白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

師ではないけれど、、、、走ってみた

2011年12月30日 20時42分28秒 | 日記

今年も今日と明日を残すだけ。

大掃除とか正月の準備とか世間は忙しく、先生も走りまわっているらしい。

そんな中、失業者の我が身はそれほどのこともなく、蕎麦を打つ程度。

 新そばは冷たいざるそば、もりそばで食べるのが一番だが、たまには暖かいそばもいい。

蕎麦つゆの自作まではまだ手が回らないが、そろそろつくってみよう。

 

日中は天気が良いので、師ではないが走ってみた。

自宅から隣町の小布施まで、かみさんが友達に頼んでおいた生協の歯磨き粉を取りに行くというので一緒に走って行くことにした。

果樹の畑の道をゆっくりと気持ちよく走る。

下り道だが時速は7.6kmくらい。歩くより少し早いペース。

これだとかみさんも走れる。

5.6kmで目的の家に着く。

『5kmのマラソン完走だね』

『これくらいのペースなら走れるね』

『うん、下りじゃなく平らなところで走れるようになればOkだよ』

『。。。。。。。。。。。。』

 

帰りは一人で車を取りに戻る。

その後山田温泉までの登り道を走った。

今日の走行距離、18.2km。

 

少しはランナーの前座くらいにはなれたかな。

着替えるためにズボンを脱いだ。

かみさんが言った。

『前より脚が太くなってる!』

このところちょっと体重が増えて、60kgのギリギリのラインでの攻防が続いているが、増えたのは筋肉だったのだな。うん。

 

いろいろなことがあった一年だった。

でも、とりあえず新しい年はまた新しい気持ちで頑張ろう。

元旦に毎年登る飯縄山(1917,4m)も強い風の中で優美な姿を見せていた。

手前の里山は、12月初めに走ったツールドNaganoのコース、左は三登山、右は髻(もとどり)山。

この二つの山がスタートだったが、来年は逆コースの設定を企んでいるらしい。

来年は120kmの完走が目標だ。

 

もうひとつ、うれしいニュースが舞い込んできた。

この間行われた日赤の救急法救急員の試験に合格して資格者証が送られてきた。

使う機会がなければいいが、それでももしもの時には役に立つだろう。

 

明日は自家用の年越しそばを打つ。

石臼で挽いて、手間暇をかけておいしいそばを打とう。


餅つき

2011年12月25日 22時16分19秒 | 日記

今の時代、臼と杵で餅をつく人がどれだけいるだろうか。

餅つき機でつく人だってどれだけいるだろう。

スーパーで買ってくれば間に合う。

もしかすると餅そのものを食べない人たちも多いのかもしれない。

 

大好きな古典落語の世界では、この時期談志の十八番『芝浜』、『掛け取り』などとともに『尻餅』も演じられる。

粋な江戸情緒を味わうためにも臼と杵でつく餅は無くすわけにいかない。

それに、何より臼と杵でついた餅はうまい。

何年か前から三家族合同で餅つきをしている。

ぺったん、ぺったん。

この音が、『尻餅』の重要なファクターとなる。

 

この餅つきの後で、ぼくが打った蕎麦を食べるのが恒例となっている。

打った餅を丸めて、きな粉餅、大根おろし餅、ゴマ餅、粒あん餅、こしあん餅にしたものも食卓に並ぶ。

今日くらいいいかと、たくさん食べた。

今は便利なものが売られている。

ついた餅をナイロン袋に入れて伸すだけでいい。

 

昨日もクリスマスイブときては、体重が増えないわけがない。

午後は友人を招いての蕎麦会。ここでも食べた。

そんなわけで今日は日課のランニングもお休み。

夜、恐る恐る体重計に乗ってみた。

61.2kg。体脂肪率16.3%。

案の定体重が2kg増えている。

明日から借金を返さなければならない。

 

年間1,200kmのランニング達成まであと32km。

いよいよこちらも大詰め。

どこで書こうかと迷ったがここで書いておこう。

かみさんは数ヶ月前から突然のめまいに襲われて立っていられなくなる症状がときたま出ていた。

メヌエルのような症状だ。

日赤で薬をもらって様子を見ていたが一向に改善されなかった。

体が以上に固くなって背中が張っていたので、ランニングを一緒にするように勧めた。

そしてランニングをするようになって体のコリが取れた。

便通がよくなった。

めまいの症状があまり出なくなった。

そればかりではない。

この間行われた定期健診で本人も驚く変化があった。

なんと、骨密度が上がっていたのである。

去年は骨粗鬆症の範囲に入っていたが、今年は正常の範囲に入ってきた。

ランニングで骨に刺激を与えたことがよかったのだろう。

体の不調はある程度体を動かすことで改善することができる。

自然界の動物はそのようにしてしか生きていけないし、人間だって同じことだ。

かみさんは今、他人の歩き方が気になるという。いいことだ。

背筋を伸ばすこと、美しく歩くこと、リラックスして自然体で走ること。

それを意識することが最良のクスリなのだ。

歳だからと思ってはいけない。言ってもいい。それは社交辞令だ。本心で思ってはいけない。

生きて使っている限り筋肉は衰えない。適切に鍛えればもっと強くなる。

この先に来年の穂高岳がある。

今年は北岳、間ノ岳に登った。日本で二番目と四番目に高い山だ。一番の富士山と五番の槍ヶ岳には登っているので三番目の奥穂高岳が目標だ。

中山道歩きも信州から美濃に入った。体を動かす材料には事欠かない。

 

とりあえず明日は今日の借金を返すとしよう。


表彰物ではあるまいか

2011年12月22日 14時01分32秒 | 日記

今年の電気使用量のデーターがまとまった。

<colgroup span="1"><col style="width: 54pt;" span="3" width="72"></col></colgroup>
kw
1 393 ¥8,561
2 299 ¥6,441
3 262 ¥5,678
4 246 ¥5,382
5 220 ¥4,811
6 163 ¥3,721
7 200 ¥4,553
8 202 ¥4,640
9 204 ¥4,734
10 158 ¥3,780
11 152 ¥3,681
12 158 ¥3,831

昨年の冬場から見れば、約50%以上の節電。

この時期は水道の凍結防止帯がほとんどフル稼働。

それでこの数字は表彰物ではないだろうか。

電気釜をやめて土鍋でコメを炊くようにした。

電気ポットもやめて必要に応じてガスで湯を沸かすようにした。

暖房便座のヒーターを切った。

居間の照明器具を省エネ型に取り換えた。

夜更かしをやめた。

暖房は昨シーズンからべレットストーブに変えた。

十数年使った冷蔵庫を省エネタイプのものに換えた。

でも、テレビの主電源は切らない。無駄なことは判ってはいるが予約録画を設定しているから。

夜寝るときは湯たんぽを愛用している。

 

確かにあれば便利という電気器具もたくさんあるが、無くたってなんとかなるものだってたくさんある。

原発を無くすためにささやかだが、できることを始めている。

 


ジャンボ餃子と黒豆納豆

2011年12月21日 20時00分19秒 | 日記

来年から行くことになった職業訓練校に出かけて誓約書を提出した。

コンビニで教科書代を払い込んだ。

その後スーパーに立ち寄りミカンを一箱買った。

ついでにジャンボ餃子の皮があったので購入。

国産の豚挽肉、ニラ、ショウガも購入。

久々に餃子作り。

ニンニクは自家製のものがある。

ギャザーを作るところがまだ未熟だが、味はばっちり。

ジャンボ餃子なので一人前5個もあれば十分なのだが、9個も食べてしまった。

 

 

畑で栽培した黒豆は煮豆と黒豆納豆にしている。

黒い真珠。

納豆にしてわさびを加えてかき回せば、しっかりと糸を引く。

とても旨い。

 

 

買ってきた食品も悪くはないけれど、自分で作ったものは格別だ。

無農薬、有機肥料で育てた野菜は安心だしおいしい。

 

 

夜は温泉。

入口にはクリスマスツリー。

露天風呂にはゆずが浮かんでいた。

明日は冬至だ。

ゆずの香りの中で、明日で太陽はUターンして戻ってくるのだな、などと考えていた。

寒い日々が続くが、明後日からはだんだん日が長くなる。

そう思えば何とはなしに気持ちが明るくなってくる。

 

 

 

 


棚田の米が届いた

2011年12月19日 22時00分53秒 | 日記

今日は山田温泉までジョギング。

我が家から6km余り、標高差は450mくらいある。

 

 

 山田温泉にはこの橋を渡る。

わが村の中央には松川という川が流れている。

秋の紅葉が見事。

登りはこの川の南側を走り、帰りは北側を走った。

 

ふと民家の庭を見ると、なんとカモシカ。

5mくらいまで近寄っても逃げない。

庭先の植木の葉を食べたりしている。

動物たちにとっても厳しい季節がやってきたのだろう。

今日のランニング距離は16.5km。

今年の走行距離1,118km。残82km。

 

夜、宅配便が届いた。

棚田のオーナーになっている中条の田んぼの会から新米が届いたのだ。

今年は大震災や原発事故があって田植えのイベントは行われず、稲刈りだけだったが、それでも自分たちが少しでも関わった米が精米されて届いたのだ。

毎年、この棚田米を食べるが、うまい。

標高の関係からコシヒカリではなくあきたこまちという品種だが、スーパーで買ってくる米とはまるで味が違う。

この田んぼの会は、ほとんど高齢者で農作業も大変だと思うが、草取りや水の管理、稲刈り後の取り入れから精米まで、本当によくやってもらっている。感謝。