助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

段取りを踏まずしてダンドリを語るなかれ(13)

2006年10月22日 | 助六のダンドリ。
さて、公演当日のお話。

文化祭では5クラスが、それぞれの出し物をするのですが、僕の所属するクラスの出番は一番最初。
開会前には更衣室でユニフォームに着替え、中庭に集合しました。

キャプテンの最後のひとこと。
「ここまできたら、あとはとにかく楽しんでいきましょう」

円陣を組みます。



(イメージ)

キャプテン レッツゴー!
みんな チアーズ!!

体育館に入場すると、すでに多くの研修生が席に着いています。
我々も席に着き、開会を待ちます。
開会の辞。そして、われわれの出番がやってきました。

前にも言ったかもしれませんが、僕のクラスは「漫才」「チアダンス」「合唱」の3つの演目を行います。
まずは「漫才」。
大阪出身の漫才コンビ(クラスメイト)が、観客席を沸かせます。


(イメージ)

イケる!

おかげで後がとても出やすくなりました。

いったん照明が暗くなり、1パートの女の子たちがステージに上がります。
僕たちは舞台袖で待機します。

MICKEYの音楽が流れ出します。



照明が明るくなり、女の子たちが立ち上がります。

完璧にそろった1パートの演技。
そして、高度な2パートのメンバーが舞台に出ていきます。
2パートのダンスが終わると、われわれ3パートの男子チームが出て行きます。



もちろん、欽ちゃん走りで。
そして3パートが終わると、後方から女子チームが合流して、



ラインダンス。

そして続けざまに、



ウェーブ。

観客席から「おおっ!」という喚声がわき起こります。

最後には全員が舞台の上と下に登場して、



集合ダンス。
締めに足上げを8回繰り返して、MICKEYの音楽終了と同時に両手を大きく上に広げ、



ポンポンを上に放り投げます。

同時に照明が落ちます。

拍手がわき起こります。

すべてが、いま、終わりました。

……いや、まだ終わりじゃない。

今度は、舞台の下に降り、合唱チームの応援です。
合唱チームはレミオロメンの「3月9日」を唄いました。
我々は、指揮者が登場するときの拍手で盛り上げます。
合唱が始まります。

流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
せわしく過ぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く

・・・・・

新たな世界の入り口に立ち
気づいたことは ひとりじゃないってこと

瞳を閉じればあなたが
まぶたの裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい

すごく聞き取りやすい日本語で、ていねいにハーモニーを紡いでいきます。

再び、拍手。

教官が両手でVサインをしています。

すべての出し物が終わりました。

*****

公演終了後。場所は再び中庭。

力を合わせて大きなことを成し遂げた我々の、記念撮影会が始まっていました。
ファインダーに収まる、みんなの笑顔が、日も暮れかけた校舎の影で、とても輝いていたのが印象的でした。
続いてキャプテンを、みんなで胴上げ。

出る種目がなくて、いやいやダンスを始めたメンバーも、「すごい充実感だ」といって喜んでいます。
「来年もぜったいまたやろう。てゆうか、明日からまたやろう」と興奮気味に話すメンバーもいます。
「チアの演技をみていたら、来年は自分もチアをやりたい」と言っている友達もいます。

たった2週間のチャレンジだったけれども、これほど大きな収穫を得られて、僕たちはみんな大満足でした。

この宴は、その後も2次会、3次会へと続いていくのでした(笑)


というわけで、「助六のダンドリ。」は今年はこれでおしまいです。
また来年やることになったら、大変ですが毎日記事を書こうと思っています。
読者の皆様には最後まで応援してくれて、ありがとうございました。


(追伸)



↑これが当日の衣装でした。

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1 コメント

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グッバイダンドリ (レオ)
2006-10-22 17:25:30
思えばこの二週間、助さんの研修所生活についての話といえばひたすら”チアダンス”一色。

ちょっとスキがあれば振り付けの練習してるし。

このひとたち、勉強してるんだろうか…という疑問もわいたりわかなかったりだった。

でもこうして終わってしまうと思うと、心にポカンと穴があいたようなさびし…いや、そうでもないか。

文化祭の様子を撮ったDVDが手にはいるの楽しみにしてま~す。

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