梨田監督、お疲れさまでした。

今日の記者会見で、監督を退任することを発表した梨田監督。
個人的には、現在２位につけているという結果がある以上は続けてほしかったのですが、ご本人の意向であれば仕方ありません。
まずは、お疲れさまでした。

ただ、そうであれば、近鉄時代達成できなかった日本一を勝ち取って、有終の美を飾ってほしいです。
僕としては、チームリーダーの稲葉選手が、２００１年とは逆に、今度は梨田さんを胴上げしてほしいと願っています。

後任には栗山さんの名があがっているようです。
僕は栗山さん好きですが、いきなり監督にするのはやはりリスクが高過ぎるのではないかと思います。そのかわり、いままでの豊富な取材経験で得た知識をもとに、コーチともちょっと違う「ブレーン」のようなところで活躍されるのはありだと思います。今までとは違う組織の構造を見るのも面白い気がします。

では、監督は誰がいいのか。これは、ヒルマン監督が退任されたときも希望していたことなのですが、やはり北海道出身のスターである若松さんにやっていただきたいのです。
２０１２年で北海道に移転して９シーズン目。そろそろ、地元出身の方がチームを率いるというのもいいんじゃないかなと思うのですが。

優勝しました！

北海道日本ハムファイターズ、優勝おめでとうございます！

ここ４年で３回目のリーグ制覇。
Ｂクラスの常連だったのが嘘みたいです。

これから、ＣＳや日本シリーズがありますが、ＣＳのルールがなんだかなので、やはり一番価値があるのはリーグ優勝だと思いますよ。
ここは、筋を通す意味でも、ファイターズが日本シリーズに行き、セ・リーグはジャイアンツに勝っていただいて、リーグ覇者どうしの日本シリーズにしていただきたいものです。

今年は１試合しか見に行けませんでしたが、うれしく思います。
改めて、おめでとうございます＆ありがとうございました！

ジェット風船

今回の新型インフルエンザの影響により、ジェット風船を飛ばさないようにする動きが出ているようですが、僕は大賛成です。

もともと、特定のチーム・球場がどうこうというのでなく、どこの誰が口つけたか分からない風船が頭上を飛んで落ちてくるのは嫌でした。

今回の措置の理由として「衛生面の問題」が挙げられています。それ自体は正しいと思いますが、そうであるなら、新型インフルエンザの発生以前から「衛生面の問題」はあったわけで、なぜもっと早く禁止にしなかったのかと、やや疑問が残ります。

ラッキー７の攻撃前に盛り上がりたいという気持ちもあるのでしょうし、風船を作っている業者さんもいるでしょうが、感染の危険性だけでなく、いたずらにごみを増やす応援の仕方は、そろそろ考え直す時期に来ているのではないかと思います。

今日から交流戦。ファイターズのみなさん、ぜひ５０００万円を取っちゃって下さい。

第２回ＷＢＣのこと

サッカーのワールドカップって来年なんですね。２０１０年というのはもちろん知っていましたが、２０１０年＝来年というのが抜けていました。

サッカーはもともとよく分からないのでこんなことがあっても仕方ないのですが、最近は野球についても同じような感じです。

もうすぐＷＢＣも行われるわけですが、正直あまり関心がわかないんですよね。
今までなら、「あまり興味がない」と言っていても、いざ本番になると見ているという流れになっていたのですが、今回に関しては、本当に５０：５０です。昨日までやっていたオーストラリア戦も、スコアすら知らないありさま。
この理由というか原因は、おそらく僕の考え方によるものだと思います。

よく「命懸けで戦う」という言葉を聞きますが、僕はケガしないで帰ってくればそれでいいじゃないかと思いますし、チームの人たちには、国のためとかではなく、自分達の今までの努力のために戦って欲しいのです。
スポーツの国際試合の場面で、命がどうという言葉が出ることに対して、それはスポーツの本旨なのかという個人的疑問があるのです。

日ハムのキャンプについても、中田中心ですし。もっと他に取り上げる選手はたくさんいると思うのですが(これは、携帯のニュースしか見ていない僕のチェック不足かも知れませんが)。あの２００６年のチームが、早くも懐かしく感じられます…。

トレードは現実に

結局、例のトレード話は本当のことだったようで、１４日に発表がありましたね。

二岡・林両選手には、日ハムに不足している右の強打者・左のリリーフ(先発もあるのかな？)としての活躍を期待したいと思います。

また、MICHEAL・工藤両選手の新天地での活躍をお祈りします。

最後に一つ。
MICHEALの登録名をM・中村にするようですが…。
ネーミングセンスは日ハムのほうが上ですね。

トレード、なのか？

一部報道で流れている、日ハム：MICHEAL＆工藤と巨人：二岡＆林のトレードの話。

正式発表はないようですし、本当に一部(というか、僕の見た限りフジサンケイグループのところだけ)でしか流れていないので、あれこれ言うべきではないのでしょうが、仮に本当だとしたら疑問が多いですね。

①今、MICHEALと工藤を出す意味
MICHEALについては、僕が見たブログでは、年俸高騰の問題が指摘されていました。ただ、彼の活躍を見れば、ある程度高くなるのは当然だと思います。
過去を振り返ってみると、数年前までの日ハム低迷の時期は、抑えが固定できなかった時期と重なる気がします。事実、現横浜の横山がタイトルを取った２００４年には見事Ａクラスに入りました。いくら投手力が高い日ハムと言えど、クローザーを簡単に出してしまっては、また低迷に苦しむのではないかと心配になります。
また、外野の工藤も、昨年の終わりごろからよく試合に出場するようになり、今年も、ケガの多い外野陣の穴を十分にカバーしてくれました。
その二人が、なぜこのタイミングで？と思ってしまいます。

②二岡のトレードに「ペナルティ」の意味はないか？
周知のとおり、今年はスキャンダルがありました。果たして、今回のトレードにそれに対するペナルティのような側面はないでしょうか。
あったとしても、そんなことが表に出るとは思いませんが、仮にそんなつもりでトレードをするのであれば、日ハムにも二岡本人にも失礼な気がします。
やったことは確かにまずかったです。しかし、社会から叩かれ、ＣＳ・日本シリーズにも出られずということで、十分ペナルティを受けたと思います。これ以上は必要ない。
そんなつもりがあろうとなかろうと、入団したらもちろん応援します。ですが、どうせなら、別の意図がない、純粋なトレードであって欲しいのです。

日本シリーズが終わると人の移動が慌ただしくなるのは野球界の常ですが、今年もいろいろありそうですね。
上のトレードの件については、本当なのかどうか、とりあえず待ちましょう。

勝負はいよいよ第７戦へ

日本シリーズは、西武が勝って、逆王手をかけましたね。

今日の試合も、お互いにあと１本が出ず、根比べのような展開でした。
その中で、中２日の岸の投球は本当に素晴らしかったです。疲れも残っているでしょうが、美しい変化球でバットが次々に空をきるのは圧巻でした。
メジャーから見たら、これも有り得ない起用法なのかも知れませんが、やっぱり本当のクライマックスにはこういうのも見応えがあります。

さてさて、明日の最終戦はどうなりますやら。僕はゆっくりどきどき見ることにしましょう。

ドラフトに思う

※少し書き足しました。(１１月１日　１時半ごろ)

昨日(３０日)、プロ野球のドラフト会議が行われました。
そこでは、例年と同様に、希望するところから指名された選手とそうでなかった選手の悲喜こもごもの様子が見られました。

指名拒否をした選手に対し、「意中の球団じゃなかったから行かないというのはわがままだ」とか、「普通の社会では希望じゃないところに入ることもたくさんある」いう意見を見ます。根拠としては、「プロ野球選手になりたくてもなれない人もたくさんいる」というのがあり、その点はもっともだと思います。ただ、やっぱりオールＯＫとも思いません。

例えば、ある人が○○業への就職を希望していて、そこには、Ａ社・Ｂ社・Ｃ社の３社があると仮定します。ただし、Ｃ社は内部でのゴタゴタなどがあり、世間からの目もやや冷ややかであるとこれも仮定します。
さて、この場合、その人はどうするでしょうか。おそらく、Ａ・Ｂ両社にだけエントリーすると思います。つまり、普通の就職なら、エントリーしないという選択肢が残されているわけです。
ですが、ドラフトのやり方をこの話に当てはめてみると、まずこの人は、○○業連合会みたいなところにエントリーして、会社側からの一方的な指名をまつしかない。で、行きたくないＣ社を拒否するとわがままだと言われる。…やっぱりすっきりしない。
この時点で、ドラフトに対する批判として、一般社会を持ち出すことはちょっとずれている感がしてきます。(大丈夫だと思いますが、念のために。ここでのＣ社は、ある特定の球団を想定して書いているわけではありません。Ａ～Ｃ社の話は、まったく架空のたとえ話です)

プロ野球選手という仕事は、華やかな反面、下手をしたら日常生活にも支障をきたしかねないほどな怪我をするおそれのある、過酷な仕事だと思います。そうであるなら、可能な限り本人が納得するところに入って欲しいというのが僕の気持ちです。
また、いやいや入っても、ファンとしても心から応援できないかも知れません。それは、お互いに不幸なことです。プロから指名されるのは、それだけですごいことです。それでも拒否するのは、よほど強い思いがあってのことでしょう。それほどのチーム愛がある人に対しては、「わがままだ」との声も、「もったいない」との声も霞んでしまうでしょう。

もちろん、ルールなしにしてしまうと、資金力があるチームが総取りになってしまい、結局白けてしまうということが起こり得ますから、線引きは必要だと思います(ただ、どういうのがベストか、僕は分からないです)。この点誤解なきよう。

本当は、各球団が、来たいと思うようなチーム作りをしてくれればベストなんでしょうが(これはＦＡのときにも言える)、果たして何チームが本気でやってることか…。

巨人×中日 第３戦

さっきのエントリーと重複しますが、いや～、すごい試合だった。

テレビ中継が終わったあと、ラジオで聴いていたのですが、一球ごとに心臓ドキドキでした。なかなかこういう試合は味わえないですね。いろいろ言われるＣＳですが、この点で言えば、存在意義はあるのではないでしょうか。

こういう試合を目の当たりにしても、まだ偉いさんは「メジャー流出による人気低下」とか言うのでしょうか。
スター選手の存在というのはもちろん大きいのですが、あのような試合を見ると、結局はいい試合が行われていれば、ファンは自然と盛り上がるものだと思います。単純な結論ですが、そういうものでしょう。
これを評価できないのなら、一度ＶＩＰ席から出て、外野応援席でファンと一緒に声を出すべきですよ、本当に。

巨人がリーチ。明けて今日決まるでしょうか。

２００８シーズン終了

昨日(２２日)の試合で西武に負けて、日ハムの今シーズンは終わりました。
涌井にあれだけ抑えられてしまっては、そして、西武打線にあれだけ打たれてしまっては、この結果はやむを得ないとしか言えないでしょう。

ただ、リリーフで藤井を出すなら、なぜ前回打たれたグリンにかえて先発起用しなかったのか。あとがなくなったら、中３日でもダルビッシュを投入するとか言ったのか。
前者については、情の采配だったという意見があるようですが、僕は後者がすっきりしません。
「中３日で投げさせるわけにはいかない」と梨田監督は言ったとか。なら、最初からあとがなくなったら…ということは言わないで欲しかった。
ファンだって、中３日の可能性が低いことは頭では分かっていますが、リーダーが言ったら期待してしまうのが人情でしょう。

何はともあれ、パ・リーグ代表として日本シリーズに行くのは埼玉西武ライオンズになりました。ビールかけの前、渡辺監督は「中日とジャイアンツ、どちらが来てもぶっつぶそう」と言っていました。パ・リーグ残りの５チームのためにも、活躍してくれると思います。そのために、日ハムが西武打線に火をつけて送り出したと考えたら納得できますから。

最後に、ファイターズのみなさん。
残念ながら３年連続の日本シリーズ行きはなりませんでしたが、秋が深まる季節まで残ってくれてありがとうございました。途中まで見た夢の足りなかったピースは、来年埋めましょう。