メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

松尾スズキ@インタビュー ここから 

2019-12-01 14:42:10 | テレビ・動画配信
何度か放送がズレて録画できなかったが
3度目くらいに再放送してくれて予約できたv

【内容抜粋メモ】

『いだてん』
一癖ある役柄を演じ存在感を示すこの人




『あまちゃん』(懐かしい




個性あふれる才能が多数所属
最もチケットが取れない劇団の一つといわれる「大人計画」を率いる松尾スズキさん
劇団の主宰者として舞台の脚本や演出などを手がけています

大人計画『30祭(SANJUSSAI)』(2018.12.18 ネタバレ注意)




「芸術監督就任」
来年1月からは、世界的演出家 蜷川幸雄さんの跡を継ぎ
渋谷の劇場の芸術監督への就任も決定
日本の演劇界を代表する一人です






また作家としても活躍
芥川賞の候補に3度も選ばれるなど幅広い分野で才能を発揮しています




松尾さんが作品で一貫して追求してきたのは、人間が生み出す笑いです



大人計画『母を逃がす』@下北沢本多劇場(ネタばれ)




ま:
一つのギャグでみんなが笑っている
その感覚を共有しているっていう瞬間の時に
ハッと、あ、今自由っていう気持ちになれるんです


笑いを求め続けてきた松尾さんの原点
そして信じる笑いの力とは?


福岡県北九州市八幡西区折尾地区
かつて石炭輸送の中継点として栄えたこの街で松尾さんは育ちました






ま:
川の水がすごく綺麗になった
昔はすごく汚かったですね

この川を一旦綺麗にしたというので
鯉をいっぱい放流した時があった

すごく綺麗だったんですけど
次の日におっさん達がみんな釣り上げていて
食べたのかなあ(ww

アナ:松尾さんは子ども時代から割と笑いに溢れていたんですね

ま:笑いと言うか ワイルド


母校 折尾西小学校
笑いを求め続ける松尾さんの原点がこの場所です




ま:何も見えないですね

アナ:外壁工事中でありまして・・・

ま:この隠し加減どうですか(ww


よくはしゃぎ、人を笑わせずにはいられない性分だった
なぜ廊下の突き当たりに仏像の絵が飾ってあるんだろうw






ま:
走り回ってました
走ったり、滑ったり、滑り込んだり
どうやったら面白く走れるか ここでやってた





アナ:小学校時代、クラスの中ではどんな存在でしたか?

ま:面白いことを言うコみたいな

アナ:小学校の頃から人を笑わせる?

ま:
そうですね ありえないところをくぐって行ったりとか 椅子の下とか
とにかく笑わせようというのか
突飛なことがしたくてしょうがなかった
目立ちたいw


当時は漫画家を目指すほどの漫画好き
自作のギャグ漫画が人気でした




ま:
うっすらしか思い出せない
頭にこういうものが付いてたのを記憶している

アナ:何ですか?

ま:分からないです

アナ:ギャグとかをふんだんにちりばめて作ってたんですか?

ま:でも本当に子どもの考えだから「ギャフン」みたいなやつですけどね

もろ赤塚不二夫さんの影響

映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』@ポレポレ東中野(5/3 火・祝)

『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』試写+トーク@池袋コミュニティ・カレッジ(2016.4.3)

土曜ドラマ『バカボンのパパよりバカなパパ』(全5話)

「男子天才バカボン」@本多劇場



1962年 3人兄弟の末っ子として生まれた松尾さん
可愛い写真








ふざけるのが大好きなお調子者
その一方、人付き合いが苦手な子供でもありました

「人見知り」

ま:
お調子者のくせに人見知りが激しいから
小学校行くときも、やっぱり今日もふざけるぞ!
みたいなちょっとメートルを上げると言うか
学校終わる頃には疲れ果ててるみたいな


「5年生でクラスのリーダーに選ばれた松尾さん」
そこで転機となる事件が起こります

ま:
選挙があって、票が入って98

クラス会にとかでふざけすぎて、隣にいる副級長の子が泣き出してしまって
そしたらみんなで「松尾君が級長っていうのはもうないと思います」みたいな感じになって
リコールが起きて辞めさせられたw


「級長失脚 挫折の始まり」

アナ:級長を辞めさせられるってなかなかないですよね?

ま:
1学期達成しないまま辞めさせられました
その頃からちょっと小学校ではあまり突飛な行動とか笑いをしにくくなった
そういうことで笑わなくなってくるんですよね

5年、6年あたりから女の子の目も意識するようになるし
そうなると「自分は何て恥ずかしいことをしてたんだ」みたいな
全部裏に入っちゃって

(私は、そういうおちゃらけたクラスメイトが好きだったなあ


「孤独な時代 出せない自分」
中学、高校になると大きな病気をしたこともあり、さらに自分の殻に閉じこもるようになります

ま:
腎臓の病気になった 中学の頃
体育ができなくなって、検査入院でひと月ぐらい入院して
その間に成績が下がってしまい
踏んだり蹴ったりw

中学、高校は孤独でしたね
「なんでこううまくいかないんだろう」みたいなことばっかり考えていました

面白いことを言ってやりたいんだけど
でもクラスの中で言う勇気がないというか

アナ:じゃあ周囲とのコミュニケーションもあんまり?

ま:
なんか自意識でがんじがらめになってしまって
爆発しかけてたから

高校生の時なんかマント着て、黒いマフラーして
自転車で街を失踪して「自分は魔人だ」と思ってましたからね



(江戸川乱歩?!爆×5000

自分は人じゃない 魔人だと思い込んで街を疾走していました
よくやってました

アナ:それは別に誰かに笑って欲しいとかではなく?

ま:
そうではない 全然笑い話にできない時代かな、あの時は
何かに首根っこを掴まれて、不自由にされてるみたいな感じがありましたね


「深夜ラジオ」
そんな時、心の救いになったのはやはり笑いでした
オールナイトニッポンの曲がかかる




ま:
その頃タモリさんとか、所さんとか、たけしさんとかが始まった頃かな
すごく面白くて、夜中にこっそり布団の中で聴いてて
ラジオに投稿したりして

パックインミュージックっていう番組があって
それに応募して読まれることが喜びだったです
結構読まれてました

最初に読まれたのは、中学の時にすごく毛深くて
それがコンプレックスで

体育とかで足を出すじゃないですか
走りもしないのに足を出して

すねも毛深いから、姉が脱毛ワックスというの持ってて
それをバリっと剥ぐんですけど、めちゃくちゃ痛くて

5枚ぐらい貼って、剥がして
もう限界でやめちゃって、マダラみたいになっていう話を書いたら採用されて
読んでもらうのが生きる糧になってたかな

アナ:本当に日常が面白いですねw

ま:
そういうコンプレックスがあるからですけどね
それをちょっと面白く書けば、お笑いにつながって
いろんな人に聞いてもらえるっていうのは
ある種快感だし、浄化だと思います 成仏と言うか


屈折した気持ちや、身近に起こる不幸さえも、切り口次第で面白いことに変えられる
孤独の中で笑いへの感性を磨いていきました


大学で出会ったのが演劇
漫画家になろうとデザインを学びに来た松尾さん
松尾さんが再び本当の自分を表現する方法を見つけたのが九州産業大学




ま:演劇部、こんなとこにあったかな?

アナ:当時とは場所が少し変わってますね

(てか、学校の廊下ってこんなにまっすぐに長かったっけね?

ま:あ、人がいた

アナ:現役の部員さんですね

ま:初めまして 松尾と申します




アナ:当時と比べてこの部室の雰囲気はどうですか?

ま:
ポップですね
当時はやっぱりみんなタバコを吸ってたから
扉を開けた途端に「苦い!」っていう感じがあったし


「演劇に見出した可能性」






アナ:漫画でなくて演劇に惹きつけられたのはどんなところだったんですか?

ま:
やっぱりそれまで机に向かってものを書くという表現をやってきてたんですけど
フィジカルな部分 体の動きを使って表現するっていうことが
そういえば子どもの時にわけもわからず動いていた、衝動的に
あそこに繋がっていったんじゃないかなって僕は思っていて

「新劇」っていう雑誌があって、部室の片隅に置いてあったんですけど
開くと最初の数ページが白黒のグラビアページになっていて
みんな跳んだりとかしてて
演技ってこんなに自由な事やっていいの?と思って

小さい頃、自分の体を使って遊んだじゃないですか
それが表現として成り立つんだみたいな

その中にギャグを入れていって
それがちゃんとウケていく中で、お客さんの評判もどんどん上がってきて
人が見に来てくれるようになって
学校の外でも芝居をするようになってくる

アナ:
演劇研究会とはまた別で演劇のグループを作って?
相当のめりこみました?

ま:
そうですね
正直、学生の頃が一番演劇のことを考えていたかもしれないw


1988年 大人計画旗揚げ
自身の表現を追求しようと劇団の大人計画を旗揚げします

それから30年余り
松尾さんは全力で生きる人々が繰り広げるドタバタを通じて
人間のおかしみ、かなしみを笑いに変えて描いてきました













松尾さんが考える笑いとは?

ま:
なんだろうな なんか息苦しさからの解放なのかなと思いますけどね
緊張と緩和という人もいますけれども

アナ:笑いの作り方ということで言うと?

ま:
やっぱり人間って緊張を強いられて生きている生き物だなと思いますけど
そこからポンと抜ける道と言うか
それが笑いなのかなと思います

そういった体が楽になる瞬間に平等になれるみたいなものがあるのかなと思いますけどね
笑ってる時間というのは、人間平等だなと思うんです

どんな人でも同じことで笑っている限り、感情を共有できている気がするんですけど
だから劇場の笑いが好きなんでしょうね

生の人間が本当にそこでおかしいことをやる、おかしいことを言う
っていうことの笑いってもっと近いと言うか
ダイレクトに響くものがあると思っていて

会場にいる人たちは、いろんな事情を抱えてきて
色んな揉め事もあり、今不幸だなって思っている人がいたり
宝くじで50万円当たったみたいな喜びに包まれていたりとか
いろんな人がいるんですけど

一つのギャグでみんなが笑っている
そういう感覚を共有しているっていう瞬間に
「あ、今自由」っていう気持ちになれるんです
それがずっと続いているというのが、自分にとって幸せな時間かなって思います


「業音」海外公演
かつて孤独の中で培った松尾さんの笑いは、今や海外の人達にも受け入れられています
(言葉はどう翻訳したんだろう?



日本総合悲劇協会『業音』@東京芸術劇場(2017.8.16 ネタバレ注意)


「命、ギガ長ス」




ま:
この間「命、ギガ長ス」っていう二人芝居をやって
台湾の人たちのウケ方がハンパなくて
最後のほうはコンサートをやってるみたいに「キャー!」みたいになってて
あれは本当に国境を越えるっていう強さと言うか

笑いってやっぱりすごいな
台湾の人達と笑うっていうことで確実につながっているという気持ちになれた
それはパリでやった時もそうですけど


映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」
この秋公開の映画で松尾さんは新しい挑戦をしました
監督、脚本、主演のすべてを初めて一人で担当したのです

妻の浮気を疑い、復讐しようとする男のドタバタを描いたコメディ映画
人間の醜い部分にもスポットを当て、お笑いに変えます




身勝手さやむき出しの欲望など
人間の抑えきれない業が過激なユーモアを交えて描かれます


アナ:松尾さんはそもそも人間っていうものをどう考えていますか?

ま:
人間って だって言ってみれば人それぞれですから 何とも言えないですけど
やっぱり他人て基本怖いなと思って生きてますよね
だからこそ怖がらないために面白がりたいというところもあるんですよね

アナ:よく分からない他人というものを笑いを挟むとちょっと理解できる?

ま:
許せるという

今回、主人公を自分が演じてるんですけど
それこそ業、欲まみれの人で
誰しも心の奥底に持っているものなのではないかな

自分は酷いことをしているのに、それをどこか肯定したい気持ちと言うか
そういうのって否定できない部分だと思うんですよね

それをスクリーンと言う「闇に照らされた世界」の中で
行われることだから許されるじゃないですけど
酷い目にあってますけどねw

アナ:笑いを通して人間の本質みたいなものを描き出したいという思いがあるんですか?

ま:
そうですね

軸足は演劇であり、ストーリーと笑いが組み合わさったものを作る
喜劇人というポジションだと思うんですけど

笑いだけではなくて、そこに人間の性だったり業だったり
そういうものをくっつけて提出したいなと思っていますね


表現としてこれから
来年1月からは東京渋谷の劇場の芸術家監督に就任することが決まった松尾さん
会見では今までに行ったことのない実験をしたいと
新しい表現を追求する意気込みを語りました

ま:
本来はタブーのない世界だと思っているんですよね、劇場というものが
作家の脳の中を立体化して見せているっていう空間なので
自主規制なんてものは絶対しないほうがいいと思っていますね
そこに行けば自由な気持ちになれるんだみたいなことが大事だと思います

アナ:その先に何を描き出そうと、何に迫ろうとしていらっしゃるんですか?

ま:
それは分からないですよね
目の前のお客さんを笑わせることが楽しみなので、先のことはあんまり考えないかな

アナ:本当にそれほど笑わせたいんですね

ま:性ですね


【ブログ内関連記事】

SWITCHインタビュー 田口トモロヲ×松尾スズキ



コメント

おげんさんといっしょ 2019

2019-12-01 12:19:20 | 音楽&ライブ
おげんさん:
もう始まってる?
番組始まる前からTwitter のトレンド1位だって
やべー めちゃくちゃ期待されてるよ
そんな大したもんじゃねえんだよ

しかも去年は世界1位になったの(驚×5000
“おげんさん”が世界の中で一番呟かれた言葉になったの

なんだか怖いわ
しかも今回90分だって言うじゃない
いつもより全然長いの

でも今回は初期衝動を思い出して、この番組のリビドー
それはダラダラしたい その一心

日に日に人数が増えてるスタッフさん

この番組すごい見学者が多いの
この番組は頑張っちゃだめなの

タカシコ:
私だって馬鹿じゃないの 15歳だから
私、受験生なんだからね

あまり縛られたくないと言うか
基本的には構成も何も見てないわ

またまた帰ってきた
おげんさんといっしょ はじまるよー!




いきなり雅くんなの?
雅:おげんさん帰ってきたね 1年ぶり




お:紅白があったじゃない?

雅:もっと違和感を感じて 僕がここにいることに

お:
みんな覚えてる?

あの時、サラ・ブライトマンさんと YOSHIKI さんの後だった

第69回NHK紅白歌合戦「夢を歌おう」

すごく音楽的には楽しかった
絆も深まった
今日は歌うの?

雅:
歌わせてもらえたら嬉しいですよ
一緒にいいですか?

お:もしかしてあれを歌うの?

今日は雅くんの♪恋はホップステップジャンプ という曲にめちゃくちゃリクエストが来たらしい
だからいきなりお見舞いしようと思います

メンバー紹介をしましょうか
このメンバーでダラダラと本当の音楽をやっていこうよ




雅:バンドで初めて歌うわ 口調が移っちゃった

お:本当はバンドをやったことないんだよね

雅:そもそもこの曲はリリースしてないなのに NHK で2回歌ってる





初めての2番をおげんさんが歌う

お:これさあ リハなんだよ


記念写真を撮る 公式インスタにアップしたらしい




雅:帰らなきゃ バイトがあるの 酒屋のバイト





タ:彼がいるとドキドキするのよ

彼が16歳でタカシコが15歳 ちょうどよね
やっぱり恋するお年頃だもんね

タ:
やめてよ!
身内からそういうこと言われるの一番気持ちが悪いの そういう時期なの!

お:
お母さんのこと身内っていうのやめてもらっていい?(ww
恒例の普通のドリンクを飲むわ(マグから何か飲んでる


ねずみ:
僕はおげんさんちに住みついているねずみ(宮野真守)だよー!
台風大変だったよね(この日も豪雨情報が流れていた

お:
本当に大変だったわね

今も大変な人がたくさんいると思うんだけれども
やっぱりこういう番組で、みんなで同じ時間を共有できたらいいなと思って
歌を歌ったり、今回は特にトークをしていこうというコンセプトですから
元気と、だらっとしたリラックスした時間を一緒に届けられたらいいなって思います

ね:この番組はテレビを見ているお友達からメッセージを受け付けているんだ

お:
初年度「募集のコーナー」あったの覚えてる?
食事の写真を募集したの覚えてる?

『おげんさんといっしょ』

ね:夜に罪深いコーナーだったね

お:音楽番組なのに何やってんだって話じゃない

ね:
くしゃみも募集したね
音楽番組だから曲のリクエストも募集してるんだよね

お:
僕たち家族が歌うかもしれないから

宣伝動画があったじゃない
ネズミと二人で撮ったやつ

あの時も「前はこんなことやって黒歴史よね~」って話をしたの
そしたらガッツリカットされて、本当に黒歴史なんだなと思って
この番組にとって食事のコーナーをやったことがいかに黒歴史かと言う
如実に出ててすごく面白かったわ


メッセージ:お父さんのメガネ変わってる!

父:
ありがとう
毎回お父さんはちょっとずつスタイリッシュにしたくて頑張ってるんだけど
かつらかぶると一緒なんだよねw

今日なんてちょっとパンツが短いんだよ
だけど、かつらかぶると一緒なんだよね

今回はお父さん、ベストに挑戦してみました


あいりさん:
たかしこの髪型変わらないかな
新しいヘアアレンジを習得してたりしないかな

タ:
私、髪型とか制服だって着崩さない
そういう私の覚悟を見て欲しいわ
スカートを短くしたりもしない
馬鹿にされてもいいの

ネ:お父さんは前回やってみて何か反響あった?

父:
いろんな人が言ってくれるよ おげんさん好きだよって
初めて会った人によく言われます
でも私はカツラを被って座ってるだけだから、ごめんねって思うんだけど

ネ:今日お父さんが来た時に「みんなに会いたかった!」って言ってくれたのが嬉しかったね

お:
お父さん今本当に忙しいの
一番大変な時期なのよね

父:ゼネコンで働いてるから 明日も撮影頑張るね

ネ:
前回はタカシコとみんなでナンダカンダを歌って踊ってすごく楽しかったんだけど
おげんさんはもともとタカシコの音楽が大好きなんだよね?

お:
そうなの 一番最初にやったおげんさんといっしょのコンサート
だらだらした音楽番組 失敗してもいいわ、みたいなそういう音楽番組だったんだけど

去年はギッチギチに詰めすぎちゃって修羅場と化していたの
だから初心を思い出さなきゃいけないなと思って、ゆったりしようと
あと音楽の話をゆっくりしたいなと思って

タカシコは本当に音楽が好きだから、音楽の話をすごく聞いてみたかったの
どんな音楽聴いてるの?

タ:
私は節操ないの
本当にいろんなもの聴くけど、すごく偏ってるし詳しいなんて言えないわ
すごい古いのをずっと聴いてたりとか

自分の音楽が出てくる機械があるじゃない
同じようなのばっかりだなって思うの
グラフが出るじゃない 再生回数の すごく偏ってるの

基本的にはダンスミュージックが好き
中学の頃・・・今よ!
崩壊するわ 私の近い前世の話をするわ

ミュージックビデオでマイケル・ジャクソンやマドンナとかが
バンバンテレビで流れるようになったの

夢中になって見てたのは結局イギリスのチャート
中でもユーロビート

大きなきっかけはStock Aitken Watermanていうプロデュース集団なんだけど
歌手でもなければ作家でもなくて、3人組の集団って言っても
よく分からなかったんだけど DEAD OR ALIVE とかバナナラマとか
日本でライブがあった 大阪城ホールに行けたのよね


You spin me roud/DEAD OR ALIVE
1985年にイギリスで1位になって世界的に大ヒットした



(なぜかミュージックビデオの途中で止まってしまい、その続きから見た


ネ:
タカシコがカラオケでも歌うという曲を
今夜はおげんさんバンドで編曲した特別バージョンでお届けするんだよね

タ:ダメよ 怖いわよ 今11時前でしょう 大事な時間よ 挟んでいいのかしら、私を

お:私は歌わない

タカシコ、三つ編みを外してるww







タカシコ上手い!
長岡さんの優しい歌声のバックコーラスも素敵

お父さんが星型のキラキラを撒いて、それをわざわざ顔につけてるタカシコww


おげんさんにニューヨークっぽい感じの絵葉書が届いた

「ハーイ おげん元気にやってるか?
 私がジャパンでおげんと出会ってからツーウィーク、ワンマンス
 ちょうどその中間くらいたったよね
 今でもまぶたをクローズすると、おげんのメモリーをはっきり思い出されます」





お:
ビヨンセ
実はおげんはねビヨンセと友達なの
思い出すわ あれはあの秋の日のこと・・・

(回想シーンに入る
 外をほうきで掃いているおげんさん


お:
めちゃくちゃ寒そうな人がいる(やっぱり渡辺直美ちゃん!ww
しかもものすごく暗い
ちょっと声をかけてみるわ
すいません・・・




ビ:
私は日本がすごく好きで遊びに来たの
悲しいことがあって日本に癒されに来たんだ

お:Jay-Z(ビヨンセの夫 アメリカで大成功を収めている有名ラッパー)とか置いてきたんだね

ビ:
あんなやつ知らないもん!
あいつがね ひどいことした
だから私一人で来たの

もうやだあんなやつ
あいつ浮気ばっかり 許さない!

ソーリー ごめんなさい ちょっとテンションが上がって
夫婦喧嘩をして 日本に来たの

でもすごい癒されたよ

私はすごくウドゥンが好きなのね
うどんを食べてすごく元気になった

お:日本で好きな場所とかある?

ビ:
京都 今回も京都行ったのね
金閣寺 ゴールドな建物あるでしょう
あれすごい素晴らしい!と思って買えるか聞いたのね
絶対ここに住みたいと思って
駄目って言われた(爆

お:好きな日本のミュージシャンとかは?

ビ:ゲン・ホシノ

お:本当に?! 私も好き

ビ:
セクシーボーイでキュートなスマイルをするじゃない?
目がすごく変態の目をしている
鋭い目をしているわ
あんな目をしている人は日本のミュージシャンでいないわ

お:知り合いなの、実は

ビ:どんな人なの?

お:
普通の人よ 変態ねって言われるんだけど
ビヨンセの歌声を聴きたいな

私の子ども達がみんなミュージシャンなの
もうスタンバってるから

すんごい咳き込むビヨンセ

お:大丈夫?! 急にどうしたの?

ビ:
ごめんなさい 嬉しくて唾液が変なところに(爆×5000
ずっと我慢して唾液100回ぐらい飲んだんだけど
土足でもいい? アメリカンスタイルだから これだけは譲れないの

お:
ちょっと待って 靴を取って頂きたいんだけど
なんでこんなカンフーシューズなの? 上と違うんだけど

ビ:これが一番踊れるんだよね

お:フランス国旗がある

ビ:
フランス Love

本格的な機材があるのね
なんだか歌えそうな気がしてきたわ

お:何の曲がいい?

ビ:やっぱり私は♪Crazy Love をかけてもらいたいわ





「OK チェック、ワンツー」とか言ってるけどなかなか歌わないww

お:ちょっと待って

ビ:何々、どうしたの?

お:全然歌わないじゃない

ビ:何がですか?

お:すごく煽ってよかったよ 「オオー」のところ歌ってくれるのかと思った

ビ:
私、歌えないって言ってたよね?
あなたが勝手にバンドを連れてきて
すごく複雑な感情だった
やっぱり気持ちが乗らなかった

お:
じゃあなんかきっかけとかがあると歌いやすいかな
歌の前にブレイクしたりして 1回止まって 歌うよーみたいな

もう1回始める
そっか 今気づいたけど、直美ちゃんの芸は生で歌うんじゃないんだったww

ビ:ブレイクって何ですか? 本当に音止まったよね

お:速くしてみる?

リズムを上げるが、ダンスだけして歌わない

お:
正直なこと言っていい?
私ビヨンセがちゃんと歌ってるとこ見たことないんだけど

ビ:
What? だって私歌ったことないもん
直美のほうはね、一度も歌ったことがないわよ
13年間ずっと人の曲を口パクしていた
歌えないわよ だからもうこれで終わり
私は元気になったから ゲンの歌も聴きたいわ

お:
じゃあビヨンセがいい気持ちで帰れるように1曲プレゼントするわ
準備できたから あなたに捧げるわ

Same Thing
源君がフルで英語の曲を歌うのは初めて聴いたかも













お:
本当に僕は直美さんが好きで、僕のツアーの時に映像でビヨンセで出てもらったの
その時ビヨンセが初めてしゃべった
あんまり喋ったビヨンセをやったことがなかった

父:お父さんは涙が出た 面白くて

お:
ぜひ今回しゃべって欲しいっていうことで
英語で全部歌を作ってみて非常に楽しかったです

父:すごくいい曲が聴けたから、お父さん飲みたくなっちゃった

お:
行きつけのところがあるから一緒に行こう
おげんさん名物の移動も全部撮るスタイル
今回はスタジオを出るわ




すごい人がいるんです(みんなから拍手が起きる
タカシコの髪が変わってる!


「スナック豊豊」




大物がいるからって、まさかの松重さん!!




ホウホウ:
早く入りなさいよ 何時間待たせるのよ

大体この子達どうするのよ スナックだよ
一番うるさい地域だよこの辺は
オレンジジュース、6人で1000円しか持ってないんだよ 誰が早払うのよ






お:実は私の育ての親なの 設定が盛り盛りすぎてなんだけれども

ホ:私、このコの乳母なのよ

源君が「松重さん」と言ってしまい
ホ:設定を大事にしろよ(ww

ネ:ホウホウさんは、音楽にすごい詳しくて、おげんさんはすごく影響を受けてるんです

お:
ホウホウさんと音楽の話をじっくりしたいなと
なかなかテレビでできないじゃん

ネ:お父さんもホウホウさんと仲良しなんだよね?

父:
お父さんとお母さんは昔ちょっと引っ越しをしたんだよね
切腹させられそうになって、助けに行ったんだよね(大河ドラマの話?

お:あの日の撮影は本当に大変だった

父:2人がすごいラブラブで嫉妬しちゃった

お:一人っ子のAB型なの だから非常に気が合う

ネ:タカシコはちゃんとこうやってお会いするのは初めて?

ホ:
私のこと忘れたの?
私ちょろっと出たわよ 『乱歩R』
この人、主役やってたのよ

タ:覚えててくださって嬉しい

お:今音楽は何が好き?

ホ:トム・ミッシュかな

Disco Yes/Tom Misch
15歳の頃からインターネットで作品を発表し、去年デビューアルバムを発表した
今年日本でのライブも盛り上がった




お:
ギターの腕もすごくて
最近はインスタにリミックスを上げてました

お友達なの
ライブもこないだ行って 新木場で彼がやった時に見に行って

ホ:
今年来た時には横浜のライブの前に家に寄ってくれたの
「マツ」「トム」っていう呼び合う仲

お:
トムと一緒に曲を作って それがすごいいい曲
ホウホウさんに聴いて欲しかった

ホ:
英語が苦手だってずっと言ってたのに
大河ドラマで英語喋ってたじゃない

お:
あれがきっかけ
あれでIOC の人たちが拍手をしてくれた
『いだてん』見てね これからどんどん面白くなっていくわよ
(そうか 二人とも出てるもんね!


Weird part of the night/Louis Cole
映像制作も自分で手がけるアーティスト




お:
とにかくいろんなことができる
ドラムの腕がすごい これも打ち込みに聴こえるけれども叩いてるの、たぶん
去年渋谷でやった
ホウホウさんから教えてもらって知って そっからもう大好きになった

ホ:
変態、変態って言ってるのは最高っていう意味だから
放送禁止用語でも何でもないから great って意味です

19時半からずっと待ってたのよ 肌寒い格好で

お:その服、自分で選んだって

ホ:
どんな格好するの?って言って、チャイナ風ドレス
こういうかつらもすごい気に入ってるの
このメガネは自前
なかなか使う機会がなかったの
やっとデビューできた 遠近両用

(松重さんかわいい(爆

お:普段からこの人素敵だよっていう情報交換をして

ホ: LINE で楽曲のやり取りして

タ:趣味が合うってことでしょう?

ホ:変態だから

お:
最初はサンダーキャット
「去年のベストアワーは何ですか?」っていう話をして

こんなことを言える人がいなかった
しかも俳優さん仲間でそういう人がいるって言うのは本当に驚いて

ホ:だから私、俳優部の中で孤立してるの

タ:ホウホウさん自身は子供の頃バンドやってたんですか?

ホ:
私できないから俳優やってるのよ
福岡だけどね 福岡はバンドが多いから
楽器もできないし、歌も下手だったから、こっちの道に入っちゃったの
本当はパンクバンドをやりたかった

お:Jamila Woods いいね、やっぱり


おげんさんのおすすめ

Playground/Steve Lacy

ホ:グループ名でいったら「インターネット」って一番かっこ悪いんじゃない

お:それが逆にかっこいい そういう名前をつけたい

ホ:この子、 iPhone で曲を作ってるんだよ

お:
MPC とかそういうので作る時代になって
この Steve lacy っていう人はインターネットのギタリスト 20歳!

今、本当に若い人たちが世界の音楽を支えてるし
変えていってるし、豊かにしていってるっていうのはすごく素敵だなって

ホ:
日本に来られる際はすぐ行ったり
お客さんがあまり来られてない時も行ったりとか
ジャンル問わず聴いている
ペトロールズの新譜もすごいよかった

タ:カラオケも行くんですか?

ホ:
行きます 結構マニアックな曲が入ってるの、今は
日本語しか歌えないけど

お:
タカシコの英語は素敵なの 本当に好きなの

さっき収録の時、私ちょっとトイレに行ったの
そしたらトイレの中でホウホウさんに会っちゃって

ホ:脚、結構きれいなんだけどね

お:このサンダルでくるのがびっくりね NHK の楽屋のやつ(爆




お:
これ、本当にみんなと一緒に聴きたかったの
私、今38歳 中の人は 世代的にはドンピシャで
でも記憶はあまりないぐらいのちょうどいい時期のこの曲
NHK に縁がある曲なんですけど、まず聴いてみて

♪さわやか3組のテーマ
1987年から NHK 教育テレビで放送されていた小学校向け道徳番組のテーマ曲
テーマ音楽 作詞:関和男 作曲:成沢忠 歌:東京放送児童合唱団




お:
とにかくベースがすごいい
ビートもこんなにタイトだったの?みたいな
裏で鳴ってるシンセが不穏なの 全然爽やかじゃない

これを当時、子どもに向けた番組ではあったんだけど
こんなに攻めたかっこいい曲をやってた

私はこれを何か聴きたいなと思って買ってみたの
今のVは当時放送されてたもので、買ったやつは当時発売された音源
それをちょっと聴いてみて
よりタイト

ホ:シンディ・ローパーとかの時代だから

お:
私たちの世代的にはちっちゃい時に、こういうイケてる音楽を
イケてると知らないまま摂取してたっていうのがあって

ホ:
NHK は斬新なテーマ曲を使うよね
ニュースとか硬い番組のテーマでも

ネ:ちなみにお父さんが E テレの番組や「みんなの歌」で覚えている歌ってある?

父:
歳がばれるから恥ずかしいな
♪おしりかじり虫 とか ♪Green, Green
お父さんが小学生だったとき

お:私は♪メトロポリタン美術館/大貫妙子さん ちょっと怖い

(みんな「トラウマになった」って言うけど、そんなに怖いかなあ?

タ:僕は♪コンピューターおばあちゃん

ホ:
俺は年代が違うから 今ただ頷いてただけ
俺は「ひょっこりひょうたん島」とかそういう時代だから いないんだよ仲間が

Dr.カースケさんと話が合う

お:ここで奇跡のシンクロ!

カースケさんは59歳 ホウホウさんは56歳




「いらっしゃいませー」とボーイが来る PUNPEEさん

パ:3週間前からコールセンターとかと掛け持ちしてやらせていただいております

ホ:一番設定がしっかりしてる

お:
知り合いなの
スタッツくんとか僕らがドームツアーを一緒に回っていた時に
彼がMPCプレーヤーだけで彼らだけのステージをやったの

そこで私の曲 ♪ミスユー っていう曲と♪Snow Men という曲をサンプリングしてくれて
新しくトラックを作ってくれて

それがスタッツくんとパンピーくんが一緒に作った♪夜を使いはたして っていう曲
ラップをそこに重ねてくれて
すごく素敵な曲を流してくれたの
それがきっかけで僕らも知り合いになって

パ:でも結構前から自分が昔やってたグループの曲をかけてくれたりとかして

お:
それでこの間、一緒に曲も作りました
本当に楽しかった
ラップもさせていただきました

その新曲は今度にとっておこうと思って
今日は一緒にドームでやったその時は生演奏じゃなかったんだけど
♪夜を使いはたして っていうのを皆で生でやってみたいなって
私の曲を組んでるから生で弾けるの
今夜のための編曲にした

パ:ライブ会場でやるのは緊張しないですけど、さすがに職場は緊張しますね

スナックの奥のほうでバンドがスタンバイ

メッセージ のんちさん:
スタッツさんの♪夜を使いはたして featuring PUNPEE を聴きたいです


夜を使いはたして スペシャルバージョン






お:
おげんさん もうすでにトレンド世界1位だって
しかも今やっててね、世界で一番かっこいい男を出してる自信がある ありがとう

ちょっと行きたい所があって、子ども達も行かない?
ちょっとすごい綺麗な景色が見れるから
スタンバイの都合がありまして、先に子ども達を移動させないといけないの
おげんさんも行ってくるわ


ネ:ホウホウさんメッセージ来てるよ

ホ:やっと来た

「ホウホウさんスタイル良すぎ」

ホ:
だろ?! 俺は自信があるんだよ
でも、脚をあまり出すなって言われてんだよ
なんか見えちゃうらしいんだよ

「タカシコ、オニオンヘアだ かわいい」

タ:
ポコポコしてるから
ホウホウさんの髪の色については?
それはホウホウさんが選んだの? 何色ある中から?

ホ:
5、6色あったよ
店の雰囲気とか、このドレスとマッチさせてみた

よしみさん:
普段あまり洋楽は聴かないのですが
ホウホウさんやタカシコが教えてくださる楽曲とてもいいですね

ネ:なんかこうして音楽番組として音楽が広がっていくのがいいよね

タ:いつもどこで聴いてらっしゃるんですか?

ホ:とにかく移動中でもなんでもずっとイヤホンで聴いてる

ネ:いろんな人がこの番組を見て、いろんな音楽を知っていくのがいいよね

ホ:NHK でこんな曲をかけてくれるというだけでもありがたいし

ネ:実はもう番組終盤なんだけど、ホウホウさん 今夜の「おげんさんといっしょ」いかがでしたか?

ホ:
物足らないわね 2次会行きましょうよ!
ここはもう12時で完全撤収じゃない

ネ:お父さんは?

父:
お父さんも実はそんなに洋楽に詳しくなくて
だからおげんさんに来るたびに新しい気持ちが動く

ホ:フィーチャリングでやりなさいよ、あんたも

ネ:タカシコはどうだった?

タ:
1時間半って聞いてちょっとびっくりしてたんだけど
本当にもうそろそろってことでしょう?
あっという間だったわ 楽しかったです
DEAD OR ALIVE も歌わせてもらったし
ホウホウさん、もし次があるなら、是非

ホ:DEAD OR ALIVE ? 似てるわよね 真似してたの、こうやって

タ:今までそういうのやっていらっしゃらないでしょう?

ホ:
それは NG 事務所の人が今、鬼のようになってる
聴くのが好きなの私は


お:
こうやってみんなと一緒に同じ時間を過ごせて
音楽の話をしたり、音楽を奏でたりするのは本当に幸せなことです
これからもおげんさんをよろしくお願いします

それでは聴いてください♪Pop Virus
日本の皆さん、地球のみなさん 一緒に踊りましょう





(素敵な歌 感動した


お:
あと何秒? 1分30秒

本当に皆さん第3弾「おげんさんといっしょ」
90分お付き合いいただきましてありがとうございます

バンドの皆さんもお疲れ様でした
そしてビヨンセにも

パ:生放送あまりないですけど、いい感じでした ありがとうございました

父:
楽しかった 新曲を特等席でずっと聴けて
お父さんは幸せでした

お:ちょっとでも日々の癒しになればいいと思います

タ:
私ここに泊まると決めたの
うまく言えないんだけど明日の「あさイチ」も見てほしいわ

お:松重さんはもういっぱい話したからいいね

雅さん:
素晴らしい音楽番組 本当に素晴らしかった
みんなに伝わったと思います

お:
とにかく本当にみんなありがとうございました
こんなにゆっくり時間が使えて最高!
ありがとう またねー!


これが90分生放送っていうのもスゴイな


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