24/8/30【2024パリパラリンピック】鈴木孝幸選手が50m平泳ぎで金メダル獲得!おめでとうございます。
記録更新しての金メダル、おめでとうございます。
■ パラ水泳(SB3・運動機能障がい)男子50m平泳ぎ決勝(日本時間30日、 ラデファンス・アリーナ)
6大会連続出場の鈴木孝幸選手が50m平泳ぎで金メダルを獲得、パリパラリンピックでの日本勢メダル第1号となった。
37歳の鈴木孝幸選手の金メダルは素晴らしかったですが、感動したのはアテネから16年ぶりの自己ベスト更新です。
進化を止めず、泳法を見なおしながらタイムを縮める。そこに鈴木選手の挑戦の凄さと無限の可能性を感じました。
鈴木選手には「手本」がありません。自身の身体特性に合ったベストな泳ぎを独力で突き詰めるしかないのです。特に左右対称な動きが求められる平泳ぎは、四肢の長さが異なる選手にとっては難しいはず。左の手足が右よりも長い鈴木選手が、まっすぐ進むだけでも驚きです。息継ぎの回数もリオの時の2ストロークに1回から東京は4ストロークに1回、今回は6ストロークに1回の時もありました。
それぞれが自分の身体特性に合った異なる泳ぎ方で争うパラ水泳。工夫をこらし、個性を生かして勝利を目指す、鈴木選手はすごいです。
鈴木孝幸選手の経歴を知ると、前方上方に向かって挑戦し続けている人で本当に驚かされました。水泳のみならずハンデがあっても普通の高校から早稲田進んで、更にイギリスの大学院でも研究して、素晴らしい挑戦者です。
また、チャレンジ精神がある人で、左手の指が3本しかなくても、中学の時には吹奏楽部でホルン吹いてたというから驚きました。
ホルンは普通に吹くと第4レバーを左手の親指で動かして、第1から第3レバーは同じく左手の人差し指、中指、薬指で押さえて演奏するが、指の足りないハンデをこの人は克服して演奏していました。
とにかく、水泳だけじゃなくて、勉強も音楽も海外留学も、何もかも超人並みの精神力でやり遂げてきた人です。鈴木孝幸選手を心の底から尊敬しました。
朝から元気・やる気をもらいました。
記録
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散歩人