十条ワンダーランド（その２）

さて、十条にはほかにもまだまだ名物があります。
まずは、草月の黒松。



皮に黒糖とハチミツを使用した、ふんわり香ばしいどら焼きです。
小さい頃から、祖母がうちに遊びに来るときの定番のおみやげでした。
いまではすっかり有名になってしまって、カウンターだけの狭い店内に従業員がたくさんいて、注文を次々とさばいていました。



中がつぶあんなのも、「つぶ」派にはたまらないですね。

そして、十条商店街のちょうど真ん中あたりに、ちょっと珍しい鶏肉屋さんがあります。



写真右の、緑色のひさしの店が、鳥獣店（つまりは小鳥屋さん）。そして、その２軒隣にある赤いひさしの店が鶏肉屋さん「鳥大」です。
僕は小さい頃、小鳥屋さんから仕入れた鳥を、鶏肉屋さんで売っているのかと思っていました。
もちろん、そんなはずはありませんのでご安心を。



ちょうど夕食時だからか、この行列。
みんな焼き鳥や唐揚げをごっそりと購入していきます。
ちなみに助六家の唐揚げは、伝統的にこの店のレシピを参考に再現されています。



今回は鶏の唐揚げを300グラム購入し、翌朝レオがロコモコ風あんかけ唐揚げ飯を作ってくれました。
どうもごちそうさま。

シャボンの香り

十条の街では本来無機的なはずのマシンでさえ、懐かしくも妖しい香りを放つのです。



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昭和の香り

十条と言ったら、ここははずせませんね。
一昔前と比べたら、ずいぶん立派になったものです。



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かき氷を待ちながら

和菓子屋さんの店先では、かき氷を売っていました。
ちょうど女の子がかき氷を注文していたので、スナップ撮影。
はやく氷が食べたくて、財布を持つ手ももどかしいご様子。



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光の射す方へ

「死って、くぐることにためらいを覚えるトンネルなのかしら？」
「たぶん。でも我々はみな、そのようなトンネルをくぐって、この世に生を受けたはずだよ」



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セメント・モリ

そこには、何やら墓標のようなものがそびえ立っていました。
それは、自分が死すべき存在であることを思い起こさせてくれるものでした。



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十条ワンダーランド（その１）

先週末に十条に行ってきました。
十条は子供の頃に祖母が住んでいたので、なじみ深い街です。
今回の目的は、GR-Digitalによる撮影と、おいしいものを食べることが半々でした。

さて、十条の名物と言えばいくつかありますが、まずは「からし焼き」から。
テレビで有名な「とん八」に向かいました。



京浜東北線・東十条駅からほど近い、飲食街の一角にあります。
近づいていくと、引き戸に何やら貼り紙が。
嫌な予感がしました。



どうやら、店主が事故にあったらしく、回復するまでお店の営業をお休みしているとのことでした。
貼り紙には、遠路はるばるやってきた人たちからの温かいお見舞いの言葉が書き込まれていました。
なんだか大勝軒みたいだな～。



そこで、東十条駅から埼京線・十条駅の方に向かいます。
「からし焼き」をおいている店は一軒だけではありません。
撮影の合間に見つけてあったそのお店の名前は、「大番」というお店でした。

店内は昔ながらの定食屋さんといった雰囲気で、年配の夫婦とお手伝いさん（？）が店を切り盛りしていました。
さっそく「からし焼き定食」を注文。



これが「からし焼き」です。

豆板醤ベースとおぼしき甘辛のタレに、豆腐がぷかぷかと浮かんでいます。
豆腐の下には豚の三枚肉が敷き詰められています。
ニンニクをたっぷり使っているので、スタミナも満点。
これを、大汗をかきながら、ふーふーはーはー言いながら食べるのがおいしいのです。
具をすべて食べきったら、残った汁をご飯にぶっかけて食べるとまたおいしいです。



ご飯と味噌汁とお新香もついて850円の納得価格。
食いしん坊キャラのレオもご満悦なのでした。

記憶の堆積

ひとつひとつのモノが積み重なって、ひとつの風景ができあがります。
それは記憶の作られ方を、見ているようでした。



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ポッキー、ガッキー、じゃがッキー

北海道の友人が、新発売の商品「北海道じゃがッキー」を送ってくれました。



４月２５日に発売になったばっかりの、できたてホヤホヤの新商品。
「北海道の大地で元気いっぱいに育ったじゃがいもがサクサクしっとりなクッキーになりました」ということで、さっそく開封です。



じゃがッキーを一個一個丁寧に小分けした袋は、じゃがッキー君の顔の部分が透明になっていて、中のクッキーが見える仕組み。
袋をあけて、いただきま～す。



うん。
「サクサクしっとり」とはよく言ったもので、外は食感を残して香ばしく焼き上げ、中はしっとりほくほくに焼き上げておりました。
味の方も、よくあるバタークッキーのように甘さ先行ではなく、ほどよい塩味を効かせて、何個でも飽きずに食べられそう。
ビールのお供にもいいかもしれませんね。

いまのところ、北海道限定商品のようですので、旅行や出張の際にお買い求めになることをオススメします。

Over Drive

授業を抜け出して、海を眺めに行けたら最高なんだがなあ。
５月の爽やかな一日に、教室の外を眺めながら、表参道で見かけた古い車のことを思い出しました。



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