ユーロ144.74円。
#、前場_?、後場、19291.31円。+112.37円。
スポーツ、
1.
2. 米スポーツサイト「上原は神となった」 上原浩治が2013年全米スポーツ界でブレークした10傑に選出!
Full-Count 12月29日(日)12時8分配信
上原にとって最高の2013年を締めくくる名誉
レッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した上原浩治投手が米国スポーツサイト「スポーツ オン アース」選定の2013年全米スポーツ界でブレークした10人に選ばれたことが、MLB公式ホームページでも紹介された。
NBAインディアナ・ペイサーズの若きスターガード、ポール・ジョージ、NFLアリゾナ・カージナルスのコーナーバック、タイラン・マシューなど様々な選手が全米のスポーツ界から選ばれており、大ブレークを認定された上原について、特集ではこう紹介している。
「確かに上原は2009年からメジャーでプレーしており、しかも38歳だが、(年齢的な問題が)ブレークの定義を妨げるわけではない。ボルチモアとテキサスでの4年間でしっかりとした結果を残した後、今年の上原はGOD(神)となった。74イニング以上投げて防御率は1.09。ポストシーズンではマリアノ・リベラのような完璧なクローザーとなった。コントロールは信じられないほど正確で本拠地の英雄となった」
まさに守護神の名にふさわしい活躍だった上原とともに選出されたメジャーリーガーはドジャーズのヤシエル・プイグ外野手と、マーリンズのホセ・フェルナンデス投手という名手だったことからも、その評価の高さはうかがえる。上原にとっては最高の2013年を締めくくるような名誉となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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3. 【巨人】ドラ1小林、母校で決意表明
日刊スポーツ 12月29日(日)21時23分配信
【巨人】ドラ1小林、母校で決意表明
広陵高校野球部・有志の会に出席した広島野村(右)と巨人ドラ1小林(撮影・松本航)
巨人ドラフト1位の日本生命・小林誠司捕手(24=同大)が母校にプロ入りの決意を示した。
【写真】巨人ドラ1小林「微力でも貢献を」
29日、広島市内で広陵高野球部の有志の会に出席。約240人の出席者を前に、壇上であいさつし「高校3年間で学んだことは、大学、社会人で間違っていなかったことが分かった。これからもご指導、ご声援をよろしくお願いします」と頭を下げ、拍手を浴びていた。
4. 担当スカウトが振り返る藤浪の1年目 その本能を感じ取った瞬間とは
デイリースポーツ 12月29日(日)16時26分配信
担当スカウトが振り返る藤浪の1年目 その本能を感じ取った瞬間とは
ルーキーイヤーを10勝6敗で終えた阪神・藤浪
野球ファンの注目を集めた藤浪のルーキーイヤーは10勝6敗、防御率2・75で幕を閉じた。新人特別賞を受賞するほどの活躍だったが、担当の畑山スカウトに驚きはなかった。高校時代から右腕の成長を見守る同スカウトが1年を振り返った。
【写真】「あぁ!?」声を出してヤジの飛ぶ相手ベンチをにらむ西岡
「これくらいやれると思っていたよ。ボール自体は十分、プロで通用すると思っていたからね。1年間を通して投げるというのは、未知数だったけどね」
2013年は畑山スカウトにとっても特別な1年だった。2月の沖縄キャンプは、担当スカウトとして異例の帯同。シーズンに入っても時間の許す限り、登板をチェックした。予定が合えば甲子園や京セラドームまで足を運び、登板後には必ずメールを入れた。
そんな畑山スカウトが今季、最も印象に残った登板は、4月28日のDeNA戦(横浜)だという。三浦大輔と投げ合い、プロ3勝目を挙げた一戦だ。春先、絶好調だったブランコに対して真っ向勝負を挑んだ姿に、藤浪の本能を感じ取った。
「投球フォームに躍動感があって、気迫が伝わってきたよ。投げた後に、飛び跳ねるような感じでね。高校時代は別格で、完全に見下ろして投げていたような感じだったから」
その後も藤浪の快進撃は続いた。オールスターに選ばれ、8月度の月間MVPに輝くと、球団では67年の江夏豊氏以来となる、高卒新人2桁勝利を達成。それだけに、未勝利に終わった9月以降の投球には物足りなさが残ったという。
「フォームに若さがないというか、まとまっている感じだった。ローテーションを任されて、ゲームを壊してはいけないと思ったのかもしれない。少し、消化不良だったね」
プロ入りまで藤浪が歩んだ道のりは、決して順風満帆だったわけではない。畑山スカウトが初めて藤浪を見たのは、大阪桐蔭に入学した2010年の春。第一印象は今でもはっきりと覚えている。
「体は大きいけど、時間がかかると思ったよ。あの背の高さで成功した前例も少なかったから。これからどんな感じで成長していくんだろうと。大谷(日本ハム)のように投げ方がきれいな訳じゃないし。晋太郎の場合は我流。センスがあると感じさせる投げ方ではないから。間違いなくプロに行く、とは思わなかったね」
とても2年後にドラフト1位で指名される選手になるとは、想像できなかったという。さらに、高2までの藤浪には「ここ一番で勝負弱い」というマイナスイメージが付きまとった。夏の大阪府大会は決勝で敗れ、甲子園出場を逃すと、秋季大会も準々決勝で敗退。風向きが変わったのは、高3春に出場したセンバツ大会だ。初戦の大谷(現・日本ハム)擁する花巻東から甲子園初勝利を挙げると、勢いに乗り全国制覇。プロ注目の選手として出場した夏の甲子園も制し、甲子園春夏連覇の偉業を成し遂げた。自ら負のイメージを払拭し、周囲が驚くスピードで成長を続けた。
プロの舞台でも順調にエースへの階段を上る右腕。野球ファンの関心は、藤浪の2年目の成績に移っている。畑山スカウトは期待を込めて、こう語った。
「イニング数を投げて、今年の成績は最低限クリアしてほしい。負けは勝ち数の半分でね。15勝できる力は持っている。やれないことはない」
そして数年先には、藤浪と同じように高校時代に甲子園を沸かせたダルビッシュ(レンジャーズ)や田中(楽天)のような、球界を代表するエースに成長してほしいと願う。
「みんな期待しているからね。そうなってくれるもんやと、思っているよ」
今や藤浪は、チーム1の人気者だ。このオフは練習を続けながら表彰式やイベント出演など、慌ただしい日々を送った。「ご飯に行こうって言ってるんだけどね。晋太郎も忙しいそうだからね」。畑山スカウトは嬉しそうに笑った。
(デイリースポーツ・杉原史恭)
5. 巨人・久保、ファンや妻のため「しがみついてでも一軍に」
サンケイスポーツ 12月30日(月)10時15分配信
巨人・久保、ファンや妻のため「しがみついてでも一軍に」
右肘手術の跡を見せる巨人・久保=ジャイアンツ球場(撮影・中鉢久美子)(写真:サンケイスポーツ)
2014年、巨人は3年連続のリーグ優勝と日本一奪回を目指す。そのカギを握る選手のインタビューを、3日連続で掲載する。第1回は故障からの復活を期す、久保裕也投手(33)。ここ2年間で1軍登板がわずか2試合のかつての守護神が、苦しい日々を支えてくれた夫人の夕賀(ゆか)さん(37)への感謝や、完全復活への意気込みを語った。(青森正宣)
――2011年11月に右股関節唇の修復手術、12年5月には右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受けた
「股関節はだいぶよくなっている。手術前に1軍で投げていたレベルを80%としたら60%。あと20%はスピードか、切れか、コントロールか、今までの投球に何か一つプラスしたい」
――6月27日のイースタン・リーグ、日本ハム戦で1年3カ月ぶりに公式戦復帰。今季は8試合7回1/3で7失点だった
「もう大丈夫と思えるものが一つもなかった。2軍戦でも3者凡退で終わることがないし、簡単に打たれる。切れもスピードもないのもわかっているし、いろんな面で、まだまだだなと」
――2年間、ほとんど1軍登板がない
「チームに貢献できなかったことが心苦しかった。家で試合を見ているときは『あそこ(球場)で投げていたのに』とふがいなかった」
――そういうときのモチベーションは
「ファンの応援。ジャイアンツ球場で『来年、東京ドームで待っています』と声をかけてくれたことが力になった」
――内助の功も大きい
「僕が『大丈夫。何とかなるよ』という性格で、嫁さんは『もし何かあったらどうすんの。やめなさい』という感じ。リハビリをかねて、ペットボトルが入った袋を持って腕を曲げたり伸ばしたりしていると『やめてよ』と言われる。野球をほとんど知らなかったけど、だいぶ詳しくなった。そのうち、『なんであそこでスライダー投げたの』とかいわれそうで怖い」
――来季の目標は
「とにかく1軍のマウンドに上がることが最大の目標。2軍でどんなにいいピッチングをしようと、1軍で投げないと何の評価にもならない。だから負け試合だろうが、ロングリリーフだろうが、しがみついてでも1軍に1年間いたい」
■久保裕也(くぼ・ゆうや)
1980(昭和55)年5月23日生まれ、33歳。福岡県出身。沖学園高から東海大を経て2003年大学生・社会人ドラフト自由枠で巨人入団。入団1年目から出場し、11年に20試合連続無失点の球団新記録を達成。しかし近年は故障が続き、今季は1軍登板機会がなかった。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。既婚。来季年俸5000万円。背番号11。
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6.
7.
ニュース、
1. 元F1王者シューマッハ氏、スキー事故で「昏睡状態」 病院発表
AFP=時事 12月30日(月)7時40分配信
元F1王者シューマッハ氏、スキー事故で「昏睡状態」 病院発表
フォーミュラワン(F1世界選手権)のベルギーGPで記者会見するミハエル・シューマッハ氏(2012年8月30日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】(一部更新)自動車のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で7度の総合王者に輝いたミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏(44)が29日、フランス・アルプス(French Alps)でスキー中に頭部を打ち、昏睡(こんすい)状態に陥っていることが、搬送先の病院の発表により分かった。
12年に2度目の引退をしていた
同氏が搬送された仏南東部グルノーブル(Grenoble)の病院は声明で、ドイツ出身のシューマッハ氏の容体について「脳に深刻な損傷を負い昏睡状態で病院に到着し、直ちに脳神経外科手術が必要な状態だった」「重篤な状態が続いている」と発表した。
応急処置を施した地元当局者によると、シューマッハ氏は仏アルプスの高級リゾート、メリベル(Meribel)で、ゲレンデ外(オフピステ)を滑走中に転倒し、頭部を岩にぶつけた。
スキーリゾートの関係者は事故発生直後、シューマッハ氏がヘルメットを着用していたことや、「少し動揺していたが意識があった」ことに触れ、命にかかわるけがではないことを示唆していた。
シューマッハ氏の治療には、警察車両で駆け付けたパリの著名な神経外科医が当たるという。
スイスに家族とともに暮らす同氏は、メリベルに不動産を所有しているとされている。同氏の広報によると、メリベルには私的な滞在のために訪れていた。事故発生時は、14歳の息子と一緒にスキーを楽しんでいたとも伝えられている。
同氏は来年1月3日に45歳の誕生日を迎える。【翻訳編集】 AFPBB News
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タイヤがF1マシンから外れてカメラマンを直撃、ドイツGP
2. <安倍首相>消費税率10%「慎重に判断」
毎日新聞 12月29日(日)20時6分配信
<安倍首相>消費税率10%「慎重に判断」
安倍晋三首相=藤井太郎撮影
安倍晋三首相は29日、ラジオ日本の番組に出演し、2015年10月に予定されている消費税率10%への引き上げについて「デフレから脱却できるチャンスを15年ぶりにつかんだ。これを失ったら財政健全化もできないので、慎重に判断しないといけない」と述べ、来年7~9月期の国内総生産(GDP)などの経済指標を見極めて判断する意向を改めて示した。
【14年度予算案】家計、増す重圧…今後の負担と受益はこうなる
また、首相は16年夏の参院選にあわせて衆院を解散する可能性について「デフレからの脱却も道半ば。教育再生も進めないといけない。課題に腰を落ち着けて取り組み、より多くの成果を出していく上で、時機を見て国民の信を問いたい」と述べるにとどめた。番組は24日に収録された。【村尾哲】
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3. 今さら聞けない「普天間移設問題」 なぜここまでこじれたの?
THE PAGE 12月29日(日)12時59分配信
今さら聞けない「普天間移設問題」 なぜここまでこじれたの?
[図表]普天間飛行場移設問題の経緯
沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐって、政府が申請していた埋め立て申請を、沖縄県の仲井真知事が承認しました。普天間返還の日米合意から17年、普天間基地の移設へ向けて前進したと評価する声がある一方、沖縄の市民からは抗議の声も上がっています。埋め立ては承認されても、2014年1月には、辺野古がある名護市で市長選挙が控えています。立候補を表明している有力候補の中で、現職の稲嶺進市長は移設反対派。それに対し、移設推進派は自民党前県議の末松文信氏に一本化し、辺野古移設実現を目指します。
普天間問題は、なぜこんなに長引いているのでしょうか。いま一度、その経緯を振り返ってみましょう。
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普天間移設問題のはじまり
普天間飛行場をめぐる基地問題解決の気運は、1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」で高まりました。日米両政府は「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」を設置し、在沖米軍基地の整備や縮小、統合を検討。翌年、橋本龍太郎首相とビル・クリントン大統領(いずれも当時)の間で、代替施設が5~7年以内に完成して運用可能になれば、普天間飛行場が全面返還されることで合意しました。
稲嶺知事(当時)は、「飛行場の軍民共用」「15年の使用期限」を条件に移設候補地として名護市辺野古沿岸域を表明し、岸本名護市長(当時)もそれに同意。代替施設は、沖縄本島の東海岸沖に建設されることが決定しました。つまり、「どこに造るか」という点では、一度は決着がついていたのです。
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政府と沖縄で「溝」深まる
政府と沖縄はさまざまな協議で話し合いを続けていたものの、両者の大きな溝となったのが普天間代替施設の受け入れ条件である「15年の使用期限」です。沖縄側は基地の固定化を嫌う県民感情に配慮し、期限を設ける必要性がありました。
しかし、政府はアメリカとの関係性を考慮。アメリカ側は15年後の国際情勢の見通しが立たないこともあり、使用期限の設定には否定的な立場を取りました。国内でも、使用期限について田中真紀子外相(当時)が疑問を呈したり、麻生太郎自民党政調会長(当時)が批判をしたりするなど、波紋を投げかけました。結果、移設は膠着(こうちゃく)状態となったのです。
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動き出した代替施設建設案
移設の計画が一向に進まない中、沖縄国際大学の構内に2004年8月13日、普天間基地所属の米軍ヘリが墜落する事故が起こりました。基地が人口過密地域にあることの危険性が改めて露呈し、普天間基地の閉鎖を求める声が高まったのです。
また、アメリカ側も9.11以降、米軍再編に向けて動き出し、沖縄の負担軽減の観点から普天間基地移設問題が改めてクローズアップされました。日米両政府は2006年、「再編実施のための日米のロードマップ」を発表。住宅の上空の飛行ルートを回避するV字滑走路は、辺野古岬とそれに隣接する大浦湾と辺野古湾を結ぶ形で合意しました。島袋名護市長(当時)もこの案を承認。その後、沖縄県や名護市から滑走路の沖合移設などの修正が求められましたが、2014年までに代替施設建設という問題解決に向けた一定の方向性は出ていたのです。
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政権交代で移設は白紙に
ところが2009年、「普天間基地の県外、国外移設」を公約に掲げた鳩山由紀夫代表率いる民主党が政権を獲得。既定路線となっていた辺野古移設案は白紙に戻されました。しかし、鳩山政権は県外移設案で主に検討したものの、具体的な代替案を打ち出せずに迷走。最終的にはアメリカに押し切られる形で、移設先を「辺野古周辺」とする日米共同声明を発表しました。
「県外移設」に期待を寄せていた沖縄は、なぜ辺野古に戻ったのかという政府の明確な説明がないことに態度を硬化させます。結局、辺野古移設案の実現は事実上不可能との考えを示し、米軍普天間基地移設問題は振り出しに戻ってしまったのです。
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自民政権奪還で再び動き
2012年の衆院選で再び自民党が与党となり、第2次安倍内閣が発足。政府は辺野古移設への手続きを進めるため、基地建設における公有水面埋め立て申請を沖縄県に提出しました。県内移設反対を主張していた仲井真知事は、年内に「承認」「不承認」の判断を示すとしていましたが、結局「承認」という結論を出しました。
辺野古への移設を進めたい政府と、県外移設と早期返還を希望してきた沖縄県。とはいえ、沖縄県内でも移設容認、反対それぞれの主張があり、一筋縄ではいかない状況が続いているのです。
普天間基地の周辺には、住宅や学校、病院などの公共施設も集中しており、「世界一危険な基地」と称されるほど。安全性を重視して一刻も早い移設が望まれる一方、基地の負担を沖縄だけに押し付けて良いのか、そもそも基地の存在は必要なのかなど、この議論はまだまだ尽きることがなさそうです。
4. <小学校無理心中>重体の次男が死亡 東京
毎日新聞 12月30日(月)11時16分配信
<小学校無理心中>重体の次男が死亡 東京
男と児童が灯油をかぶった現場を調べる捜査員ら=東京都文京区の汐見小で2013年12月23日午後0時23分、本社ヘリから森田剛史撮影
東京都文京区の区立汐見小学校で、会社員の男(49)が別居中の次男(9)を巻き添えに火を付け無理心中を図った事件で、警視庁駒込署は30日、重体となっていた次男が死亡したと発表した。男は事件当日の23日に全身やけどで死亡している。
5. 東京株、7年ぶり高値=13年末1万6291円、56.7%上昇―大納会に首相出席
時事通信 12月30日(月)15時10分配信
2013年の最後の取引となった30日の東京株式市場は、幅広い銘柄に買いが入り、日経平均株価は前週末比112円37銭高の1万6291円31銭で終了、終値として今年の最高値を7営業日連続で更新した。昨年末からの値上がり額は5896円13銭に達し、年末の水準としては7年ぶりの高値となった。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」を受けた円安進行を追い風に、日経平均は12月25日に終値で6年ぶりに1万6000円台を回復。13年の年間上昇率は56.7%とバブル期を上回り、1972年以来の高い伸びを記録した。東証1部の時価総額は458兆円と昨年末から162兆円増えた。
30日の東京市場は、円安が一段と進んだことを好感し、自動車や電機といった輸出関連株が値上がりしたほか、景気の回復期待から銀行や不動産など内需主体の大型株も上昇した。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も12.22ポイント高の1302.29と大幅に続伸。TOPIXが1300台を回復するのは08年7月以来だ。
東証で取引終了後に開かれた大納会のセレモニーには、安倍晋三首相が出席し、「来年もアベノミクスは買いです」とあいさつ。20年東京五輪の招致活動で活躍したパラリンピック陸上女子選手の佐藤真海さんと共に今年の取引を締めくくる鐘を打ち鳴らし、参加者全員で恒例の手締めを行った。
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6. 「来年もアベノミクスは買いです」 値上がりに沸く大納会で安倍首相があいさつ
産経新聞 12月30日(月)17時10分配信
「来年もアベノミクスは買いです」 値上がりに沸く大納会で安倍首相があいさつ
東京証券取引所大納会 鐘を打ち鳴らす安倍晋三首相(中央) =30日午後、東京都中央区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)
安倍晋三首相は、東京証券取引所で今年最後となる30日の取引終了後に開かれた「大納会」の式典に歴代首相として初めて出席した。「来年もアベノミクスは買いです」と述べ、年間の最高値で取引を終えた株価を表示する電光掲示板を背にして自身の経済政策「アベノミクス」を訴えた。
日本取引所グループの斉藤惇CEO(最高経営責任者)は、「今年は56%ぐらいあがって世界最大の上げ幅。日本取引所を作って1年、上々のスタートになった」と述べた。また、「アベノミクスでデフレから健全な成長への復活という入り口に達した」と、隣に立つ、安倍首相にむかってお礼を述べた。
首相は2020年東京五輪の招致活動に活躍したパラリンピック陸上の佐藤真海選手とともに、1年の締めくくりの鐘を鳴らし、手締めを行った。
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7. 朴大統領 安倍首相の靖国参拝をあらためて批判
聯合ニュース 12月30日(月)14時55分配信
朴大統領 安倍首相の靖国参拝をあらためて批判
発言する朴大統領=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は30日、今年最後の首席秘書官会議で、「新年は過去の傷口を広げ国家間の信頼を崩し、国民の感情を悪化させる行動がないことを望む」と述べた。安倍晋三首相の靖国参拝をあらためて批判するとともに、日本政府の姿勢転換を求めた発言とみられる。
大統領はまた、「トップ」と「一流」の意味に言及し、「トップは競争に勝ち最高になることだが、一流は最高の品格と資質を持つこと。だからトップより一流になることが難しい」と指摘。自身の行動が周辺に及ぼす影響を考慮できず普遍的な価値と利益に合わない道を進まなければ、一流国との評価は受けられないとの見解を示した。
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日本大使館前で靖国参拝の抗議集会相次ぐ=韓国
#、為替、105.35円。ユーロ144.74円。
#、前場_?、後場、19291.31円。+112.37円。
スポーツ、
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2. 米スポーツサイト「上原は神となった」 上原浩治が2013年全米スポーツ界でブレークした10傑に選出!
Full-Count 12月29日(日)12時8分配信
上原にとって最高の2013年を締めくくる名誉
レッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した上原浩治投手が米国スポーツサイト「スポーツ オン アース」選定の2013年全米スポーツ界でブレークした10人に選ばれたことが、MLB公式ホームページでも紹介された。
NBAインディアナ・ペイサーズの若きスターガード、ポール・ジョージ、NFLアリゾナ・カージナルスのコーナーバック、タイラン・マシューなど様々な選手が全米のスポーツ界から選ばれており、大ブレークを認定された上原について、特集ではこう紹介している。
「確かに上原は2009年からメジャーでプレーしており、しかも38歳だが、(年齢的な問題が)ブレークの定義を妨げるわけではない。ボルチモアとテキサスでの4年間でしっかりとした結果を残した後、今年の上原はGOD(神)となった。74イニング以上投げて防御率は1.09。ポストシーズンではマリアノ・リベラのような完璧なクローザーとなった。コントロールは信じられないほど正確で本拠地の英雄となった」
まさに守護神の名にふさわしい活躍だった上原とともに選出されたメジャーリーガーはドジャーズのヤシエル・プイグ外野手と、マーリンズのホセ・フェルナンデス投手という名手だったことからも、その評価の高さはうかがえる。上原にとっては最高の2013年を締めくくるような名誉となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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3. 【巨人】ドラ1小林、母校で決意表明
日刊スポーツ 12月29日(日)21時23分配信
【巨人】ドラ1小林、母校で決意表明
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巨人ドラフト1位の日本生命・小林誠司捕手(24=同大)が母校にプロ入りの決意を示した。
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29日、広島市内で広陵高野球部の有志の会に出席。約240人の出席者を前に、壇上であいさつし「高校3年間で学んだことは、大学、社会人で間違っていなかったことが分かった。これからもご指導、ご声援をよろしくお願いします」と頭を下げ、拍手を浴びていた。
4. 担当スカウトが振り返る藤浪の1年目 その本能を感じ取った瞬間とは
デイリースポーツ 12月29日(日)16時26分配信
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ルーキーイヤーを10勝6敗で終えた阪神・藤浪
野球ファンの注目を集めた藤浪のルーキーイヤーは10勝6敗、防御率2・75で幕を閉じた。新人特別賞を受賞するほどの活躍だったが、担当の畑山スカウトに驚きはなかった。高校時代から右腕の成長を見守る同スカウトが1年を振り返った。
【写真】「あぁ!?」声を出してヤジの飛ぶ相手ベンチをにらむ西岡
「これくらいやれると思っていたよ。ボール自体は十分、プロで通用すると思っていたからね。1年間を通して投げるというのは、未知数だったけどね」
2013年は畑山スカウトにとっても特別な1年だった。2月の沖縄キャンプは、担当スカウトとして異例の帯同。シーズンに入っても時間の許す限り、登板をチェックした。予定が合えば甲子園や京セラドームまで足を運び、登板後には必ずメールを入れた。
そんな畑山スカウトが今季、最も印象に残った登板は、4月28日のDeNA戦(横浜)だという。三浦大輔と投げ合い、プロ3勝目を挙げた一戦だ。春先、絶好調だったブランコに対して真っ向勝負を挑んだ姿に、藤浪の本能を感じ取った。
「投球フォームに躍動感があって、気迫が伝わってきたよ。投げた後に、飛び跳ねるような感じでね。高校時代は別格で、完全に見下ろして投げていたような感じだったから」
その後も藤浪の快進撃は続いた。オールスターに選ばれ、8月度の月間MVPに輝くと、球団では67年の江夏豊氏以来となる、高卒新人2桁勝利を達成。それだけに、未勝利に終わった9月以降の投球には物足りなさが残ったという。
「フォームに若さがないというか、まとまっている感じだった。ローテーションを任されて、ゲームを壊してはいけないと思ったのかもしれない。少し、消化不良だったね」
プロ入りまで藤浪が歩んだ道のりは、決して順風満帆だったわけではない。畑山スカウトが初めて藤浪を見たのは、大阪桐蔭に入学した2010年の春。第一印象は今でもはっきりと覚えている。
「体は大きいけど、時間がかかると思ったよ。あの背の高さで成功した前例も少なかったから。これからどんな感じで成長していくんだろうと。大谷(日本ハム)のように投げ方がきれいな訳じゃないし。晋太郎の場合は我流。センスがあると感じさせる投げ方ではないから。間違いなくプロに行く、とは思わなかったね」
とても2年後にドラフト1位で指名される選手になるとは、想像できなかったという。さらに、高2までの藤浪には「ここ一番で勝負弱い」というマイナスイメージが付きまとった。夏の大阪府大会は決勝で敗れ、甲子園出場を逃すと、秋季大会も準々決勝で敗退。風向きが変わったのは、高3春に出場したセンバツ大会だ。初戦の大谷(現・日本ハム)擁する花巻東から甲子園初勝利を挙げると、勢いに乗り全国制覇。プロ注目の選手として出場した夏の甲子園も制し、甲子園春夏連覇の偉業を成し遂げた。自ら負のイメージを払拭し、周囲が驚くスピードで成長を続けた。
プロの舞台でも順調にエースへの階段を上る右腕。野球ファンの関心は、藤浪の2年目の成績に移っている。畑山スカウトは期待を込めて、こう語った。
「イニング数を投げて、今年の成績は最低限クリアしてほしい。負けは勝ち数の半分でね。15勝できる力は持っている。やれないことはない」
そして数年先には、藤浪と同じように高校時代に甲子園を沸かせたダルビッシュ(レンジャーズ)や田中(楽天)のような、球界を代表するエースに成長してほしいと願う。
「みんな期待しているからね。そうなってくれるもんやと、思っているよ」
今や藤浪は、チーム1の人気者だ。このオフは練習を続けながら表彰式やイベント出演など、慌ただしい日々を送った。「ご飯に行こうって言ってるんだけどね。晋太郎も忙しいそうだからね」。畑山スカウトは嬉しそうに笑った。
(デイリースポーツ・杉原史恭)
5. 巨人・久保、ファンや妻のため「しがみついてでも一軍に」
サンケイスポーツ 12月30日(月)10時15分配信
巨人・久保、ファンや妻のため「しがみついてでも一軍に」
右肘手術の跡を見せる巨人・久保=ジャイアンツ球場(撮影・中鉢久美子)(写真:サンケイスポーツ)
2014年、巨人は3年連続のリーグ優勝と日本一奪回を目指す。そのカギを握る選手のインタビューを、3日連続で掲載する。第1回は故障からの復活を期す、久保裕也投手(33)。ここ2年間で1軍登板がわずか2試合のかつての守護神が、苦しい日々を支えてくれた夫人の夕賀(ゆか)さん(37)への感謝や、完全復活への意気込みを語った。(青森正宣)
――2011年11月に右股関節唇の修復手術、12年5月には右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受けた
「股関節はだいぶよくなっている。手術前に1軍で投げていたレベルを80%としたら60%。あと20%はスピードか、切れか、コントロールか、今までの投球に何か一つプラスしたい」
――6月27日のイースタン・リーグ、日本ハム戦で1年3カ月ぶりに公式戦復帰。今季は8試合7回1/3で7失点だった
「もう大丈夫と思えるものが一つもなかった。2軍戦でも3者凡退で終わることがないし、簡単に打たれる。切れもスピードもないのもわかっているし、いろんな面で、まだまだだなと」
――2年間、ほとんど1軍登板がない
「チームに貢献できなかったことが心苦しかった。家で試合を見ているときは『あそこ(球場)で投げていたのに』とふがいなかった」
――そういうときのモチベーションは
「ファンの応援。ジャイアンツ球場で『来年、東京ドームで待っています』と声をかけてくれたことが力になった」
――内助の功も大きい
「僕が『大丈夫。何とかなるよ』という性格で、嫁さんは『もし何かあったらどうすんの。やめなさい』という感じ。リハビリをかねて、ペットボトルが入った袋を持って腕を曲げたり伸ばしたりしていると『やめてよ』と言われる。野球をほとんど知らなかったけど、だいぶ詳しくなった。そのうち、『なんであそこでスライダー投げたの』とかいわれそうで怖い」
――来季の目標は
「とにかく1軍のマウンドに上がることが最大の目標。2軍でどんなにいいピッチングをしようと、1軍で投げないと何の評価にもならない。だから負け試合だろうが、ロングリリーフだろうが、しがみついてでも1軍に1年間いたい」
■久保裕也(くぼ・ゆうや)
1980(昭和55)年5月23日生まれ、33歳。福岡県出身。沖学園高から東海大を経て2003年大学生・社会人ドラフト自由枠で巨人入団。入団1年目から出場し、11年に20試合連続無失点の球団新記録を達成。しかし近年は故障が続き、今季は1軍登板機会がなかった。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。既婚。来季年俸5000万円。背番号11。
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ニュース、
1. 元F1王者シューマッハ氏、スキー事故で「昏睡状態」 病院発表
AFP=時事 12月30日(月)7時40分配信
元F1王者シューマッハ氏、スキー事故で「昏睡状態」 病院発表
フォーミュラワン(F1世界選手権)のベルギーGPで記者会見するミハエル・シューマッハ氏(2012年8月30日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】(一部更新)自動車のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で7度の総合王者に輝いたミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏(44)が29日、フランス・アルプス(French Alps)でスキー中に頭部を打ち、昏睡(こんすい)状態に陥っていることが、搬送先の病院の発表により分かった。
12年に2度目の引退をしていた
同氏が搬送された仏南東部グルノーブル(Grenoble)の病院は声明で、ドイツ出身のシューマッハ氏の容体について「脳に深刻な損傷を負い昏睡状態で病院に到着し、直ちに脳神経外科手術が必要な状態だった」「重篤な状態が続いている」と発表した。
応急処置を施した地元当局者によると、シューマッハ氏は仏アルプスの高級リゾート、メリベル(Meribel)で、ゲレンデ外(オフピステ)を滑走中に転倒し、頭部を岩にぶつけた。
スキーリゾートの関係者は事故発生直後、シューマッハ氏がヘルメットを着用していたことや、「少し動揺していたが意識があった」ことに触れ、命にかかわるけがではないことを示唆していた。
シューマッハ氏の治療には、警察車両で駆け付けたパリの著名な神経外科医が当たるという。
スイスに家族とともに暮らす同氏は、メリベルに不動産を所有しているとされている。同氏の広報によると、メリベルには私的な滞在のために訪れていた。事故発生時は、14歳の息子と一緒にスキーを楽しんでいたとも伝えられている。
同氏は来年1月3日に45歳の誕生日を迎える。【翻訳編集】 AFPBB News
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2. <安倍首相>消費税率10%「慎重に判断」
毎日新聞 12月29日(日)20時6分配信
<安倍首相>消費税率10%「慎重に判断」
安倍晋三首相=藤井太郎撮影
安倍晋三首相は29日、ラジオ日本の番組に出演し、2015年10月に予定されている消費税率10%への引き上げについて「デフレから脱却できるチャンスを15年ぶりにつかんだ。これを失ったら財政健全化もできないので、慎重に判断しないといけない」と述べ、来年7~9月期の国内総生産(GDP)などの経済指標を見極めて判断する意向を改めて示した。
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また、首相は16年夏の参院選にあわせて衆院を解散する可能性について「デフレからの脱却も道半ば。教育再生も進めないといけない。課題に腰を落ち着けて取り組み、より多くの成果を出していく上で、時機を見て国民の信を問いたい」と述べるにとどめた。番組は24日に収録された。【村尾哲】
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3. 今さら聞けない「普天間移設問題」 なぜここまでこじれたの?
THE PAGE 12月29日(日)12時59分配信
今さら聞けない「普天間移設問題」 なぜここまでこじれたの?
[図表]普天間飛行場移設問題の経緯
沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐって、政府が申請していた埋め立て申請を、沖縄県の仲井真知事が承認しました。普天間返還の日米合意から17年、普天間基地の移設へ向けて前進したと評価する声がある一方、沖縄の市民からは抗議の声も上がっています。埋め立ては承認されても、2014年1月には、辺野古がある名護市で市長選挙が控えています。立候補を表明している有力候補の中で、現職の稲嶺進市長は移設反対派。それに対し、移設推進派は自民党前県議の末松文信氏に一本化し、辺野古移設実現を目指します。
普天間問題は、なぜこんなに長引いているのでしょうか。いま一度、その経緯を振り返ってみましょう。
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普天間移設問題のはじまり
普天間飛行場をめぐる基地問題解決の気運は、1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」で高まりました。日米両政府は「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」を設置し、在沖米軍基地の整備や縮小、統合を検討。翌年、橋本龍太郎首相とビル・クリントン大統領(いずれも当時)の間で、代替施設が5~7年以内に完成して運用可能になれば、普天間飛行場が全面返還されることで合意しました。
稲嶺知事(当時)は、「飛行場の軍民共用」「15年の使用期限」を条件に移設候補地として名護市辺野古沿岸域を表明し、岸本名護市長(当時)もそれに同意。代替施設は、沖縄本島の東海岸沖に建設されることが決定しました。つまり、「どこに造るか」という点では、一度は決着がついていたのです。
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政府と沖縄で「溝」深まる
政府と沖縄はさまざまな協議で話し合いを続けていたものの、両者の大きな溝となったのが普天間代替施設の受け入れ条件である「15年の使用期限」です。沖縄側は基地の固定化を嫌う県民感情に配慮し、期限を設ける必要性がありました。
しかし、政府はアメリカとの関係性を考慮。アメリカ側は15年後の国際情勢の見通しが立たないこともあり、使用期限の設定には否定的な立場を取りました。国内でも、使用期限について田中真紀子外相(当時)が疑問を呈したり、麻生太郎自民党政調会長(当時)が批判をしたりするなど、波紋を投げかけました。結果、移設は膠着(こうちゃく)状態となったのです。
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動き出した代替施設建設案
移設の計画が一向に進まない中、沖縄国際大学の構内に2004年8月13日、普天間基地所属の米軍ヘリが墜落する事故が起こりました。基地が人口過密地域にあることの危険性が改めて露呈し、普天間基地の閉鎖を求める声が高まったのです。
また、アメリカ側も9.11以降、米軍再編に向けて動き出し、沖縄の負担軽減の観点から普天間基地移設問題が改めてクローズアップされました。日米両政府は2006年、「再編実施のための日米のロードマップ」を発表。住宅の上空の飛行ルートを回避するV字滑走路は、辺野古岬とそれに隣接する大浦湾と辺野古湾を結ぶ形で合意しました。島袋名護市長(当時)もこの案を承認。その後、沖縄県や名護市から滑走路の沖合移設などの修正が求められましたが、2014年までに代替施設建設という問題解決に向けた一定の方向性は出ていたのです。
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政権交代で移設は白紙に
ところが2009年、「普天間基地の県外、国外移設」を公約に掲げた鳩山由紀夫代表率いる民主党が政権を獲得。既定路線となっていた辺野古移設案は白紙に戻されました。しかし、鳩山政権は県外移設案で主に検討したものの、具体的な代替案を打ち出せずに迷走。最終的にはアメリカに押し切られる形で、移設先を「辺野古周辺」とする日米共同声明を発表しました。
「県外移設」に期待を寄せていた沖縄は、なぜ辺野古に戻ったのかという政府の明確な説明がないことに態度を硬化させます。結局、辺野古移設案の実現は事実上不可能との考えを示し、米軍普天間基地移設問題は振り出しに戻ってしまったのです。
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自民政権奪還で再び動き
2012年の衆院選で再び自民党が与党となり、第2次安倍内閣が発足。政府は辺野古移設への手続きを進めるため、基地建設における公有水面埋め立て申請を沖縄県に提出しました。県内移設反対を主張していた仲井真知事は、年内に「承認」「不承認」の判断を示すとしていましたが、結局「承認」という結論を出しました。
辺野古への移設を進めたい政府と、県外移設と早期返還を希望してきた沖縄県。とはいえ、沖縄県内でも移設容認、反対それぞれの主張があり、一筋縄ではいかない状況が続いているのです。
普天間基地の周辺には、住宅や学校、病院などの公共施設も集中しており、「世界一危険な基地」と称されるほど。安全性を重視して一刻も早い移設が望まれる一方、基地の負担を沖縄だけに押し付けて良いのか、そもそも基地の存在は必要なのかなど、この議論はまだまだ尽きることがなさそうです。
4. <小学校無理心中>重体の次男が死亡 東京
毎日新聞 12月30日(月)11時16分配信
<小学校無理心中>重体の次男が死亡 東京
男と児童が灯油をかぶった現場を調べる捜査員ら=東京都文京区の汐見小で2013年12月23日午後0時23分、本社ヘリから森田剛史撮影
東京都文京区の区立汐見小学校で、会社員の男(49)が別居中の次男(9)を巻き添えに火を付け無理心中を図った事件で、警視庁駒込署は30日、重体となっていた次男が死亡したと発表した。男は事件当日の23日に全身やけどで死亡している。
5. 東京株、7年ぶり高値=13年末1万6291円、56.7%上昇―大納会に首相出席
時事通信 12月30日(月)15時10分配信
2013年の最後の取引となった30日の東京株式市場は、幅広い銘柄に買いが入り、日経平均株価は前週末比112円37銭高の1万6291円31銭で終了、終値として今年の最高値を7営業日連続で更新した。昨年末からの値上がり額は5896円13銭に達し、年末の水準としては7年ぶりの高値となった。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」を受けた円安進行を追い風に、日経平均は12月25日に終値で6年ぶりに1万6000円台を回復。13年の年間上昇率は56.7%とバブル期を上回り、1972年以来の高い伸びを記録した。東証1部の時価総額は458兆円と昨年末から162兆円増えた。
30日の東京市場は、円安が一段と進んだことを好感し、自動車や電機といった輸出関連株が値上がりしたほか、景気の回復期待から銀行や不動産など内需主体の大型株も上昇した。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も12.22ポイント高の1302.29と大幅に続伸。TOPIXが1300台を回復するのは08年7月以来だ。
東証で取引終了後に開かれた大納会のセレモニーには、安倍晋三首相が出席し、「来年もアベノミクスは買いです」とあいさつ。20年東京五輪の招致活動で活躍したパラリンピック陸上女子選手の佐藤真海さんと共に今年の取引を締めくくる鐘を打ち鳴らし、参加者全員で恒例の手締めを行った。
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6. 「来年もアベノミクスは買いです」 値上がりに沸く大納会で安倍首相があいさつ
産経新聞 12月30日(月)17時10分配信
「来年もアベノミクスは買いです」 値上がりに沸く大納会で安倍首相があいさつ
東京証券取引所大納会 鐘を打ち鳴らす安倍晋三首相(中央) =30日午後、東京都中央区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)
安倍晋三首相は、東京証券取引所で今年最後となる30日の取引終了後に開かれた「大納会」の式典に歴代首相として初めて出席した。「来年もアベノミクスは買いです」と述べ、年間の最高値で取引を終えた株価を表示する電光掲示板を背にして自身の経済政策「アベノミクス」を訴えた。
日本取引所グループの斉藤惇CEO(最高経営責任者)は、「今年は56%ぐらいあがって世界最大の上げ幅。日本取引所を作って1年、上々のスタートになった」と述べた。また、「アベノミクスでデフレから健全な成長への復活という入り口に達した」と、隣に立つ、安倍首相にむかってお礼を述べた。
首相は2020年東京五輪の招致活動に活躍したパラリンピック陸上の佐藤真海選手とともに、1年の締めくくりの鐘を鳴らし、手締めを行った。
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7. 朴大統領 安倍首相の靖国参拝をあらためて批判
聯合ニュース 12月30日(月)14時55分配信
朴大統領 安倍首相の靖国参拝をあらためて批判
発言する朴大統領=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は30日、今年最後の首席秘書官会議で、「新年は過去の傷口を広げ国家間の信頼を崩し、国民の感情を悪化させる行動がないことを望む」と述べた。安倍晋三首相の靖国参拝をあらためて批判するとともに、日本政府の姿勢転換を求めた発言とみられる。
大統領はまた、「トップ」と「一流」の意味に言及し、「トップは競争に勝ち最高になることだが、一流は最高の品格と資質を持つこと。だからトップより一流になることが難しい」と指摘。自身の行動が周辺に及ぼす影響を考慮できず普遍的な価値と利益に合わない道を進まなければ、一流国との評価は受けられないとの見解を示した。
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