白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

トレーニングジムデビュー

2012年02月04日 22時11分38秒 | 日記

寒い日が続き、この北信濃は一面に銀世界。

右手首の骨折から一カ月。

そればかりか風邪をひいてなかなか治らず2週間も引きずっている。

治りかけて、なかなか治りきらず、ほとんど体を動かさなかった。

そこで、家の近くにある温泉施設の中にあるトレーニングジムに行くことにした。

入場利用は350円の温泉券のほかに200円が追加徴収される。

初めてなので、簡単な問診票を書かされた。

そして血圧測定。高すぎて許可できないという。

もう一度計る。やっぱり高め。

上が150、下が100を超えている。

いつもはこんなに高くない。後でもう一度計ることにして、ストレッチをやるとインストラクターの青年は言う。

二三のポーズをやって見せて、その通りやるように上から目線で言われる。

少しムッとしながらやって見せた。

インストラクターよりはるかに柔らかかった。

そこからインストラクターの態度が少し変わった。

(年齢だけで人を見るんじゃない。)

謙虚にならなければと心がけている俺だが、つい心の中でそんなことを思ってしまう。

説明を聞きながら最初はランニングマシン。

色々なコース設定があって、クロスカントリーコースを選ぶ。

時速10km。傾斜は最大5%。

狭いランニングマシンの上を走るのはやっぱりつまらない。早く外をのびのび走りたいものだ。

30分で終了。結構汗だくになった。

次はバイク。つまり自転車こぎ。

これも30分。

これは走るよりもはるかに負荷が軽く、汗がだんだんと引いていく。

次はインストラクターがおねえさんに替って、レッグなんとかいう太ももの前面を鍛えるマシン。

曲げた膝を負荷をかけて伸ばす。

最初は21kgに設定してくれた。

10回くらい上下させてみると、もっと重くしないとだめですねと27kgにした。これも何回かやってみるとこれでも軽すぎるみたいですねと言う。

これはこのくらいにして次はハムストリングスなんたらというマシン。

直角に曲げた膝を、負荷をかけてさらに曲げるというもの。

これも最初は21kg。ついで27kg。余り効いていないですね、と言われたがさらなる挑戦は次回にして次へ。

足を固定して上半身を起こすマシン。何回もやってみるがほとんど効かない。パス。

次は背筋。これも何回もやってみるがほとんど効かない。パス。

他のマシンは手を使うものなので今回はやらない。

こうして気持ちよい汗を本当に久しぶりにかいた。

早速温泉につかって汗を流した。

 

骨折の手は指が突っ張る感じで上手く握れない。

温泉の中でゆっくりと曲げ伸ばしをすると楽に動く。

手首の骨折はリハビリがとても大変だと聞いた。

確かにそうなんだなと実感する。

今の状態はまだ指先がしびれている。

手のひらもしたたかに打ったから、手のひらにも触るとジンとした痛みがある。

神経も少し傷ついたのだろう。それも今、体の中で修復中だ。

あせってはいない。骨が次第にくっついていく。神経が修復されていく。

そういうイメージが確かにある。

昨日より悪くならなければ良しとしよう。

 

立春だ。

まだまだ寒い日が続くが、今は光の春。晴れた日にはまばゆい日の光がある。