2012年12月31日
スポーツ
1. 香川「2カ月つらかった」 「凄い緊張感あった」復帰戦
スポニチアネックス 12月31日(月)7時1分配信
◇プレミアリーグ マンチェスターU2―0ウェストブロミッジ(2012年12月29日)
マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)が29日、ホームのウェストブロミッジ戦で実戦復帰を果たした。10月23日の欧州CLブラガ戦で左膝を負傷。離脱を強いられていたが、67日ぶりの公式戦出場を先発で飾った。前半9分には先制点の起点となるパスを通すなど2―0の勝利に貢献。年内最終戦で復活をアピールし、13年の巻き返しを予感させた。
67日ぶりの公式戦のピッチで、香川がいきなり得点に絡んだ。前半9分、左サイドからのMFアシュリー・ヤングのパスをダイレクトでリターン。浮き球のワンツーで決定機を生み出すと、ヤングのシュートは相手DFに当たってネットを揺らした。トップ下に入り、後半21分に途中交代するまでブランクを感じさせない動きを披露。「プレー内容より復帰できたことが良かった。凄い緊張感があった。2カ月間つらかったし、苦しかった」と振り返った。
◇香川負傷後の経過
▼10月23日 欧州CL1次リーグ・ブラガ戦の前半27分に左膝を負傷。応急処置を施してプレーを続けたが、足を引きずる場面が何度もあり前半のみで途中交代した。
▼24日 マンチェスター市内の病院で精密検査を受ける。
▼26日 クラブから「香川が左膝の負傷で全治3~4週間と診断された」と発表される。ファーガソン監督は「そこまで悪い状況ではない」と説明した。
▼11月3日 当初の見通しから復帰が大幅に遅れることが判明。クラブ 公式サイトで、ファーガソン監督が「あと4週間で復帰できる」との見解を示した。
▼12月4日 ランニングを再開する。
▼24日 トップチームの全体練習に合流。
▼26日 ホーム・ニューカッスル 戦の試合前にピッチで体を動かした。ベンチ入りはしなかったが、ドリブルやダッシュなどを披露。
2.箱根駅伝、区間エントリーで心理作戦。優勝を狙う有力校の戦略を読み説く。
箱根駅伝、注目の区間エントリーが発表された。区間配置、そして補欠に入ったメンバーから各校の戦略が見えてきた。
まずは大勢をおさらいしていこう。
戦力が明らかに充実し、優勝を狙えるのが駒澤大学と東洋大学の2校。
この2校を比較すると、上位選手の走力では駒大の方がやや有利だが、8番手以降の選手の力を比較すると、東洋大の方に分がある。優勝の行方を左右する特殊区間の5区、6区に関してもほぼ互角だ(両校とも山上りは経験がなく、山下りにはスペシャリストがいて計算が立つ)。
そして両校に対抗できる力を持つと予想されるのが、青山学院大学だ。
「予想される」と書かざるを得ないのは、青学大は10月の出雲駅伝では優勝したものの、11月に行なわれた全日本大学駅伝に出場していないためだ。そのため全体的な戦力、距離適性が見極められなかった。
逆に、出場しなかったことで、不気味な感じもあって、今回の「台風の目」になることは間違いない。
そして大迫傑、山本修平の二枚看板を擁する早稲田大学がダークホースという形になる。往路で波に乗って、逃げ切りを図れれば……というのが早大の戦略だ。
部史上最低の順位だった昨年のリベンジを期する日体大。
この他、上位を狙える戦力を持っているのが明治大学と日本体育大学か。
明大は1、2年生に有望な選手が多いのだが、ケガの回復具合が未知数なので読みづらい面があるが、昨年同様、3位に入る力はある。
前回、部史上最低の19位まで転落した日体大は予選会をトップで通過。3年生主体のチームであるが、往路で波に乗れば上位に食い込んでくる可能性がある。
そのほかでは、出雲、全日本でのレースを見ると、中央大学、順天堂大学が中位グループを形成すると予想される。
“山の神”が抜けた東洋大は4区までの貯金作りを重視。
東洋大の酒井監督は「往路を重視します」と明言している。
1区に使う田口雅也(2年)、2区の設楽啓太(3年)で優勢にレースを進め、4区までに貯金を作る考え方がハッキリしている。柏原竜二が抜けた大きな穴、5区には定方俊樹(3年)が起用されるが、ここでは1時間21分で走ってくれれば十分、と監督は考えているようだから、4区までに3分差をつけたいのではないか。山登りをしのいで、復路は安定した力で押し切る作戦だ。
意外な戦略でのぞんできた駒大・大八木監督。
いちばん驚いたのは、駒大だ。駒大の大八木監督はオーソドックスな布陣を敷くのが定番だが、1区にスピードランナーの油布郁人(3年)、復路起用が予想された窪田忍(3年)を2区に、村山謙太(2年)をなんと山上りに起用してくる。完全に往路型の布陣を組んできたわけで、往路優勝して逃げ切る作戦だ。
しかも主将の撹上宏光(4年)、久我和弥(4年)の経験豊富な選手を補欠に入れ、戦略的なオプションも保っている。分厚い選手層が光る。
明らかにポイントは山登りの村山だろう。ここで彼がどんな走りを見せるかで駒大の順位が見えてくる。
1年生エース久保田の快走に期待をかける青学大。
予想しづらかったのが、青山学院大だ。
1年生ながらすでにチームのエースとなる久保田和真を3区に使ってきた。
戦前、原晋監督は「久保田を復路に温存できるようであれば、ウチは強いということ」と話していたが、久保田を往路に使ってきたということは、序盤で流れに乗り、その勢いを復路に生かしたいという考え方だ。そうなると、久保田はトップを奪う必要が出てくるだろう。駒大が往路重視の姿勢を出してきたことで、その思惑がどうなるか……。
不気味なのは、主将の出岐雄大(4年)、出雲駅伝で4区の区間新を出した大谷遼太郎(4年)を補欠に入れてきたこと。今季は故障に苦しんだ出岐だが、2区か5区での起用が予想される。2区で走ることになれば、設楽、窪田との対決が楽しみだ。
また、7区の小椋裕介(1年)も好調で、上位で走っていれば面白い存在になるだろう。
早稲田は5区の“小怪獣”山本での逆転往路優勝を狙う。
前回、前々回と1区を走った大迫が、今回は補欠に入った。駆け引き、である。区間オーダーを見ると、3区での起用が濃厚だ。早大としては2区の平賀(4年)で上位に押し上げ、大迫でトップに立ち、4区で先頭集団で粘ることがレースの見せ場を作ることにつながる。
渡辺監督が、
「柏原ほどの怪獣ではありませんが、“小怪獣”になれる可能性はあります」
と話す山上りの山本修平が逆転し、往路優勝することが早稲田の希望。
往路はある程度、上位でレースを進められるだろうが、6区は駒大、東洋大が充実しているだけに、早大のポイントは6区の西城裕尭(4年)がどんな走りをするかにありそうだ。
1月2日、いよいよ第89回箱根駅伝のスタートが切られる。
今回は混戦。久しぶりに各校のエース級が2区に揃い、エノック・オムワンバ(山梨学院大)やガンドゥ・ベンジャミン(日本大)らも加わって「花の2区」が復活、そして復路終盤での逆転劇があり得る――そう予想しておく。
3. 毎年、たった12人しか選ばれない特別な存在。
それが、ドラフト1位である。
アマチュア時代に圧倒的な実績を残し、あるいは類稀なるポテンシャルを高く評価された彼らは、プロ入りと同時に大きな宿命を背負わされることとなる。
言うまでもなく、「ドラフト1位」という看板だ。
入団当初は注目を浴び、どのルーキーよりもチャンスを与えられる。
しかし、ひとたびそれをふいにしてしまえば、称賛の声はたちまち非難の声に豹変する。
彼らは、どの選手よりもプレッシャーと戦っていかなければならないのだ。
2012年にルーキーシーズンを送った選手たちは、日本ハムの斎藤佑樹や巨人の澤村拓一ら「黄金世代」が数多く入団し、豊作と呼ばれた前年と比べ派手さはない。だが、ドラフト1位という評価とチームが寄せる期待値は変わらない。
「○」が4選手、「×」が7選手、振るわなかったドラ1たち。
では、今年のドラフト1位選手の結果はどうだったのか? 「○」と「×」に分けるとこうなる。
「○」(4選手)
中日 高橋周平(東海大甲府/内野手)……41試合 打率.155 2本塁打 3打点
広島 野村祐輔(明大/投手)……27試合 9勝11敗 防御率1.98
西武 十亀剣(JR東日本/投手)……41試合 6勝0敗 HP14 防御率2.72
ソフトバンク 武田翔太(宮崎日大/投手)……11試合 8勝1敗 防御率1.07
「×」(7選手)
巨人 松本竜也(英明/投手)……7試合 2勝2敗 防御率4.50(二軍)
ヤクルト 川上竜平(光星学院/内野手)……44試合 打率.175 1本塁打 6打点(二軍)
阪神 伊藤隼太(慶大/外野手)……22試合 打率.148 1本塁打 5打点
DeNA 北方悠誠(唐津商/投手)……6試合 0勝2敗 防御率6.91(二軍)
楽天 武藤好貴(JR北海道/投手)……9試合 0勝0敗 防御率5.14
ロッテ 藤岡貴裕(東洋大/投手)……21試合 6勝7敗 防御率3.36
オリックス 安達了一(東芝/内野手)……50試合 打率.159 0本塁打 4打点
※日本ハムは1位の菅野智之が入団拒否したため除く。
成績を見ても明らかだが、「○」と「×」の明暗はくっきりと分かれた。
ルーキーたちの結果を分けた意識の差。
今年に限って言えば、結果を残せたか否かの境界線を明確に表すことができる。
極端に言ってしまえばそれは、意識の有無だ。
「○」だった選手は、目の前の1試合に対し、いい意味で無欲に臨むことができていた。
ルーキーでは46年ぶりの防御率1点台をマークし、圧倒的な大差をつけセ・リーグの新人王となった野村はその代表だ。
明大時代から、「精密機械」と呼ばれるほど制球力は高かったが、それ以上に、打者を速球でねじ伏せる力強さも兼ね備えていた。
そしてプロでも、「コースを間違えない」ことだけを意識し、速球でどんどん押す気持ちの良い投球を披露。勝ち星を積み重ねていった。8月以降は、体力的な問題から勝ち星に恵まれず2ケタ勝利は逃したが、それでも立派な数字を残したといえるだろう。
社会人即戦力となった西武・十亀の投球術。
西武の十亀も、無欲なマウンドを重ねていったことで結果を得た一人だ。
その十亀は、春季キャンプでこんなことを言っていた。
「大学まではストレートでゴリ押しすることしかできませんでしたけど、社会人になってから、変化球でかわすことによってストレートも生きてくると分かったので、内角にも強気に攻められるようになりました」
社会人時代に学んだことがプロでも通用すると信じ、己の投球を続ける。今季、中継ぎとしてチームの信頼を勝ち取り、終盤には先発を任せられるなど、十亀は投手陣を支える存在として機能した。
「楽しんでやる」ことが好成績につながったソフトバンク・武田。
1年目にして大ブレークを果たしたソフトバンクの武田は、高卒選手ならではの信条で結果を出した一人だった。
「バックを信じて野球をする。『楽しんでやろう』をモットーにしているので、それを続けていることが良かったと思います」
7月に一軍昇格を果たすと、わずか3カ月余りで8勝と、武田は一気にローテーション投手にまで成長を遂げた。
「プロでは楽しむことなんてできない」と語る人間は多い。だが、右も左も分からない1年目、さらに言えば経験の少ない高卒選手だからこそ、むしろ、武田のように楽しんで野球をすることが大事なのかもしれない。
武田ほどではないにせよ、同じ高卒新人の中日・高橋周も、開幕一軍、2本塁打などトータルとして数字以上のインパクトを残したことを含めれば、「○」に値する働きだった。
「新人王の大本命」、ロッテ・藤岡が振り返る1年目。
一方で、「×」とした選手はというと、その多くが「即戦力」という評価や結果を意識し過ぎたが故に、思うような成績を残せなかったと判断できる。
ロッテの藤岡は、その典型的な例だった。
「1年間、一軍で続ける難しさは最初から分かっていたつもりでしたけど、想像以上に辛かったです」
彼は、このようにルーキーイヤーを振り返っていた。
ドラフトでは「最大の目玉」と注目され、春季キャンプが始まると自身はひと言も明言していないのに「新人王の大本命」と囃し立てられる。シーズンでも敵地での開幕カード3連勝がかかったゲームや、4月に3勝を賭けたマウンドに上がると、前日のスポーツ紙に「快挙か?」と煽られる。
「自分は知らなくても、新聞とかにそう書いてあるのを見てしまうとプレッシャーになっちゃったりするんですよね」
藤岡はそう苦笑いしていた。アマチュア時代に実績を残してきたことからも分かるように、彼は決してプレッシャーに弱いわけではない。ただ、あたかもチームの命運を託されたかのような報道をされてしまっては、誰だって多少なりとも気負ってしまうものだ。
6月に入ってからの藤岡は、結果を求めれば求めるほど打たれるようになった。ファーム落ちも経験し、終わってみればシーズン6勝。新人王最有力候補と呼ばれた選手にとっては、物足りなさだけが残る1年となってしまった。
「ポスト金本」と期待された阪神・伊藤は“職人気質”が仇に?
阪神の伊藤もそうだった。
大学時代から、「僕は結構、深いところまで突き詰めていくほうで、練習にしても、やるなら質を高めるためにはどうすればいいかを考えるタイプですね」と言っていたように、“職人気質”の選手である。
プロ1年目は、それが逆に仇となった。
「ポスト金本」とレギュラーをほぼ約束されながらも、オープン戦では打率1割台。開幕一軍を手にしたが即ファーム落ち。その後も一軍、二軍を行き来するなど、職人気質である彼が巻き返しを図るには、時間が足りな過ぎた。結局、9月27日のヤクルト戦で放ったプロ1号の満塁弾以外、シーズンでの伊藤の見せ場は、全くと言っていいほどなかった。
大事なのは早期に結果を残し、それを持続させること。
その他、即戦力と期待された楽天の武藤、オリックスの安達も十分な結果を残せたとはいえなかった。高卒の巨人の松本、ヤクルトの川上、DeNAの北方にしても、武田や高橋周が一軍で数多く経験を積んだだけに、結果不足と判断されても仕方がないだろう。
今年、結果を残したドラフト1位は少なかったが、だからといって、それでプロ野球人生の全てが決まるわけではない。
'03年に自由枠で入団した巨人の内海哲也はこんなことを言っていた。
「ドラフト1位に選ばれる選手というのは、そのチームでずっと結果を残し続けていかなければならない存在だと思います」
1年目に結果を残せても、2年目以降も実績を作っていかなければ意味がない。仮に1年目が不本意だったとしても、2年目から巻き返すことができればいい。
大事なのは早期に結果を残し、持続させることだ。
それができて初めて、ドラフト1位として評価されるだろう。
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斎藤、澤村、塩見、伊志嶺……。'10年ドラフト1位選手の○と×。(2011年12月31日)
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ニュース
1. 【レコ大】AKB48、史上6組目の2連覇達成 まゆゆ重圧明かし号泣
オリコン 12月30日(日)21時42分配信
第54回『日本レコード大賞』を受賞したAKB48 (C)ORICON DD inc.
年末恒例の音楽賞『第54回 輝く!日本レコード大賞』(日本作曲家協会など主催)の最終選考会が30日、東京・初台の新国立劇場中劇場で開催され、人気アイドルグループ・AKB48が「真夏のSounds good !」で2年連続の大賞に輝いた。女性グループとして初の連覇を果たした高橋みなみは、楯を受け取り「今年はAKB第2章としてとりに行かなきゃなと思っていたので、とってもうれしい」と感涙。昨年の受賞時に涙を流さなかった渡辺麻友は「今年は前田(敦子)さんが卒業されて、残された私たちで…とても誇りに思います。この賞が自信につながっていく」と明かし、次世代エースとして重圧と戦ってきた一年の結果に号泣した。
【受賞一覧】AKB、斉藤和義らが大賞候補に 第54回『レコ大』各賞一覧
同受賞曲は、8月にグループを卒業した“絶対的エース”前田敦子の事実上ラストシングルで、今年の年間シングル売上げ1位を獲得した。そのほか「GIVE ME FIVE!」(2月発売)、「ギンガムチェック」(8月発売)、「UZA」(10月発売)、「永遠プレッシャー」(12月発売)もミリオンを達成し、2年連続で「作品別売上枚数」と「作品別売上金額」のTOP5を独占。人気を不動のものにした。
同賞の2連覇以上は、細川たかし(第24回・25回)、中森明菜(第27回・28回)、安室奈美恵(第38回・39回)、浜崎あゆみ(第43回・44回・45回)、EXILE(第50回・51回・52回)に続き、AKB48が6組目で女性グループでは初の快挙となった。
2連覇に満面の笑みを見せた大島優子は「AKB第2章として良いスタートを切らせていただいた。新しいAKBを作っていくのでよろしくお願いします」とさらなる活躍を誓った。
半世紀以上の歴史を持ち音楽界の権威として知られる同賞は、今年もTBS系で『第54回 輝く!日本レコード大賞』として午後5時半より生中継。司会は、共に初となる同局の安住紳一郎アナウンサー(39)と女優の新垣結衣(24)が務めた。
2. 中小企業支援へ新機構 政府、来年4月創設を検討
朝日新聞デジタル 12月31日(月)5時50分配信
【鯨岡仁、榊原謙】政府は、中小企業の再生を促す「地域活性化支援機構」(仮称)を、来年4月に創設する方向で検討に入った。来年3月に支援決定期限が終わる官民の企業再生ファンド「企業再生支援機構」を改組する。年明けにまとめる緊急経済対策で、中小企業支援策の目玉にしたい考えだ。
地方銀行や信金・信組などにまず、中小企業の再生専門ファンドを設立してもらい、新機構はこのファンドにお金を出す形で支援を進める。企業への直接支援も続ける。政府は3~5年間支援する改正法案を、来年1月の通常国会に提出する方向で調整している。
来年3月末で企業再生支援機構が企業に対する支援を決める期限が終わり、同時に中小企業の借金返済を猶予する「中小企業金融円滑化法」が打ち切られるため、業績不振の中小企業の倒産増が心配されている。政府は、新機構に中小企業への支援全体を統括してもらう考えだ。
3. 「崖」交渉、土壇場で停滞=上院共和案に民主反発―米
時事通信 12月31日(月)8時55分配信
【ワシントン時事】米景気への影響が懸念される「財政の崖」回避に向けた上院の与野党交渉で、野党共和党が社会保障費の削減案を示したことが30日、分かった。民主党はこれに反発し、両党幹部が交渉期限とした同日午後3時(日本時間31日午前5時)を過ぎても合意に至っていない。
スポーツ
1. 香川「2カ月つらかった」 「凄い緊張感あった」復帰戦
スポニチアネックス 12月31日(月)7時1分配信
◇プレミアリーグ マンチェスターU2―0ウェストブロミッジ(2012年12月29日)
マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)が29日、ホームのウェストブロミッジ戦で実戦復帰を果たした。10月23日の欧州CLブラガ戦で左膝を負傷。離脱を強いられていたが、67日ぶりの公式戦出場を先発で飾った。前半9分には先制点の起点となるパスを通すなど2―0の勝利に貢献。年内最終戦で復活をアピールし、13年の巻き返しを予感させた。
67日ぶりの公式戦のピッチで、香川がいきなり得点に絡んだ。前半9分、左サイドからのMFアシュリー・ヤングのパスをダイレクトでリターン。浮き球のワンツーで決定機を生み出すと、ヤングのシュートは相手DFに当たってネットを揺らした。トップ下に入り、後半21分に途中交代するまでブランクを感じさせない動きを披露。「プレー内容より復帰できたことが良かった。凄い緊張感があった。2カ月間つらかったし、苦しかった」と振り返った。
◇香川負傷後の経過
▼10月23日 欧州CL1次リーグ・ブラガ戦の前半27分に左膝を負傷。応急処置を施してプレーを続けたが、足を引きずる場面が何度もあり前半のみで途中交代した。
▼24日 マンチェスター市内の病院で精密検査を受ける。
▼26日 クラブから「香川が左膝の負傷で全治3~4週間と診断された」と発表される。ファーガソン監督は「そこまで悪い状況ではない」と説明した。
▼11月3日 当初の見通しから復帰が大幅に遅れることが判明。クラブ 公式サイトで、ファーガソン監督が「あと4週間で復帰できる」との見解を示した。
▼12月4日 ランニングを再開する。
▼24日 トップチームの全体練習に合流。
▼26日 ホーム・ニューカッスル 戦の試合前にピッチで体を動かした。ベンチ入りはしなかったが、ドリブルやダッシュなどを披露。
2.箱根駅伝、区間エントリーで心理作戦。優勝を狙う有力校の戦略を読み説く。
箱根駅伝、注目の区間エントリーが発表された。区間配置、そして補欠に入ったメンバーから各校の戦略が見えてきた。
まずは大勢をおさらいしていこう。
戦力が明らかに充実し、優勝を狙えるのが駒澤大学と東洋大学の2校。
この2校を比較すると、上位選手の走力では駒大の方がやや有利だが、8番手以降の選手の力を比較すると、東洋大の方に分がある。優勝の行方を左右する特殊区間の5区、6区に関してもほぼ互角だ(両校とも山上りは経験がなく、山下りにはスペシャリストがいて計算が立つ)。
そして両校に対抗できる力を持つと予想されるのが、青山学院大学だ。
「予想される」と書かざるを得ないのは、青学大は10月の出雲駅伝では優勝したものの、11月に行なわれた全日本大学駅伝に出場していないためだ。そのため全体的な戦力、距離適性が見極められなかった。
逆に、出場しなかったことで、不気味な感じもあって、今回の「台風の目」になることは間違いない。
そして大迫傑、山本修平の二枚看板を擁する早稲田大学がダークホースという形になる。往路で波に乗って、逃げ切りを図れれば……というのが早大の戦略だ。
部史上最低の順位だった昨年のリベンジを期する日体大。
この他、上位を狙える戦力を持っているのが明治大学と日本体育大学か。
明大は1、2年生に有望な選手が多いのだが、ケガの回復具合が未知数なので読みづらい面があるが、昨年同様、3位に入る力はある。
前回、部史上最低の19位まで転落した日体大は予選会をトップで通過。3年生主体のチームであるが、往路で波に乗れば上位に食い込んでくる可能性がある。
そのほかでは、出雲、全日本でのレースを見ると、中央大学、順天堂大学が中位グループを形成すると予想される。
“山の神”が抜けた東洋大は4区までの貯金作りを重視。
東洋大の酒井監督は「往路を重視します」と明言している。
1区に使う田口雅也(2年)、2区の設楽啓太(3年)で優勢にレースを進め、4区までに貯金を作る考え方がハッキリしている。柏原竜二が抜けた大きな穴、5区には定方俊樹(3年)が起用されるが、ここでは1時間21分で走ってくれれば十分、と監督は考えているようだから、4区までに3分差をつけたいのではないか。山登りをしのいで、復路は安定した力で押し切る作戦だ。
意外な戦略でのぞんできた駒大・大八木監督。
いちばん驚いたのは、駒大だ。駒大の大八木監督はオーソドックスな布陣を敷くのが定番だが、1区にスピードランナーの油布郁人(3年)、復路起用が予想された窪田忍(3年)を2区に、村山謙太(2年)をなんと山上りに起用してくる。完全に往路型の布陣を組んできたわけで、往路優勝して逃げ切る作戦だ。
しかも主将の撹上宏光(4年)、久我和弥(4年)の経験豊富な選手を補欠に入れ、戦略的なオプションも保っている。分厚い選手層が光る。
明らかにポイントは山登りの村山だろう。ここで彼がどんな走りを見せるかで駒大の順位が見えてくる。
1年生エース久保田の快走に期待をかける青学大。
予想しづらかったのが、青山学院大だ。
1年生ながらすでにチームのエースとなる久保田和真を3区に使ってきた。
戦前、原晋監督は「久保田を復路に温存できるようであれば、ウチは強いということ」と話していたが、久保田を往路に使ってきたということは、序盤で流れに乗り、その勢いを復路に生かしたいという考え方だ。そうなると、久保田はトップを奪う必要が出てくるだろう。駒大が往路重視の姿勢を出してきたことで、その思惑がどうなるか……。
不気味なのは、主将の出岐雄大(4年)、出雲駅伝で4区の区間新を出した大谷遼太郎(4年)を補欠に入れてきたこと。今季は故障に苦しんだ出岐だが、2区か5区での起用が予想される。2区で走ることになれば、設楽、窪田との対決が楽しみだ。
また、7区の小椋裕介(1年)も好調で、上位で走っていれば面白い存在になるだろう。
早稲田は5区の“小怪獣”山本での逆転往路優勝を狙う。
前回、前々回と1区を走った大迫が、今回は補欠に入った。駆け引き、である。区間オーダーを見ると、3区での起用が濃厚だ。早大としては2区の平賀(4年)で上位に押し上げ、大迫でトップに立ち、4区で先頭集団で粘ることがレースの見せ場を作ることにつながる。
渡辺監督が、
「柏原ほどの怪獣ではありませんが、“小怪獣”になれる可能性はあります」
と話す山上りの山本修平が逆転し、往路優勝することが早稲田の希望。
往路はある程度、上位でレースを進められるだろうが、6区は駒大、東洋大が充実しているだけに、早大のポイントは6区の西城裕尭(4年)がどんな走りをするかにありそうだ。
1月2日、いよいよ第89回箱根駅伝のスタートが切られる。
今回は混戦。久しぶりに各校のエース級が2区に揃い、エノック・オムワンバ(山梨学院大)やガンドゥ・ベンジャミン(日本大)らも加わって「花の2区」が復活、そして復路終盤での逆転劇があり得る――そう予想しておく。
3. 毎年、たった12人しか選ばれない特別な存在。
それが、ドラフト1位である。
アマチュア時代に圧倒的な実績を残し、あるいは類稀なるポテンシャルを高く評価された彼らは、プロ入りと同時に大きな宿命を背負わされることとなる。
言うまでもなく、「ドラフト1位」という看板だ。
入団当初は注目を浴び、どのルーキーよりもチャンスを与えられる。
しかし、ひとたびそれをふいにしてしまえば、称賛の声はたちまち非難の声に豹変する。
彼らは、どの選手よりもプレッシャーと戦っていかなければならないのだ。
2012年にルーキーシーズンを送った選手たちは、日本ハムの斎藤佑樹や巨人の澤村拓一ら「黄金世代」が数多く入団し、豊作と呼ばれた前年と比べ派手さはない。だが、ドラフト1位という評価とチームが寄せる期待値は変わらない。
「○」が4選手、「×」が7選手、振るわなかったドラ1たち。
では、今年のドラフト1位選手の結果はどうだったのか? 「○」と「×」に分けるとこうなる。
「○」(4選手)
中日 高橋周平(東海大甲府/内野手)……41試合 打率.155 2本塁打 3打点
広島 野村祐輔(明大/投手)……27試合 9勝11敗 防御率1.98
西武 十亀剣(JR東日本/投手)……41試合 6勝0敗 HP14 防御率2.72
ソフトバンク 武田翔太(宮崎日大/投手)……11試合 8勝1敗 防御率1.07
「×」(7選手)
巨人 松本竜也(英明/投手)……7試合 2勝2敗 防御率4.50(二軍)
ヤクルト 川上竜平(光星学院/内野手)……44試合 打率.175 1本塁打 6打点(二軍)
阪神 伊藤隼太(慶大/外野手)……22試合 打率.148 1本塁打 5打点
DeNA 北方悠誠(唐津商/投手)……6試合 0勝2敗 防御率6.91(二軍)
楽天 武藤好貴(JR北海道/投手)……9試合 0勝0敗 防御率5.14
ロッテ 藤岡貴裕(東洋大/投手)……21試合 6勝7敗 防御率3.36
オリックス 安達了一(東芝/内野手)……50試合 打率.159 0本塁打 4打点
※日本ハムは1位の菅野智之が入団拒否したため除く。
成績を見ても明らかだが、「○」と「×」の明暗はくっきりと分かれた。
ルーキーたちの結果を分けた意識の差。
今年に限って言えば、結果を残せたか否かの境界線を明確に表すことができる。
極端に言ってしまえばそれは、意識の有無だ。
「○」だった選手は、目の前の1試合に対し、いい意味で無欲に臨むことができていた。
ルーキーでは46年ぶりの防御率1点台をマークし、圧倒的な大差をつけセ・リーグの新人王となった野村はその代表だ。
明大時代から、「精密機械」と呼ばれるほど制球力は高かったが、それ以上に、打者を速球でねじ伏せる力強さも兼ね備えていた。
そしてプロでも、「コースを間違えない」ことだけを意識し、速球でどんどん押す気持ちの良い投球を披露。勝ち星を積み重ねていった。8月以降は、体力的な問題から勝ち星に恵まれず2ケタ勝利は逃したが、それでも立派な数字を残したといえるだろう。
社会人即戦力となった西武・十亀の投球術。
西武の十亀も、無欲なマウンドを重ねていったことで結果を得た一人だ。
その十亀は、春季キャンプでこんなことを言っていた。
「大学まではストレートでゴリ押しすることしかできませんでしたけど、社会人になってから、変化球でかわすことによってストレートも生きてくると分かったので、内角にも強気に攻められるようになりました」
社会人時代に学んだことがプロでも通用すると信じ、己の投球を続ける。今季、中継ぎとしてチームの信頼を勝ち取り、終盤には先発を任せられるなど、十亀は投手陣を支える存在として機能した。
「楽しんでやる」ことが好成績につながったソフトバンク・武田。
1年目にして大ブレークを果たしたソフトバンクの武田は、高卒選手ならではの信条で結果を出した一人だった。
「バックを信じて野球をする。『楽しんでやろう』をモットーにしているので、それを続けていることが良かったと思います」
7月に一軍昇格を果たすと、わずか3カ月余りで8勝と、武田は一気にローテーション投手にまで成長を遂げた。
「プロでは楽しむことなんてできない」と語る人間は多い。だが、右も左も分からない1年目、さらに言えば経験の少ない高卒選手だからこそ、むしろ、武田のように楽しんで野球をすることが大事なのかもしれない。
武田ほどではないにせよ、同じ高卒新人の中日・高橋周も、開幕一軍、2本塁打などトータルとして数字以上のインパクトを残したことを含めれば、「○」に値する働きだった。
「新人王の大本命」、ロッテ・藤岡が振り返る1年目。
一方で、「×」とした選手はというと、その多くが「即戦力」という評価や結果を意識し過ぎたが故に、思うような成績を残せなかったと判断できる。
ロッテの藤岡は、その典型的な例だった。
「1年間、一軍で続ける難しさは最初から分かっていたつもりでしたけど、想像以上に辛かったです」
彼は、このようにルーキーイヤーを振り返っていた。
ドラフトでは「最大の目玉」と注目され、春季キャンプが始まると自身はひと言も明言していないのに「新人王の大本命」と囃し立てられる。シーズンでも敵地での開幕カード3連勝がかかったゲームや、4月に3勝を賭けたマウンドに上がると、前日のスポーツ紙に「快挙か?」と煽られる。
「自分は知らなくても、新聞とかにそう書いてあるのを見てしまうとプレッシャーになっちゃったりするんですよね」
藤岡はそう苦笑いしていた。アマチュア時代に実績を残してきたことからも分かるように、彼は決してプレッシャーに弱いわけではない。ただ、あたかもチームの命運を託されたかのような報道をされてしまっては、誰だって多少なりとも気負ってしまうものだ。
6月に入ってからの藤岡は、結果を求めれば求めるほど打たれるようになった。ファーム落ちも経験し、終わってみればシーズン6勝。新人王最有力候補と呼ばれた選手にとっては、物足りなさだけが残る1年となってしまった。
「ポスト金本」と期待された阪神・伊藤は“職人気質”が仇に?
阪神の伊藤もそうだった。
大学時代から、「僕は結構、深いところまで突き詰めていくほうで、練習にしても、やるなら質を高めるためにはどうすればいいかを考えるタイプですね」と言っていたように、“職人気質”の選手である。
プロ1年目は、それが逆に仇となった。
「ポスト金本」とレギュラーをほぼ約束されながらも、オープン戦では打率1割台。開幕一軍を手にしたが即ファーム落ち。その後も一軍、二軍を行き来するなど、職人気質である彼が巻き返しを図るには、時間が足りな過ぎた。結局、9月27日のヤクルト戦で放ったプロ1号の満塁弾以外、シーズンでの伊藤の見せ場は、全くと言っていいほどなかった。
大事なのは早期に結果を残し、それを持続させること。
その他、即戦力と期待された楽天の武藤、オリックスの安達も十分な結果を残せたとはいえなかった。高卒の巨人の松本、ヤクルトの川上、DeNAの北方にしても、武田や高橋周が一軍で数多く経験を積んだだけに、結果不足と判断されても仕方がないだろう。
今年、結果を残したドラフト1位は少なかったが、だからといって、それでプロ野球人生の全てが決まるわけではない。
'03年に自由枠で入団した巨人の内海哲也はこんなことを言っていた。
「ドラフト1位に選ばれる選手というのは、そのチームでずっと結果を残し続けていかなければならない存在だと思います」
1年目に結果を残せても、2年目以降も実績を作っていかなければ意味がない。仮に1年目が不本意だったとしても、2年目から巻き返すことができればいい。
大事なのは早期に結果を残し、持続させることだ。
それができて初めて、ドラフト1位として評価されるだろう。
■関連コラム
<西武ドラ1ルーキーの成長物語> 十亀剣 「強気で目指すは“本格派”」(2012年4月12日)
斎藤、澤村、塩見、伊志嶺……。'10年ドラフト1位選手の○と×。(2011年12月31日)
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ニュース
1. 【レコ大】AKB48、史上6組目の2連覇達成 まゆゆ重圧明かし号泣
オリコン 12月30日(日)21時42分配信
第54回『日本レコード大賞』を受賞したAKB48 (C)ORICON DD inc.
年末恒例の音楽賞『第54回 輝く!日本レコード大賞』(日本作曲家協会など主催)の最終選考会が30日、東京・初台の新国立劇場中劇場で開催され、人気アイドルグループ・AKB48が「真夏のSounds good !」で2年連続の大賞に輝いた。女性グループとして初の連覇を果たした高橋みなみは、楯を受け取り「今年はAKB第2章としてとりに行かなきゃなと思っていたので、とってもうれしい」と感涙。昨年の受賞時に涙を流さなかった渡辺麻友は「今年は前田(敦子)さんが卒業されて、残された私たちで…とても誇りに思います。この賞が自信につながっていく」と明かし、次世代エースとして重圧と戦ってきた一年の結果に号泣した。
【受賞一覧】AKB、斉藤和義らが大賞候補に 第54回『レコ大』各賞一覧
同受賞曲は、8月にグループを卒業した“絶対的エース”前田敦子の事実上ラストシングルで、今年の年間シングル売上げ1位を獲得した。そのほか「GIVE ME FIVE!」(2月発売)、「ギンガムチェック」(8月発売)、「UZA」(10月発売)、「永遠プレッシャー」(12月発売)もミリオンを達成し、2年連続で「作品別売上枚数」と「作品別売上金額」のTOP5を独占。人気を不動のものにした。
同賞の2連覇以上は、細川たかし(第24回・25回)、中森明菜(第27回・28回)、安室奈美恵(第38回・39回)、浜崎あゆみ(第43回・44回・45回)、EXILE(第50回・51回・52回)に続き、AKB48が6組目で女性グループでは初の快挙となった。
2連覇に満面の笑みを見せた大島優子は「AKB第2章として良いスタートを切らせていただいた。新しいAKBを作っていくのでよろしくお願いします」とさらなる活躍を誓った。
半世紀以上の歴史を持ち音楽界の権威として知られる同賞は、今年もTBS系で『第54回 輝く!日本レコード大賞』として午後5時半より生中継。司会は、共に初となる同局の安住紳一郎アナウンサー(39)と女優の新垣結衣(24)が務めた。
2. 中小企業支援へ新機構 政府、来年4月創設を検討
朝日新聞デジタル 12月31日(月)5時50分配信
【鯨岡仁、榊原謙】政府は、中小企業の再生を促す「地域活性化支援機構」(仮称)を、来年4月に創設する方向で検討に入った。来年3月に支援決定期限が終わる官民の企業再生ファンド「企業再生支援機構」を改組する。年明けにまとめる緊急経済対策で、中小企業支援策の目玉にしたい考えだ。
地方銀行や信金・信組などにまず、中小企業の再生専門ファンドを設立してもらい、新機構はこのファンドにお金を出す形で支援を進める。企業への直接支援も続ける。政府は3~5年間支援する改正法案を、来年1月の通常国会に提出する方向で調整している。
来年3月末で企業再生支援機構が企業に対する支援を決める期限が終わり、同時に中小企業の借金返済を猶予する「中小企業金融円滑化法」が打ち切られるため、業績不振の中小企業の倒産増が心配されている。政府は、新機構に中小企業への支援全体を統括してもらう考えだ。
3. 「崖」交渉、土壇場で停滞=上院共和案に民主反発―米
時事通信 12月31日(月)8時55分配信
【ワシントン時事】米景気への影響が懸念される「財政の崖」回避に向けた上院の与野党交渉で、野党共和党が社会保障費の削減案を示したことが30日、分かった。民主党はこれに反発し、両党幹部が交渉期限とした同日午後3時(日本時間31日午前5時)を過ぎても合意に至っていない。