助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

寂聴法話

2005年10月26日 | しまなみ海道ポタ
ところで、我々が縦断したしまなみ海道があるのは、言うまでもなく瀬戸内海である。
旅も2日目になった頃、僕は改めてそのことに気づいた。
そこで自らに旅の試練を課す意味も兼ねて、「せっかく瀬戸内海に来たんだから、旅が終わるまでに瀬戸内海らしいモノをカメラに納めよう!」とレオに提案。
レオは諸手を挙げて賛成した。

さて、問題は何を撮るかである。
うどんはあまりにも平凡すぎ。鳴門のうずしおはちょっと場所が違う。
他になんかないかなぁ。。。瀬戸内海、瀬戸内海。。。

瀬戸内。。。

で決まったのが、「旅の終わりまでに『瀬戸内寂聴』と『瀬戸内少年野球団』を写真に納める」という無理難題であった。
寂聴はもちろん、本物の寂聴でなくてもオッケーで、お坊さんならば可。
少年野球団は野球のユニフォーム姿の少年たちを写真に納めれば可とした。
寂聴はともかくとして、少年野球団はどこかで見つけられるだろう。
われわれはどこかでそう高をくくっていたのかもしれない。

2日目の行程を終え、しまなみ海道を渡り終わり、その日の収穫はゼロ。
3日目の丸亀市内にすべてが託されることとなった。

そして、納めたのがこの写真である!



ハイハイ、お坊さんじゃありませんよーだ。
結局、丸亀市内でも野球少年たちに出会うことはなく、立ち寄ったうどん屋さんで一番それらしい坊主頭の青年を見つけて、彼を瀬戸内寂聴とすることでお茶を濁したのであった。

こと「瀬戸内寂聴」「瀬戸内少年野球団」探しにおいては、今回の旅は全くの失敗だったと言っていい。
悔やんでも悔やみきれない。
このリベンジは、次の機会にきっと果たしたい。

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1 コメント

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諸手あげてない! (レオ)
2005-10-27 14:46:15
「これ坊さんちゃうやないか、どっちかてゆうたら内山くんやで、しかし!」と思われた方もいらっしゃることでしょう。しかし助さんは大三島で見かけたおみこしを担ぐおじさんたちを見て、

「あれ、少年団でいいかな」

とつぶやいてました。それを思えばまだこちらのズルのほうがかわいいもんです(どっこいどっこいな気もしますけど)。



それにしても、寂聴法話で検索してきたひとがこの記事読んだら救われないねえ。
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