白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

田舎暮らしを楽しむ 移住者のお宅訪問

2018年10月25日 20時23分33秒 | 日記

前々からお誘いを受けていた横浜からの移住者のお宅を訪問した。

昨年の春、こちらに来て、ふとしたことから知り合った。

旦那はオールドクライマーで、山の話で盛り上がった。

奥様も嫌みのない明るい方だ。

最初は野菜の苗を分けてあげたり、温泉を教えてあげたり、この村で楽しく住めるように心を配った。

その後、不思議なことに、行く先々で出会うようになった。

行動パターンが似ているということもあるが、良くいく温泉もいくつかあって時間をずらしていっても不思議と顔を合わせた。

浅からぬ因縁があるのかも知れない。

 

横浜から引っ越すときに、家財はみんな捨ててきたというように、家の中は実にすっきりとしていた。

我家は生活空間でとてもこのような別荘のようにはならない。

この家で、焼き肉と焼きそばをごちそうになり、珈琲も淹れてもらって、かみさんともども長居していろいろな話をした。

旦那は昔ロッククライミングをやっており、山岳会の会報や谷川岳の写真等見せてもらった。

この家から妙高、黒姫、高妻、乙妻、飯綱、鹿島槍などが見え、それが決め手となってここに住むことに決めたという。

夕方、区の仕事があるので、名残を惜しみつつこの家を後にした。

「うーむ、我家ももう少し整理してすっきりさせねばならぬ」

引っ越しというのはいいきっかけになるが、ずっと昔を引きずったまま惰性で暮らしていると片付かないな、と改めて思い知ったのであった。

帰宅してさっそくもう読まないであろう書籍を処分すべく拾い出した。

 


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