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助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

キラキラ☆なポタリング(番外編)

2006年05月05日 | 今日のポタリング
本編が始まる前にいきなり番外編というのもどうかと思いますが。

昨日千駄ヶ谷でレオと自転車を漕いでいると、前方から飼い犬を連れた夫婦が歩いてきました。
だんだんと近づいて、男性のほうの顔をちらりと見ると、



ソックリ!

最近ちょっとした糸井ブームに冒されている僕は思わず息を飲んだのですが、その瞬間、同じようにレオも息を飲んでいたのが背後の空気の震えでわかりました。
夫婦とすれ違ってしまうと、レオが自転車を寄せてきます。

「助さん、今の男の人見た?」
「うん。見た見た。糸井さんにソックリだった」
「でしょー!? でもあれは糸井さんではないね」
「ないね。ちょっと若かったし」
「決定的に違かったのが、奥さんが樋口可南子じゃなかったこと」
「あー。奥さんの方を見ればよかったのかー。僕は犬の方を見ちゃった。飼い犬がブイヨンじゃなかったから、こりゃどうも違うなと確信したよ」

……というわけで昨日は、同じものを見て同じ判断を下すのにも、いろいろな道筋があるのだということを学んだのでした。

キラキラ☆ポタリング(プロローグ)

2006年05月02日 | 今日のポタリング
5月2日火曜日。
世間では連休のむっちり谷間ですが、僕は一日早くお休みをいただきました。

昨日はとても暑かった。
会社では窓を全開にしてもまだ暑かった。
日比谷公園から風に乗って流れてくる、労働者たちのシュプレヒコールも熱かった。
それなのに一転して今日は雨。しかも肌寒いときたもんだ。
お昼過ぎちょっとばっかし天候が回復したのを合図に、僕はエイヤっと重い腰を上げて大五郎の洗車にとりかかりました。

思えば、昨年のしまなみポタ以来、大五郎のことをかまってあげていませんでした。
部屋の中で埃をかぶった大五郎は、埃と油のぎとぎとどろどろにまみれて、少々不機嫌な果実。
そんな大五郎をなだめてベランダに連れ出し、水を張ったバケツで中性洗剤を泡立て、スポンジでごしごしと油汚れや泥汚れを落としていきます。



ぷっは~。さっぱり!

きれいに泡を洗い流したらそのままベランダに放置し、駆動部やチューブに入った水が抜けるのを待ちます。
その間にワイシャツにアイロンがかかり、革靴にうすくクリームが塗られ、MOTHER3が8章まで進みます。
しっかりと水が抜けたらタイヤをはめて、車体をバウンドさせてもう一度よく水を切り、室内でチェーンとディレーラー部に注油を行いました。
リアのブレーキパッドのバランスが悪かったので、ボルトをしめて調整します。

そんなこんなで気がつくともう夕飯の時間。
自転車をいじっていると時間を忘れてしまいますね。

明日の大五郎は、新しい彼女と有楽町で待ち合わせ、都内をポタリングする予定とのこと。
港区界隈を散策するつもりだとか。
5月の新緑の中、キラキラ☆なポタリングになることを祈りつつ。