白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

春が来れば

2012年01月29日 22時12分40秒 | 日記

禍福はアザナエル縄のごとし。

人間万事塞翁が馬。

災い転じて福となす。

七転び八起き。

 

色々なことを呟いてみる。

泣きっ面に蜂。

貧すれば鈍す。

そんな言葉もあるけれど、落ちれば上がるを信じることにしよう。

昨年暮れのもらい交通事故。

新年早々の右手首の骨折。

そして一週間前からの風邪ひき。

 

固められていた右手のギブスを外してもらった。

ふたつ割にして必要な時には付けるように言われたが、多分もう付けることはない。

右手は指を曲げても手の腹に着かない。筋が突っ張る感じだ。

左手で押してやると着く。

それなりのリハビリが必要なのだろう。

しばらくは大きな負荷はかけられないが、自由になったことがうれしい。

 

風の方もまだ咳が出るが、ほぼ回復した。

体を動かさない日々が続いた。

この一月は休養期間と決めていたので予定通りなのだが、そろそろ二月に向けてウォーミングアップを始めよう。

体重も少し増えた。

朝60.7kg、夕食後61.1kg。

当面マイナス2kgが目標。

『ガツガツやるんじゃないよ』

かみさんが言う。

良くないことが続いている身には何も言い返せない。

ココロシテ行うようにしよう。

 

良くないことが続いたとしても、高い壺や印鑑を買うつもりはない。

悪いことばかりは続かない。

笑う門には福来る。

そう思っている。

もうすぐ立春。

春が来れば、そう春になればいいことだってある。

 

 


ぼちぼちいこか

2012年01月22日 22時02分48秒 | 日記

少しばかり、いや大分、調子に乗りすぎていたのかもしれない。

三十年以上も続けている元日の飯縄山に登った。

帰宅後、これも日課になっているランニングに行った。

その帰り道、無散水の融雪道路の一ヶ所が氷っているのに気付かず滑って転んだ。

下りで勢いが付いていたので、かばって着いた手を骨折してしまった。

正月休みだったので二日経って行った整形外科で全治3カ月の診断。

右手をギブスで固められてしまった。

それ以後、箸を持つのもボールペンを持つのも左手。

六日から職業訓練校の授業も始まり、新しい生活になった。

ここでも、下手な字でノートを取っている。

ビル管理科で、自動火災報知設備、電気、ボイラー、空調、冷凍設備などを学ぶ。

今のところ、知っていることばかりなので、ボイラーと危険物取扱者の試験勉強をしている。

ボイラーは今すぐにでも試験を受けたいくらいに仕上がっているが、三月に行われる講習会に参加しないと受験資格がない。

あとは消防設備士の受験準備が待っている。

この半年の間、じっくりと勉強しよう。

 

『あんまりがつがつするな、少し休めということだよ』

かみさんが言う。

『何やってもうまくいかない人の気持ち、少しは判るようになるよ』

さらに追い打ちをかける。

『。。。。。』

確かに調子に乗りすぎていた。

それは自覚している。

深く反省しながら謙虚に毎日を過ごしている。

この一月は体を休める時期。

勉強に集中する時期。

そんなふうに割り切っている。

 

どの仕事についても次々に失敗してしまうカバが

『どないしたら ええのんやろ。』

『そや。ええこと おもいつくまでー ここらで ちょっと ひとやすみ。』

『ま、 ぼちぼち いこかー と いうことや。』

という絵本をぼくのために買ってきてくれた。

マイク セイラ―作 いまえよしとも訳のこの本は大阪弁が実にまったりとして素敵だ。