ダメだぁ。あまり音楽的なこと書いてないよね。精神的なことばっかで。仕方ない。きっと私にとって最初に言っておかなければならなかったことなんだろう(「マイ・ストーリーは突然に」参照)。
ってか、早いとこ書いちゃわないと、一向に年が明けない! というわけで続き!
そんな風にビビッときちゃったにも関わらず、まぁ、何かの間違い(笑)だろうと、どんな歌手だって何年かやればあれぐらいなるだろうと(つくづく私は生意気な奴です)。その曲のタイトルも分からなかったし、そのまま放っておいた。で、ここからはよく覚えてない。順番もあやしい。
確か、誰かが「あゆの新しいアルバム買った?」とか話してたのを聞いて、「新作が出たのか。じゃあ、あのときの曲はそれに入ってるかも知れないな」ってことで、レンタルしたんだ。それが5枚目の『RAINBOW』ってアルバム。あの曲が聴ければ良いな~という淡い期待を胸に、しかし聴いても「この曲だ」と分かる自信もないまま、更にタイトルも分からないから、その曲が入ってるかどうかも分からないまま順番に聴いていくしかなかった。そしたらこれ、15曲入ってて71分50秒もあったんだ。結局、「これかな?」という曲=「Voyage」に辿り着くまで12曲も聴かなければならなかったんだよ。辿り着いたときには私、相当疲れていた。何でも初対面っていうのにはパワーが要ると思うけど、パワーが凄すぎたんだよね。これでもかこれでもかってくらい攻めてきたからね、あゆちゃんは。もちっとリラックスしても良いんでない? でも、そのときの彼女にはそんな余裕なかったんだろうな。逆に言えば、私がそのパワーに追い付けなかったってことなんだけど、試しにちょっと…っていうノリじゃなかった。いきなり曲が多すぎ。情報量が多すぎ。待って待って、こっちは初対面なんだから、と言っても待ってくれるわけもなく。『RAINBOW』自体、それまでの彼女の紆余曲折を共に乗り越えてきた人達だからこそ共有できるものに満ちている、そんなアルバムだったからかも知れない。というわけで、そんなパワーに対抗できず、結構良い曲あるのね、ぐらいな。「Real me」とか好きだな。リズムが凝ってて、コーラスアレンジも巧い。その前の曲「WE WISH」(これもコーラスアレンジが巧み)からの流れも絶妙でこれがまた気持ちイイんだ。というか1曲目から3曲目「Real me」までの流れはオープニングとして最高じゃない? ってアレ? 歌詞に英語使ってんじゃん。このアルバムから英語使いだしたみたい。あと「July 1st」なんてちょっと驚いたな。こんな爽やかギターの曲もあるんだって。
それからはまた、結構たっちゃうんだよね。今度は確か、とある店でかかってた曲で、「これ良いじゃん」と思ってよく聴いてみたら、あゆだったんだ。「forgiveness」って曲。ビョークか?ってくらいのアレンジで、凝りすぎってくらい凝ってた。30作目のシングルだったらしいから相当気合入ってたんだろうね。気合入って入って、入りすぎちゃったんだろうな。結局その年(2003年)の代表曲はその次の「No way to say」ってことになったし(レコード大賞で鼻水垂らしながら歌ったあゆちゃんを見たかった)。それと同じくらいの時期に、たまたまSSTV見てたら、あゆのプロモが流れて。「ANGEL'S SONG」っていう、こんなに底抜けに明るいの今までになかったんじゃん?っていうぐらいの突き抜けた曲。で、そのプロモ見てたらさぁ、あの人(あゆ)、オオカミ女になっちゃったのよ。しかも、壁に掛かった白い丸時計見て。それが月に見えたみたい(見立てたって感じ?)。舞台は銀行らしく、そこに強盗が入ってきて、で、あゆが時計見てオオカミ女に変身して、倒すわけ、その強盗を。………わけ分からん。曲と関係あんの?(この辺は最近あゆ自身がプロモについての考えを語ってるのをMTVで見てちと納得) ううーん。ま、天使のような君が突然現われ…と言えなくもないが(そんな歌詞)。曲もさることながら、プロモでも突き抜けちゃった? 最後は、人間(あゆ)に戻って、得意げにウインクして帰っていきました。………ダ、ダッサー!! やっぱりこいつは?! というわけで、そろそろ気付けよ自分、と。←ハマッてるってことに。
それで、そのころ出た『Memorial address』っていうミニ・アルバムをレンタルしてきた。今度はミニ・アルバムだったから、初心者の私にも丁度良かったのかも知れない。『RAINBOW』というかフル・アルバムは私にはいきなり重すぎたんだね。1曲目はそのオオカミ女の曲(「ANGEL'S SONG」)だったし。そしたら、「ourselves」って曲さぁ、何ですかこれ。<ぎゅっとしてみたり じんとしたり しゅんとしたり>って何よそれ。せっかく力強いメロディ&アレンジなのに。しかも得意げに。その歌詞で転調(っぽいの)までしちゃってるからね。それで突然、<だって最後に意味をもつものなんて愛だけでしょう>って歌われても。ううーん。この人は、どこまでが計算? どこまでが天然? 分からん。でも多分、いや絶対、変な奴だと思う。普通ではないと思う。皆、分かってんのかなー? この人がファッション・リーダーとか若者の代表とかコギャルのカリスマ(爆)とか言われてて良いのか?(もうそんなこと言われてないか) 絶対、変だもの。まともではないもの。私にとっての「浜崎あゆみ」と皆にとっての「浜崎あゆみ」はまるで別人のようだ(笑)。
このミニ・アルバムはミニなだけに聴きやすくて、ウォークマンに入れて聴いたりもしたんだけど、聴いてるとあら不思議、ニヤけてきちゃうんだよね(怪)。そういう<ぎゅっとしてみたり>とか、まぁそれだけじゃないんだけど、歌詞とメロディとサウンドとあゆの声と歌い方とその他もろもろ、すべてが一体となったときのこの感じ。「これ」なんだよね。だから部分部分で語ってもどうにもこうにもならんのよね。こうして私も長々と書いてるわけだけど、字面にしてもサムいだけかも知れないのが辛い。とにかく、どこまでが計算でどこまでが天然なのか分からないけど、私は、あゆの自己プロデュースのその決して良いとは言えない“奇妙な”センスが好きなんだろうな。メロディに言葉を乗せるセンスとか本気で凄いと思う。意味としてだけでなく、音としても。<ぎゅっとしてみたり>とか何じゃそりゃって思うけど、あゆの歌声とメロディとサウンドとすべてが一体となると、まるで前からそうだったかのような、それしかなかったような不思議~な魔法にかかっちゃうもん。数少ないあゆ好きの友達で、珍しく私と「あゆ観(笑)」が近い人と、「あゆはダサさがカッコ良いんだよね!」と意気投合して語ってたもんなぁ。そう、声を大にして言いたいんですが、あゆはダッサいんです。これ、何人の人が気付いてるんでしょう? 少なくとも私は、最初は気付けませんでした。もっとスタイリッシュっていうか何て言うか、そういう人だと思っていたけど、全然違ってたみたい。悪いけど、スカしてるとこ、一切見当たらない。
と言いつつ、私も疑い深くて(笑)、今まで聴いてなかったような音楽を体が欲しただけなのかなとも思いました。気分転換というか息抜きというか。ちょっと疲れただけかなみたいな。でも、いつしか息抜きのつもりが……。それにちっとも息抜きにならない。あゆを聴いてると疲れるんだもん(笑)。友達に「一周したんじゃない?」って言われましたけど、それについては、そうかも知れないし、そうじゃないかも知れないとしか答えられないな。
そしてある日、追い討ちをかけるように、CD屋であゆが私の目に飛び込んできた。しかもウェディングドレス姿。もーーー今度は何?(笑) ウェディングドレス姿だけど、イヤーモニター兼マイク付けてるし、そのためコードが見えてるし、どうやらライヴの写真みたい。ってか、今どきウェディングドレスでライヴって(結構あるんですか? ごめんなさい、私よく知らなくて)。そのコード付けたウェディングドレス姿だけで妙にウケてしまったんだけど、よく見てみると、それねぇ、ヴェールがめっちゃ長いんですよ。冗談みたいに長いんです。あゆはそのカッコーで花道を歩いてるわけなんですけど、ずーーーっとそのヴェールが終わりが見えないのよ。一体どこまで続いてるねん! しかも、引きずっちゃうから、そのヴェールを持ち上げてる(というか上に掲げてる)人達もあゆの後ろに列になってずらーーーっと続いてるわけですよ。で、更に、その人達までウェディングドレスのようなの着てるんですよ。何じゃこりゃー。すいません、これ言葉ではなかなか伝えられないんですけど、私にはこれ笑えるんですよ(笑えなかった方スミマセン)。この人、何でここまでやっちゃうの? お金があるからってそりゃそうかも知れませんがね、私だったらお金があったってそんなことやらないと思います。思い付きませんもん。そのとき私は思ったんです。あゆは笑いも狙っているのだろうか、と。
ああ、書いてて何が何だか分からなくなってきた。だから、それでもう、何が何だか分からないうちに、気付くと、すごく好きになっちゃってたわけですよ。初めのうちは、「ダサさがカッコ良い!」と豪語してたわけですが、最近じゃ分からなくなってきたんです。何がダサくて何がカッコ良いのか。笑えたものも笑えなくなってきました。笑えなかったものも笑えるようになってきました。これがオトナになるということなのでしょうか?(笑) やっぱり、価値観を覆すものをパンクと言うのならば、私にとってあゆはまぎれもなくパンクなのです!(笑) 「Voyage」の衝撃からそれに気付くまで1年くらいかかってしまいました。浜崎あゆみに真に出会うのは大変なことなんですね。だって、真に出会う前から、皆、出会ってしまうのですから。ビートルズと同じです。だから私は断言します。あなたはまだ浜崎あゆみに出会っていません! なーんちゃって。
そして最近、彼女は「INSPIRE」という曲を出しました。それはもう、私にはこっ恥ずかしくて歌えないようなベッタベタな歌詞です。それを堂々とキメキメで、いつものごとく、頭の天辺から足の爪先まで全身全霊で表現しながら歌う彼女。<カ~ッコ悪いことなんかじゃない~>ってお前がカッコ悪いよ!(笑…これまたこのメロディにこの歌詞を乗せるあゆのセンスがタマラナイ) そして私は確信したのです。あゆは最高にカッコ良いんだ、と。およそ皆は、破綻のない人として捉えているかも知れませんが、私には、堂々としているのか危なっかしいのか分からなくなるときがあるんです。完璧主義で整合されてて破綻がないように見える。でも、感じるんだよね。その裏にある、とてつもないバランス感覚を。だって、単純に考えても、私、彼女のあの立場や状況に置かれたら、おそらく気が狂うもん(笑)。あれで破綻がない(ように見えている)こと自体が奇怪だわ。もちろん、良いスタッフや理解者にも恵まれてるんだろう。あゆだからそれを呼び寄せたとも思うけど。とにかく、あゆは機械じゃなくて奇怪だったの!(笑) もっと音楽でそれを出しても良いとは思うけどどうだろう。いや、だからこそ、音楽でバランス取ってたのかも知んない。音楽だけは、整合された破綻のない、ど真面目~な感じで。じゃなきゃ、本当に破綻しちゃうってことで。様々な現象の渦の中で激動の時を生き抜いてきたのだろうし。それでも異端ぶりは隠せないけどね。だから私も引っかかったわけだし(笑)。
ぐわぁ、かなり長くなってしまった。一人で盛り上がっててすみません(恥)。すべては私の無知による盛り上がりに過ぎないかも知れないですが、良いんです。それで楽しくなっちゃったのですから。これからはもっとフツウに(?)書けたらなと思いながら、最後に一言言って、このロングなワインディング・ロードを締めたいと思います。でもやっぱりあゆについてはまだよく分からーん!(爆) ワインディング・ロードは続くのです――。
ってか、早いとこ書いちゃわないと、一向に年が明けない! というわけで続き!
そんな風にビビッときちゃったにも関わらず、まぁ、何かの間違い(笑)だろうと、どんな歌手だって何年かやればあれぐらいなるだろうと(つくづく私は生意気な奴です)。その曲のタイトルも分からなかったし、そのまま放っておいた。で、ここからはよく覚えてない。順番もあやしい。
確か、誰かが「あゆの新しいアルバム買った?」とか話してたのを聞いて、「新作が出たのか。じゃあ、あのときの曲はそれに入ってるかも知れないな」ってことで、レンタルしたんだ。それが5枚目の『RAINBOW』ってアルバム。あの曲が聴ければ良いな~という淡い期待を胸に、しかし聴いても「この曲だ」と分かる自信もないまま、更にタイトルも分からないから、その曲が入ってるかどうかも分からないまま順番に聴いていくしかなかった。そしたらこれ、15曲入ってて71分50秒もあったんだ。結局、「これかな?」という曲=「Voyage」に辿り着くまで12曲も聴かなければならなかったんだよ。辿り着いたときには私、相当疲れていた。何でも初対面っていうのにはパワーが要ると思うけど、パワーが凄すぎたんだよね。これでもかこれでもかってくらい攻めてきたからね、あゆちゃんは。もちっとリラックスしても良いんでない? でも、そのときの彼女にはそんな余裕なかったんだろうな。逆に言えば、私がそのパワーに追い付けなかったってことなんだけど、試しにちょっと…っていうノリじゃなかった。いきなり曲が多すぎ。情報量が多すぎ。待って待って、こっちは初対面なんだから、と言っても待ってくれるわけもなく。『RAINBOW』自体、それまでの彼女の紆余曲折を共に乗り越えてきた人達だからこそ共有できるものに満ちている、そんなアルバムだったからかも知れない。というわけで、そんなパワーに対抗できず、結構良い曲あるのね、ぐらいな。「Real me」とか好きだな。リズムが凝ってて、コーラスアレンジも巧い。その前の曲「WE WISH」(これもコーラスアレンジが巧み)からの流れも絶妙でこれがまた気持ちイイんだ。というか1曲目から3曲目「Real me」までの流れはオープニングとして最高じゃない? ってアレ? 歌詞に英語使ってんじゃん。このアルバムから英語使いだしたみたい。あと「July 1st」なんてちょっと驚いたな。こんな爽やかギターの曲もあるんだって。
それからはまた、結構たっちゃうんだよね。今度は確か、とある店でかかってた曲で、「これ良いじゃん」と思ってよく聴いてみたら、あゆだったんだ。「forgiveness」って曲。ビョークか?ってくらいのアレンジで、凝りすぎってくらい凝ってた。30作目のシングルだったらしいから相当気合入ってたんだろうね。気合入って入って、入りすぎちゃったんだろうな。結局その年(2003年)の代表曲はその次の「No way to say」ってことになったし(レコード大賞で鼻水垂らしながら歌ったあゆちゃんを見たかった)。それと同じくらいの時期に、たまたまSSTV見てたら、あゆのプロモが流れて。「ANGEL'S SONG」っていう、こんなに底抜けに明るいの今までになかったんじゃん?っていうぐらいの突き抜けた曲。で、そのプロモ見てたらさぁ、あの人(あゆ)、オオカミ女になっちゃったのよ。しかも、壁に掛かった白い丸時計見て。それが月に見えたみたい(見立てたって感じ?)。舞台は銀行らしく、そこに強盗が入ってきて、で、あゆが時計見てオオカミ女に変身して、倒すわけ、その強盗を。………わけ分からん。曲と関係あんの?(この辺は最近あゆ自身がプロモについての考えを語ってるのをMTVで見てちと納得) ううーん。ま、天使のような君が突然現われ…と言えなくもないが(そんな歌詞)。曲もさることながら、プロモでも突き抜けちゃった? 最後は、人間(あゆ)に戻って、得意げにウインクして帰っていきました。………ダ、ダッサー!! やっぱりこいつは?! というわけで、そろそろ気付けよ自分、と。←ハマッてるってことに。
それで、そのころ出た『Memorial address』っていうミニ・アルバムをレンタルしてきた。今度はミニ・アルバムだったから、初心者の私にも丁度良かったのかも知れない。『RAINBOW』というかフル・アルバムは私にはいきなり重すぎたんだね。1曲目はそのオオカミ女の曲(「ANGEL'S SONG」)だったし。そしたら、「ourselves」って曲さぁ、何ですかこれ。<ぎゅっとしてみたり じんとしたり しゅんとしたり>って何よそれ。せっかく力強いメロディ&アレンジなのに。しかも得意げに。その歌詞で転調(っぽいの)までしちゃってるからね。それで突然、<だって最後に意味をもつものなんて愛だけでしょう>って歌われても。ううーん。この人は、どこまでが計算? どこまでが天然? 分からん。でも多分、いや絶対、変な奴だと思う。普通ではないと思う。皆、分かってんのかなー? この人がファッション・リーダーとか若者の代表とかコギャルのカリスマ(爆)とか言われてて良いのか?(もうそんなこと言われてないか) 絶対、変だもの。まともではないもの。私にとっての「浜崎あゆみ」と皆にとっての「浜崎あゆみ」はまるで別人のようだ(笑)。
このミニ・アルバムはミニなだけに聴きやすくて、ウォークマンに入れて聴いたりもしたんだけど、聴いてるとあら不思議、ニヤけてきちゃうんだよね(怪)。そういう<ぎゅっとしてみたり>とか、まぁそれだけじゃないんだけど、歌詞とメロディとサウンドとあゆの声と歌い方とその他もろもろ、すべてが一体となったときのこの感じ。「これ」なんだよね。だから部分部分で語ってもどうにもこうにもならんのよね。こうして私も長々と書いてるわけだけど、字面にしてもサムいだけかも知れないのが辛い。とにかく、どこまでが計算でどこまでが天然なのか分からないけど、私は、あゆの自己プロデュースのその決して良いとは言えない“奇妙な”センスが好きなんだろうな。メロディに言葉を乗せるセンスとか本気で凄いと思う。意味としてだけでなく、音としても。<ぎゅっとしてみたり>とか何じゃそりゃって思うけど、あゆの歌声とメロディとサウンドとすべてが一体となると、まるで前からそうだったかのような、それしかなかったような不思議~な魔法にかかっちゃうもん。数少ないあゆ好きの友達で、珍しく私と「あゆ観(笑)」が近い人と、「あゆはダサさがカッコ良いんだよね!」と意気投合して語ってたもんなぁ。そう、声を大にして言いたいんですが、あゆはダッサいんです。これ、何人の人が気付いてるんでしょう? 少なくとも私は、最初は気付けませんでした。もっとスタイリッシュっていうか何て言うか、そういう人だと思っていたけど、全然違ってたみたい。悪いけど、スカしてるとこ、一切見当たらない。
と言いつつ、私も疑い深くて(笑)、今まで聴いてなかったような音楽を体が欲しただけなのかなとも思いました。気分転換というか息抜きというか。ちょっと疲れただけかなみたいな。でも、いつしか息抜きのつもりが……。それにちっとも息抜きにならない。あゆを聴いてると疲れるんだもん(笑)。友達に「一周したんじゃない?」って言われましたけど、それについては、そうかも知れないし、そうじゃないかも知れないとしか答えられないな。
そしてある日、追い討ちをかけるように、CD屋であゆが私の目に飛び込んできた。しかもウェディングドレス姿。もーーー今度は何?(笑) ウェディングドレス姿だけど、イヤーモニター兼マイク付けてるし、そのためコードが見えてるし、どうやらライヴの写真みたい。ってか、今どきウェディングドレスでライヴって(結構あるんですか? ごめんなさい、私よく知らなくて)。そのコード付けたウェディングドレス姿だけで妙にウケてしまったんだけど、よく見てみると、それねぇ、ヴェールがめっちゃ長いんですよ。冗談みたいに長いんです。あゆはそのカッコーで花道を歩いてるわけなんですけど、ずーーーっとそのヴェールが終わりが見えないのよ。一体どこまで続いてるねん! しかも、引きずっちゃうから、そのヴェールを持ち上げてる(というか上に掲げてる)人達もあゆの後ろに列になってずらーーーっと続いてるわけですよ。で、更に、その人達までウェディングドレスのようなの着てるんですよ。何じゃこりゃー。すいません、これ言葉ではなかなか伝えられないんですけど、私にはこれ笑えるんですよ(笑えなかった方スミマセン)。この人、何でここまでやっちゃうの? お金があるからってそりゃそうかも知れませんがね、私だったらお金があったってそんなことやらないと思います。思い付きませんもん。そのとき私は思ったんです。あゆは笑いも狙っているのだろうか、と。
ああ、書いてて何が何だか分からなくなってきた。だから、それでもう、何が何だか分からないうちに、気付くと、すごく好きになっちゃってたわけですよ。初めのうちは、「ダサさがカッコ良い!」と豪語してたわけですが、最近じゃ分からなくなってきたんです。何がダサくて何がカッコ良いのか。笑えたものも笑えなくなってきました。笑えなかったものも笑えるようになってきました。これがオトナになるということなのでしょうか?(笑) やっぱり、価値観を覆すものをパンクと言うのならば、私にとってあゆはまぎれもなくパンクなのです!(笑) 「Voyage」の衝撃からそれに気付くまで1年くらいかかってしまいました。浜崎あゆみに真に出会うのは大変なことなんですね。だって、真に出会う前から、皆、出会ってしまうのですから。ビートルズと同じです。だから私は断言します。あなたはまだ浜崎あゆみに出会っていません! なーんちゃって。
そして最近、彼女は「INSPIRE」という曲を出しました。それはもう、私にはこっ恥ずかしくて歌えないようなベッタベタな歌詞です。それを堂々とキメキメで、いつものごとく、頭の天辺から足の爪先まで全身全霊で表現しながら歌う彼女。<カ~ッコ悪いことなんかじゃない~>ってお前がカッコ悪いよ!(笑…これまたこのメロディにこの歌詞を乗せるあゆのセンスがタマラナイ) そして私は確信したのです。あゆは最高にカッコ良いんだ、と。およそ皆は、破綻のない人として捉えているかも知れませんが、私には、堂々としているのか危なっかしいのか分からなくなるときがあるんです。完璧主義で整合されてて破綻がないように見える。でも、感じるんだよね。その裏にある、とてつもないバランス感覚を。だって、単純に考えても、私、彼女のあの立場や状況に置かれたら、おそらく気が狂うもん(笑)。あれで破綻がない(ように見えている)こと自体が奇怪だわ。もちろん、良いスタッフや理解者にも恵まれてるんだろう。あゆだからそれを呼び寄せたとも思うけど。とにかく、あゆは機械じゃなくて奇怪だったの!(笑) もっと音楽でそれを出しても良いとは思うけどどうだろう。いや、だからこそ、音楽でバランス取ってたのかも知んない。音楽だけは、整合された破綻のない、ど真面目~な感じで。じゃなきゃ、本当に破綻しちゃうってことで。様々な現象の渦の中で激動の時を生き抜いてきたのだろうし。それでも異端ぶりは隠せないけどね。だから私も引っかかったわけだし(笑)。
ぐわぁ、かなり長くなってしまった。一人で盛り上がっててすみません(恥)。すべては私の無知による盛り上がりに過ぎないかも知れないですが、良いんです。それで楽しくなっちゃったのですから。これからはもっとフツウに(?)書けたらなと思いながら、最後に一言言って、このロングなワインディング・ロードを締めたいと思います。でもやっぱりあゆについてはまだよく分からーん!(爆) ワインディング・ロードは続くのです――。