みつちーのevergreen-forest

現在は再びQMAがメイン。An×Anではお世話になりました。クイズに使っていた頭脳は、別のために使い始めています。

雑ラン1(?)の話

2008-07-19 18:12:55 | Weblog
なぜ優香が癒し系と呼ばれていたか、その理由がいまだに分からないみつちーです。

今朝の読売新聞の人生案内に「夫がアダルトDVDを見ていて困る」という相談がありましたね。
個人的には、「そんなことに新聞を使うなよ」と思わないでもないのですが、その奥さんからしたら、大きな悩みなのでしょうね。
それに対して、大学教授の山田昌弘は、夫婦二人で一緒にできる趣味を見つけてはというアドバイスをしていました。そのほうが夫婦の関係も良好になるそうです。
まぁ、夫婦で一緒にできる趣味があることは決して悪いことではないでしょうし、いいコミュニケーションの機会にはなると思います。
思いますが、なんだかすっきりしない。

大げさかも知れませんが、僕はこの相談と回答という一連の流れに、若干の「怖さ」も感じました。それは、「個人」の領域が、音もしない間に狭まれている気がしたからです。
今回は、そういう内容の趣味ということもあって、相談した奥さんの気持ちも分からなくもありません。特に、女性の方はそうでしょう。
しかし、本来、結婚していようと独身だろうと、恋人がいようといまいと、法に触れたり、他者に損害を与えたりしない限りは、パートナーと一緒にいる空間とは別に、自由に過ごせる「個人」の空間と時間が確保されてしかるべきだと思うのです。

自分の感情に照らし合わせて納得できないことを相手がしている。それはとても苦しいこと。でも、それを理由に相手を責めることができるのか?
難しい問題です。

絵に描いたような、幸せな家族や夫婦。そういうのはいいことだと思いますよ。ただし、「無理やり作られたものではない」というのならば。
今回の回答者の山田昌弘は家族社会学の学者だったと記憶しています。それがどのような学問なのか、僕は今ひとつ理解しきれていないところがあるので、以下の見解は無責任なものとして読んでいただきたいのですが、やっぱり、研究上の「望ましい家族や夫婦の形態」と、それを離れた夫や妻やそういう肩書きを抜きにした生身の人間って違うと思うのです。
理想を目指すのはいいのですが、その前提段階として、「人間はそれほど綺麗じゃない」(お分かりと思いますが、衛生状態とかじゃないですよ)ということを認めなくちゃいけないのではないでしょうか。
これは、僕が男だからそう思うだけかも知れません。女性の方からは批判を受けるかも知れませんが、どうしてもそう思えてならないのです。

余談ですが、以前、CBSドキュメントでやっていたと記憶しているのですが、アダルト産業が発展しているアメリカでは、大きな展示会が行われていたりするそうなのですが、そこに夫婦で来ている人も普通にいました。そうすると、このようなことも、結局はその人しだいということになるということでしょうね。

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