メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

面接2件

2010-09-30 23:55:56 | 日記
木曜は朝と夕方で2件の面接に行ってきた。

まずは朝10時から。会議室に通されると、ほかにも応募にきた女性が5~6人いて、
これはもしや自分の苦手な集団面接か?と焦ったけど、そう緊張した雰囲気でもなかった。
就業についての簡単な説明の後、パソのある席にバラバラに座り、タイピングテスト
「吾輩は猫である」の入力だったけど、やたらと旧字があってやっかいだった
しかも、漢字変換が連なってしまったり、途中でソフトのインストールが始まってしまったりなんてハプニングもあり

次は「一般常識テスト」。漢字の読み、旧字を現代漢字に直す、英語の読みをカタカナで書くというもの。
漢字の読みをカタカナで書くところをひらがなで書いてしまったことに気づき、全部消して書き直した。焦ったあ!
幕末の人名もあって、あんなに勉強したのに半分も答えられず無念・・・

テストをやりながら、一人ずつ面接に呼ばれ、データ入力の経験は問題ないと言われ、
健康状態を聞かれたくらいで、意外とあっさり終わった。


夕方までには時間が空くから、いったん家に戻って、まったり。

夕方17時半からの面接は外苑前の外資系通販会社。去年立ち上げたばかりのできたてホヤホヤ。
入ってビックリ!スタッフ全員がまるでファッション誌の表紙みたいな人ばかり。
なんですかこのイケてる人たちの集まりはっ!?
アメリカ人風、スペイン人風、イタリア人風、日本人ですら日系人風。
社内で英語が飛び交っていますよ~!
あまりの場違いさに滝汗。緊張すると本当に額から汗をダラダラかくから余計に恥ずかしい。

売り上げが倍倍にアップして業務が増え、校正が1人で毎日夜までやっててフルタイム募集とのこと。
求人票には時間を選べるみたいに書かれていたから、ちと話が違うなと思って、残業はできないことを話したら、
1人は必ずフルタイムをとらなきゃならないが、今後パートの助っ人が必要かもしれないが、それならどうかと言われた。
月に数日のスポット的になると、今度は生活費として足りなくなる旨を話したら、残念がられた。

それでも一応「校正テスト」をして、以前派遣でやってた通販の仕事の時みたく、化粧品の成分などをチェックして、
40分後、ちょこっと答え合わせをしたら、けっこうヒッカケもあったみたいで見落としがあって焦った/謝
来週中に電話をくださいと言われたが、ここには馴染めそうもない。土地柄もあるのかな?
わたしはちょっと古いくらいの出版社がやっぱり落ち着くなあ

帰り道、1つめの会社から採用の電話があって、お受けしました/感謝
ここも「緊急雇用創出基金事業」の仕事だから国が給料を負担するってことで、以前よりは下がるけど、
図書館目録作成で、この先の就活にも役立ちそうだし、なにより馴染んでる好きな仕事が出来るなら
そのほうがイイ。残業もなさげだしv


帰ったら、大家さんから今月の家賃のお礼が届いてた。今回は、キッチンペーパー&洗剤。
世界中の洗剤がウチに集まってきているのではなかろうか?
引き続き洗剤欲しい方ご連絡お待ちしております。。


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モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」

2010-09-30 23:55:55 | 演劇・オペラ
図書館で借りたCDコーナー。オペラ熱が続いてます。

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」全曲 3幕
台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団 指揮:カール・ベーム

フィガロとスザンナの結婚式の日。伯爵はスザンナに言い寄り、ものにしようとする。
夫の心が離れたのを悲しむ伯爵夫人は、スザンナらとある作戦をたてる。
女性のように美しい小姓ケルビーノは女好きが元で伯爵に睨まれており、
スザンナの部屋にいたのを発見されて兵隊行きを命じられる。
彼は伯爵夫人の部屋にも来て、スザンナらに女装させられているところに伯爵が現れひと騒動となる。
ケルビーノは窓から逃げ、フィガロが身代わりとなる。
夫人はスザンナと衣装を取り替えて、伯爵と松の木の下での逢引を思いつく。
知らないフィガロは「女は信用できない」と嘆くが誤解が晴れて2人は仲直り。
一方、夫人と知らずに口説こうとしていた伯爵も事情がやっと分かって反省する。
フィガロに金を貸していたことを理由に結婚を迫るおばさんマルチェリーナとバジーリオが、
実は両親だった!なんて妙なドタバタもあって、なかなか複雑。

男女のコメディの裏には、貴族社会が崩壊しようとしていた時代に、
金持ちの言いなりになって妻や恋人を遊び道具にされていた昔と違って、
市民が地主に対してモノ申すというシリアスな事情もある。

ケルビーノが歌うカンツォーナ♪恋とはどんなものだかご存知のあなたがた は聴いたことがある。


モーツァルト歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲 2幕
台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ プラハ・チェコ合唱団/ウラハ国立歌劇場管弦楽団 指揮:カール・ベーム

好色な若い貴族ドン・ジョヴァンニはあらゆる国の、あらゆる階層の、あらゆる年齢層の女性と遊びまくってはトラブルを撒き散らしている。
召使いのレポレロは命令に従って段取りをつけたり、後始末をしたりしているが、もういい加減辞めたいと思っている。
ドンナ・アンナを襲って失敗し、怒った父親の騎士長を決闘で殺してしまうドン・ジョヴァンニ。
アンナは許婚ドン・オッターヴィオに復讐を誓わせる。

まったく懲りないドン・ジョヴァンニは、村の娘ツェルリーナに狙いをつけ、婚約者マゼットはハラハラしどおし。
以前捨てられたドンナ・エルヴィラは、「甘い言葉に騙されるな」と忠告して歩く。
みなを騙すため、ジョヴァンニは、レポレロと衣装を替え、エルヴィラの召使いを口説く間、レポレロにエルヴィラの相手をさせる。
それがバレて命からがらレポレロは逃れる。
墓場から騎士長の声が聞こえジョヴァンニを戒めるが、墓石を夕食に招待するジョヴァンニ。
墓石は夕食に現れ、今度はジョヴァンニがあの世での夕食に招待され業火に焼かれるという結末。

ラスト近くに同じモーツァルト作曲の「フィガロの結婚」からアリア♪もう飛ぶまいぞ、この蝶々 が入る。
「ドン・ジョヴァンニ」って題名は聞いたことあるけど、ピンとくる曲はなかったな



アダージョ=音楽で、速度標語の一。緩やかに、の意。アダジオ。
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